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A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

クロアチア戦見れません・・・

2006年02月21日 15時55分07秒 | Liga05-06
サンタナTVというところでライブ放送。アイルランド系のテレビ局で、ディレクTVに
入っていないと見れません。私が入っている衛星放送はDishNetなので、逆立ちしても
見ることは不可能。サンタナTVは普段はプレミア、スコティッシュなどUK系のリーグ放送
しているのに、どうしてアルヘン-クロアチアなんかに手を出すんだろう? クレスポ
だけなのに、プレミアは。リーガのGolTVに放送してほしかったのになあ・・(がっくり)。
サッカーのテレビ局がいろいろな衛星放送にばらけているので、とっても不便です。今週
のCLも、チェルシー-バルサとマドリ-アーセナルはESPN2で放送なので見れますが、
レンジャーズ-ビジャレアルはこのサンタナTVの放送なので見れないんです。どうにか
してほしい・・・。

バレンシアの月曜日の練習、ソシエダ戦のスタメン組みは45分のみ。ゆっくりとした
ランニング、ストレッチ、ジムでの運動でした。
一方では、ベンチや召集外だった選手たちにキケが加わって練習試合をしたとか。
キケのチームにはエドゥ、カルボーニ、アングロ、ファビオ、対するアシスタントコーチ
のエスクリバのチームにはホルへ・ロペス、ヴィアーナ、クーロ・トーレス、パブロ
(Bの)。どちらが勝ったのかは書いてありません。
練習の雰囲気は最高で、アルビオル、ナバーロ、カニサレスがビージャにスプリンクラー
の水を掛けたりしたそうです。(オフィシャルに載っている写真がそれですね。)
この記事読んで思ったのですけれど、代表の練習風景ではアイマール笑顔が一杯なのに、
バレンシアの練習では笑っていることが全然ありませんよね。周囲が同国人でないと
そんなに違うものなのかなあ・・・。

13試合連続で負けがないのは、バレンシアの歴史で2番目に良い記録だそうです。同じ記録
は今までに3回達成されていて、52-53、67-68、01-02。01-02のときはベニテス
ですが、5勝8分けなので、現在の10勝3分けの成績のほうがずっと良いですね。チーム
最高記録は89-90の15試合連続負けなし。Víctor Esparragoというウルグアイ人監督の
ときの記録ですが、このときは優勝できなかったということですね。
ソシエダ戦の勝利により、バレンシアはアウェイで一番多くのポイントを挙げている
チームとなりました。なんと7勝2敗3分け。昨シーズンはアウェイで全く勝てなかったのに
すごい数字です! 最近守備が安定しているのが大きいですよね。カニサレスとアルビオルに
感謝!というところ。攻撃陣は冷や冷やですが、なんとか踏ん張っています。
「ビージャ&パブロ、がんばって」と毎節祈るような気持ちですが。

明日の火曜日は練習がお休み。(CLないですから・・・。)
さて、サンノゼの小学校も今週はどういうわけか一週間お休み。Winter Breakだそうです。
今日はPresident's Dayという全く趣旨のわからない休日で、モントレーの水族館に
行ってきました。晴れた爽やかな日で、青い太平洋を右手に見ながらハイウェイを走っていたら
カーラジオから「Hotel California」が。おお、これほど完璧なシチュエーションでこの曲を
聴くことは滅多にないな、とちょっと感動。
この海沿いのハイウェイを走っていたとき、息子は「日本が見えた」と言い張っていましたが、
本当に見えたのかな? 確かに太平洋の向こうには日本があるはずですけど。

[リーガ第24節]レアル・ソシエダ1-2バレンシア

2006年02月20日 17時13分58秒 | Liga05-06
先ほどライブで試合を見ての感想は書いたのですが、Las Provinciasを読んで少し
驚いたことが。
後半63分にファビオ・アウレリオがルフェテと交代で入ったとき「ん?ファビオが
右サイドをやるのかな?」と不思議だったんです。でも、ファビオは左サイドにいた
ので、ミゲルが少し前目なのかなあとチラリと思ったくらいで、試合の展開に夢中に
なっていてそれ以上何も考えていませんでした。
それがLas Provinciasによると、後ろを3バックにして、中盤がミゲル、バラハ、
アルベルダ、ファビオの4人、前にアイマール、レゲイロとビージャが2トップという形に
したそうで。なるほどねえ。アイマールは少しやりにくそうに見えましたが、結果は
出たので、キケの賭けは大当たりだったということですね。

Las Provinciasより抜粋:


試合は、レアル・ソシエダにとっては誰もが夢見るようなスタートとなった。バレンシアにとっては反対に決して望まないような始まり。最初の攻撃でスコウボがシュートして1-0。更に悪いことに、開始7分にはカニサレスが2点目のピンチを迎える。今度のはノボのシュートで、カニサレスが体でブロック、幸運にもボールは左ポストに当たった。キケのチームにとって最悪の時間帯で、選手たちは衝撃から立ち直る時間が必要だった。それにはルフェテがポストにクロスを当てるまでの12分かかった。とはいえチームの反応は遅く、ソシエダは上手く守っていた。バラハは、何度かミスをしながらサイドに展開して、アイマールに繋げようと試み、アイマールはなんとかもっと攻撃的なパートナーを見つけようとしていた。ルフェテとレゲイロは切れ切れに登場するものの、レゲイロは迷い、無気力。試合にまったく入れていなかった。またビージャも良くなく、試合から消えていた。

ハーフタイム後、キケは賭けに出た。ルフェテに替えてファビオ・アウレリオ。3バック(アルビオル、ナバーロ、モレッティ)4人の中盤(ミゲル、アルベルダ、バラハ、ファビオ)、前にアイマールと2トップ(ビージャとレゲイロ)。バレンシアは別のチームになった。もっと攻撃的になり、ゴールを現実的に追い求める決心をした。リスクも大きいが、バルサとレアル・マドリッドが前日勝利している以上、こうするしかなかった。そして、追い求めていた褒賞は与えられた。それも予想もしなかった状況で、もっともありえなさそうだった選手により。なぜならレゲイロは良くなかったから。しかし左サイドの選手は、クロスでソシエダのGKを打ち負かし、ボールはネットをゆさぶった。ウルグアイ人はこれだけに満足せず、Larreaがプレゼントしてくれたボールを利用して2点目を挙げた。その後カニサレスがスコウボのシュートを見事に防ぎ、勝利に大きく貢献した。



asのel crackはレゲイロ、el dandyはスコウボ。駄目な人その1はアルベルダ。
(タックルが良くないとかなんとか。)駄目な人その2はもちろんLarrea。レゲイロに
ナイスパスを送った人です。

