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瀬戸際の暇人

今年も休みがちな予定(汗)

08年、ハウステンボスで冬休み その14

2008年03月10日 17時31分24秒 | ハウステンボス冬の旅行記
そんな訳で本日2度目の更新。
ザ・看板ショー、後編スタート。(ちなみに前編はこちら)


先ず記事上の写真は、ユトレヒトのイタリアンレストラン『プッチーニ』の看板。(↑)
恰幅の良いシェフがイタリアの国カラーをバックに描かれています。



↑同じくユトレヒトに在るチーズケーキハウス『パティスリー』の看板。
席数は少ないですが、優雅にケーキとお茶を楽しめる喫茶室。
テイクアウトが可能なケーキも有る。
また、時間帯によって軽食も楽しめたり。



↑同じくユトレヒトに在る中華ファーストフード店『ラオリー』の看板。
場内で最も?なデザイン。
「皿から溢れる心を受け取って」??
誰か意味おせーて。


続いて港街『スパーケンブルグ』に場所移動…




↑キャラメルチーズケーキで天下を奪った、『ラフレシール』の看板。
戴いてる王冠にパティシェールの自信が覗けるようですね。
此処も今年3/15にビネンスタッドへ場所を移動、リニューアルオープンする予定。
看板はどんな風にチェンジしてるのか!?(←残念な事に普通になってた…)



↑同じくクッキー&バームクーヘンが評判だった『ヘクセンハウス(魔女の家)』も、ビネンスタッドにリニューアルオープン予定。
場内で最も内装が凝ってた店だけに、そのままの雰囲気再現が望まれます。
空飛ぶ魔女に2度と会えないのは辛い…。(一緒に乗ってる猫の毛が逆立ってるのは怖気から?)
てゆーかこの位置から観ると、魔女がドムトールン向って飛んでく様で、楽しく思えたんだが。(ちょっと残念)



↑海に因んだ雑貨を売る『キャプテンショップ』の看板。
店名通り、如何にもな海賊キャプテンが描かれてますね~。
海の漢に青空は良く似合う。



↑海産物加工品を主に売る『フィッシャーマンズ・ピアー』の看板。
「今船に乗って釣って来た、獲れ捕れピチピチの魚介使ってるよ~!」
看板から、そんなメッセージが伝わって来るようですね。
二重になってるデザインにセンスを高く感じる。



↑お役立ちフィルム現像ショップ、『D.P.E』の看板。
デジタルカメラ全盛の時代、絵の様なフィルムが持ち込まれる事は、めっきり減ったに違いない。
ちなみに『D.P.E』は入国ゲート傍にも在りまする。



↑港街『D.P.E』の横はバス停留所。
こんな風に判り易く示してあります。


う~ん…おかしいな。
もっと沢山撮って来た筈なんだけど。(汗)
『ゼーランド』のリバーシブル看板なんかもお気に入り。
見付ったらこの記事に追加UPしますんで。


写真撮影に勤しんでた時…何処からともなく(いや港街に居たんだが)、有得ない鳴声が聞えて来ました。


「にゃ~~んv」


どう聞いても猫撫で声のそれは、どう聞いても猫の鳴声にしか思えず。
しかし場内に動物は入場禁止の筈。

うろたえて振り返った自分の前には、なんと1匹の野良猫が…!!!




↑いやぁ…またもや思っ切し遇ってしまいましたよ。
毛並みからして野良猫だろうけど、やたら人懐っこくってね~。
正面から撮影しようとすると人に擦り寄るお蔭で、顔が上手く撮れんかった。
腹減ってたんでしょうね~。
にゃーにゃーにゃーにゃー、ひたすら鳴いて甘えるんだ。
可愛いんだけど、餌付けしたらパーク側に迷惑懸ける事になるんで、心を鬼にして離れました。



↑いや正直話すと、暫く撫でくりして遊んでましたが。(笑)
餌はあげてないですよ、本当だよ。(汗)



↑ハウステンボスの側には海が在るせいか、頻繁に猫に遭遇致します。
今一鮮明さに欠けますが、この記事にも証拠写真が。

なんか行く度に遇ってる気がする…猫遭遇運が有るのかも。



↑私が離れた後、猫は港街の軽食スタンド『ビッケンビッケン』の裏手へと消えて行きました。

…え?ひょっとして此処の店員さんから餌貰ってたりとか??(汗)



旅の終りに思いがけぬ出会いを果たし…次回、漸くの最終章(多分)に【続】。
コメント (3)
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08年、ハウステンボスで冬休み その13

2008年03月10日 17時30分19秒 | ハウステンボス冬の旅行記
昨日の記事にやたらミスが多かったので、訂正入れさせて戴きました。(汗)
ついでに今週のワンピを観たので、その感想を追記したりもしてます。
PC前に中々座れず、TVも落着いて観られないこの頃…つくづく携帯買って良かったな~と。

文明の利器に感謝しつつ、前回の続きです。



雑技団の舞台を観終った頃には、午後3時を回っていました。

寂しいかな、2時間後には帰途に着かなければ…。

悔いを残さぬようにと、場内の看板を片っ端から撮影する自分。

って「何故そんな事を?」と訊かれそうですが。(汗)


以前より看板に注目してた自分。
何時か全ての看板写真を撮って、己の記事にコレクションしてみたいものだなぁと、野望を募らせて居ったのです。(照笑)

ハウステンボスには洒落た看板が数多く有ります。
時には看板ウォッチングも楽しいぞって事で、こっから先はひたすら――ザ・看板ショー!!

貴方はどの看板娘(?)がお気に入り?


先ず記事上の写真は、キンデルダイク地区のチーズ専門店『ブールンカース』の看板。(↑)
蕩けるチーズの絵が描かれてますね。


続いてニュースタッドに場所を移して…




↑チョコレート専門店『チョコレートハウス』の看板。
店のトレードマークである『チョコレートを運ぶ女』が、看板にもしっかり描かれています。
かなり大きな看板で、1店舗の看板としては、恐らく最大かと思われ。



↑チーズ専門レストラン『チーズワーフ』の看板。
チーズキャリーでチーズを運ぶ2人の男が描かれています。
以前は似たよな形体のカラクリ時計も作動させ、観光客の目を楽しませていましたが…残念ながら此処数年休憩中。



↑ステーキハウス『スモーキーテースト』の看板。
ナイフ・フォーク・皿を模したデザインがナイス。



↑総合土産店『フォンデル』の看板。
メルヘンチックな可愛い絵柄は、キャラクターショップだった前店の名残?


続いてミュージアムスタッドに場所を移して…




↑有田焼の陶工、柿右衛門の作品を展示・販売する『柿右衛門ギャラリー』の看板。
板に有田焼の皿(まさか本物じゃないよねぇ…?)を貼り付けたデザインが素晴しい。
個人的に最も気に入ってる看板、店のイメージに良く合ってると思うのよ。



↑オルゴールショップ『パンドラ』の看板には、勿論シリンダー式のクラシカルなオルゴールが描かれています。



↑マリングッズショップ『フィギュアヘッド』の看板には、店名通り船首像が描かれている。
此処の看板は吊タイプではなく、壁に打ち付けてあるタイプ。
それもまた個性的。
ひょっとして銀貨を船底やマストに打ち付け、お守りとしていた昔の船乗り習慣をイメージしてだったり…?(考え過ぎか)


続いてビネンスタッドに場所を移動…




↑オリキャラ『ちゅーりーちゃん』のグッズを売る店、『ちゅーりー・ちゅーりー』の看板。
可愛らしいキャラグッズの並ぶ此処は、年中春爛漫です♪



↑花雑貨や香水等々、女性に好まれそうな品を沢山揃える『アンジェリケ』の看板。
レース刺繍を思わせる字体が、店のお洒落イメージを伝えています。



↑オランダ民族衣装を纏って旅の思い出を撮ろう、写真スタジオ『フォトジェニック』の看板。
古式床しい撮影の情景が描かれています。




↑買物してて小腹が空いたら、バーガハウス『ダム』に寄ろう。
コカ・コーラの看板まで下がってるのは、この店の提供会社がコカ・コーラ社だから。
ハンバーガーにコーラの組合せは、米国が誇るトレンド食文化です。



↑マグカップ専門店から和雑貨屋にリニューアルした『島』の看板。
正直看板はマグカップ型してた以前の物のが良かったなと。
も少し和風のデザインなら好いなと、個人的には感じてる…。
まぁ最近店の売物傾向が、和風だか何だか混沌として来てるが。(笑)



↑ベーカリー兼カフェテリアレストラン『グーテン・アペティート』の看板。
欧風絵本の挿絵っぽいチューリップ絵がメルヘン。
そもそもこの店、以前は「欧米人が見たヨーロッパ料理」なるコンセプトで、メニューを揃えていたり。
看板はその時代の名残なのです。



↑輸入菓子&オリジナル菓子を売る店舗だった『ハンスブリンカー』の看板。
開園当時場内のマスコットだったルーキーライオンが、店の売りだったペロペロキャンディを持ってるデザインに、ノスタルジィを感じさせられます。
08年3/15リニューアルオープン後、果たして看板は如何に変るのか!?(そもそも有るのか!?)


最近オープンした数店には吊看板が無く寂しく感じたんで…引越し&リニューアルする店は、なるべく看板毎引越して貰いたい。

引っ越したはいいけど、看板は元のままになってたりな~。



↑こんな風に。(笑)

これ、以前ニュースタッドに在った総合酒販店『ワールドリカーショップ』の看板なんすが。
現在店が在った場所にはマジックミラーメイズが入ってるってぇのに、看板だけは変らず残ってるんですよ。(苦笑)


パサージュにも、そういう可哀想な看板が多数残ってる。





パイプとか、



↑額縁絵とか、



↑ジョウロとか、



↑帽子とか、



↑お洋服とか、



↑香水瓶(?)とか、

…揃いも揃って凝ったデザインしてるので、こっちはデコレーションと思えなくもないが。(笑)
元は各看板に似合った店が入っていたのです。


兎も角…ワイン看板はなるたけ早く下ろした方が良いと思うぞ。


話を戻して――




↑ミッフィーグッズ専門店『ナインチェ』の看板。
ハウステンボスのミッフィーは木靴を履いてます。



↑ジブリアニメグッズを置く『スピール~どんぐりの森~』の看板。
ジブリがいっぱい、どんぐりもいっぱい。


深夜酒場街『アムステルフェーン』に場所を移して…




↑世界の銘酒&趣向を凝らしたカクテルを楽しめるバー『グランキャフェ』の看板。
乾杯する男のシルエットというのが、洒落たデザインでイカシてます。
個人的ベスト10に入れたい看板。



↑最近復活を遂げたカラオケクラブ『パロット』の看板。
ト音記号は店のイメージマーク。



↑カジノバー『ジャックポット』の看板。
銀板にシャープな字体が、カジノのイメージにぴったりかと。



↑鮨が評判の居酒屋『按針』の看板。
………渋いっっ!



