工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

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今こそ支える時期では?

2023年10月02日 17時22分13秒 | サッカー馬鹿
さて、昨日の秋田戦を振り返りたいと思います。

昨日は私、午前中にTOHOシネマズ宇都宮で映画鑑賞しておりました。テレビドラマも観ていたし原作コミックも読んだ『ミステリという勿れ』を鑑賞。



お隣の奥様が喜怒哀楽の感情豊かな方で、上映中に声を押し殺しつつひとりで肩を震わせながら泣いたり笑ったり。観客が感情豊かに観ている「ひとりアメリカの映画館」みたいだなあと思って映画そっちのけで興味深く観察してしまいました。アメリカ行ったことないけど。



オフだった娘と紘子さんも一緒に行っておりましたが、昼食後は別行動。おふたりはベルさくらの湯へ行き、私はライトレールでグリスタへ・・・というつもりでいたのですが、急に超絶面倒になってクルマで移動。ライトレール、いまだ未乗車(;^^)

キヤノン駐車場に着いてから、タオマフやらシャツやら用意していた一式全部家に忘れてきたことに気付きまして。結局持ってるのはカッパとケータイだけ。QRチケットはケータイに入ってるし、まぁ体ひとつあれば応援は出来ます。そんなわけで、ごく普通の格好でゴール裏に乗り込んでみました(笑)。



栃木SCの試合は数ヶ月ぶり。今シーズンもカンセキスタジアムには何度か行っていますけど、グリスタは本当に久しぶりです。

到着したのが試合開始15分ほど前。コロナ禍前、毎試合グリスタに通っていた頃の私の定席には見知らぬサポーターの方が多数いらっしゃいました。ユニフォームもタオマフも着用しておらず、黒のポロシャツにアメコミプリントのキャップ姿の私は周囲から見ればきっと新参者に映るでしょう。周囲を見渡しても知ってる顔はごく少数なのがまた、ゴール裏のブランクと月日の流れを強烈に感じさせるのでありました。まさに浦島太郎状態であります。

何とか隙間を見つけゴール裏中央に潜入したものの、ど真ん中でぽっかり空いていただけのことはある場所ですね。



いやー何も見えねえ。

でもこれがゴール裏ですよ。戦う場所ですよ。私は試合を「観に」来たわけじゃない。「応援しに」来たわけなので、ピッチが見えないなんてのはまったく気になりません。試合を見るならメインかバックスタンドへ行くべきです。私は応援に来たのだから、ピッチ上の雰囲気を感じられるだけで満足なのです。
などと言いつつ、試合が始まれば大旗の隙間から試合を覗き観るため「ひとりChoo Choo TREIN」が始まるわけですが。



体をゆったりとうねりながら、大旗2枚とコールリーダーさんの隙間から時折チラリと見える選手たち。俺もいろんな意味で戦ってるぞ、辛いけどみんながんばれと心の中で小さくつぶやきつつ、キックオフの笛を聴くのでありました。

「Keep On Fighting 栃木盛り上がれ♪ Keep On Fighting ララララ ラーラー♪」

懐かしのあのチャントから試合に入るあたり、今の応援をリードする若者たちからの古株サポへのリスペクトを感じます。最近のDAZN中継でもこのチャントはしっかり聴こえていて「おっ」と思ってはいたものの、こうして実際にキーポン体験するとおじいちゃんとしては妙に嬉しいもんですね。ジジイなんてちょろいもんです。



さて。



結果は皆さんご存知の通り。精一杯の応援をしましたが、9戦勝ちなしの秋田さんに逆転負けを喫するという残念な結果に終わりました。チームはシーズン終盤のここに来て3連敗。順位は19位まで下がり、降格圏まであとわずかという位置にまで転げ落ちてしまいました。

試合はほぼほぼ見えていないので、内容云々の話は他者に譲るとして。

監督は「この時期は内容よりも結果」と言っています。今日だって結果を追い求めての敗戦であるはずです。内容を求めて来た時期も含め、ここまで今シーズンのリーグ戦37試合を戦って来てこれなんだから、残りあと数試合のこの状況で何か変える、変わるということはもう考え難いです。そうでしょう?
だったらここはブーイングではなく拍手で選手たちのサポートをすべきだろう、拍手でみんなの背中を支えてあげたいと考え、思いっきり拍手で選手たちを迎え、送り出したのですが、試合後のゴール裏で拍手してたのは私だけでしたね。鳴り響く大音量のブーイングにかき消されようが、周囲から白い目で見られようが、最後まできっちり拍手で見送りました。もうこれはおっさんの意地です。ブーイングが鳴り止むまでひとり、拍手を止めませんでした。俺はみんなを支えるぞ、信じてるぞっていう精一杯の意思表示です。

21位金沢さん、22位大宮さんとの勝点差は9あります。この2チームは残り5試合で少なくとも勝点10を上積みしなければ降格圏からは脱出できません。37試合で勝点33のチームが残り5試合で勝点10稼ぐなんてまず不可能です。そういう意味ではもう栃木は残り5試合全部負けたって残留できます。まだ確定ではないものの、すでに安全圏なのです。万が一にも今季降格する確率は、夜空に浮かぶUFOを目撃するよりも低いんじゃないかと思っております。

我々はもう来季を見据えて戦うべきではないでしょうか。目の前の試合の結果より、この時期だからこそ来季やその先、将来のクラブの姿を想像して選手たちにエールを贈ってあげませんか。
ブーイングとかしてる場合じゃなく、来季に向けて選手たちがもっと伸び伸びと、ミスを恐れずチャレンジできる雰囲気を作るべきなのでは?と久々にスタジアムで声を張り上げたおっさんはこう思っているのですが・・・皆さんはどうお考えでしょうか?



家に帰ったらタオマフやら一式入ったバッグが床に転がっておりました。雨対策できっちりゴミ袋用意してるのが偉いでしょ。そして私はその時既にサイゼリヤのワインで泥酔していたのであります。猫吸って寝ました。
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