最近、相手GKやディフェンスのミスに乗じての得点というのが多くて、綺麗な形からの
得点がないですよね・・・。今日の試合で後半25分くらい、右サイドでアイマール→
レゲイロ(ミゲルだったかな)→アイマール→ビージャとボールが繋がったのは
ビューティフルだったんですが、ビージャが上手くクロスを上げられずに終わって
しまいました。

1 - Real Sociedad: Riesgo; Cifu, Labaka, Jauregi, Rekarte; Larrea, Mikel Alonso, Uranga (Mark González, min. 64), Novo, Diaz de Cerio (Xabi Prieto, min. 46); Skoubo.

2 - Valencia: Cañizares; Moretti, Navarro, Albiol, Miguel; Regueiro (Curro Torres, min. 90), Baraja, Albelda, Rufete (Fabio Aurelio, min. 64); Aimar (Hugo Viana, min. 85) y Villa.

Goles: 1-0, min. 1: Skoubo. 1-1, min. 69: Regueiro. 1-2, min. 89: Regueiro.

雨のアノエタ

2006年02月20日 07時39分47秒 | Liga05-06
雨と風、そして気温9度と聞いて、うわー、厳しい試合になりそうと思っていたら・・・。試合前の黙祷のとき音楽が流れたんですよね。黙祷はよくありますが音楽なんて初めて聞いたので、珍しいなあと聞き入っていたんですけど、もしかしてバレンシアの選手たちも同じだった?! 一瞬動きが遅れたような感じで、キックオフ後ソシエダのパスが三回繋がってもういきなりスコウボのゴール。開始11秒の出来事に、心底凍りつきましたよ・・・。

その後バレンシアがボールを支配して、アイマールの調子も悪くはなかったのですが。ビージャが不調で、バラハ、アルベルダも焦りからか今一つ。結局前半は追いつけず、私の心もテレビに映し出される雨のアノエタと同じくらい冷え冷え。
後半は、もっと悪いことにソシエダの選手交代が良かったのか、ソシエダのほうに決定的チャンスが多くなります。そしてアイマールが前半より駄目。ドリブルを一回もしなかったし、後ろにボールを戻すことが多かった。無理な姿勢でボールを競ることがたくさんあったので、どこか痛くしたかしらととっても心配なんですが・・・。どうかなんでもありませんように・・・・・。

試合のほうは負けを半分覚悟していたら、レゲイロが普通ならクロスを上げる位置から
ゴラッソなシュートで同点。よくあんな角度のないところから入れたなあ。
二点目は、ちょっとはっきり覚えていないのですが、ディフェンスのバックパスを
レゲイロが奪ったんだったかな。落ち着いてGKをかわして勝ち越し点。ソシエダから
したら二点とも騙されたような点でしょうね。

勝てて本当に良かったけれど、90分中70分間は冷たい雨に打たれているような気分でした。次回は、アイマールの笑顔がある楽しい試合を見たい・・・。

PREVIA[リーガ第24節]レアル・ソシエダ-バレンシア

2006年02月19日 17時42分32秒 | Liga05-06
今日は雨がときどき降る寒い日だったのですが、久しぶりにサンフランシスコに行って
きました。子ども科学館のような所に行って、リトル・イタリーで夕食。帰宅後、
録画しておいたバルサ-ベティスを見たわけですが・・・見終わってすごく不機嫌に
なっちゃいましたよ! ベティス弱すぎ。先週のバレンシアの緻密な試合を見た後だと、
腹が立つほど情けない試合に見えました。ロナウジーニョを思いっきりフリーにしている
し。決定機だってずいぶんあったのに、全然決められないし・・・。あーあ。

というわけで、バルサもマドリもついでにビジャレアルもセビージャも快勝しています。
先週バルサに勝って浮かれていたけれど、後ろもみんなしぶとくついてきているので、
ほんの少しでもこけると、あっという間に4位まで転落するんですよね(泣)。そして、
相変わらずフォワードはビージャしかいないし・・・(涙)。ミスタやビセンテの復帰は
いつなんでしょう??とにかく彼らが帰ってくるまで、今のメンバーで歯をくいしばって
がんばるしかありません。

asのPrevia読みましたが、要するにバレンシアにはミスをする余裕はないということ。
注目はSkoubo(スコウボ?)とビージャのフォワード対決。デンマーク人FWは冬の移籍で
ソシエダに加入したようですが、5試合で2得点と好調。
ソシエダのArconada監督は、バレンシアについて「個人の力をグループの力にまとめ、
パブロ・アイマールの創造性とビージャの機動力と決定力が際立っている」と分析して
います。
ソシエダは、ここ7試合で一勝五敗二引き分け。得失点ともに多いので(32得点44失点)
ゴールがたくさん見れる試合となるだろうとの予想。
注目のエースは、ソシエダがSkoubo、バレンシアがアルベルダ。
ソシエダは怪我でニハト、コバセビッチを欠いています。

Las Provincias:
「それでも、バレンシアはとても落ち着いてバスクの町に到着した。彼らは、うまく試合
を進め、良いラインを保てば、結果は良いものになると確信している。去年のような
信じられないような驚きを避けるために、最後の笛が鳴るまで集中力を保つことは
確かに必要だ。」
去年、放送が取り消されたのはソシエダ戦だったでしょうか? 終了間際にシスコが
勝ち越したのに、結局追いつかれたとかそんな試合だったような気がします。

バレンシアの予想スタメンはアングロがルフェテに替わるだけで、後は不動。
カニサレス、ミゲル、アルビオル、ナバーロ、モレッティ、アルベルダ、バラハ、
レゲイロ、ルフェテ、アイマール、ビージャ。
GolTVでライブ放送あり。どきどきです。マルカには17時開始とあるけれど、
オフィシャルでは19時開始。マルカが間違えていると思って大丈夫かな。テレビの
放送も19時の試合をライブという計算になっていますし。
とにかく落ち着いて自分たちを信じてがんばってほしいものです。







