goo blog サービス終了のお知らせ 

A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

[リーガ第27節]バレンシア0-0レアル・マドリッド

2006年03月12日 17時09分55秒 | Liga05-06
サンノゼのお洒落な隣町、Los Altosのブリュウワリーに食事に行き、焼けビールを飲んできました。

監督や選手たちのコメントが出揃っていますね。
キケは、
「我々はたくさん走らなければならず、そのために疲労してしまった。ボールを後ろから追いかけて走るのは難しいことで、それが我々に起こったことだった。長い時間、前からプレスをかけたことが消耗につながった。創造性を維持することができなかった。」

これってほとんどアイマールのことを言っている? 確かに前半からボールを追いかけてたくさん動いていました。マドリも水曜日に試合しているから後半疲れてくれるかなと思っていたのですが、ロビーニョやカッサーノはほとんど水曜日出ていないので元気だったんですよね・・・。後半、アイマールがボールもらっても「君、行ってよ」という感じにボールを戻す場面が多かったですよね。アイマールに任せたつもりだった選手は、びっくりしてパスを受け損ねそうになっていました。あれはパブロが疲れていたせいなのかしら。もう一度見てみよう。

キケは、また
「マラガ戦や昨日の試合で、もっと良いプレーができていたらと思う。しかし、勝つこと
が不可能な場合は負けないことがとても重要。我々は16試合負けなしだ。昨日は、偉大な
選手たちがいるチームを相手に戦った。そして彼らは我々よりも優れていた。」

確かに負けなかったおかげで勝ち点は一緒でも対戦成績で上回り、2位を回復したことに
なります。でもなあ、ロナウドがPKを外してくれたから良かったものの、危うく負ける
ところだったわけで・・・。
asのcronicaにはこんな表現が:
「ファビオ・アウレリオがパブロ・アイマールに替わったときは、観客からは怒りの抗議
が聞かれた。それも一理ある。アイマールはそれまで素晴らしいことをしていたわけでは
ないが、何かしてくれるのではと希望を抱かせてくれるユニークな存在だったのだ。」
パブロ、すごく無念そうな表情でしたよね・・・。

ちなみにasのel crackはもちろんカニサレス。el dandyはロビーニョ。
駄目な人その1はグティ「アイマールを後ろから倒してイエロー」
駄目な人その2はセルヒオ・ラモス「エリア内でボールをつかむ馬鹿げた行為。メフトは
PKの笛を吹かなかった。」
 
このセルヒオ・ラモスのハンド、テレビでは最初よくわからなくて。アイマールたちが血相を変えて線審に詰め寄っているのを見ても、いったい何事??と不思議に思っていました。ビージャがディフェンスと競って倒れたとき、ファウルの笛が鳴ったと勘違いしたセルヒオ・ラモスがエリア内にあったボールを手で拾い上げたけれど、実際はまだon playだったということですね。メフト審判は、線審と話した末、何を血迷ったのかバレンシアにファウルの決定。asもこれは間違いだったと書いています。
アルベルダは、
「とても明らかなハンドだったが、メフトはこの妙なプレーに笛を吹くだけの勇気が
なかった。それはあまりにもおかしな行為だったので、怖くて笛が吹けなかったんだ。」
キケも、
「審判たちは、間違いを犯したことを知っている。」
でもアルベルダもキケも、引き分けは妥当という見方。再びキケの言葉ですが、
「このプレーについて話しすぎることは、自分たちを正当化しているように見える
だろう。真実のところは、我々よりも良いプレーをした相手に引き分けることができた
ということだ。」

ロナウドのPKが決まっていたら、これは大問題になっていたでしょうね。メフト審判
命拾いです。

はあ、なんだかとっても消化不良のまま次はラシン戦。カニサレスが累積イエローで
出場停止です。キーパーでそんなにイエローをもらっているなんて、ちょっと信じられ
ません。今季ずっと見ているけど、5枚ももらっていましたっけ?

替えられちゃった・・・

2006年03月12日 10時51分10秒 | Liga05-06
こんな写真を載せるのもどうかと思ったのですが・・・気分的にはこういう感じなので・・・。

どうして替えられちゃったんでしょう?? 後半確かにミスが多かったし、あんまり勝負に行ってないかなという気はしましたが・・・。前半はまあまあだったので後半期待していたのに。ミスが多かったから?怪我?守備固め?
こちらの実況の人は「この交代にはI have been astonished!(驚愕した!)」と言っていたけど、私もブレーメン戦以来ぐらいのびっくりでした。(アトレティコ戦もこんな感じだったのかしら。)

怪我でさえなければいいけど・・・。昨日もうあまり落ち込まないようにしようと心に決めたはずなのに、そんな決意もどこへやら、落ち込みます。
キケの談話を待っているけど、まだオフィシャルに載りませんね。(でも、オフィシャルに載ってもオーディオだからどっちにしろわからないか。)

試合のほうは、カニサレスがいなかったら完全に負けていた試合。ロナウドのPKは
しょぼかったけれど、バティスタのヘディングは入ったと思いました。それに対して
バレンシアのほうは決定的な場面が少なかったですよね。ヘタフェ相手であれだけ点を
取るのに苦労したくらいだから、難しいだろうなということは予想できましたが。
マドリの交代選手がロナウド、ロビーニョ、カッサーノって怖すぎ。これでもかこれでも
かの選手交代で勘弁してよ!という気分になりました。最初からこの3人がスタメンで
なくて良かった。

上の写真の前のアイマールのプレーは、なんだったんでしょうね。誰もいないところにパス? 
カメラが切り替わっていたので見にくかった。今日はパスが不安定で、迷いがあったような。
と自分で書くのはいいのですが、他の人が書いているのを読むと落ち込むので、あまり
見ないようにしよう。
はあ、あと一歩のがんばりなんですけど、それがなかなか・・・。
(この写真だけ見るとまるで泣いているかのよう。汗をふいているだけですよね?)