そろそろ字数がきつくなって来たんで、2回に分けさせて戴きます。(汗)



【続】
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08年、ハウステンボスで冬休み その12

2008年03月06日 21時03分55秒 | ハウステンボス冬の旅行記
部署異動願いを出そうとリーダーの元へ行ったら、「良くやってくれてるね。これからも頑張ってね」と機先を制されてしまい、結局10月迄部署を異動出来そうも有りません。
そんなやり手のリーダーはSBの虚弱(っつか何つうか…)スラッガー多村選手にそっくり。
でも1度も仕事休んだ事が無いんで、丈夫スペと自分はこっそり呼んでいる。(←ジョーブスペとお読み下さい…なんかデーブ・スペ○ターみてぇ)
「『スペ』なのに『丈夫』とは激しく矛盾を孕んだ表現」と指摘されそうだが、本当によく似てるんだこれが。
世の中3人はそっくりな人が居ると言うが…なら後1人は今何処?(別に捜しちゃ居ないが)

なぞと珍しくオフ事情語った所で、前回の続きです。



ホテルに戻り、部屋で帰り仕度を整える。
チェックアウトは午後1時、これはカスタマーズ会員の特権。
入ってて良かったカスタマーズ。
でも何か色々変更予定らしいっすね。
取敢えずはチェックアウト1時を取止めないなら、自分的にはOKです。

今回は土産が多かったんで、荷物纏めに難儀した。
これはもう宅急便で送るしかないなって感じ。
いや余程少なくない限り、宅急便使って送る人ですが、自分は。
行きはヨイヨイでも構わんが、帰りは楽々なのが最善。
休む間も無く明日は仕事なのを考えたら、自力で荷物運ぶなんて出来ない有得ない。
その最中悩んだのが、傘を送るか、送らないか。
予報では「雨降るでしょう」と太鼓判。
けど空は晴れて、クリアな青さ。
自分は晴れ女、自分1人で来た場合、今迄降られた例無し。
でも降るって言ってるし…折角持って来といて、降られるのは悔しいなぁ。

かなり葛藤したんすが、持前の慎重さから、やっぱ送らず持って帰ろうと…。


後 で こ の 時 の 選 択 を 激 し く 後 悔 し た。


ジンクスは馬鹿に出来ねぇ。
そして予報は信じられねぇ。


無理矢理鞄に詰込み終了。
午後1時まで残り約2時間。
体に余韻を残そうと、ベッドにゴロンと転がる私。

嗚呼、現実が足音響かせ忍び寄って来る…!

往生際悪く非現実に縋ろうと、TVで場内放送を観る。

ハウステンボスが出来るまでのドキュメントとか、オリジナルアニメの宣伝とか、まどろむ脳に流れて来る情報。


構想3年、建設3年、近代稀な大工事だったんだなぁと。
理想の街を実現しようと、様々な専門家が意見を出し合い、創られた場所。

前に友人の知り合いから「ハウステンボスって何?」と問われた時、私はかなり考えてから「新しい街だよ」と答えた。
するとその人は、「街造ったから何なの?」と返してくれた。
失礼ながら私はそれを聞いて、『想像力の希薄な人だな』と感じた。
その人の中で街とは「有触れた物」、「在って当り前の物」なのだろう。


――新しい街を創る。


この事に限り無い浪漫を感じられない人は、ハウステンボスを楽しめやしないだろう。

此処はそういう場所だ。


「殿、某が一夜にして、城を建てて御覧にいれましょう!」
「ほう、面白い!…出来るものなら建ててみよ…!」


かくして見事建てられた城は、後に「一夜城」と呼ばれ…ってそれは別の話。(汗)(ちなみに後世出来たフィクションくさいが…本当だったら楽しいな~)

閑話休題、現代に話を戻して。


アニメワールドのアニメ『コムタチン・コムタチン』って、1作25分の動画枚数1万6千枚だそうで。
(作品の詳しい情報はこちらを→http://www.huistenbosch.co.jp/komutachin/top.html)
ぶっちゃけ子供向きなんで、あんま興味持ってなかったんすが(失礼)、枚数聞いてちょっと観たいかなって気が…。
今日びTVアニメの作画枚数は、約25分で3千枚も有ればマシ。
単純に比較するなら、物凄い滑らかな動きなんではなかろうかと。
小柳ルミ子氏が悪い魔女役ですか…それはイメージぴったりかも。(重ねて失礼)
3月は無理だろうが、5月に行けたら寄りたい。
アニメファンなら観た方が良いらしいので…ねぇ、Uさん?(笑)


午後12時50分頃、最後の煎茶を飲干し、部屋を出ました。
フロントでチェックアウトを済ませ、荷物を送る手配を頼む。

記事上の写真は、別れの朝に撮った中庭。(↑)



↑さよならアムステルダム。
また来るからね。
てゆーか3/18に、またお世話になる予定ですから。(汗)

ホテル正門を出た所で、丁度バス停に赤いバスがやって来た。
ラッキーと思い、パスを翳して停める。

「スパーケンブルグまで!」

運転手さんに行き先を告げ、乗り込んだ後で気が付いた。
そのバスは何時ものバスでなく、場内宿泊者送迎バスだという事に…。(汗)

赤いバスはですね~、各バス停を巡る物じゃないんです。
陸と海の入出国口と各ホテルとを繋ぎ、場内ホテル宿泊者を送り迎えする為に有るのですね~。
微妙~に巡る先が違うんですよ。

しかし運転手さん、親切にもヨーロッパを経由した後、スパーケンブルグ停留所で降ろしてくれました…クラシックバスじゃないのに。
有難う運転手さん。
この御親切は忘れません。
てゆーか早とちりして済みませぬ。(汗)

港街に寄ったのは、D.P.Eに依頼したCDを受け取り、フラッシュカードを返して貰う為。
でなきゃ存分に撮影出来ない。

無事受取った後、今度はちゃんとクラシックバスに乗って、ビネンスタッドにとんぼ返りしたのでした。

この後雑技団の演技を観に行く予定だったので、昼食は会場であるユトレヒトに近く、そして直ぐに食べられるカフェテリアレストラン『グーテン・アペティート』で取る事に決める。

グーテン・アペティートはベーカリーも兼ねている。
ホテルメイドのパンは此処で買える。



↑ドア飾りにもパンが描かれてる。
ホルン(?)から湧き出してるのはパン…だよねぇ?
違ったらすいません。(汗)



↑店内はこんな感じで広々。(ランチ時なのに閑散としてるのは、ぶっちゃけ周囲が工事してたせいも有ろう)
ナイフフォーク類なんかはセルフですが、片付けは店員さんがしてくれるので、テーブル置きっぱにしてOKらしい。

カフェテリアなんで、並んでる中から好きな物を選ぶ。



↑という訳で自分が選んだサイドメニュー&ドリンク。

・アイスティー(310円)
・プリン(250円)
・パン1個(70円)
・バター(30円)

…パンは横のベーカリーコーナーで選んだ方が良いと感じた。
いやこの丸パンもシンプルな美味しさだけど、冬場は温められたパンのが良いなと。
以前食べた中ではアップルパイが美味かった。
他にクリームパン、カレーパンも美味しいよ。
まぁ皆美味しいって事で。
ちなみにジャムは選ばなかったけど、バターと同じく30円です。
カフェテリアらしいバター&苺ジャム。
らしいと言えば、プリンがまた生クリームの上に缶詰チェリーが載っかってたりと、ノスタルジィを運んでくれまする。(笑)
台形っぽい青のトレイが可愛くて好きだ。(てゆーか向き逆だ…)
青い花柄のお皿も店のイメージにぴったり。



↑そしてメインに選んだのは『ダッチソーセージ(1,000円)』。
写真では判らんでしょうが、かなりデカいソーセージです。
U字型してるのは蹄鉄を模してるのだとか。
噛んだ途端飛び散る熱い肉汁、美味なる物には音が有ると呟きたくなる美味さ。
四角いレバーソーセージも美味い。
個人的に店の看板メニューの1つだと思ってる。
これだけでも満腹になりますよ。

ビネンスタッド内で貴重なファミリー向けレストラン。
幼い子供に好かれ易いメニューを揃えているんで、パパ&ママには有難い店かと。
寄り易さから、自分は気に入っている。

詳しいメニューはまったりさんの記事を御覧下さい。
ダッチソーセージについて、別ブログでレポも発表しておられます。

食べてる最中、店内に雀が飛び込んで来たらしい。
「らしい」と言うのは、自分は残念ながら見てないので。
他のお客さんがはしゃいで居るのを聞いて知った事です。
店員さんは謝っておられたが、お客さんは喜んでいた。
そりゃ雀は可愛いし。
暫く居たらしいが、自分が席を立つ頃には居なくなっていた…残念。

さて食べ終り、雑技の会場ユトレヒトプラザへ移動します。



↑ユトレヒトプラザへ続くトールン橋には、宣伝用の旗(?)と赤提灯が飾られていた。
ちなみに真直ぐ行けば、ドムトールン展望台に昇るエレベーターに向う。



↑強風に煽られて今にも飛びそうな赤提灯。



↑チャイナ風に飾られたユトレヒトプラザ出入口。

雑技団の演技はハウステンボス毎冬恒例。
1月~2月頃にしか観られない出し物なのです。
今年は有料(4歳以上の一般は500円、場内ホテル宿泊者やモーレン会員は300円)でしたが、結構賑わっとりましたよ。
入って正面に有る自動券売機で入場券を買い、スタッフに渡して入るシステムでした。

ユトレヒトプラザは体育館に似た趣。
椅子がまた畳み式だから、尚更卒業式にでも参加してる気分。
チャイナ~なBGMが大音量でかかってる中、前方の席に座って開演を待つ。
時間が来て落とされる照明、自動で引かれる暗幕。
登場した校長…あいや司会役のチャイナドレス着たお姉さんが、演技者や行われる演目のガイドを始めます。

今年演じたのは中国大連雑技団の皆様。
華麗かつダイナミックな演技で魅せて下さいました。

演目は以下の通り。

1)開演式(各演技者が総出で顔見世)



↑その中での中国独楽を使った演技。
軽々やって観せるが、素人は回す事すら難しいらしい。

2)雑技バレェ



↑中国版白鳥の湖と言った風情。
優雅さの中で醸す力強さ。
男性の体は見事な逆三角形してました。

3)中国独楽(糸と独楽がくっ付いて見える滑らかさ)

4)男2人のバランス体技(頭の上で倒立したり、寝そべったり)

5)傘回しの技(逆さで手足全て使い、何本もの傘を回す!廻る傘は花の様に綺麗でした)

6)ローラースケートの回転技(演じてた少女は若干10歳!)

