－４２－ 地下足袋

　　　　 紅のお遊び　　　絵手紙

　　　　　　

　　　　　　　数年前までは、こんなお遊びが出来たんです。田舎へ行ってはのんびり描いてました。
　　　　　　　　ある時、近所のおばあちゃんが描いてみたいと言う。この地下足袋のおばあちゃん。
　　　　　　　　楽しんで描いて遊んで行きました。次に行った時、今度はもう一人お友達を誘ってきました。
　　　　　　　　半年ぐらい経って村の文化祭に何か出品したいと言う。
　　　　　　　　葉書数枚を二人で出品してもインパクトが無いので、半切和紙（書初めの大きさ）に初挑戦！
　　　　　　　　お孫さんの元気な成長を願って描いたお二人のこの作品が話題となり、私も、私もの申し出殺到、
　　　　　　　　悲鳴をあげました。結果は、村の教育委員会の申し出によりサークル活動として発足、
　　　　　　　　そればかりか隣町の教育委員会からも依頼があり、「こんな筈じゃなっかた！私は山へ遊びに来るのに！」
　　　　　　　　と固辞しましたが、度々の申し出に一年後にお引き受けする羽目になりました。
　　　　　　　　今、文化祭に向けて頑張っている４０代～８０代の方々の輝いている顔を見ると、こちらも元気を頂けます！
　　　　　　　　お陰で昼夜２クラスこちらが楽しませてもらってます。
　　　　　　　　月に１度の教室は、帰りには野菜や果物のお土産一杯です。

　　　　　　　　お手本無しの自由な絵手紙ですが、自分が描けないのは辛いものです。
　　　　　　　　描けなくなってパソコン・マウス画を試みていますが、下手なりに手書きの方が味があると思うのですが・・・。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　紅