PREVIA[リーガ第27節]バレンシア-レアル・マドリッド

2006年03月11日 17時48分06秒 | Liga05-06
ロビーニョ「バレンシア戦は、リーガタイトルを獲得するための第1ハードルだ」
こんなニュースを読むと、マドリも、リーガはともかく2位死守のために必死に勝ちに
くるだろうな、と実感しますね。で、キケが
「(アーセナル戦の)彼らは、昨年ユベントスに敗れたときのチームが私に与えた
印象とは違った。まったく違う状況だった。このマドリッドのほうがずっと良い。」
と話したとおり、水曜日のマドリッドは少なくともマラガ戦でのバレンシアなんかより
断然良いサッカーをしていました・・・。
うーん、勝てるんだろうか?? 今週一杯わりとのんびり構えていましたが、ここに来て
毎度おなじみの胸を締め付けられるような緊張感が。書き忘れていましたが、前半戦とは
違い今度は放送あります!しかしアメリカではリーガは土日の午前8時か10時か午後12時
か1時の放送なので、このところ苦戦続きのせいか、土日を試合後の呆然状態で一日
過ごすことが多く、週末を全然楽しめません。
バレンシア、がんばって良い試合、胸がすかっとする試合をしてほしい!!

困ったことにmarcaに加えて、Las Provinciasまでなぜか見れないのです。私のPCの何か
がおかしいのかなあ。明日もこのままだとするとやばい・・・。しかたなく、Terraや
El Mundoなど普段見ないニュースサイトを見ました。
バレンシアは20人の選手を召集。これはファビオ(「ウイルスのため」って何?)、
ヴィアーナ(捻挫明け)、ルフェテ(昨日の練習で軽い怪我)など体調万全でない選手が
多いため。バラハが頬骨の手術から戻ってきました。キケは、
「バラハがピッチにいると、チームのサッカーの能力がとても上がることにいつも気が
ついていた。ファビオも貢献しているし、ヴィアーナもラ・コルーニャ戦では重要な働き
をしたが。バラハは良い状態のときはいつも重要な選手。」と述べています。

Terraには昨日の非公開練習の様子が。(いつも塀越しの写真がありますが、記者はここ
から覗き見して記事にしているのでしょうかね?)
キケは、敵にさとられないようにスタメンをシャッフルしていたらしい。例えば、
練習試合で一方のチームにはビージャ、もう一方のチームにはアイマールとミスタ。
またビボーテも一方のチームにアルベルダとホルへ・ロペス、もう一方のチームはバラハ
とヴィアーナという風に。ただディフェンスラインだけはミゲル、アルビオル、
マルチェナ、モレッティで構成し続けたそう。これでは、守備の練習にはなっても、
攻撃の連携の練習にはならなさそうですが、大丈夫???
キケは、「マドリッドは個人の力で試合を決められる選手がたくさんいる。彼らを上回る
には、グループの力が必要だ。そこに私たちの力と選択肢が秘められている。」と述べ
ましたが、実際は今のバレンシアの攻撃陣も個人の力頼みになっていると思うけどな。

マドリッドのほうは、グラブセンが結局召集もれ。El Mundoのスタメン予想は、
Ronaldo Robinho Cicinho Baptista Guti Diogo R. Bravo Mejia S. Ramos
Salgado Casillasとなっています。ラウル、ジダン、カッサーノがベンチ
スタートという予想ですが、さてどうでしょう? やけに豪華なベンチですよね。
バレンシアのほうは、いつもと同じです。ビージャでなくてミスタだったりする
サプライズはないのでしょうか。

今日の午後、娘のお友達が家に遊びに来ている間ヒマだったので、アイマール・カフェの
掲示板の過去ログを拾い読みしていました。(ときどきそんな風に読んでいます。あれ
だけ残しておくわけにいかないのかな。)改めて感じたのは、この2年間のアイマールの
あまりにも悲惨な不運ぶり。これだけ試練を与えられたのに、なんとかサバイブしている
パブロに感謝の気持ちで一杯です。そして、神様、さすがにそろそろ幸運を彼に授けて
あげてください。

マドリ戦が近づいてきました

2006年03月10日 18時11分15秒 | Liga05-06
今朝書いたアイマール記者会見の記事の美しい写真を下に流すのが忍びないのですが・・・。(自分のブログ見て幸せな気分になっていた私はかなり変です。)でも、ニュースを書かないわけにもいかないので。右の写真は袖が長いですね。
他のブログサイトのようにトップに写真を貼りつけることができるといいのになあ。goo無料版でそんな技ができるわけもなく。いっそ有料版にしようかしらと悩む今日この頃です。

Las Provinciasを読んだら、アイマールの会見記事、ちゃんと上手にまとめられていました。
さすが! asなんて更に三本目の記事が出ていてあんぐり。といってもLas Provinciasに
目新しい内容があるわけではありません。オフィシャルにも出ていて私がスルーして
しまったのは、ロナウドについての発言(あまり興味ないので)。
「3年で100以上のゴールを決めている選手にこれ以上何を求めているのか理解できない。
人々は何を求めてもいいわけだけれど。僕だったらグラウンドで彼を野次るなんて考え
られない。」
また、ビージャ依存症の発言について、Las Provinciasは「アイマールの特徴である
誠実さで、それを認めた。」と書いていますね。

さて実感がわかないままにマドリ戦が近づいてきました。バルサ戦のときほどの緊張感が
ないんですけど、選手たちもそうだったら困りますね。
アルベルダは金曜日は普通に練習する予定で、マドリ戦には出場可能ということです。
安堵。ファビオは多分召集されません。ヴィアーナはぎりぎり間に合いそうということ
ですが、マドリ戦にヴィアーナって恐ろしすぎます・・・、見たくない。(ごめんなさい。)
マドリのほうでは、ベッカムがアーセナル戦のウォームアップ中に感じた違和感が痛みと
なり、バレンシア戦には出場しません。またロベルト・カルロスが出場停止で代役は
ラウール・ブラボー。グティとグラブセンは出てきそうです。

8日の練習でアイマールが切れていたのは、子どもたちに対してだったんですねえ。
笑ってしまいました。子ども相手にイラつくのは大人気ないけれど、スペインの子ども
ってうるさそうですもんねえ。アメリカ人の子どもはどういう躾をしているのか知り
ませんが驚くほど静かです。学校のプレイグラウンドでも響き渡っているのは日本語
ばかり。アメリカ人の子どもは黙々と遊んでいます・・・。

一試合に12キロ!