7)ピエロのマジックコント(ゲスト参加有、参加したゲストはプレゼントが貰える)

8)輪潜り(虎縞の衣装着た青少年数人が、幾つも積み上がった、しかも回転してる輪を次々と潜って行く。観た中で最もダイナミックな演技に感じた)


…3番目の演目からは、正直見蕩れてて写真撮影出来んかったです。(笑)
兎に角凄い…1,000円以上払っても損は無く思える。
力技だけでなく、爆笑コントを混ぜたりと、組立も巧かったと思う。

自分の写真じゃちっとも臨場感伝わらんので、マーチさんの記事をリンクさせて戴こう。(汗)
回によって演目は変ります。
何泊もしてるなら、全部の回を観ようとしたでしょう。

…つくづく1泊2日は余裕が無い。(汗)

全ての演技終了後、再び出演者総出でカーテンコール。
舞台から降りて中央を通り、観客と握手を交わします。
そして拍手止まぬ中舞台に戻り、幕内へと帰って行ったのでした。



【続】
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08年、ハウステンボスで冬休み その11

2008年03月05日 21時10分26秒 | ハウステンボス冬の旅行記
紹介が遅れましたが、既にハウステンボスでは春のイベントが開催されとります。
今年初夏まで続く花の祝祭第1弾は、恒例『チューリップ祭』!(08年3/1~4/6迄)
今回はチューリップで描く地上絵なんてスペシャル企画も発表予定とか。

チューリップの次は薔薇…
薔薇の次は紫陽花…
日々移ろうパークの景色を、どうか御覧戴きたく。

毎度勝手な営業に走った後で、前回の続きです。



・1/18(金)、午前6時40分、起床。

カーテン開けて窓を見たら結露が凄かった。
深々と身に染む寒さから、暖房を若干強めに設定する。

未だ外は真っ暗でした。

長崎の朝は遅い。

何時もなら朝早くから散歩に行く所なのですが、今回の旅行では控える事に決めてました。
病み上がりで無理はしちゃいかんとね~。
いっそ天気悪ければさっぱり諦め付くというに…残念ながら見事に晴れてて決心が揺らぐ。
予報では雨って言ってたのに…。

でも結局は最初に決定した通り、諦める事にしたのでした。
もしかしたら部屋から観られるかも~って期待も有ったし。

そんな訳で昨夜の花火観賞時同様、椅子を窓際まで運んで夜明けを待つ自分。
気分は部屋からホシ(犯人)が出て来るのを、向かいの部屋に張り込み待つ刑事。
眠気を抑える飲物は缶コーヒーでなく、ポットで淹れた煎茶です。

午前7時過ぎて、漸く地平線近くの空が薄まって来る。
そして見る見る内に広がる朱。

記事上の写真は午前7時47分頃に窓から撮影したもの。



↑同じく午前7時47分頃に撮った港街。

真、長崎の朝は遅い。



↑午前7時48分、此処まで来ればもう間近。


そして遂に………!




↑午前8時8分、窓から観た朝陽。


【結論】

部屋から朝陽を観るのは難しい。(汗)

…いや観られる…観られるんですよ。(汗)
ただ撮影は難しいんです。
安全上窓がガバッと開かない仕組になっており、どうしても枠が入っちゃう。(汗)
寒さで息をすると窓が白く曇っちゃうんで、息を殺しつつ物凄い端寄って撮ったのが上の写真です。(汗)

部屋から朝陽の写真を撮りたいなら、デンハーグのハーバービュールームからが、位置的に最も適してるかも知れない。
いや泊った事無いから解らないけど。(汗)

でもやっぱり朝陽を撮りたいなら外へ。
それもデンハーグ前に伸びるデ・ラウター桟橋の所で撮影するのがベストかと。

けど観るだけなら部屋からでもOKだと、今回知りました。
橙色の太陽が海に映って、とても綺麗でした。



↑午前8時9分、部屋から観た港街。
朝陽に照らされ、朱に染まった街。

取敢えず念願叶って満足。
身繕いした後、朝食会場のア・クールヴェールに向いました。

アムステルダム泊った場合、午前7時台に朝食行くのは避けた方が無難です。
物凄く混むから…。
午前6時台か…そんな早く起きられないなら、8時過ぎに行った方が良いです。
よく団体客が入るのに、会場が1ヶ所しか無いせいで混み易いのかも。(汗)

『ア・クール・ヴェール』は、ブッフェで評判のレストラン。
モーニング、ランチ、ディナーと、地の物で拵えた様々な料理を、毎回楽しめます。
色々見て選びたい派や、好き嫌いの多い方には、最も合う店ではなかろうかと。
ホテル中庭とアレキサンダー広場に挟まれた立地故、窓から見える眺めも中々宜しいのです。(この記事この記事この記事も御参照下さいませ。メニューについてはまったりさんのブログが詳しいですよ)

レストランへ行くには、一旦表玄関を出る必要が有る。



↑出入口からレストランへと続く長い廊下。
このホテル、構造上、何処の廊下も細長く続いてます。(笑)
途中置かれたソファはフカフカ、窓からは中庭が眺められる。
額縁絵を目で辿り、奥まで行くと、スタッフの方が出て来て、笑顔で席まで案内してくれました。



↑案内して貰った席は、広場に面した席。
以前にも座った覚えの有る席でした。
割と眺めの好い席に当る確率が高くて嬉しい。

ふと窓から見れば、教会前の花時計に、おばさんが水を撒いてました。
街を守る人の姿を隠さない…それがハウステンボス流。



↑席を立ち、早速選んで来た料理色々。

・長崎蜜柑ジュース(名物ですから)
・数種類のサラダにはオリジナルの柚子醤油ドレッシングをかけて
・スクランブルエッグ(朝はやっぱり卵料理は欠かせません)
・ソーセージ(これもハウステンボスオリジナル)
・リヨン風ポテト(要はフライドポテトですが)
・パンはクロワッサンダマンドと言うアーモンドクリームを挟んだ物と、ブリオッシュ
・ヨーグルトには缶詰(多分)パインとドライマンゴー&苺をかけて

毎度「○○産」と各料理に表示されてるのが細かい。

そして毎度変り映えしない選択で済みませぬ…好きなの決ってるから。(汗)
クロワッサンダマンドは初めて選んだのですが、メチャクチャ美味しいパンでびっくりした。
もっとクリームが甘いかと想像したら、とてもさっぱりした味で食べ易かったです。
表面のアーモンドスライスもパリパリな食感。



↑2回目に選んで来た料理。

・とうもろこしのスープ(体が温まる…)
・豆腐の煮物(珍しくも湯豆腐が無かった)
・パンプディング(やはり此処の朝食ではプリンは欠かせない?)



↑最後は勿論ホットミルクティーで〆。
濃い目に入れてある紅茶は目覚めにぴったり。
珈琲と紅茶でミルクを分けて置いてあるのも変らず。
珈琲用には生クリーム、紅茶用には牛乳を少し温めた物が用意されています。

春節に合せてレストランには椿・竹・提灯、それに扇子を模した飾り付けが為されていました。
この時季ならではのアジアンティストです。
今頃行けばきっとチューリップを中心に春の花で飾られてるでしょう。

朝から満腹になった所で、席を立ちました。
その頃には次の一陣が到来、一旦閑散としてた会場は再び賑やかに。
目が合った瞬間自分の気持ちを読んだのか、スタッフの方が笑顔で「有難う御座いました」と挨拶をしてくれる。

プッチーニもそうでしたが、気配の読み方が上手いんですよ。
片付けも客が「して欲しいな」って思った所でしてくれるし。
プロフェッショナルだなぁと感心してしまう。

レストランを出た後、そのまま自転車をレンタサイクル屋に戻しに行きました。
午前10時までに返却する約束だったんで。

ホテル正門を出た丁度に、午前9時開園を告げるカロヨンの音が。
と同時に、耳に馴染んだ音楽が何処からか流れて来ました…


ゆ~き~よ♪ い~わ~よ♪ 我等~~~が宿り~♪

俺た~ちゃ♪ 町に~は♪ 住めな~い♪ からに~~♪

俺た~ちゃあ♪ 町に~は♪ 住めな~い♪ からに~~♪


…【雪山讃歌】、恐らくは御存知な人多いでしょうが。(→http://www.valley.ne.jp/~gyuho3/utagoe34.htm)

いやネーチャーかつワイルドで好きな歌だが……冬だから??(謎)
オルゴールっぽい音楽で、何となく耳に残った。



↑朝の光に包まれた水門。
私が近付いた頃、おじさんが中を掃除されてました。



↑水門内のベンチに座って眺めた海。
海面に陽が反射して眩しかった。



↑午前9時28分、水門横から観たマリーナ。
風が当るとマストが擦れて物悲しい音を響かせる。



↑更に横を向くとアムステルダム裏道が観える。
港街まで続くこの小路は、朝散歩すると鳥の鳴き声が喧しい。
バードウォッチングに最適な場所。
…いや自転車で通り抜けてませんよ、自転車交通禁止ですから。(汗)



↑その小路の横、1段低く、もう1本道が敷かれてます。
板敷きで海に隣接したこの道は、通れば潮風をダイレクトに感じられる。
陽を遮る何物も無いので、朝昼散歩するには眩しいかと。

海を眺めた後、自転車に跨り、アレキサンダー広場を突っ切ってスパーケンブルグへ。

…その前に名残を惜しんでサイクリング。
ミュージアムスタッド~ニュースタッド~ブルーケレン~フリースラント~ビネンスタッド~スパーケンブルグと、未だ人影少ない場内を廻ったのでした。

そういや廻って気付いた事、

・ニュースタッド裏のトイレは工事後も健在だった。
・乗合馬車受付も元の場所に戻ってた。

乗合馬車は08年春現在、午後2~3時にフリースラント地区を廻る形で運行してるらしい。(木曜日、天候不良日、馬の体調が悪い時はお休み)
有料で中学生以上は800円、4歳~小学生は500円。
花の綺麗な時季にはもってこいの乗物かと。

あちこち観て廻り、漸く『パラディ』に到着したら、午前10時スレスレだった。

後もう少しで延長料金取られるトコだった…危なかった。(汗)

返却後カメラのデータが満杯だったんで、近くの『D.P.E』寄ってCDへの焼き込みをお願いする。
そして隣のバス停からホテルへと戻ろうとしたんだけど、運悪く幼稚園の遠足にかち合った為(ピーチクパーチク賑やかだった)、諦めて徒歩で戻ったのでした。
それこそ上で紹介した道を通って。

朝見る影は一反木綿の如く長い(黒いけど)。



【続】
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08年、ハウステンボスで冬休み その10

2008年03月01日 21時25分10秒 | ハウステンボス冬の旅行記
この冬場内で見掛けたブロッケン現象。(違います)↑

毎度阿呆な前置きはさて置き、前回の続きです。



花火を観賞後、自転車で夜の散歩に出掛けました。
ホテルを出て、出国口に向う客の流れに逆らい、港街へと向かいます。

閉園後のパークをゆっくり楽しめるのは宿泊客の特権。
宿泊してなくとも近場に住んでるなら可能でしょうが。

ちなみにハウステンボスの営業時間は、通常午前9時~午後9時半(入場締切午後8時)、冬場は午前9時~午後8時半(入場締切午後7時)。
それ以降も営業してる店舗は在り、したがって場内宿泊外の人が最終的に居られる時間は深夜2時位かなぁと。
いやサイト見たら、カラオケクラブ『パロット』は、深夜2時迄延長可能と書かれてたんで。
流石に場内宿泊してない人が夜明けまで居るのは×だと思うのよ……とも此処で夜明かしした経験の有る方、いらっしゃりますかね?(笑)

