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-1076- オオルリボシヤンマとエゾアカネ

2009-09-03 | 昆虫

オオルリボシヤンマとエゾアカネ


栗駒高原を少し下った所に須川湖があります。とても小さな湖です。


アキアカネ

沢山のアキアカネが飛び交っていました。


エゾアキアカネ

ちょっと大きさが解りづらいのですが、その中にひときわ小さいアキアカネ、「エゾアキアカネ」と言うのだそうです。
北海道や極限られた北の地域に生息しているそうです。



突然目の前に大きな黒いものが飛んで行ってびっくり! 
そばに居たおじさんが「オオルリボシヤンマ」の♂と教えてくれました。
「エゾアキアカネ」を教えてくれたおじさんです。


オオルリボシヤンマ

かろうじて撮れた証拠写真の「オオルリボシヤンマ♂」です。実際は綺麗な瑠璃色と濃紺のストライプです。

「そんなに撮りたいのなら居る所へ連れて行ってあげようか?」 「是非お願いします~!」


と言う訳で対岸にボートを出してもらいました。




オオルリボシヤンマ♀  ♂は緑色の部分が瑠璃色です。




オオルリボシヤンマの産卵

またしても証拠写真~
居ることは居ましたが、みんな♀の産卵中。浅いのでボートは岸に近づけず、
まして揺れてるボートからでは撮れません。またしても証拠写真です。
たまに飛んでる♂を見かけても撮ることは出来ませんでした。(涙)
♂は縄張り争いで絶えず上空を旋回しています。

このおじさん、ここのキャンプ場の管理人さんだそうで、
ご自分でもトンボの写真を撮っているのだそうです。
とても親切にしていただきました。
20分の所、30分もボートを出して頂いて2人で300円です。
証拠写真に終わりましたが、珍しいトンボが見られて良かったです。

ボートを降りた後は「美味しいものご馳走するよ」と言って管理室へ。
おじさんが摘んだ山のブルーベリーをご馳走してくれました。
そしてオオルリボシヤンマ♂の写真も見せていただきました。
「これを撮るなら7月がいいよ。来年又お出で~」ですって。

このおじさん、8月いっぱいでキャンプ場を閉めた後は東京へ出稼ぎだそうです。
何と私の家からすぐ近くの住宅街にもう8年も来ているそうです~@p@!