フィジカルコーチの言葉

2006年02月18日 15時11分13秒 | Liga05-06
Nacion Lineにアルゼンチン代表のフィジカルコーチ、ウルタスンの話が載っていました。

La Nacion Lineより抜粋:


ウルタスンの新しい計画
ワールドカップが近づき、アルゼンチン代表のスタッフたちは2002年の過ちを正そうとしている。ペケルマン率いる代表チームのフィジカルコーチの一人であるエドゥアルド・ウルタスンは、2002年にアジアで起こったこととは違い、2006年ドイツ大会に選手たちは良いフィジカル状態で臨めるだろうと信じている。そのためのプランはもう練られている。
「選手たちは一人一人に合わせたトレーニングをして、各自が最良の方法でワールドカップを迎えるだろう。」

召集されたメンバーたちは、試合の23日前である5月16日から17日に代表に入る。
「5月21日までは、年間の試合数に応じて選手たちそれぞれに合わせた練習を行う。年間60試合をこなした選手と40試合の選手では違うからね。選手たちを5つか6つのグループに分けるつもりだ。しかし、試合の15日前までは極端に激しい練習は行わない。」
日韓ワールドカップでは試合直前に負担の大きい練習を命じたボニーニが批判されることになった。

またウルタスンは、代表選手たちのフィジカルについても話した。
「サネッティ、カンビアッソ、サムエル、エインセ、マスチェラーノは、回復が早い。ソリンやアイマールなどの選手は、試合と試合の間では消耗している。(Otros, como Sorín o Aimar, sienten el desgaste entre partido y partido.)」



あの体格だと予想されることではありますが、アイマールはやっぱり試合の後の疲労が
激しそうですね・・・。ビージャのスタミナを分けてあげてほしい・・。(ソリンは少し
意外です。いくらなんでも走りすぎなのかも。)
バルサ戦もあれだけ屈強なDF陣と競り合っていたからかなり疲労困憊だったでしょう
けれど、ちゃんと回復しているでしょうか?? プジョルでさえ今週は膝に痛みが出て、
練習中止などあったようですね。

キケが日曜日の試合に向けて記者会見をしています。今一番心配なのは、大きな試合が
終わった後で選手たちに気の緩みが出ることですが、
「チームと選手たちを少し見れば、何も心配することはないのがわかる。我々は謙虚さを
保っているからだ。」
アネオタで選手としても監督としても勝利がないことについては、
「数字についてはよく知らない。ヘタフェでは良い試合をして引き分けだった。もしも
統計が悪い数字なら、それは打ち破るためにある。」
その他にもたくさん話しています。

バルサとマドリの試合が土曜日にあるので、結果次第ではプレッシャーが大きくなりそう。
でも、最近のバレンシアはある程度プレッシャーがあるほうが良い試合をしているような
気もしますね。



[リーガ第23節]バレンシア1-0バルセロナ

2006年02月13日 16時56分17秒 | Liga05-06
Good Job、パブロ!(笑顔) アイマールって本当にいい選手だなあ。
I will support you till the day you stop playing football, Pablo!

午前中用事があって大急ぎで帰ってきたんですけど、間に合わなくて15分遅れで試合を見始めました。それから前半終了まで、ほとんど身動きできなかったし、緊張で息もできなかった。でも、そんな前半が終わって「勝てそう!」と思えました。 GolTVの実況は「バルセロナがボールを支配。バレンシアはもう少し中盤でボールを取ったほうがいいのでは?」と言っていたけれど、同意できなかったな。バルサがボールを持っていても全然怖くなかったですよね。アルビオル落ち着いていて全く危なげなかったし(すごいなあ、若いのに)、アイマールのプレーは気迫がこもっていた。あの胸トラップをしながら反転してGKに向かっていったプレーは驚愕もの・・・。あのときシャツを引っ張られていたんですよね。asには「エディミウソンのPKの対象だった。数少ない正直者であるアルゼンチン人は倒れずに、シュートはバルデスに弾かれた。」とあります。

バルデスがビージャにナイスパスしてくれたおかげで、1点リードで後半に入ったわけ
ですが、試合の面白さとしてはもう少しゼロゼロで行ってくれたほうが良かったかも。
完全にカウンター狙いで、前半ほどバレンシア攻撃しなくなったから。それでも
アイマール、ボールカットを常に狙っていて、結構ボールを奪っていましたね。
アイマールのプレイスタイルや容姿(笑)なんかももちろん大好きなんですが、こういう
ファイトがあるところ本当に最高です。
途中まで危なげなかったバレンシア、ベレッチが入ってからは少し押され気味に
なりましたが、幸いこの選手交代が遅かったので、逃げ切りに成功。デポル戦よりも
ずっと安心して見れました。

asとLas Provinciasを読み比べると、asはアイマールを、Las Provinciasはビージャを
褒めていますね。asのcronicaの抜粋:


バルセロナは、メスタージャを納得させるためにここを訪れた。それはスタンフォードブリッジでの試合に直接影響する試験だったが、バルサは、メスタージャから臆病な精神を持って帰ることになった。まるで数年前の未熟な状態に戻ってしまったかのように、確信よりも多くの疑問を抱えて。ビージャはリーガに革新をもたらし、3週間前には追いつくことが不可能に思えた首位バルサとのポイント差を6に縮めた。
バルサのGKは、簡単なクリアに失敗して、ボールをビージャの足元にパス。そのときまで優位に立っていたのはバレンシアのほうで、デコ、メッシ、ロナウジーニョのいないバルセロナを封じていた。アルベルダとバラハは最終ラインを完璧に補助し、最終ラインではモレッティだけがジュリに苦労していたが、フランス人選手の怪我で安堵。アイマールは良い判断を示し、アングロとレゲイロはオレゲ-ル、プジョル、ジオにプレスをかけた。ビージャはマルケスとの競い合いに勝ち、バルデスのミスから正当な褒賞を得た。

el crack:アイマール インテリジェンスを持ってボールを処理し、攻撃に関して最良の判断。時間帯が来ると、献身的な働き。

el dandy:カニサレス 2度のセーブがバルサの同点を防いだ。ラーソンのシュートを足で防いだものが特に良かった。



マドリ寄りのasですからね、バルサのことをボロボロに言っています。el crackが
アイマールなのは嬉しい。ちなみに駄目な人その1はもちろんバルデス、その2は
マルケス。