2006年03月09日 16時17分00秒 | Liga05-06
asにこんな記事が出ていました。


アルゼンチン人選手は一試合に平均12キロ走る 
アイマールとアングロは試合中もっともフィジカル的に努力をしている選手

今シーズンは、今までとは違うパブロ・アイマールを見ることができる。卓越したテクニシャンであるこの選手は、今季フィジカル的にも優れていることを示している。そして数字もそれを証明する。アングロと並んで、アイマールは試合中一番たくさん走っている選手で、一試合に平均12キロにもなるのだ。

プレイスタイルの変化はキケ・サンチェス・フローレスが指揮を取るようになったことがきっかけ。5年前スペインリーグにやって来たときと、アイマールのゲームスタイルは大きく変化した。攻撃の瞬間だけに参加する選手から、重要な守備の仕事と敵へのプレスをもこなす選手へと。

試合での新しい負担に耐えるために、彼はフィジカルセクションから最高に注意の払った取り扱いを受けている。その責任者は、パコ・デ・ミゲル。アイマールが脆弱な選手であることをやめ、最近数年良いレベルでのプレーを阻害してきた恥骨炎の問題をきっぱり過去のものとするべく、パコ・デ・ミゲルはシーズン初めに入念なプランを作った。「リーガ開始からずっと、我々は彼にとても明確なトレーニングのプランを課してきた。その結果、彼が失った試合は一試合だけだ。」と彼は強調する。

この新しいアイマールは、走り、プレスをかけ、サイドに流れ、チームメートに貢献し、フェイントをかけ、常に試合に参加する。彼にただ一つ欠けているのは、ゴールへの嗅覚。今シーズン4ゴールを挙げているが、彼の記録は8ゴールだ。



パコ・デ・ミゲルさんに感謝!!ですね。去年の10月にス-ペルに載った記事でも、
一試合12キロ走るとありました。あんなに華奢なのにすごいな。でも、これだけがんばっ
ても、試合中消える時間はありつつコーナーキックを直接ゴールできるリケルメのほうが
評価が高いんだよねと思うと、悲しい。結局シュート力なんですよね・・・。マラガ戦
でも後半75分に二人に囲まれながら上手くボールを押し出してダッシュ、シュート、
GKが弾いた後で、かなり疲れ果てている表情が映りました。一人で何もかもがんばりすぎ
るとシュートする余力がなくなるかも・・・。
ゴールがもっとできればそれは嬉しいですが、まずは怪我なく今の好調をキープして
くれれば、今シーズンは私は他に望むことは何もありません。
メッシは5センチの筋繊維の断裂だそうで、聞いただけでおそろしく痛そうですね。
バルサの医師が「これは、急に止まったり走り出すことの多い、非常にスピードのある
選手に特有の怪我」と言っています。アイマールもくれぐれも気をつけてほしい・・・。

それにしても、そのミゲルさんの特別プログラムってどんなことをやっているのでしょう
か。バレンシアサッカーライフの小澤さんがバレンシアにいよいよいらっしゃるという
ことなので、レポートしていただけるかもしれませんね。“バレンシアサッカーライフ”再開決定!

バレンシアの水曜日のニュースは、ファビオが発熱?で練習を欠席、ヴィアーナが捻挫で
マドリ戦が怪しい。(バラハが戻るから、まあいいんじゃないでしょうか。)
けいこさんのブログを読んだら、アイマールずいぶん練習中ピリピリしていたようです。
自分への苛立ち? チームメートへの苛立ち?? 笑顔でのプレーを見たいものですが・・・。
3月8日練習

今ようやくアーセナル-マドリを見終わりました。すごく面白かった。やっぱり
アンリは巧い♪ どうしてチェルシーが首位でアーセナルが5位なのか、理解不能です。
昨日と今日のサッカーを見る限り、全然アーセナルのほうが上に思えるけど・・・。


Pablo AIMAR Cafeが閉鎖・・・

2006年03月08日 16時57分11秒 | Liga05-06
火曜日バレンシアは練習に戻りましたが、なあんにもニュースはありませんね。バラハが練習に合流したことくらい。お日様ぴかぴかの良いお天気で、キケはアルベルダとク-ロ・トーレスと会話。ランニングや300メートル走、1対1、2対2の練習と、練習試合。(右の写真、後ろのアイマールとアルビオルが小人と巨人のようです。)
これほどニュースがないのは、みんなチャンピオンズ・リーグに集中していたせいでしょうか? なんとアメリカでは、唯一放送のあるバルサ-チェルシーが10時間遅れの放送。10年前からESPN2はCLを放送していますが、ライブでないなんて初めてのことじゃないでしょうか??! サンタナTVというところがライブ放送を取ったみたいですが、ファーストレグはESPN2でライブだったんです。 何が何だかわかりません。まあ、アメリカでサッカーをまともに見ようとすること自体が間違っているのかもしれませんが。来年バレンシアがCLに出たとしても、私は見ることができるのかしら・・・。

それでしかたなく今バルサ-チェルシーを見ているのですが、さっきLas Provinciasを開けて結果を知ってしまいましたよ。今の時代に10時間もの情報遮断なんて無理なんですから、サッカーの録画放送は本当に止めてほしいです。メッシは怪我? メッシがいなくなってから今ひとつ膠着していますね、両チームとも。特にチェルシー全く点の取れそうな気配がありません。

あっ、ロナウジーニョがゴールですね。やっぱり決定力の差が・・・。この試合見て、
アイマールはドリブルもパスもロナウジーニョにひけを取らない巧さだなと思いました。
ロッペンなんか下手に見えるほど。でも、シュートはどうしても体重を上手く乗せられて
いないような気がします。枠には行っているけど弱い。それともあの体重ではどうしよう
もないのかな。
ああ、チェルシー今頃PK取っても遅いよ!!

さて、今日私が一番驚いて悲しかったのは、パブロ・アイマール・カフェが閉鎖されて
しまうというニュース。いつも掲示板には笑わせてもらい、アイマールのたくさんの写真
も楽しみだったのに・・。ラジオ観戦なんてカフェで読まなかったら思いもつかなかった
でしょうし、日本にいた頃は深夜のラジオ観戦中に同じようにラジオを聞いている方の
書きこみを心強く思いながら読んだものです。試合を観戦に行った方の旅行記も楽しみ
だったなあ。
ブログを書くというのはある意味孤独な作業なんですけれど(誰もいない体育館で話して
いるようなね)、カフェの掲示板を読むとこれだけアイマールのことを好きな人がいる
んだなと暖かい気持ちになれました。管理人さんの前向きな姿勢にも何度救われたこと
でしょう。まるでアイマールの守護神を失ってしまったような淋しさ、心細さでいっぱい
ですが、今はただお疲れ様と言うしかありません。


マラガ戦のアイマールのコメントなど

2006年03月07日 17時14分11秒 | Liga05-06
今日は練習がお休みの日。(試合の翌日がお休みというのは珍しいですね。)
怪我をしている選手たちはトレーニングに来ていて、ビセンテが怪我以来初めてボールを
使っての練習を始めたそうです。そのボールは特別に重さを軽くしたものだそうで、
こんな話を聞くと、まだ時間がかかるのかなあと思ってしまいます。

