先日の群馬戦が今季初出場となった菅選手。試合終了後、人目も憚らず号泣している姿を多くの皆さんが見ていたようですし、DAZN中継のラストに菅選手が家族写真を撮影する姿がチラッと見切れていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/69/96ad6580eb541d3ff60bbf4b04f9850e.jpg?1607597960)
これを見て、そう遠くない未来、そんな日が来るとは思っていました。覚悟はしていたものの、このリリースを見て心のどこかにぽっかり穴が開いたような、何とも言えぬ虚無感に苛まれています。
国立大卒のJリーガーという非常に珍しいインテリ選手。幼少期から県トレや年代別代表などには全く無縁の選手がプロになり、十数年も第一線で活躍。菅選手の存在はサッカーが大好きな多くの子ども達にとっての希望でした。そんな彼がこれだけ長くプロサッカー選手として活躍できた秘訣は、このロングインタビューに凝縮されているような気がします。
![](https://www.targma.jp/wp-content/blogs.dir/39/files/2020/02/3H4A1656_R.jpg)
![](https://www.targma.jp/wp-content/blogs.dir/39/files/2020/05/0d40a5e4a645fc6b96e767d64ac0878e-3.png)
![](https://www.targma.jp/wp-content/blogs.dir/39/files/2018/08/3H4A1249.jpg)
その有能ぶりはピッチ内だけに留まりませんでした。JPFA副会長としてJリーグの会議に出席した際のこと。この出来事はあまり公には知られていませんが、まだJ3がDAZN配信されていなかった時代、J3の全試合ライブ配信を直訴し、多くの人の心を動かして実現させた人物こそが菅選手でした。
今こうしてJ3をDAZNで全試合ライブで視聴できるのは、菅選手の行動力と発言力、そして人徳のおかげです。その功績はJリーグファンにもっと知られていいと思っています。ピッチ外でも素晴らしい仕事をする男でした。
ラスト3試合、まださよならは言いません。最後まで菅選手らしく、漢の生き様を見せてくれるはずです。
【トップチーム】この度、#菅和範 選手が2020シーズンをもって現役を引退することとなりましたので、お知らせいたします。▽詳細はこちらhttps://t.co/9pW3fv5juI#栃木SC pic.twitter.com/IxC27dU7vD
— 栃木SC公式 / Tochigi SC (@tochigisc) December 10, 2020
栃木SC・菅主将、今季限りで引退 #下野新聞https://t.co/EguLoYHHVi
— 下野新聞 (@shimotsuke_np) December 10, 2020
国立大卒のJリーガーという非常に珍しいインテリ選手。幼少期から県トレや年代別代表などには全く無縁の選手がプロになり、十数年も第一線で活躍。菅選手の存在はサッカーが大好きな多くの子ども達にとっての希望でした。そんな彼がこれだけ長くプロサッカー選手として活躍できた秘訣は、このロングインタビューに凝縮されているような気がします。
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人口1万人未満の小さな町の愛媛王者で揉まれたジュニア時代。菅和範は小学生のときから”闘将”だった!?【Jリーガーの履歴書 Vol.5 菅和範編(前編)】(20.5.15)
新連載、Jリーガーの履歴書。プロになった選手たちのプロ入りまでの歩みを振り返ります。Vol.5は菅和範選手をピックアップ。▼小学生のときから...
「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩
![](https://www.targma.jp/wp-content/blogs.dir/39/files/2020/05/0d40a5e4a645fc6b96e767d64ac0878e-3.png)
人として当たり前のことをやり続ける――。「人間・菅和範」を形作るルーツとは?【Jリーガーの履歴書 Vol.5 菅和範編(後編)】(20.5.17)
新連載、Jリーガーの履歴書。プロになった選手たちのプロ入りまでの歩みを振り返ります。Vol.5は菅和範選手をピックアップ。先日の前編に続き、...
「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩
![](https://www.targma.jp/wp-content/blogs.dir/39/files/2018/08/3H4A1249.jpg)
栃木の闘将に多大なる影響を与えた日本サッカーの育将、今西和男との出会い。【Jリーガーの履歴書 Vol.5 菅和範編(アディショナルタイム編)】(20.6.4)
新連載、Jリーガーの履歴書。プロになった選手たちのプロ入りまでの歩みを振り返ります。Vol.5は菅和範選手をピックアップ。前編、後編に続き、...
「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩
その有能ぶりはピッチ内だけに留まりませんでした。JPFA副会長としてJリーグの会議に出席した際のこと。この出来事はあまり公には知られていませんが、まだJ3がDAZN配信されていなかった時代、J3の全試合ライブ配信を直訴し、多くの人の心を動かして実現させた人物こそが菅選手でした。
今こうしてJ3をDAZNで全試合ライブで視聴できるのは、菅選手の行動力と発言力、そして人徳のおかげです。その功績はJリーグファンにもっと知られていいと思っています。ピッチ外でも素晴らしい仕事をする男でした。
ラスト3試合、まださよならは言いません。最後まで菅選手らしく、漢の生き様を見せてくれるはずです。