Las Provinciasのアイマールについて触れている部分:


ビージャとカニサレスは違いを見せつけたが、メスタージャはこの午後観客席を揺らせた選手にも賞賛を表そうとした。アイマールは拍手に包まれてピッチを後にした。その拍手は、リーガがだんだん近づいてきた試合終了後に何倍にも大きくなったのだった。



スタンディング・オペーションは感動的でした。ベンチに座ってごくごく水を飲む
パブロ、頭を軽く叩かれていました。そういえば、あのマジカル・トラップ&シュートの
後でもバルデスに頭をポンとされ、「誰、今僕の頭を触ったのは?」という顔をして
いましね。相手GKにあんなことされる人、アイマールぐらいなものでしょうね。よっぽど
みんなパブロのふわふわ髪に触りたいのかな。(そうそう、髪の毛やっぱり切っていたね!)

最後にライカールトの談話:
「チームは戦い、勝つために全てのことをしたが、バレンシアもまた彼らの方法でそれを
した。ペースの速い試合だった。こんな形で敗れたのは残念だ。バレンシアはカウンター
攻撃を待っていて、そのシステムはよく機能していた。6ポイント以下のポイント差より
は6ポイント差があるほうがよい。」←そりゃそうですけどね。

1 - Valencia: Cañizares, Miguel, Albiol, David Navarro, Moretti, Albelda, Baraja, Angulo (Rufete,m.80), Aimar (Hugo Viana,m.89), Regueiro (Fabio Aurelio,m.85) y Villa.
0 - Barcelona: Valdés, Oleguer (Belleti,m.56), Márquez, Puyol, Van Bronckhorst, Edmilson, Van Bommel (Sylvinho,m.71), Iniesta, Giuly (Larsson,m.42), Etoo y Ezquerro.
Gol: 1-0,m: 43: Villa.




PREVIA[リーガ第23節]バレンシア-バルセロナ

2006年02月12日 17時19分00秒 | Liga05-06
ものすごく緊張しますね。でも、キケも言っているように「Importante pero no
definitivo(重要ではあるが、最終的なものではない)」、なぜならアングロも言う
とおり、まだ試合がたくさん残っているから。確かにバラハが言うように「この試合に
勝てなければ、ゴール差から優勝の望みはなくなる」こともまた事実かもしれませんが、
今シーズンの目標はチャンピオンズリーグ圏内だったはず。余計な気負いをせず、冷静に
試合をしてほしいです。(そうすれば結果もついてくるはず!)

Las Provinciasの記事は景気が良すぎて、ちょっと訳す気になれませんでした。
ロナウジーニョ、メッシ、デコがいないのはバルサにとって大きいとは思いますが、
前線のエトー、ラーション、ジュリは充分怖いと思うんだけれど。asも書いていますが、
「バルサは、ロナウジーニョ抜きで勝つ方法を知っている。ベティスに1-4、カディスに
1-3で勝利。」
また、asはカウンター攻撃が鍵になると予想。「アイマール、レゲイロ、ビージャが
トリオを形成し、バルサにプレッシャーを与える。バレンシアにとっては、守備と攻撃の
素早い切り替えが非常に大事になるだろう。」
アイマールとレゲイロの連携がまだ今一つのような気がして心配。どうかうまく行きます
ように。

asは、注目のエースにアイマールを選んでいます。(ああ、選んでほしくなかったな!)
「限られたスペースを解決するためのスピードとプレーの明確さ」 お願いしますよ、
パブロ!
バルサからはイニエスタ。「シャビとデコを失ったバルサは、この若い中盤の選手の手に
試合を委ねる」

最後にLas Provinciasにこんな記事が載っていました。
マニセス空港に到着するバルサの選手たちを、100人ほどのファンが待ちうけていた
らしいのですが:


不可解だったのは、サインや写真をもらうため、少なくとも声を掛けてもらうために、静かに、到着が遅れても辛抱強く待っていたファンたちに対する選手たちの態度だ。エトー、プジョル、ジュリとそのチームメートたちは、音楽を聴きながら空港の通路を歩き、ファンたちの存在に気がついたそぶりすら見せなかった。そこにいた子どもたちの一人にサインするために立ち止まったただ一人の選手はアルゼンチン人のマクシだった。ピッチ上だけでなくこんなところにもロナウジーニョの不在は明らかだった。ブラジル人はどう人々に対応するかを知っている選手だから。



偉いぞ、マクシ! 他の選手たち、ひどいですね。こんなチームには負けたくないという
思いがふつふつと。(それが狙いなんでしょうねえ、Las Provincias。日曜日の11時半
にホテルに行けば、サインは貰えると最後に書いてあります。でも、待っているファンを
無視するなんて・・・)

予想スタメン:バレンシアのは、書くまでもないのでバルサのほうを載せておきます。
Victor Valdés Van Bronckhorst Belleti Puyol Edmilson
Márquez Van Bommel Iniesta Giuly Larsson Etoo

追加:asに長~いビージャのインタがあって面白かったです。奥さんがサッカー選手
だった(センターバック)と言っていますね。

ロナウジーニョ、結局アウト

2006年02月11日 05時47分54秒 | Liga05-06
規律委員会も、ロハの軽減を認めませんでした。ありがたいことですが、ちょっと
びっくりでもありますね。普通に考えてあのロハは厳しいと思うので。別角度から映像を
見ると違うのか、それとも・・・。

デコについては検査の結果、筋肉の断裂はなくて、筋肉が固まって縮んだ状態(?)。
デコ:「プレーしたいが、早まってもいけないと思う。リスクを犯す必要があるときも
あるが、他にたくさんの試合が控えているので慎重になることも必要。」
土曜日バレンシアに出発する直前の練習で最終決定するそうです。