Las Provinciasにカニサレスのインタビューが載っていて、何気なく読んでいたら最後
にアイマールを褒めていたので、書いておきます。
「パブロは、プレーをし、戦い、走り、犠牲となり、創造している。バレンシアに来て
以来ベストの状態。ボールを取り返し、プレスをかけなければならないシステムの中で
たくさん働きながらも、それに加えて才能をきらめかせ、すばらしい仕事をやってのけている。」

チームメートのこんな言葉は嬉しい。しかしベストな状態でも、代表入りがぎりぎりなんてね・・・。
Oleには一応こんな記事が:


僕らのことを忘れないでほしいから

試合結果に影響を与えることはなかったが、アイマールとサビオラは高いレベルだった。
彼らの不安定な現状から、二人のドイツ行きは保証されていない。アイマールとサビオラは23人枠に入るためにはあまり時間が残されていないことを知っている。昨日彼らは良いプレーをし、二人は元の彼らに戻りつつある。

大胆なパジャッソ
疑いなく、彼は試合の主役だった。マラガのディフェンダーたちは彼を止めるすべを知らず、ついには彼のプレーを止めるための方法としてキックに頼り始めたほど。このトップ下の選手が試合中に受けたファウルは10。それでもアイマールは2回にわたりシュートまで持ちこみ、ボールはゴール枠に当たった。

以下サビオラの話は略



アイマールの現状はちっとも不安定ではないんですけど。

昨日のパブロの談話の一部はLas Provinciasに載っていることをSetsukoさんから教えて
いただきました。
「真実は、勝ち点3を得るためにすべての努力をしたわけではないということ。」
「数字的にはバルサに追いつくことが不可能なわけではない。しかしバルサが他の
チームよりもはるかに良い内容のプレーをしていることを認識しなければならない。」
「オサスナが負けたことを考えれば、ポイントを取れたことは良いことだ。僕らの目標は
CL圏内なのだから。この試合では3ポイントを取らなければならなかったけど。」
試合中ずっと相手選手からマークされる状態が続いていることについては、
「いつもつきまとっている人がいるのは煩わしいけれど、自己評価が上がったりするよ。」

バレンシアサッカーライフにもこのコメントについての記事があります。
マラガ戦後、アイマールのコメント 
パブロの声、不機嫌かな? やっぱりスペイン語だと全然わからないなあ。いつもの明晰
で澄んだ声に聞こえてしまいました。

[リーガ第26節]マラガ0-0バレンシア

2006年03月06日 16時38分32秒 | Liga05-06
結局4時間半の情報遮断のすえ先ほど放送を見終わりました。情報遮断は、この前届いたAmuntを読んで(見て?)いたのでちっとも辛くなかったのですが・・・。

最近調子が下降気味だなあと思っていましたが、ついにやっちゃいましたね。3位に転落です。このままずるずる行かなければいいのですが。(しかも次はマドリ戦だなんて。)
前半、マラガの気迫に完全に押されていたような感じでしたよねえ。後半も頑張っていたのはアイマールとアルビオルとカニサレスだけ・・・。アイマールは見所が多くて、私としてはとても嬉しかったのですが(特に駄目だったという噂の代表戦の後ですから)、やっぱり最後のシュートがどうしても決まりません。でも、サッカーは一人でするものではないから、この試合のアイマールを責める気にはなれないかな・・・(甘い?)。

アイマールは審判が認めたものだけでも10回もファウルを受けたそうです。審判ももう少し早めにイエロー出してくれないと。怪我したらどうしてくれるの(怒)! 
それからFKやCKが酷すぎ(怒)! これだけアイマールがファウルを受けてFKなどのチャンスがあるのに、全然生かせないんだもの。相手からしたらアイマールの突破は全部ファウルで止めても全く問題ないですよね。痛い思いをするだけのパブロが気の毒に思えました。(昨日のバルサの点、全部セットプレーからだったんですよね。バレンシアももう少し練習するとかしてほしい・・・。)
そして、キケ! アングロに替えてルフェテって一体どういう意味が? なんでミスタが40分に登場なんでしょう?? 5分間で何をしろと?とクライファートでなくても聞きたくなります。

試合後の記者会見では、キケは記者たちから批判を浴び爆発してしまったよう。批判は
「バレンシアの姿勢はconformista(事なかれ主義)で守備的すぎないか」というもの。
キケはチームを弁護して:
「私が嫌なのは、バレンシアの印象がいつも駄目となっていること。バレンシアは、
不可能なことをさせられているようだ。バレンシアは競争力があり、勝つことができる。
我々は15試合負けなしで、うち10試合に勝ち、5試合に引き分けた。ボールポゼッション
で負けたのは5試合のみで、そのうちの一つはバルサ戦だった。もしもチームが守備的
だったならば、今日ほどのポゼッションはないだろう。我々にもゴールの機会はあった。
もしも監督やチームが攻撃されるならば、私はそれに巻き込まれない。」
エンパテについては
「0-0は正当だろう。後半の我々のプレーは引き分け以上に値したが、マラガは我々の勝利を困難なものにし、その努力には勝ち点の価値がある。」

今日のバレンシアの印象は、駄目駄目以外に思いつきませんが・・・。Asの試合レポート
はこんな感じです。抜粋:


バレンシアにとっても、キケにとっても良くない日だった。ロサレダに2ポイントを置き去りにし、チームの良いイメージを投げ捨ててしまった。キケはバレンシアをあまりに強く縛り付けた。チームは、強い決意なしに試合に入り、そのあまりに灰色なポイントはファンを失望で一杯にした。
マラガは、ビージャにAlexis、アイマールにボビオとファン・ロドリゲスをつけて武装していた。イエロ監督は、選手たちに「この試合は最後の戦いだ」と伝え、チームはこのメッセージをよく理解していたのだ。
後半はパブロ・アイマールのものだった。束縛を脱ぎ捨てた彼は、ピッチの真ん中で指揮を披露してみせた。しばらくの間バレンシアはマラガが絶望するのではないかと期待したが、しかしそうではなかった。マラガは更に強くプレッシャーをかけてきたのだ、キケのチームより更に強く。

