工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

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愛媛FC 粉飾決算問題の詳細

2015年01月16日 21時07分00秒 | サッカー馬鹿
愛媛FCの粉飾決算問題。詳細が明らかになって参りました。
黒字としていた2012年度と2013年度の2年間は実際にはおよそ9300万円の赤字だったようです。

『J2:愛媛FCが粉飾決算…12・13年度、実際は赤字』(毎日新聞)

昨季2014年度決算はおよそ400万円の黒字が確定しているそうなので、3年連続赤字でのクラブライセンス剥奪は回避となる見通しらしいです。まぁそういう問題ではないと思いますが。

『愛媛、1億円の粉飾決算=ライセンス剥奪は「回避」-J2』(時事ドットコム)

ライセンス剥奪はないにしても粉飾決算そのものが犯罪行為であるため、この案件は今後刑事事件に発展する可能性もあります。愛媛FCにはそれなりの制裁が下されるはずです。
Jリーグにおける制裁は以下の9項目が規約により定められております。

(1)けん責(始末書を取り、将来を戒める)
(2)制裁金(1件につき1億円以下)
(3)中立地での試合開催
(4)無観客試合の開催
(5)試合の没収(試合を没収し、0-3の敗戦と扱う)
(6)勝ち点減(1件につき、リーグ戦の勝ち点を15点を上限として減ずる)
(7)出場権剥奪(リーグカップ戦の違反行為に対し、次年度の出場権剥奪)
(8)下位ディビジョンへの降格
(9)除名(総会で4分の3以上の議決を要する)

昨シーズン、人種差別問題で浦和に対し(4)無観客試合の開催という制裁が下されました。今回の件はこれを上回る重い制裁が下されても仕方がないと思っています。今シーズンの日程が確定している以上降格処分は考えにくいですから、(6)勝ち点減あたりかなぁと考えています。そうなれば愛媛にとってはマイナスからのスタートとなりますし、当然来季のJ3降格も視野に入って来るわけです。最も現実的で妥当な処分だと思います。

それにしても、今回の件は個人がやったという事になっていますが、営業収入たった数億円規模の会社で年間数千万もの金額が合わなくなる事に、会社はすぐ気付かないものでしょうか?このあたりの解明は第三者による追加調査の結果を待ちたいところです。

『愛媛が約1億円の粉飾決済…クラブライセンスには影響なしか』(ゲキサカ)

今回の件では愛媛の選手やサポーターにはまったく罪はありません。本当に気の毒でなりません。とにかく愛媛FCが今シーズンを無事に迎えられる事を願うばかりです。
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