バレンシアのほうはというと、モレッティが胃炎になったそうですが、他の怪我人は今の
ところバルサ戦OKの模様。
キケ:「ビージャについては、100パーセントの状態で試合に臨めるように今週は最大限
の用心の処置を取った。その結果、彼は100パーセントとなるだろう。」

金曜日の練習は、各自のフリーチョイスで、バス&マッサージでもよいし、ジムでもよい
し、サッカーテニスでもよかったそうです。これについて、キケは:
「選手たちが少し休息を取り、日曜日によい状態であるようにという狙い。このような
練習は、選手たちをリラックスさせプレッシャーを取り除く。3日間の激しい練習を
してきたし、明日(土曜日)の練習もそうなるだろうから。」

こちらまで緊張してきました・・・。ところで金曜日の練習でサッカーテニスをした
のは、マルチェナ、クーロ・トーレス、ヴィアーナ、バラハ、レゲイロ、アングロだそう
ですが、他の選手が何を選んだのか書いていないんですよね。私だったらバス&マッサー
ジがいいけれど・・・。ところで、オフィシャルの人、2日に1回ぐらいはアイマールの
写真を載せてくれませんか(懇願)。

さて、今はカリフォルニア時間午後1時近く。これから、娘のお友達の誕生日プレゼント
を買いに行き、娘のお迎えに行ったら、サンフランシスコに向けて出発します。
ビージャじゃないけれど、ずっと胃の調子が悪くて、さきほど日系のお医者さんに行って
きましたが、お医者さんは「みんなサッカー見に行くみたいだねえ。でも、やるのがSBC
パーク??!! 野球場としては最高の場所だけど・・・。」と絶句していました。
うーむ、野球場でサッカーって想像できないですよね。今日も天気予報通り、ゴージャス
でマジカルなお天気(日中は半袖でOK)。私はバレンシア-バルサのほうに緊張していて、
日本戦にはちっとも緊張していませんが、楽しく応援してきます♪ 夜中に帰ってきて
ブログを書けるかな?

ビージャが胃炎に

2006年02月10日 16時25分31秒 | Liga05-06
デコが練習中に負傷と聞き「これは・・・!」と思ったのですが、asによると大したこと
はないようですね。シャワーを浴びたら、良くなってしまったそうで。Marcaは、
チェルシー戦も近いから休ませるのではと推測しているけれど。どちらにしろ、今日検査
の結果が出てはっきりするそうです。選手の怪我を喜ぶなんて良いことではありません
が、今のロナウジーニョよりデコが出ないほうが嬉しかったりして。

そのロナウジーニョのロハ処分が軽減されるかどうかも、まだ未定のまま。裁判所は
バルサの訴えを却下したのですが、バルサは今度は例のスポーツ規律委員会に提訴。
こちらの裁定は金曜日の午後4時に出るそうです。何もかもぎりぎりなスペイン。
ロナウジーニョは最近ずっとぱっとしませんが、一週休んでいるから調子戻っているかも
しれないし、昨シーズンのメスタージャでの一発も記憶に新しいので、できたら出ないで
ほしいですよねえ。ロナウジーニョいなくても、前線がエト-にジュリにラーションって
充分怖すぎだし(いっぺんには出さない?)その上ロナウジーニョがいたら・・・。

ビージャのほうはオーバーロードはずいぶん良くなったみたいですが、運悪くあの胃炎に
かかってしまったんですね。一晩中吐き続けて、ほとんど眠れなかったとか。大丈夫かな
あ。でも、アイマールが胃炎に罹ったときは2日間練習できませんでしたが、ビージャは
今日も少し練習した模様というか、少なくとも練習場には来れたみたい。記者会見して
いますもんね。アイマールの場合は体重が減っていろいろ大変でしたが、ビージャは
どうなんでしょう。試合まであと2日・・・。

アルベルダの名前はメディカルレポートから消えていましたが、ダビド・ナバーロは依然
微妙のよう。駄目な場合は、モレッティがセンターに入り、カルボーニを左サイドバック
に起用。またビージャが出れない場合は、アングロがワントップでルフェテが右サイド。
これ、Las Provinciasに書いてありましたが、これしかないから私が考えても思いつき
ますよね(涙)。

練習の写真などが全然オフィシャルに掲載されないので、アイマールの姿も見ていません
が・・・。これだけ怪我人が多い中「No news is good news」だと信じています。最後
の瞬間にとかお願いだから止めてくださいよ。私がもう一つ気がかりなのは、ずいぶん
伸びていたからそろそろ髪を切るんじゃないかということ(下らなくてごめんなさい)。
髪の毛を切るとろくなことがないように思うので、できれば切ってほしくないんです。
写真があればチェックして安心できるのですが、まあバルサ戦前にそんなことしないで
しょう(根拠ないけど)。

そうそう、リケルメのニュースがス-ペルに載っていました。アルヘン代表のドクターの
診察を受けたそうで、来週にはスペインに戻るそうです。CLのレンジャース戦には間に
合うだろうとのこと。このアルヘン代表のドクターは Donato Villaniという人ですが、
アジャラが手術してもらった人? 自分の過去ログを見ればわかりますが。アルヘンの
選手からは絶大な信頼を受けているんですねえ。リケルメは15年前から診てもらっている
そうです。(今、アイマールのこと書こうかと思ったけれど、やめておきました。最近
やたらと縁起をかついじゃうな・・・。)

サラゴサ見て、日本代表見て

2006年02月09日 16時12分05秒 | Liga05-06
今日は二度目の投稿ですが、いろいろ書きたいことが。

まず、国王杯サラゴサ-レアル・マドリッド見ました・・・。ある意味歴史的な試合を
目撃してしまったような感慨が・・・。6-1って、野球のスコアじゃあるまいし・・・。
ディエゴ・ミリートが前半だけでハットトリック達成です。後半に1点取って、6点中4点
がミリートの得点。普段は呑気なGolTVのアメリカ人実況のフィルも、思わずミリートが
点を取るたびに「ゴー-----ル!」とスペイン風に絶叫。彼がボールに触るともう
100パーセントゴールになりそうな気配です。ディエゴ・ミリートはバティストゥータに
なれる!と確信しましたが、どうでしょう。サッカーにもコールド負けがあればよかった
のにと思うほどの惨敗でした、マドリ。


