A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

人生の分かれ目

2009年03月11日 16時46分28秒 | LIGA SAGRES 08-09
今日はCLを見たので、リパプールとベニテスのことを書くつもりだったんですけど(ベンフィカの練習はお休みでしたし)、A Bola、Mais Futebol、Recordと読み進めて、Correio da Manhaまで来たら、「マラドーナの側近(?)はCMに次のように明かした:代表監督はアイマールのいくつかの試合を見た、(呼ぶ?)意図はある」。ふーん・・・。「サッカーを愛する我々はみんな、リーベルのアイマールを懐かしく思っている。彼とサビオラとフアン・パブロ・アンヘルとの攻撃を今でも覚えているよ。」なんて言葉も載っていました。でも、リーベルのアイマールはもういないんだよね。それにこのCorreio da Manhaは、本当にいい加減な(失礼)信憑性ゼロの新聞なので、話千分の一程度に聞いておくのが無難かと思われます。それから、パブロ自身も年末ですが言っていたように、まだ代表レベルにはちょっと届いていないかなと個人的には感じますね。

で、次、行こう、次、とJornal de Noticiasで、aggregate 12-1の悲惨なスポルティングの話とか、ベンフィカの背の高い守備陣の話を読んでいたところ、横のフラッシュ・ニュースの欄に、「リケルメがマラドーナとの誤解のために代表を辞退」。はあ?!?! その記事と、後Oleの記事を二つ読んだので一応リンクしておきます。:"Yo no tengo los mismos códigos que él""Hay que alentar, estamos todos, no llamen más"
アイマールも老けたと思っていたけれど、二年ぶりぐらいに見るリケルメはそれ以上でちょっとびっくり。
(もしかして、このニュースは昨日から出ているのかな? さっき昨日の自分のブログのアクセス記録を見たら、2006年のアルゼンチン代表の記事が多かったので、なんで今頃こんな昔の記事?と首を捻っていました。)

よくわかりませんが、リケルメの言い分は
「もう30歳でベビーじゃないから状況ははっきりわかる。代表のためなら死んでもいいので、ワールドカップをテレビで見るのは辛いけれど、代表監督とは考え方が違うからもう無理。最近じゃ、代表のことを電話で知らされるより、ラジオやテレビで知ることのほうが多いんだ。フランスに行かないことだって、ラジオで知ったしね。2008年は素晴らしい年で、僕は多くのものを勝ち取り、多くの賞を得た。それなのに、突然リケルメは悲惨でパスもできないやつということになっているんだ。僕はもう疲れたよ。平和に暮らして生活を楽しみたいんだ。」
マラドーナが南米予選ベネズエラ戦にリケルメを召集しようとして5回も電話したのに、電話に出なかったそうです。

感想は、やっぱり「はあ???」しかないかな。直接電話がないから、代表引退することにしたって・・・我侭、じゃなくて贅沢としか思えませんが。ま、以前も代表を引退して復帰していますから、今度もまた復帰するのでしょう。好きなときに引退したり復帰できるのは、皮肉でもなんでもなく心底羨ましいですね!!

ところでリバプールの話に戻ると、今日の試合を見て、アイマールにとって人生の分かれ目はバレンシアがベニテスを解任したことだったよねえ、としみじみ思ってしまいました。アイマールが特別ベニテスに気に入られていたとは思わないけれど、普通には使ってもらっていたから、二冠翌年のCLとリーガ・・・また全然違ったことでしょうし、恥骨炎の手術もなかったかもしれないし・・・。結局は監督なんですよね。それは、パブロだけでなく、アルベルダやバラハやビセンテたちにも言えるのでしょうけれど。ただ、当時のワールド・サッカー・マガジンのアイマールの連載を今でも持っているのですが、パブロを始め選手たちはベニテスに批判的で監督交代を歓迎していたから、自業自得ということでしょうか、悲しいけれど。