工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

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楽しんでますか?

2006年10月17日 18時20分07秒 | 工藤鍼灸院の出来事
昨日の夕方、長期に渡る不妊治療でようやく妊娠に至った患者さんが久しぶりに遊びに来てくれました。
まだ妊娠初期ですが、経過はいたって順調との事。
安心しました(^^) 胎盤が出来上がる4ヶ月目までは、油断せず大事にしてくださいね。

ちょうど忙しい時間帯でゆっくりお話する時間がありませんでした。せっかくいらして頂いたのに、もっともっとたくさんお話を聞きたかったのに、本当申し訳ないですm(_ _)m
また遊びに来てくださいね。治療以外でも大歓迎です!
・・・あ、後期に入ったら安産治療しましょうね、念のため(^^)v

それでですね、今までのエコー画像をちらっと見せて頂いたんですが、妊娠を確認できた際の初めての画像があったんです。妊娠5週目の画像でしたが、実は僕の姉が今まさにちょうどその時期らしいんですよ。
ああ、姉さんもこんな感じなんだなぁって。画像を見ながら身内とリンクしてしまいました。

それにしてもさ、エコー画像っていってもただの紙切れですよ。ペラッペラの紙切れ。でもね、これがなぜか、ずっしりと重い。
妊婦さんにエコー画像を見せてもらう時にはいつも感じるのですが、この手の重さってのは物理的な重さではなく、何か違った次元の重さですよね。
しかも、妊娠に至るまでの苦労を全て知っている分、余計に重く感じます。
僕でこれだけ重く感じるのだから、ご本人さんにとってはどれほどの重量感なのだろうか。

こいつが命の重さってやつなんだろうねぇ。

それでさ、このまま順調に経過して、いよいよ出産を迎える日が来るわけじゃないですか。生まれてきた赤ちゃんを抱っこした時の「重さ」ってのは、また一味違った「重さ」ですよ。
この感触ってのがまたすごいのさ。
あたしゃ3回経験しましたが、もう言葉では表現できない感触です。
その日が来たら、しっかりと味わってくださいよ。

何はともあれ、患者さんも、姉さんも、とにかく全ての妊婦さんみんなに『妊婦ライフ』を存分に楽しんで欲しいものです。
こんなに幸せに満ちて、命の尊さを感じられる時期はないのですから。
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2 コメント

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只今6週目 (丹頂)
2006-10-19 22:40:15
もう少ししたら手足が生えるのかなーなんて、たまごクラブ見ながらうきうきしてますですよ。

それにしてもつわりがこんなにつらいとわっ!

嫁にきてまだ1ヶ月もたっていないというのに、すでにぐーたら嫁になってる始末。

今日なんて午前中全て寝て過ごしました(ノд・。) グスン

この眠さと頭痛と気持ち悪さはなんともならんのでしょうかねー。院長。。。

赤ちゃんが育ってる証拠と思ってがんばってはいるのだけどもぉ。
返信する
ある程度は仕方ない・・・ (院長)
2006-10-20 20:08:16
妊娠すると、身体の熱(陽気)が内側にこもって胎児を温めます。この際の熱(陽気)の動きが睡眠時の熱(陽気)の動きに似ているため、妊娠すると眠くなるというわけです。



また、子宮が温かいので胃が熱せられます。例えると、お鍋(胃)がコンロ(子宮)にかけられている状態です。

気持ち悪いのは、胃に余計な水分が多いからですから、つわりがひどくて水分ばかり摂っていると悪循環です。なるべく固形のものを少しずつ摂って、常に胃にものを入れておいてくださいね。少しは気がまぎれると思います。



つわりの時期は心包経と三焦経という経絡(気の流れ道)が胎児を養っています。心包とは解剖学でいうと心膜、三焦とは免疫系統の総称と考えてください(厳密にいうと少し違うのですが)。

前述しましたが、妊娠すると熱が身体の内側にこもります。その熱が上焦(横隔膜より上)に昇って心包経の熱になると、実際に嘔吐するようになるんですよ。それで、さらに三焦の陽気が不足して胃に水分が多くなると嘔吐が激しくなります。



つわりは正常な妊娠の証拠でもありますし、赤ちゃんの状態自体には影響はありません。通常は安定期に入れば落ち着きますから、それまでの辛抱です!

東洋医学的には身体の余分な熱を吐き出して赤ちゃんを守ろうとする、身体の自然防衛反応なんだろうなぁ・・・と個人的には考えています。



嘔吐物がなくなってもなお胃液を吐き出すほどの重いつわりは母子共に危険ですから、その時は早急に主治医にご相談を!



とにかく上手につわりの時期を乗り切ってください(^^)
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