上の写真なんですが、普段はアイマールの写真しか載せないと決めています。
でも、これは中澤選手に、福西選手・・・(笑)。特別に載せてみました。(少し違和感
があるけれどね)

実は、こちらの時間で今週の金曜日夜8時から日本代表は、サンフランシスコでアメリカ
代表と親善試合をします。こちらではなかなか盛り上がっていまして、知り合いの日本人
はほとんど観戦に行くみたい。サンフランシスコのSBCパーク(でも野球場だよ、
とほほ)は車で1時間で行けるので。うちはどうしようかなあと思ったのですが、こんな
機会もなかなかないだろうしということで、観戦することに。3歳と8歳の子連れで
サッカーの試合を見れるものなのか・・・。娘のELDクラスの日本人は全員行くよう
なので、家族連れはきっと多いでしょうけれど。よく日本でテレビを見ていたとき
「在留日本人の方も応援に来ています。」なんてアナウンサーが言って、家族がのどかに
応援している風景が映し出されていましたが、あんな感じになるのかな。どの程度の
観客になるのか想像もつきません。

その上、日本代表チームは、うちから車でわずか20分ほどのサンタクララ大で練習して
いるんです(それを知ったときはほんとにびっくり)。今日、娘が日本人学校に行って
いる間に、お友達と誘い合わせて練習を見に行っちゃいました。今週のサンノゼは、
まばゆい太陽にうっとりするほどの青い空。選手たちは、北カリフォルニアの冬は最高と
思っているでしょうね。(実は雨がちな日も多いのですが) 大学のグラウンドに着いた
ら、練習試合をしていました。相手は高校生か大学生? 昼間サラゴサを見ていたせい
か、相手のわりにはゴール決まらないような気もしました。小野選手に久保選手もいた
けれど、普段アイマールにビージャを見ているから・・・いやいや、まだ時差ボケなんか
もあるのかな。アメリカは強いですが(先週?ノルウェーに5-0で勝利)がんばって
ほしいものです。

さて、バレンシアのニュースですが、ビージャは1人で別メニュー。金曜日にグループに
戻ることを目標としているそうです。
アルベルダとダビ・ナバーロのオーバーロードは日曜日の試合に差支えるほどのものでは
ないとのこと。
一番気になるのは、ロナウジーニョのロハが軽減されるかどうかということ。バルサは、
二シーズン前のフィーゴのビデオを裁判所に提出して「フィーゴがこれで軽減されたんだ
から、ロナウジーニョも軽減してくれ」と訴えています。asは認められる公算が強いと
書いていますが・・・。確かに、あれで赤紙は厳しいとは思うけれど、やっぱり
メスタージャにいないほうがありがたいので、ロハのままでいてねと祈るのみ。木曜日に
は結論が出るとのことです。

ビージャが練習を早退

2006年02月08日 15時58分27秒 | Liga05-06
最初、見出しを見たときには「まじ?!」と背筋が冷たくなりましたが、記事を読む
限りでは軽いものなのかな? でもこのGiner医師はいつも楽観的だから油断はできないかな?



とても深刻で心配そうな表情で、ビージャは車のほうに歩きながら、ファンにサインをして、記者たちの質問には少ししか答えなかった。
「ドクターは言わなかった? オーバーロードがある。用心のために練習を取り止めた。日曜日にプレーできるか? わからない。明日の調子を見てからだろう。」それだけ言うと、ビージャは車に乗りこみドアを閉めて、練習場を素早く後にした。そして30分後にクラブの医師は選手の状態を説明して事態を静めた。
「オーバーロードは深刻なものではない。今後数日回復具合を見ることになる。特別なことがなければ、試合には出れるだろう。」楽観的なGiner医師をこのように述べた。

ビージャは、練習中ボールを蹴ろうとしてグラウンドにつま先を引っ掛けた.すぐにフィジコの手当てを受けたが、サイドライン沿いで監督と短い会話を交わした後、練習を引き上げた。バレンシアの最大の得点源であるビージャのisquiotibiales(大腿?)の問題は新しいものではない。このところしばらく彼は、試合がかさんだための違和感の治療を受けていた。



ビージャまで出れなかったら、危機的な状況になります。フォワードがいない・・・。
asによりますと、ビージャはこれまでチームの得点の42パーセントを叩き出していて、
出場時間数もアルベルダの1692分、モレッティの1666分に次ぐ1614分だそうです。
なので当然コンディションも厳しかろうと思われますが、二シーズン前にはリーガ38試合
で先発出場、去年も35試合に出場。一週間以上長引いた怪我を一度もしたことがない
のですって!(本人がそう言っているらしい) ←驚愕の事実ですね。いったい何を
食べたらそんなに丈夫になれるんだか、アイマールにも教えてあげてほしい・・・。

そうだ、もう一つ大事なニュースがありました。デポル戦コイン事件のバレンシアへの
制裁処置が決まりました。結局メスタージャの閉鎖はなく、クラブに6000ユーロの
罰金ということです。大した額ではないですよね。よかった!



リケルメがアルゼンチンに治療のため帰国

2006年02月07日 16時04分27秒 | Liga05-06
今日は怪我のニュースが多かったのですが、一番びっくりしたのはこれ。
リケルメ、スペインに戻る日を決めずにアルゼンチンに帰国
最近二試合出ていなかったのは知っていたけれど(ずっと放送があったもので)
そんなに重傷だとはまったく知りませんでした。本当なら「アイマール、チャンスよ」と
思ってもいいはずなのに、どちらかというと「アルゼンチン、大丈夫かな?」と
うろたえる気持ちと「ううっ、怪我は怖いよ~」とびくびくする気持ちの方が強いです。
ワールドカップまでの日数がどんどん短くなってくると、怪我が恐ろしくて神経が
ぴりぴりするほど。幸い、リケルメはワールドカップは大丈夫そうですね。アイマール
には実力でポジション取ってもらわないといけないので、リケルメが怪我でアウトして
もらっても嬉しくないですもんね。(どちらにしろペケは、リケルメの控えとして
ルーチョを使うのでは?という噂も聞いたことがあるけれど。) 