記録:15試合負けなしという記録に並んだ悲しい日。それはバルセロナに近づくには役立たなかった。もちろんこの数字がキケの仕事を保証するものであることは疑いない。

駄目な人その1:モラレス
駄目な人その2:守備的なキケ、野心的な監督という名声の一部を失った。確信なしに試合に入った。
el dandy:Alexis、よく動くビージャを止めるために働いた。将来性のある逸材。
el crack:アイマール、後半に記憶に残る3つのプレー。試合を完璧なものにするのにゴールだけが足りなかった。素晴らしい才能。



監督のせいだけでもない気はしますが。でもなんでミスタの投入があんなに遅かったのか
理解できません。
オフィシャルに珍しくアイマールの談話。相変わらず清明な声ですが、タイトルにある
「良かったことは負けない試合を15試合続けたこと、悪かったことは僕らは今日もっと
多くを求めてここに来たということ。」以外何もわかりません・・・。
ス-ペルのコラムには「Adiós a la Liga」のタイトルがついていますね。はあ・・・。



PREVIA[リーガ第26節]マラガ-バレンシア

2006年03月05日 15時04分18秒 | Liga05-06
バルサもマドリも勝っちゃいましたねえ。ついでにビジャレアルも(リケルメ、すごく良かったみたい)。プレッシャーがかかります・・・。

相手は最下位のマラガなんですが、Las Provinciasが指摘しているとおり
「弱い相手と対戦したときのサプライズから教訓を学んでいるキケは、自信過剰になりたくないと思っている。」
マラガは最近4試合で3敗、今度負けると監督の首が飛ぶそうで・・・。ですから、彼らも必死、3日間の集中合宿を組んで打倒バレンシアのための練習に励んできたそうです。その練習には、精神面でのトレーニングも含まれていたとか。こ、怖いです。
キケもそのへんについて
「絶望的な危機にある必死のチームと対戦するときは、注意深くする必要があることはいつも言ってきた。我々が守備的で臆病になるということではなく、注意を何倍もするということだ。」

先週の試合のこともありますし、難しい試合になりそうですね。この試合に負けなければ、15試合負けがないという88-89シーズンの記録に並ぶわけですが、キケは
「記録が達成できれば素晴らしい満足感があるだろうが、負けないだけでは充分でないことがある。」
そうなんですよねえ。バルサから離されずに、また2位を死守するためには、勝たなければなりません。最近どうも攻撃がぱっとしないので・・・。でもミスタが戻ってきたのは嬉しいです。
asの注目のエースは、サルバとレゲイロ。レゲイロについて「左サイドでのスピードはビセンテのことを忘れさせるほど」とありますが、そうかなあ。アイマールとの連携が今ひとつなのが気がかりです。
マラガの正GKは負傷で、一部デビューの若手が登場する模様。この不安を補うべくマラガはビージャのスピードを止めるための特訓を実施。

土曜日はいつもどおりの非公開練習でした。ダビ・ナバーロとマルチェナのどちらが先発
かははっきりわかっていないようです。バラハの代役はやはりファビオ。最近の練習で
ルフェテがアングロより好調なので、ルフェテがスタメンの予想。アイマールとビージャ
については変更なし。

この試合、珍しくアメリカでの放送がsame day delay(同日録画放送)なので、
情報遮断するかラジオを聞くか迷います。(ローマ-インテルのライブが優先された・・・)
3時間半ぐらい情報遮断してもよいのですが、試合が行われているとわかっている時間が
ものすごく落ち着かないと思うんですよね。どうしようかな。
(上のス-ペルの表紙、エスパニョ-ル戦でしょうか。よく見るとアイマール、ビージャ
の首にぎゅっと抱きついていますね。)

[リーガ第25節]バレンシア1-1ヘタフェ

2006年02月27日 17時04分45秒 | Liga05-06
感想はさきほど書いたので、ニュースの記事を中心に。

asより抜粋:


アルベルダがヘタフェに1ポイントをプレゼント

アルベルダの混乱はバレンシアにとって非常に高いものについた。バレンシアのキャプテンは、分別なくボールをピッチ中央に送り出して、試合を台無しにした。ナノはその機会を利用してカニサレスを打ち負かし同点シュート。バレンシアにとってはバルサ追撃に予想外の一歩後退となった。
シュスターのチームは素晴らしい開幕直後の試合の後、徐々に力をうしない、昨日は引き分けだけを望んでいた。そのために、9人が守備、ディエゴ・リーバスがアイマールをピッチ中でマンマーク、Paunovic一人だけが攻撃。問題は、バレンシアがこのへタフェを打ち破る方法を見つけられなかったこと。前半ではアイマールとモレッティだけにチャンス。後半はアルゼンチン人のFKがポストを叩いた。これがキケのチームの攻撃の全てだった。それでもようやくダビド・ナバーロにより1点。勝利は間違いないものに思えた。しかし、安心してはいけないという見本のように、アルベルダがボールをナノにパスして、ナノはこの機会を逃さなかった。

el crack:L.ガルシア(ヘタフェのGK)
el dandy:アイマール、ディエゴ・リバスから自由になるためあらゆることを
     試みた。バーに当てるFKを蹴った。
¡Vaya día!:Güiza
El duro:Matellán



Levante紙は、「メスタージャで行われた試合の中で最も退屈な試合だった」と
酷評。特に攻撃陣の無能さを非難しています。「試合中にもっと効率的に点を
取っておけば、アルベルダの失敗などエピソードにすぎなかったのだ。」
そしてアイマールについても「質の高いプレーで貢献はしたものの、また試合を
決めることができなかった。」キケは攻撃陣を考え直すべきでは、とまで。
アイマールについてのくだり、耳が痛いです・・・。そのへんがどうもね、確かに
弱点というか。もうひと頑張りしてほしい。私はパブロの良いプレーを見れれば
かなり満足なので、今日の試合がすごく悪かったとは思わないけれど。
攻撃陣を変えるといっても、もう人いないですよね。

Las Provinciasは:



少なくともバラハは、ボールを意図を持って動かし、ロングボールを蹴り、時にはサイドに散らしたりもした。しかし、不運は続くもの。バラハは負傷してしまった。試合を続けようと試みたが、頬骨への打撃は最初考えられたよりも大きく、ピッチを後にせざるおえなかった。替わりにウーゴ・ヴィアーナが入ったが、今日は彼の日ではなかった。ミスでプレーを始め、良くなるどころかそのミスは不運な午後を一層酷いものにした。何とか修正しようとしたが、彼のパスの90%は敵に渡った。



当分試合に出てほしくないとまで思わせるような酷さでした。アイマールは何度か
味方のパスミスに怒っていましたね。
バラハはすでに手術をしたようです。これでバラハもいなくなり、来週から
どうするんでしょう。マドリ戦ではエドゥが復帰できるという話もあるようですが。