場内宿泊してれば、好きな時にパークを廻れる。
とは言え場内の照明は通常午後11時位に消されてしまう。
あまし遅い時間に廻るのは危険だから止めといた方が無難だけど、次の朝まで自由に過せるパークは画期的存在。
ハウステンボスでしか味わえない贅沢なのです。

という訳で此処に泊ったからには、何を置いても夜散歩に勤しむ自分です。

夜になり益々冷たくなった風にも負けず、跳ね橋渡って港街を突っ切ります。
オレンジ広場は花火を観た後帰る客で、ごった返しておりました。
1人流れを逆行し、帰り道邪魔して済みませんでした、皆さん。(汗)

所で06年冬アレキサンダー広場に飾られてた光のリングは、今年オレンジ広場に引っ越しておりました。
あっちにはステンドグラス設置するから要らないって事になったのかな?
子供が潜って遊んでる姿が微笑ましかった。
地味なヒットだと思う。
次回も是非置いて下さい。



↑橋を渡る時に観掛けたドムツリー。
三段重ねのウェディングケーキを想像させる華麗な姿は今冬も健在。

ランドマークライト――記憶の光。

さながら天に聳える「星の塔」が如く。(ってタイトルの小説が、高橋克彦氏の小説に在ったな~と書いてて思い出した)



↑同じく橋を渡る途中観掛けた迎賓館。
今冬はパープルカラー復活♪
やっぱホワイトより、こっちのカラーのが好きです。
運河に溶ける彩の滴が耽美だ。
実は午後6時頃観た時には点いておらず、今冬はクリスマス過ぎたら止めって事かな~と寂しく思っとったのですが、どうやら時間差が有ったらしいっす。(しかし何故此処だけ?)
…そして自分は毎回似た様な写真を撮ってるのだな~と、前回レポ写真を見て思った。(汗)

光の帆船を横切り、デンハーグ手前で角を曲り、パレス参道を頑張って上る。
人気の無い夜の坂道は、厳かで神秘的な雰囲気。
金色の並木が御伽噺の世界へと誘います。



↑坂を上り切れば見えて来る、黄金色を纏った宮殿。
此処は自転車禁止区域なので、門横の停留所に停めてから入りました。
そんなに遅い時間に来た意識無いんだけど、自分以外にはカップル1組しか居らず意外だった。
静謐な空間に、暫し寒さも忘れて佇んでました。

残念な事に後庭入場は締め切った後だった…。
ガイドを読んだら午後8時半迄――って早いよ!(泣)(←てゆーか先に読んでおけよ)
左端っこから覗いて観えなくもなかったけど…今冬は2回も行っといて、結局観ずに終ってしまった。



↑今冬は癒しを目的に緑カラーで彩ったそうで、今迄とは違い、彩るライトは緑のみでした。
参道に一定の間隔で緑を点したり、後庭のツリーも緑で統一してたり。

…正直寂しかったなぁと。

今迄同様赤を足したりして欲しかった。
折角のクリスマスシーズンも緑でしか彩ってなかったし。
参道の並木も今冬は金色のみで寂しい限りだった。

次回は何時ものに戻して欲しい。
その方が癒されます。
てゆーかクリスマスカラーって無敵の組合せだな~と再認識してしまった。

欲を言えばパレス喫茶室も次回は復活させて欲しい。
それ目当てで去年12月に訪れたというに…営業してなかったのは真残念で御座いました。
理由は色々有るんでしょうが、変わらない定番の味って大事だと思うの。

寂しい気持ちを抱えて自転車で坂を下り、道を戻ってパサージュへ向かいます。
その途中、営業を終えて港街から引上げるナッシュマルクトCAFFESTと擦違った。
「ああ!後少し早ければ、温かい飲物買って行けたのに!!」と悔しく思った。
オフシーズン中は何処も営業を早く打ち切ってしまうので困る。(汗)
「居酒屋開いてんだから、入れば良いじゃん」と言われそうだが…。



↑前回冬に登場した『コーイノール』は、好評を得た為か今年も行っておりました。
ただ前回みたくショー演出はされてなかったと思う。(前回のショー演出についてはウロウロさんが動画を上げてらっしゃるので御覧下さいませ)
ずっと見張ってた訳じゃないから自信無いっすが(汗)、今冬はカロヨンドリームが復活してたんで恐らくそうではないかと…何となく2つのイベントを同時に行うのは無理なのかもとね~。(いや解んないっすが)


『カロヨンドリーム』については後で説明しましょう。


パサージュを自転車で…突っ切るのは駄目だと思い(汗)、撮影後運河沿いを走ってミュージアムスタッドに入りました。

普段は夕刻過ぎると暗く人気の無いミュージアムスタッド。


――だが、今回は違った…!




↑猫の額程のナッソー広場に、遊び心いっぱいの光演出が施されていたのです。

その名もガジェットサイト――才知の光。

3色の光を使って影遊びが出来るコーナー。
ブロッケン現象っぽい映像が観れて自分は楽しく感じたんすが、残念にも人気が無いのは変りなかった。

余裕の無い現代人には、難しかったかもしれない…。(汗)

いやでも自分は楽しめました。
来年更に煮詰めて試してみてはと。
遊び方の例を示す何かを置いておくとか…。

時にハウステンボスの街灯は、大抵がオレンジ色しとります。



↑ところが青い街灯の並ぶ通りも在ったり。
氷の煌きを想わせる灯火…さて、それは何処に在るでしょう?
つって話の流れから直ぐにバレるでしょうが。(笑)

一頻り影遊びした後、今度は隣のニュースタッドに向いました。



↑今冬ニュースタッドに設置された『絆の光――ストーリーライン』。
…これも悪くなく思えたけど……微妙に解り難かったかなと。(汗)
通り上にずらり並んだ英字の光、そしてストーリーボード。

「当ての無い旅を続ける1人の旅人が、12のとあるものに出逢いながら様々な『大切な事』を学び、最後には自分が本当に大切に思っているものに出逢う」

スタッフレポを読むと、そんな物語を表現してたらしく。(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/staff/0711/1121_01.html)

…物語より人生の格言を読んでる気分にさせられたが。(笑)

英字はお洒落だけど、出来るなら絵で表現した方が、子供にも解り易かったんじゃないかな~と。
次回やるなら、単純にキャラが遊んでるのを目で追う様な内容を目指すとか…パラパラ漫画の要領で…そう勝手ながら考えたのでした。

や、本当、好いとは思ったんすよ。(汗)
違う意見も様々有るだろうし。


ただまぁ…今回新しく加わったイルミは、全体的に解り辛い印象を持てたっつうか。
説明が有って初めて理解出来るっつうのはどうかなぁ~と。
風水学的見地から行ったものは特にね…興味持てない知らないって方も多く訪れる訳だし。
パッと見で解らないものは長続きし難いです。
ラブボートキャンドルの様に、中には発案通り行かなかったものも有るんでしょうが…

『もてなしの光』なんて特に、よく検討して欲しかった。
あそこは入場締切ったら人来れない区画でしょう?
昼の時間が長い区画なのに、花壇を潰してまで照明設置する必要有ったのかなぁと。
花壇に光を点した方が効果有った気がしないでもなく。(汗)

熊花壇…春には復活してると良いな~。


色々文句を書いたけど、一方で復活したイルミが有って嬉しかったです。

光の運河にカロヨンドリーム。

この2つが復活してくれたのは嬉しい。

ただ光の運河も、願わくば以前のタイプに戻して欲しい。
今回ストロボライトが瞬いてて落着けなかったっす…。(汗)



↑そして今冬最大のヒットはこのスカイ・ステンドグラス!(&ストーブ)
アレキサンダー広場を覆ってしまおうなんて大胆な発想が素晴しい。
硝子天井の隙間から覗くドムトールンは、とても絵になる美しさに感じられました。
ステンドグラスで人を集め、そこにイベント会場を設置し、ストーブで温め離さない。
加えて側で温かい飲物&食べ物を売る市を開く。

非常に上手い戦略に思えました。(笑)
これは次回にも活かせるんじゃないかと。

ストーブは1月中旬に行った時には外されてました。
残念だけど、冬中稼動させるには金がかかり過ぎるんだろうな…。




↑そしてこれが『カロヨンドリーム』。
アレキサンダー広場に建つスタッドハウス(ギヤマンミュージアム)の窓に、冬限定でイルミネーションが点されます。
場内点灯してから午後9時半位迄の間、30分毎にカロヨンが曲を奏でる。
曲に乗って窓の色が移ろう様は、とても幻想的で見惚れます。
色が変化するのは15分毎だったのですが、曲は30分毎に流れる形だったようで。
つまり毎15分、45分時には、無音で点滅するという。

場内1周してホテルの在るビネンスタッドに戻って来た自分が目にしたのは、残念ながら無音パターンの方でした。(汗)

でも撮影はしっかりして来た。
↓より御覧下さいませ。



↑赤紫から青紫へ、



↑少しくすんだ緑が加わり、



↑更に緑は広がって、



↑また紫に戻る、と。

もっとはっきり移ろうパターンも有る。
曲が流れる時のがはっきりしてます…こんな風に。
出くわした貴方はラッキー♪って事で。

夜景を満喫後、ホテルに戻りました。



↑ホテルアムステルダムの中庭も、夜には照明が点される。
時計や水槽やサボテンが薄ぼんやり光る様は、幻想的を超えて妖しさいっぱい。

各ホテルの照明も…今冬は微妙な気がした。
何時ものホテルカラーに合せたもののが良い気がしますです…失礼ながら。(汗)
水槽は面白い案ですが、生物の管理難しそうだし、次回はどうかな~と感じた。


さて部屋に戻った後、すっかり冷えた体を温めようと、直ぐさま風呂に入りました。
アムステルダムは鏡が多く、洗面所が広々としてるのが気持ち良い。
出た後は寛ぐ間も無く、明日帰る準備をする。
1泊2日は哀しい…。

荷物を纏めながら……胸にふつふつ湧起る疑念。

どうもおかしい、何かが足りない。
あんなに買物したのに、どうしてこんなに荷物が少ないんだ!?

そこで漸く気が付いたのです。

昼にお土産デリバリーサービス頼んで送って貰った物を、受け取り忘れていた事に…!(汗)

パジャマ既に着てたけど、慌てて着替えてフロントまで受取りに行きました。
時間にして午後10時過ぎ…フロントの方もさぞやヤキモキされてただろうな~。(恥)

忘れていたと言えば、夜にロビーで読んだ新聞で気が付いたのですが、この日1/17って阪神大震災に見舞われた日だったんですよね。(大汗)


………主よ、この浮かれ切った罰当たりめを、どうかお許し下さい。



悔い改めながら次回に【続】。(汗)
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08年、ハウステンボスで冬休み その9

2008年02月26日 20時44分21秒 | ハウステンボス冬の旅行記
本日2/26はハウステンボスが「会社更生法」適用を申請した記念日で御座います。
或る意味オープン日以上に忘れちゃいかんと思うのよ、大変遺憾な事だけに。(一日一洒落)
5年前のこの日…1度は死に掛けたハウステンボスが何故救われたか?