その他、メッシは10日間の離脱なので、バレンシア戦は出場不可能。
同じくバルサのマルケスは、両足のオーバーロードで治療中。出場はまだ未定。
クライファートはオランダで右膝の関節鏡手術を行うため、1ヶ月以上の離脱。
ええっ!! ミスタもクライファートもビセンテも同時に怪我するなんて・・・。
ビージャとアイマールだけで、後1ヶ月ぐらい乗り切れるのかしら(涙)??
この前、あまりバレンシアの放送がないもので、去年のセビージャ戦の録画などを
見たのですが、もちろん負け試合なので良いところはあまりないのですけれど、
クライファートとアイマールの組み合わせは結構息が合っているなと思ったんですよね。
お互いの意図が通じているような感じ。それだけに・・・残念。

最後に、さきほど書いたアイマールのインタですが、短いけれどマルカ日本語版にも
出ていました(マルカの原文はそれなりの長さ。)アイマール「そろそろバルサは・・」
"Ya era hora de que el Barca perdiera algun partido" って、悩んだ末に
飛ばしちゃいましたが、「バルサは試合に負ける頃合いだった」ということだった
んですね。horaがhourでなくtimeだということに気がつければ、すぐにわかったのにな。

バルサの負けと夜明けのファンのお出迎え

2006年02月06日 17時04分30秒 | Liga05-06
バルサ、負けましたねえ。例のHDテレビ送りの試合なので、見てはいないのですが。
このところ調子は下降気味でしたが、まさか負けるとは思わなかったため、途中文字観戦
をしながら興奮しちゃいました。マクシとイバガサのアルヘンティーノたちも大活躍。
私は残念ながらバルサ戦は見れませんが(HDテレビ送りのため、涙)、今から緊張して
います。
メッシは怪我みたいですが、どの程度のものかは月曜日の検査ではっきりするそうです。
メッシのことをチェックするために、初めてバルサのオフィシャルページに行ってみまし
たが、バレンシアと違って(失礼)立派。英語ページが即効アップされていて助かり
ますね。メッシの怪我の場所は右足太腿の筋肉だとありました。Marcaのスペイン語の
記事には「iszuiotibialesに問題」とあり、これってアイマールがオサスナ戦前後に
筋肉のオーバーロードを起こしたところと一緒ですよね。ということは、今まで謎だった
アイマールの怪我の個所は太腿だったということかしら・・・。
最近のメッシはロナウジーニョより怖いので、いないにこしたことはないと思う反面、
アイマールと対戦してほしい気もするし、うーん、複雑。

さて、Las Provinciasとオフィシャルページに素敵な話が載っていました。


夜明けの5時近くにバレンシアの一行がマニセス空港に到着すると、そこには100人のバレンシアファンが出迎え

それは、もうとても遅い時刻だった。朝の4時半過ぎ、乗客たちは夢見勝ちの顔で、休息を取ることを考えていた。選手や監督たちは、1時間半の旅を終え、伸びをして、飛行機を降りるときの冷たい風で現実に戻った。それでも、彼らは、スーツケースを受け取り、出口に向かったときに、とても驚くことになった。ターミナルには、100人の若いバレンシアファンたちが、何人かは白黒のユニを着て、また何人かはバレンシア州旗やスカーフを持って、リアソールでのヒーローたちを迎えようと立っていたのだ。それは本当に嬉しい驚きで、数分後には車を停めてあるCiudad Deportivaへと選手を送り届けるオフィシャルバスに乗る為に歩いていきながら、選手たちからは喜ぶ声が聞こえた。「僕たちには、最高のファンがいるね」とキャプテンのアルベルダはささやいていた。
もしも水曜日の国王杯でのファンの行動がスペクタクルなものだったとすれば、今回のものは、ささやかだが、チームを称えることを知っているファンたちの本当に素晴らしい行動だった。



ファンとの信頼感がとてもいい感じになってきましたねえ。理不尽な国王杯敗退を経験
して、ファンとの絆が深まったみたい。
それにしても、4時半過ぎにバレンシアに到着なんて、サッカー選手って本当に大変な職業・・・。

選手たちは、もちろんこの後自宅で睡眠を取ったのでしょうけれど、キケ監督は、
少しの休息の後、41歳の誕生日を祝ったり(2月5日がバースデーだったそう)、
セカンドコーチたちと日曜日の試合を見て、分析をしたりしたそうです。監督も
大変・・・。Las Provinciasに長~いインタビューがありました。

さて、私はデポル戦をもう一度見直してみたのですが、後半をライブで見たときは
あんなにはらはらどきどきしたのに、結果を知っていると全然でした~(当たり前?)。
でも冷静に見ても、PK取られて1-1でもおかしくなかったように思います。
ヴィアーナやレゲイロと、アイマールの連携がやはり不満。アングロも不調で、最後
カウンターで相手ゴールに迫るのはアイマールとビージャだけだから、あれは疲れます
よね。
見直して気がついたつぼの場面は、前半33分頃、デポルのFKで壁の中にいるアイマール。
「ヘイ!」と言う声が集音マイクに入っていて(よく入っていることがある)、その後の
身振りが意味不明ですが可愛いです。GolTVのアナウンサーが、その身振りに合わせて
コメントをしていたので、いっそう可笑しかった。(No,no, you can`t do thatとか
なんとか。)

そういえば、昨晩アイマールがバレンシアのテレビに出るとオフィシャルにありましたが
本当に出たのかな? どこにも続報がないので・・・。

[リーガ第22節]デポルティーボ・ラコルーニャ0-1バレンシア

2006年02月05日 16時52分20秒 | Liga05-06
試合をもう一度見直してから書きたかったのですが、DVDを使用している人がいて・・・。ビージャとの抱擁シーンだけは見直しました。写真が右のものしかないのが、不満なんですが・・・(小さすぎるわ)。アイマールが背伸びしているのが可愛いです。もう一度見ても、なんというか、ピュアで愛のあふれる美しい抱擁でした。アイマールって、誰とでも気軽にハグするわけではないのだけれど、いざするとなると熱烈なんですよねえ。