キケの記者会見:


「今日はとても難しい日だった。事故は最後の時間帯だったために、選手たちは落胆し、悲しんでいた。困難な一日で、選手たちは悲しみながら家に帰った。」
「守ることしか考えていないチームと戦うのはとても難しい。スペースを作るのがとても大変だった。勝つために充分なサッカーをしたが、充分な成功は得られなかった。」
「だまされたように感じるのは当然のことだが、正しい試合をしたと確信している。このような試合では、勝利は努力をもって得なければならないことを知っているし、そうしたと思う。このポイントを誇りに思うわけではない。三ポイントを取るのに充分なことをしたはずだから。」



ロッカールームはきっと真っ暗だったんでしょうね・・・。
ミゲル、ビージャはコンディションが最悪なのに代表に合流するようです。
アイマールのことは何も書いてありませんでしたが、今日スイスに向けて出発
ですよね。
Oleには、ヘタフェ戦のアイマールのプレーは「muy bien」と出ていました。
でも、同じOleに「リケルメとクレスポがクロアチア戦にプレーするのに障害は
ない」という記事が出ていて、びっくり。またいつものリケルメチームが
出てくるの?!


ああ、なにやってるのよ!!!!

2006年02月27日 04時14分05秒 | Liga05-06
たった今バレンシア-ヘタフェ戦を見終わったのですが、あんまりにも最悪な気分なので書かずにはいられない・・・。

今日はのっけから異例ずくめのテレビ観戦。まず試合開始10分前にテレビをつけたら、テレビがつかない(涙)。昨日息子がビデオを見たときにどこかを押したみたいで、画面は一面真っ青。そのうち試合開始時間は過ぎてしまい、私の顔も真っ青。サテライトとDVD機器のどこがいけないのかわからなくてパニック。でも、あらゆるボタンを押しているうちに奇跡的に回復しました、もう開始後8分になっていましたが。

なので最初のほうはどんな感じだったのかわかりませんが、見てすぐにアイマールのドリブルや惜しいフリーキックなどがあり、ヘタフェの守備に苦労はしているもののバレンシアが押せ押せの時間帯のよう。しかし、ここでバラハが相手に耳(?)を蹴られて、ヴィアーナと交代。またヴィアーナ?と嫌な予感がしていたら、なんと今度は画面が乱れて機器故障でGolTVの放送が停止。この間に点入ったらどうしてくれよう?とイライラして待つこと10分以上。ようやく画面が戻ったときはもう38分でしたよ。ほとんど前半見れなかったじゃん(怒)。しかも点は入っていないし。おかしいなあ、攻勢だったのに。

そして後半。私にはヴィアーナが酷かったように思えたんですけど。あそこまでパスミス
したら、リズム滅茶苦茶じゃないの! GolTVのアナウンサーも「every single pass
(すべてのパス)がパスミス」と苦笑するほど。アイマールがせっかくドリブルで
ファウル取っても、可能性のないFK蹴るし。ああ、いけませんね、選手個人を責めても
ね。(それにこの前ずいぶん若いことを発見したし。)それにしてもな・・・。
ようやく75分にキケがミゲルに替えファビオを入れると、いきなりそのファビオがFKを
蹴り、レゲイロがヘッドで繋いだところをナバーロが押し込み先制。(ヘタフェの選手は
レゲイロのハンドを主張して大量のカード。でも、ハンドには見えませんでした。)
苦労したけど勝てたとものすごい安堵感。今から思えば、選手たちも同じだったのか・・・。

それまで一つも危ない場面なんかなかったのに、42分頃サイド寄りでアルベルダが
ヘタフェの選手から奪ったボールを、中のナバーロに鋭い(!)バックパス。ナバーロは
ボールが来ることを予想していなかったのか反応できずに、そのままシュートを打たれ
ちゃいました・・・。
天国から地獄とはこのことですよ・・・。ああ、あんまりだ。アルベルダのバックパスも
ちょっと唐突だったかなあ。えっ?!と思った瞬間、奪われていましたもん。アルベルダ
はそれまですごくよかったんですけど。ナバーロとどちらがいけないのか・・・。
こんなショッキングな追いつかれ方、後を引きそうで怖いです(涙)。ディフェンスが
ちょっと自信過剰だったかなあ。
マドリッド、もうはや、マジョルカをリードしています。GolTVはこの後、マドリ戦、
オサスナ戦と連続放送なんですが、なんとかみんな引き分けてくれないものかしら。
(でもマドリがマジョルカに引き分けるとは思えないですよね。)

アイマール自身の調子は、かなり良かったと思います。(それだけに勝てなくて悔しい。)
ドリブルも良かったし、一番嬉しかったのは最近全然蹴らなかったFKを二本蹴って
両方とも惜しかったこと。特に二点目はポスト直撃で、正直入ったと思ったのですが・・。
あれが入っていればねえ、ほんといいシュートでした。でも、ビージャもアングロも
ヴィアーナも今ひとつで、アイマールにボールが行けば大体チャンスになるのですが、
後半はそこに行くまでに誰かがパスミス。でも三点ぐらい入ってもおかしくないような
決定的チャンスはあったんですけど。
後味が悪すぎて、せっかくの日曜日が暗い・・・けど、パブロは怪我もなかったと思うし、
この調子のままなら代表戦も大丈夫そうな気がするから、そこを喜ばないといけませんね。

あっ、マジョルカ追いついた! がんばれ!と熱烈に応援。

追記: なんとマジョルカ二点目を挙げて、マドリに勝利。た、助かった。こうしてみると、
終了間際のGKとの一対一を防いだカニサレスとアルベルダ(だっけ?)のプレイが
キーだったかも。(でもあのまま勝っていれば、マドリとの差を4にできたのになあ、
もったいなかった。)

PREVIA[リーガ第25節]バレンシア-ヘタフェ、そしてリケルメ続報

2006年02月26日 17時21分55秒 | Liga05-06
アルヘン情報のほうが気になりますが、後で書くとして。 

サラゴサ-バルセロナ、文字でしか見れなかったのでときどきチェックを入れていただけなんですが、後半25分でも0-0。「やった、引き分け?!」と喜んでいたら、二点がバルサに続けざまに入ってしまって、がっかり。そのまま出かけたので、詳細を知らなかったんですが、エトーへの人種差別発言があったんですね・・・。
今日出かけた紀伊国屋でニック・ホーンビィの「ぼくのプレミア・ライフ」という本を買い、さきほど読了しました。これは作者(アバウト・ア・ボーイの原作者でもある)の20年にわたるアーセナル応援記のようなもの。それによると1987年にはもう黒人選手にバナナを投げつけたり、猿の鳴き真似をすることが行われていたんですね。黒人のみならず反ユダヤ主義的野次もとても多いとあります。そんな昔からサッカー界にある根深い問題なんだと思うと慄然としてしまいます。日本にいるとあまり考えなくてすむことですが、自分にも差別意識はないのか?と常に考えていかなければ。