――その価値を認め、未来に期待する人間が少なからず居るからだろうと。


ただのエセオランダテーマパークなら生き残れなかったでしょうよ。

自分はハウステンボスの価値が認められるのは50年後位じゃないかな~と考えてます……その頃には死んで居なくなってますがな。(苦笑)
人でも物でも、真の価値は過ぎ行く時の中で見付るものでしょう。

だから末永く保って欲しい。
何時か時間が証明してくれるその日まで。

あそこには稀代の設計家の夢(浪漫)が篭められています。
ふくちゃんの記事読んで、そう感じた。
読んでて感動した。
番組観たかったな~、何時か地上波で再放送して欲しい。
もしも再放送される場合は、事前に何方かコメントで教えて下さいまし。(お辞儀)
絶対、必ず、録画予約して観るから!


そう固く心に誓いながら…前回の続きです。



部屋から落陽を見届けた後、散歩に出掛けました。


ハウステンボスならではの楽しみ方――それは散歩。

早朝、夕刻、夜間、願わくばこの3つの時間帯に、場内を廻って戴きたい。
加えて昼間も廻って欲しいが、疲れるなら外して構いません。
昼間は寝てて良いから、その分他の時間帯に忘れず廻って欲しい。

ハウステンボスは沢山の顔を持つ街。
それも1日に何度も変るのです。

朝、昇る陽に照らされ、石畳の上に長々と影が伸びる。
それが凄まじく黒く、何だか怯えてしまう。
陽の光って、こんなにも強いものだったんだなぁと、畏れを抱いてしまうのですね。

昼、一転して影は縮こまり、光の明るさのみが際立つ。

夕刻…光はぼやけて、物の輪郭は定かでなくなり、影は薄らとまた伸びる。

そして夜、空は光を無くし、替わって街が光を灯す。
影は灯りの下でのみ、存在を主張する。

花火が盛大に1日のフィナーレを告げ、街の灯りが順々に消えてく深夜、
しかし空は最後の光を投掛ける。
月と、星。
地上の星座が静まる頃、真の星座が賑やかに歌う。

この街に来ると、誰もが光と影に敏感になるでしょう。

光と影――それは自然と人との関係を表現してる様で、考えると意味深。
一方が強まると、一方は弱まる。
しかして一方が無くては、一方も存在し得ない、と。
エコロジーとエコノミーが共存するハウステンボスらしい拘りじゃないですか!(え?こじつけ過ぎ??)(笑)


それはさて置き、旅行記の続きです。(汗)


ハウステンボスを散歩するなら、自転車が便利。
陸の入出国口ブルーケレンに『フィッツ』と言うレンタサイクル屋が在りますが、場内宿泊者ならスパーケンブルグの『パラディ』で借りた方が得です。
此処だと3時間レンタルの他に、終日レンタル(午前9時~午後6時)、オーバーナイト(午後6時~翌朝10時)コースが選択可能。
台数はフィッツ程無く、タイプも1人or2人乗りしか有りませんが、夜間に早朝、サイクリングが出来るのは嬉しい♪

そんな訳でホテルを出て、ホテルの裏道を歩いて、港街へ向かいました。
陽が落ち薄紫色に染められた街は薄ら寂しい。
記事上の写真は日暮れ時に撮った水門『スネーク』。(↑)
覆う雲から覗く茜色に、消える瞬間の蝋燭の炎を重ねたり…って不吉な表現だなぁ。(汗)



↑こちらアレキサンダー広場、ぽつりぽつり点る橙色の街灯が、哀愁を漂わせております。

昼の賑わいと夜の賑わいの間で、夕が何故物寂しいかっつうと、光と影がせめぎ合い力関係が拮抗し、結果暗いんだか明るいんだか曖昧として、不安を感じさせられるからかも知れない。
何を言ってるんだか自分でもよく解らんが…。(汗)


再び話を戻して…兎も角も紫に染まる海を眺めつつ、港街へ歩いて向ったのです。


『パラディ』はホテル・デンハーグ横。
店の前には数台の自転車が置いてあるので直ぐ判る。
扉の傍には釣竿やボートなんかも飾られてます。
レンタサイクルだけでなく、此処ではマリンレジャーも受付けてるのでな。
詳しくは公式サイトの下記頁に飛べ。


・フィッシング(http://www.huistenbosch.co.jp/amusement/detail/3170.html)
・シーカヤック&カヌー(http://www.huistenbosch.co.jp/transport/detail/5090.html)


早朝や夜間、カヌーで運河を廻るコースには、ファンが多い。
まったりさんもそのお1人で、数多くの体験記を御自身のブログで発表しておられます。
興味を持たれましたら、是非御覧下さいませ。
自分も拝読する度に憧れを募らせておりまする。


自転車は勿論オーバーナイトコースを選択して借りました。
ちなみにこのコースの受付時間は、午後5時半~だそうで。
1人乗りで2千円…他保証金として千円払わせられますが、これは返却時に返して貰えます。
寒い冬故、店内には手袋靴下等の防寒グッズ、温かい飲物が売られてました。
自転車を借りる際、「必ずライトは点けておいて」と注意される。
てゆーか最初からライト点けておいてくれるし。
重要な安全対策を承諾し、いざ出発!

しかし真冬の風は冷たかった…広いハウステンボスを廻るのに自転車は重要アイテムだが、あまし寒い時季向きじゃあないかもしれぬ。(汗)
でもお蔭で場内のバラエティ溢れるイルミネーションを楽しめましたです。


今年は某著名な夜景評論家兼風水研究家の御意見を取り入れ、様々なイルミネーションを試しておりましたが…

正直広場のステンドグラス以外は、今一だったかなと。(失礼)

いやステンドグラスとニュースタッド、ミュージアムスタッドのは良いと感じた。
来年も試してみてはと思う。

だけど他は微妙だ。



↑特にこれ!(笑)

公式サイトには『ラブボートキャンドル…波に揺れる船光をキャンドルライトに見立て、恋人同士2人で愛を語らって下さい』とか紹介されてたんすが……

ただ5艘の小舟が光ってプカプカ浮いてるだけだし。

闇夜に見たらもっと微妙ですよ。

しかも「語らえ」ったって近くにベンチ無いし。(笑)

物凄い死角に在るから、意識して探さなきゃ見付りもしないだろうし。

…『ウェルカムライト』もね…熊花壇潰して設置する程のものだったかなと…子供がライト追っ駆け、それなりに楽しんではおりましたが……昼間は寂しい限りだったからな~。(汗)

光の運河もストロボ光が煩かった。
あれじゃオチオチ傍で休んでられない。(汗)
例年のタイプに戻した方が良いと思う…パレスのイルミネーションも。

大体において著名人の感性は一般人と違う。
しかし訪れるのは一般人なのだから、一般人の感性に合わせるべきじゃねーかと。
風水は面白い学問だが…大事なのは「お客に喜んで貰う事」。
来年は何時ものイルミネーション中心に戻して欲しいです。
その中で、今年人気の高かったイルミネーションを活かす感じで。
広場のステンドグラスは、本当にナイスアイディアだったと思う。
写真はまた後日紹介予定。


港街を自転車使ってあちこち巡りながら…



↑ちなみにこれは花屋『キューケンホフ』が在る通り。
光の街路樹が連なり、最も煌びやかな地区です。



↑花屋の向い側に在る、『ハーバーカフェテリア』。
様々なメニューを揃えるカフェテリア形式の店としてオープンした筈だが、最近ピザ&パスタ専門だったレストラン『ポルチッタ・ピノキオ・グランデ』に戻ったり戻らなかったりと忙しない。(詳しくはまったりさんの記事で)
一体何が有ったのでしょう???
取敢えず場所は好いのだから、落着いた営業を望む。


スパーケンブルグを1周し、橋を渡ってユトレヒトへ。
今宵の夕食を買おうと『チャイニーズフーズ&スイーツ 老李(ラオリー)』へ向う。
ドムトールン地上階に在るこの店は、中華ファーストフードショップ。
ファーストフードながら味は結構本格的、特に水餃子が美味!
中華餃子で揺れる昨今ではありますが、此処の店の餃子はマジお薦めよ~!
テイクアウトも出来るのが嬉しい。

今回泊った部屋は花火ビュールーム。
と来れば、花火は部屋で楽しみたいじゃないっすか。
花火は外で観るのが1番なれど、寒い冬だけにそれもまた良しじゃないっすか。
病み上がりだし、早めに部屋篭って、夕食部屋で取りたいじゃないっすか。



↑そんな訳でラオリー寄って、色々買い込みました。
内装はファーストフード店らしく、気安い明るさ。
値段も手頃な廉さ。
箸やタレなんかはセルフで持って行く必要が有る。
が、此処の店、元は普通のレストランだったんで、未だにファーストフード店としてのサービスがこなれてない感じ。
ぶっちゃけファースト(早く)じゃないのです。(笑)
番号札渡された後、結構待たされました。
幸いガラ空きだった為、座って待たせて下さり、辛くはなかったですが。
オンシーズンに備えて精進して欲しい。

買った物を渡された後、直ぐに橋向うに停めた自転車まで戻る。
自転車に袋を結び付け、ホテルを目指し…たんですが、当り前だけど食べ物持っての運転はし辛かった。
買った1つが熱い汁物だったし…今度買う時は考えようと反省した。
今にも零れそうで恐かったよ。(汗)



↑買ったのはこの3点…手前から時計回りに「炒飯(小、450円)」、「老李水餃子(6個、420円)」、「緑豆湯(白玉入りの中華風緑豆ぜんざい、500円)」。
撮影が失敗してやたら不味そうですが(汗)、どれも美味しかったです。

【追記】…今年3月にリベンジって事で、写真撮り直して来ました。(こちらを)

炒飯は小サイズらしいけど、ちっとも小に思えない盛り。
自分は焼豚あんま好きじゃないんですが、美味い味付けがしてあって、美味しく食べられました。
ボコボコ入ってるから、焼豚好きさんに喜ばれるだろう。
付け合せの芥子菜も美味い。
合せて食べても美味しいです。

店名が冠されてるだけあって、水餃子は本格的な美味さ。
皮がモチモチしてて、茹でられても少しも崩れず。
この美味しさは先代『楼蘭』から受け継いだものだなぁと。

緑豆湯は甘味少なく、ぜんざい苦手な人でも食べられるでしょう。
逆にぜんざい好きな人には物足りないかもだけどね。
温かいスープ代わりに美味しく戴けました。
実物は名前通り深緑色なんすよ…写真では全く判らんでしょうが。(汗)