キケ監督:
「チームはとてもプロフェッショナルな仕事をした。逆境から立ち直り、試合に勝利したのだから。
ビージャは、本当に素晴らしい(magnifico)選手だ。今シーズン二度と見れないようなゴールを決めた。しかし、今日の試合を勝てたのはチームの力によるもの。我々はたくさんの選手を欠いていたわけだから。」

カニサレス:
「各自がベストを出しきったバレンシアは勝利に値した。我々は、今までにないくらい走ったが、彼ら(デポル)もまたそうだった。」

ペナルティについて
「鍵は、蹴る選手の意図を読むことだが、主には、蹴るときに居心地悪く感じさせること。」

PKの蹴り直し(バレンシアの選手がエリア内に早く入ってきたため)については、主審の判断を擁護して
「普段は大丈夫だからといって、必ずしもやっていいことではない。リバウンドを取ることは大切だし、審判は毎回もっと注意して見ている。次回は入らないことが重要。」



ASのel crackはもちろんビージャで(ゴールは45メートルの位置から打たれた
らしい!)、el dandyももちろんカニサレス。
駄目だった人に、PK失敗のビクトルは当然ですが、もう一人がアルベルダなのには
少しびっくり。コメントは「荒れた試合ではなかった。アルベルダは一番ファウルを
犯した選手。マニュエル・パブロに対してのファウルは酷かった。」
そうだっけ? サッカーの試合でいつも思うのは、人によって見方が全然違うなという
こと。私は、ライブで見るときは、アイマールしか見ていないので、試合全般は
ちっとも把握できていません・・・。2回目にようやく他の選手の動きも見るという感じ。
(それでも、大して把握できないけどね。)
なので、再度見直したら、今日の試合の感想も変わってくるかなと思うのですが、
相変わらずテレビはあかないようです。

今日の試合で心配なのは、アイマールのばて具合かなあ。マドリ戦でも、記事には
「終盤は疲れていた」と書かれていたけれど、見た目にはそれほどにも思えなかった
のに、今日はありありと疲れていたから。今年になってから、欠場もあったし、短い
時間の出場の試合が多かったから、まだコンディションが上がっていないのでしょうか。
カニサレスのコメントにもあるように、かなり走っていたのも確かでしょうけれど。
ゆっくり休んでバルサ戦に備えてほしいものです。これでは、来年のCLが思いやられるわ
なんて、また気の早い心配を・・・。

0 - Deportivo: Molina; Manuel Pablo (Xisco; m.78), Coloccini, Juanma, Capdevila; Víctor, Sergio (Acuña; m.70), Duscher, Munitis; Arizmendi y Senel (Tristán; m.46).
1 - Valencia: Cañizares; Miguel, Albiol, Navarro, Moretti; Albelda, Hugo Viana; Angulo, Aimar (Rufete; m.86), Regueiro (Fabio Aurelio; m.77); y Villa (Jorge López; m.94).
Goles: 0-1; m.22, Villa.

勝ったけれど、疲れた・・・

2006年02月05日 09時13分54秒 | Liga05-06
やれやれ、0-1でなんとか勝ちました! 
オレンジジュースを飲んだのが良かったのかなあ。これから毎試合前に飲むことに
します。

まだ、一つも新聞サイトを読んでいないですし、試合も見終わったばかりなので、
とりあえず感想だけ。

ビジャ、すごすぎ! ハーフラインの少しこちら側(たぶん)から、いきなりの
ロングシュート。「へっ、あなた何やっているの?」と思ったら、ボールはぐんぐん
延びて、ネットのちょうど内側を通って、見事にイン!! 一度ユーロだかでこういう
ゴールを見たことがありますが、いやはやリアソールも呆然自失でしたね。アイマールは
みんなの喜びの輪が終わってから、ビジャに抱きつきに行っていました。とても
キュートでハッピーなシーン♪ またまた熱い抱擁だし。

試合自体は、デポルペースで始まり、なかなかバレンシアはボールを支配できません
でしたが、ビクトルがドリブルを始めようとするアイマールの足を引っ掛けて、
イエロー。少しの間パブロは倒れていたのでぎょっとしましたが、大丈夫だったみたい。
この一つのプレーで突然流れはバレンシアに。その後でビジャのゴール、わずか数分後に
アルビオルのハンドでPKを取られ、PKのやり直しまでありましたが、神様は今日はずっと
バレンシアを見放しませんでした。ビクトルのPKは2回ともボールに力がなくて、
カニサレスがあっさりセーブ。ほんっとにスカッとしたわ!!! 
前半は、そのままバレンシアが力強いイメージで終了。今日は行けるかも、とわくわく。

ところが、後半・・・。最初は、バレンシアとアイマールにもチャンスがあり、
あっさり2点目取れそう?と期待しましたが、甘かった。徐々に、圧倒的なデポル・
ペースに。守ってカウンター狙いだったのでしょうけれど、それにしては、パスミスが
多いし、ルーズボールが全部デポルだし。カニサレスの見事なセーブと、PKを2回ぐらい
見逃してもらって、助かった・・・。前半のPKとやり直しのおかげで、審判もそれ以上
は取りにくかったのだと思います。私は、ウーゴ・ヴィアーナのパスミスがすごく気に
なったのですが・・・。最近のリーガでのバラハを見ていないのでわかりませんが、
やっぱりバラハのほうがずっと良いのでは? だって、アイマールがフリーでボールを
欲しがっているのに、反対側にパスして、しかもそれがパスミスで相手に渡ったり、
無理な姿勢で受けたバレンシアの選手がボール失ったり・・・。とてもいらいらしちゃい
ました。

アイマールは、ボールが来ればチャンスは作っていましたが、後半途中からすごく疲れて
いたような。ミスがだんだん多くなり、歩いている時間も長くなり・・・。ルフェテと
交代のために、ピッチから出てくるときも、ばてている表情に見えました。その後で交代
したビジャも、アングロも、表情が疲れていたから、あれだけ攻められていると、
そのたびに戻らなければいけない攻撃の選手たちにはきつかったのかもしれませんね。
(でも、バルサにも攻められるだろうし、少し心配・・・。)

前半が終わったときの高揚感は、試合終了後は疲労感に変わってしまいましたが、
価値ある勝利だったことは確か。マドリッドが勝っていたので、引き分けだと3位転落
でしたもんね。