明日はグリーンスタジアムで栃木SCの試合を観戦する予定でございます。今季最初の観戦ですからねぇ、私、今から気合入っておりますよ(^O^)/
子ども達のレプリカユニは持っているのですが、私はまだ買っておりません。明日、時間があったら何か身に付けるグッズを買おうと思っております、はい。
我らが栃木SCのユニフォームは黄色に紺のラインが入ったデザインとなっております。ミズノ製のユニフォームなのですが、ふと他のチームのユニフォームサプライヤーが気になったので、J1、J2、そしてJFLに所属する全51チームを調べてみました。採用チームの多い順に見て行きましょう!!
1位・・・アンブロ、9チーム(G大阪、柏、甲府、鳥栖、SAGAWA SHIGA FC、HONDA FC、横河武蔵野FC、ソニー仙台、北九州)
JFLのスポンサーを務めている事情もあり、JFLの企業チームに数多く採用されているアンブロ。イングランド代表をサポートし続ける、イギリスの老舗ブランドでございます。欧州や南米、アジアなど、世界中のクラブチームにユニフォームサプライヤーとして採用されており、数多くのフットボーラーに愛されているブランドでございます。採用が9チームに留まっているのが不思議なくらいです。
2位・・・ミズノ、7チーム(広島、C大阪、福岡、徳島、愛媛、岐阜、栃木)
日本最大の規模を誇る国産ブランドが堂々の2位となりました。Jリーグが開幕した直後は全てのチームがミズノ製のユニフォームを採用しておりました(Jリーグ自体がミズノと契約していたため)。日本のプロサッカー界にとっては大切なブランドでございます。愛媛は昨期までのディアドラから変更となりました(これはちょっともったいない気もします・笑)。我らが栃木SCもミズノさんにお世話になっております。
2位・・・プーマ、7チーム(磐田、大分、清水、山形、熊本、TDK SC、MIOびわこ草津)
同じく7チームに採用されているプーマ。アディダスとプーマの創始者は兄弟で、元々同じブランドを掲げておりましたが、1948年に兄弟喧嘩が勃発して分裂。プーマは弟・ルドルフのブランドで、早い段階で世界のスーパースター達と独占契約を結ぶというイメージ戦略を確立する事に成功。今ではサッカー選手の定番ブランドとなっております。
4位・・・アシックス、5チーム(川崎、神戸、仙台、佐川印刷SC、三菱水島FC)
海外ではオニツカタイガーのブランドで知名度を上げている、日本の老舗国産ブランドでございます。ナイキにシューズの技術を盗まれたという逸話は大変有名で、職人気質のもの作りに定評のあるブランドです。サッカー界では海外での評価が先行しており、以外にもイタリア・セリエAでは数多くの中堅クラブのユニフォームサプライヤーとなっています。
4位・・・カッパ、5チーム(千葉、東京V、札幌、ジェフリサーブス、FC琉球)
イタリアの老舗スポーツブランドであるカッパ。千葉とジェフリザーブスは厳密に言えば同じクラブ(ユニフォームデザインは違います)なので、事実上5位となります。両肩のロゴ(背中合わせのアダムとイブ)は非常に目立つ大きさで、おそらく現在最も大きなロゴをユニフォームに採用しているブランドではないでしょうか。
6位・・・ナイキ、3チーム(鹿島、横浜FM、浦和)
近年のサッカー業界に新風を吹き込んでいるナイキ。言わずと知れた世界最大規模のスポーツブランドでございます。各国の代表チームや強豪クラブチームへのユニフォームサプライヤーによりサッカー界でも大成功を収めています。日本サッカー界へは主にクラブチームと選手個人とのスパイク契約で大きくシェアを伸ばしていますが、ユニフォームサプライヤーでは遅れをとっている印象です。横浜FMの獲得が吉と出るか・・・。
6位・・・アディダス、3チーム(FC東京、新潟、流通経済大)
大学チームを除けばプロ2チームとしか契約がなく、非常に寂しい状況に陥っております。日本におけるアディダスの象徴的なクラブチームだった横浜FMとの契約をナイキに持って行かれたのは大きな衝撃でした。日本代表へのユニフォームサプライヤーは、契約ではナイキに勝ちましたが提示金額では負けていたそうです。アディダスジャパン、実はひそかに大変な状況になりつつあります。
6位・・・ヒュンメル、3チーム(横浜FC、鳥取、FC刈谷)
意外と大健闘しているヒュンメル。知る人ぞ知るデンマークの老舗スポーツブランドでございます。サッカーでは北欧と東アジアのクラブチームのユニフォームに数多く採用されていますが、個人的にはハンドボールのブランドという印象が強く残っております。Jでは横浜FCのみが採用しております。
9位・・・エーライン、2チーム(湘南、高崎)
イタリアのスポーツブランド、エーライン。日本での知名度はかなり低いブランドですが、海外ではイタリア・セリエAのカリアリがユニフォームに採用していた事がございます。イタリア産の高級生地が売りなのだそうな。湘南は以前もPIKOのユニフォームを採用したり、かなり独自性の強い経営をしていますねぇ。
さて、ここからは単独契約のブランドを採用しているチームです。
日本サッカー界ではかなりのレアユニフォームでございますよ。
・ルコック(名古屋)
ご存知、フランスの老舗スポーツブランド。フランス代表をサポートしていた時代もありましたが、現在はサッカーにはそれほど力を入れていない様子です。名古屋だけが採用しております。
・ロット(大宮)
岐阜がミズノに乗り換えた今、日本では大宮しか採用していません。1973年にイタリアで創業された比較的新しいブランドでございます。イタリアや中東のチームに比較的多く採用されています。
・マイター(水戸)
出ました、イギリスで生まれたサッカーブランドの老舗中の老舗マイター。本場ではいまだに根強い人気を誇り、イングランド下部リーグのチームには数多く採用されております。日本でも下部リーグでは採用してるチームがございます(松本山雅FC、沖縄かりゆしFC)。個人的には好きなブランドです。
・ゴールドウイン(富山)
海外有名ブランド(エレッセやチャンピオンなど)の日本代理店を勤めるゴールドウイン。自社ブランドはそれほどメジャーな存在ではありませんが、地元チームのユニフォームサプライヤーとなっているのは国産ブランドとしての意地でしょうか。
・ファイテン(草津)
アクアチタンネックレスで一躍有名になったファイテン。サッカー界では唯一、草津とだけ契約しています。そういった意味ではかなり貴重な存在と言えます。草津は以前のユニクロ製ユニフォームも個性的で良かったなぁ。
・ワコール(京都)
京都は本社が京都市にあるワコールをユニフォームサプライヤーに採用しております。女性下着メーカーとして知られるワコールは『CW-X』というスポーツウエェアブランドも持っております。まだマイナーな存在ですが、数多くの一流アスリートに愛用されている事からも品質は確かなのだと思います。
・オザキ(岡山)
尾崎商事は「カンコー学生服」で知られる岡山市の老舗学生服ブランドでございます。企業内部にスポーツブランドを持たない会社としては唯一のユニフォームサプライヤー。これぞ地域密着型クラブでございますなぁ。