ラオリーのメニューについては、毎度まったりさんのブログで。
味、値段のバランスの良さを先代から引き継いだ、非常に行き易い店であるとお薦めしたい。

夕食後、窓の傍に椅子を置き、照明を全て消す。



↑窓からの夜景に見蕩れつつ、花火開始を待ちました。
臨場感を増す為、窓も開放しておきます。
寒いけど、暫しの我慢。

アナウンスが聞え、続いて重々しい鐘の音と、波の音。
そして華々しく始まる光のショー。
此処の花火は現在、出港編と帰港編の2バージョンを、日替わりで開催しとります。
どの編に当るかは運次第。
1泊2日で行く事の多い最近は、出港編にばかり当る自分です。
帰港編の方が明るい調子で好きなのだが。
出港編はその名の通り、始まる冒険への期待と不安からか、比較して重々しい感じが……しない?
や、どっちも綺麗で好きですけどね~。(笑)

音楽と光で表現する、世界一周の船旅。
海上で打上げる花火は、空と海、二重のスクリーンに映し出される。
これ程美しい花火は、中々お目に掛かれませんよ。

アムステルダムの花火ビュールームから観ると、何処から打上げるかが良く判る。
横から花火を観られるのは、此処のホテルだけ。

ただ…やはり天から降る光を体感したいなら、オレンジ広場で観賞するしかない。
何より他の観客との一体感も手伝い、気持ちが盛上るのでした。

でも寒い冬は部屋で観るのも優越感に浸れて良い。
民衆が寒さに凍えて観る姿を、窓辺で見下ろすのも一興。

「見ろ…人がゴミの様だ…!!」

往年の名台詞を頭に浮かべ、高級ワインを飲み干…したいけど出来ず、備え付けのお茶パックで茶を淹れ、飲み干す庶民的な自分でした。



【続】 
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08年、ハウステンボスで冬休み その8

2008年02月21日 22時47分15秒 | ハウステンボス冬の旅行記
いよいよホテルにチェックイン。
…という所で私、懺悔せねばならぬ事を思い出しました。
06年のレポでアートガーデンに咲く花を『ペンタス』だと紹介しましたが……ありゃどう見ても『コスモス』だよなぁと。(苦笑)
だってペンタスって、調べたらこんな花だし。(→http://yasashi.info/he_00013.htm)
恐らくホテルスタッフの方、勘違いして教えて下さったんではと。(自分の聞き方が拙かったのかも…)
折角親切に教えて下さったのだし…此処は1つ「限り無くコスモスに近いペンタス」って事で……どっちも「ス」で終る事だし~。(笑)

済みません…花の名前に疎い自分で済みません。(ふくちゃん、マーチさん、嘘吐いて御免なさい)(土下座)
1番問題なのは、割と直ぐ調べたくせに(←疑ってたのか)、忘れて放っておいた事だったり……いや本当御免なさい。

今更な懺悔を終えた所で、前回の続きです。(汗)



最近ホテルアムステルダムばかり宿泊している自分。

理由は色々有る。


1)立地が良い。

…玄関出たら2分でバス停、ネタ古いけど本当にそんな感じ。
思い立ったら直ぐに場内の何処へでも向える利便性。
店が集中してる区画に建ってるから、行動的な旅行者には最も適してるのではと。

2)適度に放っといてくれる点が嬉しい。

…比較してヨーロッパ&デンハーグは至れり尽くせりって感じ。
好みのサービスは人それぞれ違うだろうけど、自分はアムステルダムくらいが適当です。
場所柄フォレストヴィラこそ放っておかれ度が高いのですが(笑)、残念ながらあそこは1人では泊れない。(パック旅行の場合)
故に私はアムステルダムを選択するのでした。

3)建物が凝ってて面白い。

…「軒先続く家々が、時を経てく中で統合され、ホテルへと改装されていった」という物語コンセプトで建てられたホテルは、外からだと数軒の家が並んでる様に思えます。
それが実は1軒のホテルだという、騙し絵トリック建築が面白い。

入口を探し出し、薄暗い通路を抜けると、明るい中庭に出る。(↑記事上の写真)

この演出が堪らなく想像力を刺激するのです。


「気が付くとそこは、天井の低い長い広間で、天井から下がった一列のランプで照らされていました。

        ―――――― 中略 ――――――

 覗いてみると、通路の先には、見た事も無いほど綺麗な庭園が見えました。
 アリスは、どんなに、この暗い広間を抜け出して、その色取り取りの花の咲き乱れる花壇や、涼しげな泉の辺りを歩きたかったか分りません。」


                            『ルイス・キャロル作、不思議の国のアリス』より。


『アリス』は自分にとってバイブル。
そしてこのホテルの庭園を観る度、自分は『アリス』の中の1節を思い出すのです。
そんな訳でこっそりこの中庭を、『アリスの庭』と呼んでたり。(照笑)
泉の代りに小さな噴水も在る事だし。

細く続く四季の花園。
今年の冬は熱帯魚の水槽が置かれていました。
覗いた水槽の硝子に庭園が映って見えて、水中にも別に小さな庭園が広がっている様に思えたり。
…その写真は後日紹介予定。



↑季節は冬でも、花壇に咲く花からは、春の香り。



↑既にチューリップが風にそよいでおりました。
色は赤、黄色、ピンク、等々。

3月にはハウステンボスオリジナルのチューリップ、その名も『ハウステンボス』がお目見え予定。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/flower/topics/huistenbosch.html)
春のドレスで装った乙女を思わせる、可憐なフリンジ咲きチューリップですv

館の中心に庭を据えたお蔭で、結果エレベーターが1箇所にしか設置出来なかった等、デメリットももたらしましたが。(笑)
この変ちくりんな建築こそ、ホテルの味になってるな~と思える。


一頻り庭園の写真を撮ったら、見た目自動ドアっぽくない自動ドアを開けて、ロビーに入ります。




↑ロビーもやっぱり変ちくりん。
某聖堂や某神殿をモデルに造ったのは解るけど。
写真で観るより実際は重厚でない。
何処か御伽の世界っぽく、気安さを感じさせるのです。


ロビーはホテルの顔だよなぁと。

ホテル・ヨーロッパのロビーは重厚で、さながら美術館の様。
ホテル・デンハーグのロビーは開放的で、色気を持ってたり。


メインロビーは大抵人で賑わっている。
だから自分は階段上って、エレベーターホール横に在るセカンドロビーの方で休む事が多いです。
新聞も置いてあるし、ソファがフカフカで気持ち好いし。
傍には電話も置いてあるよ。




↑ロビーに飾られてた花。
花篭を宙に浮かべる立体的な活け方が前衛的で面白く。
此処でも写真撮影した後、フロントへ漸くチェックインをお願いしに行きました。
初めてにこやかに応対して下さるスタッフ。
撮影してた間、近付いて来る事は有りませんでした。
これがヨーロッパ&デンハーグだと、一声かけられる気がするんですよ。

別に至れり尽くせりが悪いと思ってる訳じゃなく。(汗)
一般的な評価ではヨーロッパ&デンハーグのがサービス上だと言えるかも…。
この2軒のホテルスタッフは、客にそうと気付かせず、様子を伺っているのが凄い。
それが苦手だ~と言う方は、アムステルダムのが合うでしょう。

入国時預けた荷物を確認し、泊る部屋に案内して戴きます。
花盛りのロビーから階段を上り、エレベーターホールへ。

案内されたのは最上階。
カスタマーズ会員のバースデー特典を使い、花火の観える海側の部屋でした。(誕生日の前後2週間内有効)
幸いにも今回はエレベーターからあんま遠くない場所だった。(笑)


ホテル・アムステルダムを選ぶ理由――

4)部屋が広い。

…スタンダードだって45㎡、窓も大きめ。



↑広々~としてて居心地が好いのです。
オフホワイトの壁と、モスグリーンのカーテンも、安らぎを与えてくれると思う。
調度品はヨーロッパ・デンハーグ・フォレストヴィラほど高級感無いですが、こんだけ部屋が広くて窓が大きけりゃ文句無し。
花柄長ソファは寝心地最高で大好きv



↑部屋に到着、スタッフが退出された途端、ベッドにゴロンと横になりました。

ああ、極楽…。

独り旅の贅沢で、もう1台のベッドは荷物置き場に。(笑)



↑所で今回泊った部屋のTVは薄型だった。
前回迄はこう……え~とモデルチェンジ?とも偶々??
画面が横に伸びるので、正直前の方が良かったかな~。

スイッチ点けてチャンネル回したら、丁度『ワンピース』をやっていた。
「お!?ナイスタイミング!」と一瞬思ったけど、先週観た回でした…。
そうか…長崎は東京より1週放送が遅れてるんだなぁと…ちなみにブルックさんと一緒に会食する回で御座いました。

部屋に着いてTVを点けるのって、日常の習慣からなんだろうな。(笑)
ハウステンボスに居る間は、観るものったらハウステンボスのケーブル放送くらいなんだけど。

とは言え折角だしと、前回観た回でも、ワンピースを観る自分。
観ながら茶を飲もうとポットに近付く。
すると傍にこんな断り文が置いてありました。(↓)


「本日は、当ホテルをご利用頂き、誠にありがとうございます。
 さて、早速ではございますが、ハウステンボスが位置する長崎県佐世保市におきましては、8月から続く少雨によりダムの貯水率が低下しています。
 
 つきましては、当ホテルにおきましても、下記の通り節水対策を取らせて頂いております。


 ・客室内のポットのお湯をお入れしておりません。
  ご利用の際に補充をお願い致します。

 ・水道は水圧を弱く致しております。

 ・レストラン・ラウンジのお冷のサービスにつきましては、ご希望がございましたらご提供しておりますので、係へお申し付け下さいませ。」


…今、長崎は渇水の為、水の利用が制限されている。
何度か雪が降ったりしたけど…その後も解除されたとは聞いてない。

パレスやニュースタッドの噴水も止められてたし、そう言えば此処のホテルの庭の噴水も止められていた。
ウェルネスセンターのプールも、ずっと休業中みたいだし。

…本当、早く纏まった雨が降ると良いな~。(一気に溢れない程度に)


洗面所でポットに水を入れ、湯を沸かす。
むしろ衛生的で良いかもと思いつつ、ほうじ茶の用意をする。

そろそろ照明無しでは、部屋が暗く思える時間。

窓からは薄暮に包まれた港街が観えました。


ホテル・アムステルダムを選ぶ理由――

5)部屋がどっち側でも眺めが好い。

…街の中心に在る為、海側でも街側でも眺めが好いんですな。
海側だったら花火だけでなく、パークの夕焼けも堪能出来る。
夕焼けを堪能出来る場所は、此処のホテルの海側(それも3階以上)か、ドムトールン展望台くらいじゃないかと。
ハウステンボスでは、朝陽は海から昇るけど、夕陽は山向うに沈んでしまうんで。



↑この日の17時49分頃に撮った夕焼け。



↑17時56分頃に撮った夕焼け。

残念ながら雲が多かった為、この日夕陽を目にする事は出来ず…しかし運が良ければこんな素晴しい情景を目にするでしょう。

一方街側に泊れば、賑々しいアレキサンダー広場を眺められる。
街のイルミネーションが美しい冬なら、街側に泊っても楽しめるかと。
海と街の両方を楽しめる部屋も在るそうだし、3階以上ならどっち側でも外れが無いというのは、アムステルダムくらいでないかとね。