さて、明日はヘタフェ戦。ス-ペルも今日のエトーにひっかけた見出し。それよりもアイマールの写真が久しぶりに表紙だったので、嬉しくて大きく載せます。昼間のように見える写真ですが、いつの試合のものでしょう? アイマールが手を組み合わせているのが可愛い。これは癖なんでしょうかね。他の写真でも見たし、7歳ぐらいのときの写真でも同じようにしていましたよね。

Las Provinciasの見出しは「バレンシアにミスをする余裕はない。キケのチームは、
首位チームを追うために勝つ以外の選択肢はない。勝利には勝利を。」
バルサなかなか負けないので、気を抜けなくて大変です。マルチェナとアングロが召集
メンバーに戻ってきました。アングロはスタメン復帰の見込みですが、マルチェナは
ベンチスタートが予想されています。アルベルダもビージャも無事に召集メンバーに
入り、スタメンはいつもの人たち。一方ヘタフェはリキとセレスティーニが負傷のため
出場できません。普通にやれば勝てる相手というのがLas Provinciasの見方ですが、
そう簡単に行かないのがサッカーなんですよねえ。asの注目のエースはバレンシアが
アルビオル、ヘタフェがペルニア(バレンシアも狙っているという噂の)。

そして、ある意味ヘタフェ戦よりもっと気になるクロアチア戦ですが、Oleにリケルメの
続報など詳しいアルヘン情報が載っていました。リケルメは、ビルバオ戦に召集外です
が、バーゼルには行くそうです。
Oleより抜粋:


ビジャレアルのメディコがOleに話したことによれば、「召集外になったのは腰の問題のため。それでも彼はバーゼルまで旅をして、ビラーニ医師(代表の医師)が決定を下すことになるだろう。ビラーニ医師とはずっとコンタクトを取っている。私の個人的な意見を言えば、リケルメはプレーできないだろうと思う。」
また、クレスポもバルサ戦でプジョルに蹴られて、微妙。マクシとメッシは好調でペケルマンには心強いこと。デミチェリスは明日バーゼルに出発。コロッチーニとスカローニは既にバーゼルに到着している。今日ペケルマンは、ルーチョ(ポルトでベンフィカとのクラシコを戦う)、ブルディソ、サムエル、カンビアッソ(インテルはウディネ-ゼと対戦)、パブロ・アイマール(バレンシアで、マテランとペルニアのヘタフェと対戦)に何が起こるかを見届けなければならない。そして追加召集が決められる。

変更点
もしもロマンがプレーできないとなると、常識的に考えると、バレンシアで良いシーズンを送っているアイマールがプレイするだろう、イングランドとカタールとの親善試合には召集されなかったとはいえ。クレスポの替わりは、カタロニア選抜との試合にのみ召集されたことのある、サラゴサで活躍中のディエゴ・ミリートになるだろう。



アイマールがヘタフェ戦を怪我なく終えられるといいのですが(祈)・・・。私はやはりクロアチア戦を見れませんが(スペイン-コートジボアール、イタリア-ドイツ、オランダ-エクアドルは見れるのに!)、かえって見れなくて良かったかもと思い始めてきました。アイマールが先発だったりしたら、緊張できっと試合を見ていられないから。でも、ペケルマンって全然常識的じゃないから、あっさり先発はルーチョかもしれませんね。(ポルトで大活躍との話も聞きましたし。)パブロ、ヘタフェ戦怪我しないように、でもがんばって。(右の写真も面白いですね。カメラマン、よくこのタイミングで写真取れたなあ。ボールが足の上にのっかっている・・・。)

リケルメが腰痛

2006年02月25日 17時38分13秒 | Liga05-06
まず上の写真ですが、ドイツのプレスが取材に来て、アルベルダ、ビージャ、
アイマール、アジャラ(彼のみ電話取材)に話を聞いたそうです。写真見る限りでは、
練習の後に立ち話をしているだけのようですけど。
久しぶりのアイマールの大きな写真。顔のほうは相変わらず映画俳優なみですが、
また服が・・・! もう一枚の写真からは、片方の袖が違う色(青)であることがわかり
ますが、どうしてこんなキルトのような服を買おうと思ったのかその理由を聞きたい!
売り場で見て本気でいいなと思ったのか・・・。とすると、センスが常人離れしていると
しか・・・。

アルゼンチンの新聞はどれもメッシ絶賛の嵐なので、昨日あまり真剣にチェックしな
かったため見落としていましたが、リケルメがレンジャーズ戦後腰痛になり、今週末の
ビルバオ戦が微妙だそうです。lumbalgiaを辞書で調べると、「強い腰痛、
ぎっくり腰」。ぎっくり腰なんてサッカー選手がなるものでしょうか? ともかく
Terraは「クロアチア戦も微妙」と伝えていますね。ビジャレアルのメディカルは
金曜日か土曜日の回復具合を見てからと発表しており、ペケルマンも報告待ちのよう
です。となると・・・なんだか緊張してきてしまいます。その前に、アイマール
日曜日のヘタフェ戦を怪我なく終わることが大事ですけど。最近、トッティや
アラン・スミスなど大きな怪我が多くて、もう毎試合冷や冷や生きた心地が
しません・・・。

キケがヘタフェ戦に向けての記者会見をしています。この頃は試合の前前日に
することにしているのかな。
「バレンシアからは5~6人の選手がワールドカップに行くだろう」と言っています
が、人数を数えるとアイマールを当落線上に考えているのでしょうか・・・。少し
というかとても悲しい。
マルチェナについては、
「復帰を歓迎。だが、基本的には誰も疲れていないのでローテーションはしない」と
センターバックのアルビオルとナバーロのコンビを変えないことを示唆。
バルサがサラゴサと試合することについて、
「チェルシー戦の勝利により意気は上がっているだろうが、別の状況で別の相手なので
別のプレッシャーがあるだろう。」
ヘタフェについては、
「普通に考えれば勝てる相手だが、まずその普通のことをするためには、良い試合
をしなければならない。」
前半戦のヘタフェ戦について、
「チーム全体は成熟した。私たちは違うチームになった。(前半戦では)ダメージを受け
たが、あれは事故のようなもの。ヘタフェに戻り対戦できることは喜びだよ。」
そのほかにもいろいろ。

