紫陽花の咲く時期に
姉は虹の橋を渡って逝ってしまいました。
去年の今頃は未だ元気で(7月28日に脳出血で倒れたのでした)
一緒に紫陽花を眺めましたね。
毎年この時期になると思い出すのでしょう。
暫く留守をしている間に、アガパンサスもこんなに開いていました。
お姉さん、見えるでしょうか。
玄関の前に咲いています。
思えば私がこちらに来たのは、姉の友達の勧めがあったからでした。
何もこんな遠くまでと初めは妹達と反対でしたが、
一緒に見学に来て、ミイラ取りがミイラになってしまいました。(苦笑)
その頃は私も元気でしたから、社交ダンスや大きなアトリエで
好きな油絵を描けると思ったからでした。
既に姉は書道クラブ、短歌、百人一首のクラブで活動しておりました。
最後は二人とも何も出来なくなってしまいましたが、後悔してもはじまりません。
ここが終の棲家だと思って頑張るより仕方がありません。
姉の棺には書道クラブで文化祭の時に出品した大きな書と
短冊を入れてあげました。
喜んでくれたでしょうか。
紅