TVを観ながら部屋でゴロゴロ休んでる最中、ウロウロさんから携帯メルが届く。(実際にはもっと前に貰ったみたいなんだけど、電源切ってた為届かなかったらしい…すいません)

「もうチェックインしましたか~?」と聞かれたので、窓から観える夕暮れを撮って送ったのでした。



【続】
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08年、ハウステンボスで冬休み その7

2008年02月20日 21時48分56秒 | ハウステンボス冬の旅行記
思い起すに子供の頃から、話を脱線させてばかり居た。
「君は文章を面白おかしく書こうとし過ぎて、基本を大事にしていない」
これは学生時代、国語の先生から戴いた、的確な感想。
確かに主題からどんどん外れて行く論文じゃ、致命的に駄目だわな。(苦笑)
しかし学校卒業した今となっては、文章を書く機会はネット上でくらい。
作文・論文×だったヤツでも、堂々と文章を発表出来る。
しみじみ良い時代になりました。

それこそのっけから脱線しつつ…前回の続きです。



巨大テント市場ワールドバザールを取囲み、扇形に店が並んでいるのがビネンスタッド商店街。
08年3/15リニューアル後も、この形自体に変化は無いと思われ。

全天候型のエリアっつうと、元キッズファクトリーの在った敷地内に集合させるって事か?
んじゃ各店舗が在った元の場所には何が??
とも新店舗が元キッズファクトリー内に収められて、他店舗は元『食のストリート』に配置させられるのか???
そんでパサージュみたく、アーケード(天井)を設置して、1つの区画に繋ぐとか。

…公式サイトの記事によると、結構な数の店舗が集合するみたいなのでな~。(→http://www.huistenbosch.co.jp/shop/topics/binnen.html)


――ちなみに新店舗は以下の通り。


・『オーアンド・コー』…・オリーブオイル専門店、オイルの量り売りを中心に、他関連グッズも販売予定。

・『マジェスティーズ・ブレンド』…紅茶専門店、試飲のサービスを充実させる予定。

・『マイスターズ・ドリップ』…珈琲専門店、豆から購入出来る、拘りのセレクトショップ。

・『ロゴグラム』…ハウステンボス印(ロゴ)の、ハウステンボスでしか手に入らない雑貨&衣料が集合する店。(トラベルマンみたいな?)

・『ポップ・ドゥ』…数百種類にも及ぶ輸入菓子を販売する店。

・『DEJIMA』…ハウステンボスオリジナル菓子や長崎名産物を置く店。


…此処くらいまで元キッズファクトリー内に収めるとしたら…出国棟内総合売店『スキポール』に似た体裁になりそうな。
元『ハンスブリンカー』、2店舗に分けて営業する形になるんですな。
「ハンスブリンカー」って名前が好きだったんで、ちょっと寂しい気持ちがする。
ちなみに「ハンスブリンカー」とは、オランダの昔話に出て来る、指1本で洪水止めた少年の名前だそうで…想像力を刺激する良い名前じゃ~ん。
てゆーか最近店名に一貫性の無い印象を受けるのはどうだろかと。(苦笑)
パークの名前がオランダ語なら、極力オランダ語で統一させた方が、すっきり感じるんですがね。


――他場内で人気の有った店舗も、同区画にリニューアルして集合。


・『タンテ・アニー』…チーズケーキで他県にまで名を売った人気菓子店。

・『ヘクセンハウス』…バームクーヘン&クッキー専門、店名通り童話をイメージした可愛い菓子で人気を呼んでいたお菓子屋。

・『ラフレシール』…池袋ナンジャ○ウンで開催された全国チーズケーキ博覧会で、見事1位をゲットしたキャラメルチーズケーキを販売してる店。北から南、全国の選りすぐりから選ばれたってのは凄い快挙だと思う。

・『ラ・フロマージュ』…チーズ専門店、量り売りで世界各国の珍しいチーズを手に入れられる。

・『グランシェフ』…ハウステンボスオリジナルのハムやベーコン、ウィンナーが好評だった食材店。

・『ディオニソス』…ワイン専門店、ワインに限らず幅広い洋酒を揃え、洋酒好きを喜ばせていた店。


人気店を集合させたのは良い考えかも。
足を向ける人が増えるからね。
アニーなんかはリニューアルのみで、場所を変えずに営業する気がする。(あくまで予想っすよ)
ただアニー…カフェは併設するのだろうか?
何となく止めてしまう予感がしないでもない…あそこの生ケーキ美味しくて好きだったんで、止めないで欲しいのだが。(不安)

う~ん…此処の『森(の家)へ行きましょう』なる紹介記事も、大幅に書き直す必要が出て来たな~。(汗)
真面目な話、最初から書き直そうと考えてます。
一旦全記事下げようかとも思ったんですが、リンク貼って戴いたり、自分もリンク貼ったりしてますからね~、徐々に工事してこうかと。
という訳でそれこそリニューアル工事終了迄は、此処の記事に有る情報をあんま信じないで下さいませ。(まぁウチのブログにちゃんとした情報求めて読みに来てる人は居られない気がするが…)(汗)
工事終了した際はTOP記事でお知らせする予定で御座います。


………と、此処まで書いて漸く気付く。
自分、今回ちっとも旅行記書いてないじゃん。(大汗)
フルスピードで方向を正しましょう。(汗)


私が行った1/17、元キッズファクトリー&食のストリート(グーテンアペティート除)には、白い囲いがされていました。
去年12月頭に行った際には、まだキッズファクトリーの在った敷地のみ工事中で、各店舗とも営業はしてたんですよ。
でも近所で工事してると、やっぱ客は寄り付き難いのな。(苦笑)
普段人が最も訪れる区域なのに、何処も閑古鳥鳴いてて可哀想だった。
ぶっちゃけ初めて訪れる予定の方には、現在のハウステンボスはお勧め出来ない。
あちこち工事してて普段の美しさは観られないし、活気は無いしで。(失礼御免…ってか、綺麗は綺麗なのよ、勿論)(汗)
但し買物目的のリピーターなら、むしろ今が狙い時です。

ワールドバザールではバレンタインセール(↑記事上の写真に注目、バレンタイン近くの市場には、世界のチョコが勢揃いする)と共に、各店の在庫商品一掃セールを開催してました。



↑賞味期限の近付いてるチーズやウィンナー、それにワインまで20~30%オフで販売されてたり。
私は此処でウィンナーセット(3,150円→2,300円)を購入。
値引きセールはワールドバザールだけでなく、各総合売店でも行ってたもよう。
無論ランガダイクにも何時も以上に流されてたんじゃないかな~。(今回寄ってないから知らないけど)

タンテ・アニーやヘクセンハウス、松翁軒のカステラなんかもセールしてました。
こちら値引きはしてませんでしたが。(笑)
毎度愛想の良いアニーの営業スタッフさんに、リニューアルについて少々尋ねてみる。

「店名なんかは変るんですか?」
「いえ、それは変えない予定です。」

あ、やっぱり…良かった!
どうかアニーおばさんも変らず雇用されますように!
終身雇用で1つ宜しく。(←鬼か)


ワールドバザールで買物を楽しみつつ、周囲に在る店も覗きました。




↑和雑貨屋『島』で見付けた、キューピー人形のストラップ(?)。
キューピー顔したラムちゃんって、何か可愛いかも。(笑)



↑エヴァンゲリオンキャラも居た。
……シュールだ。(笑)

願わくばワンピースキャラでもやって欲しい。
キューピーなナミさん居たら、私は絶対買う。
ロビンちゃんやゾロがこの顔してたら、かなりインパクトでかいと思うんだが。(笑)
あ、サンジは普通に似合いそう。

『島』は和雑貨屋なんですけど、ポップい雑貨類も置いてありまして。
つかハウステンボスって、昔からキューピーに拘ってるような。
以前パサージュに在った『バタヴィア』なるアンティークショップには、常時キューピーコレクションが並んでいて壮観だった。

パサージュにも何店か新しい店舗が入ってました。
ただ何処も仮店舗っぽく…実際仮店舗だった所も在ったし…未だ品数が少なくて、今一魅力が薄かった。
生活雑貨には興味有るので、『HANAわすくい』には頑張って貰いたい。


商店街を廻ってる内に、午後4時を回ってしまう。
予定では3時にチェックインする予定だったのに…何時の間にやら1時間オーバー。(汗)
既に陽は傾き、夕暮れの気配が間近に迫る。
土産袋提げ(←此処まで来ると直に持ってった方が早いと判断した為)、心持早足で区画を1周し、ビネンスタッドバス停に戻って来ました。



↑バス停の後ろには、ウォーターゲート『スネーク』が在る。
内部にはベンチが設置され、海を眺めるのに絶好の場所。
そして個人的にベスト・オブ・プロポーズ・スポットだと考えている。
此処でプロポーズして応えて貰えなかった時は諦めろ、みたいな?(←おいおい)

もしも君の彼女が、「海が観たい」と呟いたなら、此処まで連れて来るがよい。
脈が有ったら必ず陥ちる!

……陥ちない時は縁が無かったんだと思って下さい。(笑)


残念ながら相手が居なかったんで、独り寂しく海を見詰る。

人はど~お~しぃ~てぇ~♪
悲しくなるぅ~とぉ~~~♪
海を~~~♪ 見詰にぃ~~~♪
来るのぉ~でぇ~しょお~かぁ~~~♪

それは多分……大海原を見詰ていると、日頃の悩みがちっぽけに思えて来るから…
果てなく広がる蒼さに、悲しみを沈めてしまいたくなるから……じゃないかな…?