アルベルダとビージャは土曜日に全体練習に合流の予定です。

ビージャが心配

2006年02月24日 17時26分20秒 | Liga05-06
ビッグマッチの後の気だるさ? 今日もあまりニュースはないのですが。
ロナウジーニョが足首を痛めてサラゴサ戦が微妙とか。でも、この試合HDテレビ局送り
で見れなくて残念。バレンシア-ヘタフェが放送あり(ライブ)なので、もちろんこれが
一番大事ではありますが。2位にいてくれるおかげで、前半戦放送のなかったバルサ、
ソシエダ、ヘタフェと放送が続き嬉しい限りです。でも、さすがにマラガ戦はない
だろうなあ。

木曜日の練習での一番の心配ニュースは、ビージャがまた練習を途中で取り止めたことですね。Las Provinciasは「ずっと休めていないことから来る疲労の蓄積が原因」としています。練習の前から右足に少し違和感はあったらしく、決して無理しないようにとメディカルから注意があったところ、練習中違和感が強くなり切り上げを決めたとのこと。他にフォワードがいないので(涙)、とにかくビージャがプレイできるよう細心の注意を払っていくそうです。今のところヘタフェ戦は出れる見込みですが、金曜日の回復具合を見る必要が。ビージャがいないと非常にまずいことになるので、なんとか治ってほしいものです。でも、最近あんまり調子が良くないようだから、本当は1週間ぐらいお休みできるといいんですけどねえ。ミスタはまだ駄目なのでしょうか・・・。

その他の怪我人情報は、マルチェナはOK。練習試合ではアルビオルの横に入ったそう。
でも、ヘタフェ戦ではスタメンではないだろうとの見方が。
アルベルダが右膝のオーバーロードで、用心のために別メニュー。
ルフェテは通常の練習に戻ったものの、エドゥが左膝に心配な違和感。
怪我人が結構多いですね。
アイマールは元気そうなのでひとまず安心です。
(上の写真でご機嫌なのはエドゥ? マルチェナとよく似ているような気が。
オフィシャルによると練習中笑いが絶えなかったそうですが、違和感はこの後のことなの
でしょうね。アイマール、また後姿だし・・・。)

まったくサッカーとは関係ありませんが、今ようやくカリフォルニアでも女子フィギュア
スケートのフリーが放送されました。試合時間から12時間以上も経っているけれど、
ライブ放送はないので、この時間の録画放送まで待たなければいけなかったんです。
Netでニュースを見ないようにしなくちゃならないし、WOWOWなみの信じられなさですよ
NBC!!全世界でアメリカ西海岸だけじゃない、この時間まで映像を見ることができなか
ったのは(怒)。
まさか荒川さんが金メダル取るとは予想していなかったので、アメリカのテレビで
君が代を聞いて気分爽快。でも、イリ-ナ・スルツカヤは10年も前から好きな選手
なので、とっても可哀想でした・・・。転んじゃったらからしかたないけど。
もしや今頃日本は大騒ぎ?!?

チャンピオンズリーグが再開

2006年02月22日 15時34分36秒 | Liga05-06
火曜日は練習がお休みだったなので、ほとんどニュースはありません。
カニサレスが去年の9月には優勝争いは無理と話していたのが、今は「すごく難しいだろう
けれど、可能性はある。」と話したみたい。
Las Provinciasにはアジャラさんのインタが。回復の最終段階に入っているそう。3月12日の
マドリ戦あたりが復帰試合になるかもという予想ですが、アルビオル&ナバーロのセンター
バックコンビが機能しているので、急ぐ必要はないと書いてあります。これに関係して、
アジャラさんはさかんに「この二人がいるので、復帰は難しいものになるのでは?」と聞かれて
いますね。彼の答えは:
「サッカーを始めたときからそれは難しいこと。毎日ポジションを取るために戦っていて
一度もスタメンが確定しているとは思ったことがない。・・・だから、戦いを続けて、召集が
あることを願うよ。もしも僕のポジションがないのなら、きっと他のどこかにはあるだろう、
ハハハ!」ですって。余裕ですね・・・。
もう一人の怪我人ビセンテについてですが、後3週間はかかるそうです。な、長い・・・。
レゲイロよりやっぱりビセンテと思うので、早く戻ってきてほしいものです。
最初は捻挫と診断されたこの怪我、後にsindesmosisという診断に変わったらしいですが
辞書に載っていないのでなんのことかわかりません。

今日のお昼には、唯一アメリカで放送されたチャンピオンズ・リーグのレアル・マドリ-
アーセナルの試合を見ました。きっとアイマールも見たでしょうね・・・。
今日の実況・解説はイギリス人とアイルランド人のコンビだったので落ち着いて見れました。
(イギリス英語が好きだし、冷静で真剣な実況ぶりが心地よいのです。アメリカ人の
呑気で気楽な実況はサッカーには似合いません。テンションの高いスペイン語の実況も
もちろん好き。ただ意味がはっきりわからないから。)

試合のほうはマドリ、ぼろぼろ。アーセナルがあんなにスルーパスをたくさん通すサッカーを
するチームとは思わなかったのでびっくり。アンリが凄かったのにもびっくり。普段プレミアを
見ないので、ワールドカップやユーロでのアンリしか知らなかったけれど、別人のようでした。
ボールタッチが柔らかくて、インテリジェンス感じたし、ファンになってしまいそう。
(おかしいなあ、98年から知っているのに。)それにしても、今日のマドリになら、バレンシア
も軽く勝てそうでしたね。いつもマドリ負けてくれ!と願いながら試合を見るので、今日も
思わずそうしましたが、こんなところで負けてもらっちゃ本当は困るのでした。

明日は、チェルシー-バルサ。これもなかなか楽しみな試合です。

そうそう、けいこさんからのコメントで「アイマールとホルへ・ロペスが二人で爆笑していた」
というお話を聞きましたが、情景を想像すると、少女漫画の登場人物のような二人の2ショット
さぞ美しかっただろうな、と思って・・・。こういう場面こそ写真に撮ってほしいものですよね、オフィシャル。
バレンシアは、監督を筆頭に容姿の良い選手が揃っているなと思う今日この頃です・・・。