馬鹿な事言ってないで、右隣を向いてみる。(汗)



↑そこには懐かしのホテルアムステルダム正門が。
門上に取り付けられた紋章が格好良いぞ!
向い合い王冠を掲げる獅子というのは、ハウステンボス全体を象徴する紋章(元はオランダ王室の紋章だそうな)。

場内各ホテルはそれぞれ似合った紋章を持っている。(公式サイトを参考にどぞ)
個人的にはデンハーグのが1番好み。
ロープや帆船を組合せ、如何にも海のホテルっぽい。
ホテルアムステルダムの紋章はグリフォン?が向い合うデザインのよう。

…といった所で次回はチェックイン編。
今回は此処で〆まする。(汗)



【続】



【私信】

のおさん…はい、体だけでなく、命の洗濯して来ましたv
温泉入ると「日本人に生れて良かった~」と何時も思う、月並な日本人です。(笑)
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08年、ハウステンボスで冬休み その6

2008年02月17日 00時43分17秒 | ハウステンボス冬の旅行記
明日の日曜(あ、もう今日か)は仕事休みです。
久方振りで日曜休める~♪
…で、友人とまたラクーア行く約束をしましてな。
ゆっくり骨休めして来ようと思います。
残念ながらトルマリン風呂は無いと思うが。(←前回のネタをまだ引き摺ってる)
や、当初はディ○ニーシーに行く予定だったんだけど、自分が「疲れてるんでラクーアにしてくれ」と懇願しまして…。(苦笑)
友人には悪いけど、仕事疲れの足引き摺って行列させられるのは、勘弁して欲しい。(汗)

とまぁそんな訳で、今回は何時もより短く、前回の続きです。



今回の旅で寄ったアミューズメント施設は、グラン・オデッセイだけでした。
他にも寄れなくは無かったけど、忙しないのは自分の趣味じゃないので、もう1つの新アミューズメントは次回に持越し。
予めそんな風に決めてた自分は、グラン・オデッセイ館を出た後、早々にホテルへチェックインしに向いました。

宿泊ホテルは最近お気に入りの『ホテル・アムステルダム』。
ビネンスタッドのバス停側という、アクセスの良さが売りのホテルです。
いやいや売りはそれだけじゃありませんが、その件については追々ゆっくりと。

ニュースタッド~ビネンスタッド迄、最初はまたバスで行こうと考えてたんですが…。
待てども(またもや)中々現れず…痺れ切らして歩いて行く事に。
いや歩くの嫌いじゃないんですがね~。
てゆーかむしろハウステンボスはテクテク歩いてこそ、楽しい発見が有る街なので御座います。

でもほら、この時病み上がりだったから、自分。
なるたけ体力使わないよう、大人しく我慢してたんすよ。

無理しちゃ駄目だ、無理しちゃ駄目だ、無理しちゃ駄目だ。
今無理したら、皆お終いなんだよ…!

旅行中さながらエヴァの碇シンジが如く、自分に言い聞かせてたのでした。


また脱線しそうなんで、先へ進めましょう。


ニュースタッドからクリスタル橋を渡り、ミュージアムスタッドへ。
ミュージアムスタッドの狭い路地を抜け、ビネンスタッドへ。
街の中心アレキサンダー広場には、クリスマスを過ぎても、煌くツリーが飾られていました。

道々歩いて行く途中。
店を見付けちゃ、寄ってみる。
そんな風だから、遅々として目的地へ着けず。(苦笑)
でもつい寄りたくなる様な店が、ハウステンボスには沢山在るのです。

そして最も個性的な店が集合してるのが、『ビネンスタッド』と呼ばれる区域。
「ビネンスタッド」とは、オランダ語で「旧市街」と言う意味だとか。
此処には30以上の店舗がひしめき合い、観光客の目を楽しませています。

残念ながら自分が行った時は、大規模なリニューアル工事により、何店かお休みしてしまってましたが…。
つか工事に明け暮れる東京から逃げて来たのに、ハウステンボスでも工事に当るとは皮肉な限り。(苦笑)
事前に噂は聞いてたけど…目の前で馴染の店の窓が割られて行く光景には、寂しさが込上げて仕方なかったっす。(涙)
そんな思いを抱えつつ撮ったのが、記事上の写真。(↑)
題して「アニーおばさん、最後の雄姿」。
いやいや、最後かどうかはまだ解らないし。(汗)
願わくば新装開店した後も、アニーおばさんには鐘を鳴らし続けて欲しいもの。

「何時まで年寄りを酷使する積りだい?」

そんな事言わずに、おばさん!
引退するにはまだ早い。
女は百歳過ぎても青春です。

真面目な話、自分は『タンテ・アニー』の菓子だけでなく、店の外観から好きだったんで…絵になる店の1つだったと思うんですよ。



↑ショーウィンドウのこんなミニチュア・ディスプレィも可愛くて好きだった。
すんごく精巧に店の菓子を再現してあったんすよ。(気分はドールハウス)



↑ディオニソスのショーウィンドウも好きだったな~。


期待も大きくは有るのだけど…以前の良い所はそのまま活かして欲しい。
ファンとして切に願いつつ…今回は此処まで。



次回に【続】。



所で同じ食のストリートに店舗を構えてるってぇのに、何故にグーテンアペティートだけ、リニューアル工事区域に入れて貰えんかったのでしょう?
仲間外れは可哀想…っつか、周囲でガタゴト工事してたら、思っ切し営業妨害だと思うんだが。(飲食店なのに…)
どうせなら一緒にリニューアルしてあげれば良かったのに~。
コメント (2)
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08年、ハウステンボスで冬休み その5

2008年02月14日 21時42分11秒 | ハウステンボス冬の旅行記
何故か昨日の閲覧数が凄い事になってる…。
ひょっとしてアレだろうか!?
Sさん(←今更隠してどうする)が提唱した「GWに見られるワンピとの相関性」説に注目が!?
マジな話、1度統計取って、真実を赤裸々にしたいもんだ。(←してどうするよ)

…いやちゃんとハウステンボスレポ続ける気でいますよ、逃げてないっすよ。(焦笑)
書きたい事有り過ぎて、先に進めない訳だからして。

言い訳しつつ、前回の続きです。



クレープを美味しく戴き、予定通りグラン・オデッセイ館へ。(↑記事上の写真が、その館です)

しかしその前に注意事項、このアミューズメントは所要時間がかーなーり、かかるのだ!
メインショー自体は約15分で終るのだが、準備等でかかる時間を足すと40~60分は見た方が良いそうな。

という訳で、入館前には必ずトイレに入りましょう!
幸いニュースタッド地区には、アミューズメント施設館と見紛う様な、ポップいトイレが在るのです。(笑)
場所はチーズ料理専門レストラン『チーズワーフ』の横。
グラン・オデッセイ館から見て、広場を間に挟んだ前方に在ります。

アミューズメント中心に生れ変ったニュースタッド地区。(いや以前からそうでは在ったんだけど…)
子供連れの親御さんに配慮し、トイレも見事にリニューアル。
授乳&休憩スペースも完備。
洗面台は通常より三段階に低く設置され、小さなお子さんも蛇口に手が届くよう設計されている。
はっきり言って好きだよ、此処のトイレ。(笑)
たかがトイレを事細かく紹介してどうすんだと笑われそうですが、是非お立ち寄り戴きたい名スポットで御座います。

無事用を済ましてすっきりしたら、いざ入館と参りましょうか。

『グラン・オデッセイ』――それはかつて『愛・地球博』で三井・東芝が出展したアミューズメント施設。
それを『Kirara』同様、無料で譲り受けた物なのです。(いや工事費等は無論テンボス持ちでしょうが…)
まったく良い物を貰いました!(笑)
「フューチャーキャストシステム」なる、言葉だけだとよく解らんシステムにより、観客が映画の登場人物となって参加出来ると言う売込み。
詳しくは特設サイトの方にどぞ!(→http://www.huistenbosch.co.jp/go/index.html)

入館すると先ずプレショーを観せられる。
メインショーは時間の都合上、起承転結の「転」から始まるんで、此処で纏めて「起」と「承」を説明されるんですよ。

お話は日本のアニメなんかで頻繁に見られる内容ですが…故郷を失った未来の地球人が、未だ見ぬ母星に夢を馳せ、宇宙船乗って帰還しようっつう。
だからこそ解り易く、パークのアミューズメントとして上映するのには相応しいと思う。
逆に1度見ただけじゃ理解出来ない凝った内容だと、あんま人気を呼ばない気がするんですよ~、こういう場所の出し物としては。(汗)

プレショーが終了すると、次に観賞時の注意事項が流される。
この時なんとちゅーりーちゃんが特別出演する。
そんで駄目出しされてしまう。(笑)
パークのマスコットキャラに対して何たる仕打ちでしょう。(笑)

そういや今回の旅では1度もちゅーりーちゃんに出会えなかった。
やっぱり冬だからか…きっと今頃春を迎える準備をして冬眠中なんだわ。
春になったら踊って回って、そりゃもう大活躍してくれる事でしょう。
タクの子はやれば出来るんざーます。(や、俺の子じゃないけど)


ええ~と……話戻しましょうね。(苦笑)


注意事項を聞き終えたら、撮影ユニット前に並ばされる。
事前に渡された搭乗券(パス)を通した後、各自ユニット内に顔を突っ込む。
この時「眼鏡等は外せ」とか、「前髪は手で押えとけ」とか、「正面向いてろ」とか、「ふざけた顔するな」とか、再び細かい注意を受ける。
スキャンして読み込んだ顔のデータを、正しく3D化する為の約束なのですね~、映画に出演するのって大変だな~。

一緒に入館したお客さんの中に、2人子供を連れたパパさんが居ったのですが…。
小さい子供って、じっとしてないじゃないですか。
やっぱり駄目が出ちゃいまして、撮り直しする破目になったのです。
しかも自分加えて3人分撮影しなきゃだから…混雑時はそりゃあ1時間は余裕でかかっちゃうだろうな~と思えた。

ちなみに映画に参加したくないと言う方は、撮影せずに観賞するだけでもOKだそうです。
そういう恥かしがり屋さんも多く居られるでしょう。
まぁでも映画観て感じたんですが…3Dキャラになった自分って、ぶっちゃけどいつだか判らんかったよ。(笑)
3D映像になると皆似た顔に見えてしまうっつか。
しかしそれでも主役の加山雄三は、持前の濃い顔で判別出来ました!
流石芸能人、一般人とは一味違うぜい。

映画を観賞する席は、敢えて言うなら中間で中心が良い気がしました。
ああいう映像は正面からが1番観易いんじゃないかとね。
案内スタッフの「本日は空いてますので、お好きな席にお座り下さい」なる言葉には笑ってしまった。
シーズンオフだからね~、はっきり言ってガラガラでしたよ。(笑)

先刻紹介した2人の子連れパパが、上映中頻りに子供達の顔を探して、教えてあげてる姿が微笑ましかった。
家族連れやカップルに人気を呼びそうな施設じゃねーかと。
映像はスペクタクルで凄い迫力。
ただテンポはちと速過ぎな気がしました。
とは言え、上映時間考えると、これは仕方ないっすね。
んでもラストは中々感動した。
てゆーかラストの演出が凝ってて感動した。
そうか、だから小分けされてスペースに通されたのか~と、最後に合点がいった。
大貫妙子さんの歌うテーマソングも良いですよ。
声優として榊原良子氏が参加してたような…?
ウロウロさん曰く「アニメファンなら是非観賞すべき」とか。(笑)

んでも自分はやっぱり『Kirara』、『マジックミラーメイズ』、『大航海体験館』、『ホライゾンアドベンチャー』の順で好きなのは変らずかな~。
失礼ながら、グランはその次っすね。(個人的な好みの問題なので許して)



↑上映終了後、グランオデッセイグッズ等を売る売店、『ニモニック』に寄りました。
店名は映画に出る宇宙船の名前から。
此処では映画に出演した観客の画像をミニポスターにして販売している。(800円)
自分がどんな顔してたか上映中判らんかったと言う方は、此処でポスターにして貰えば後でしみじみ観賞出来ますよっと。
…あ、私はして貰いませんでしたが。(笑)

『ニモニック』は以前『天星ホール』と言う、星占い小屋で在りました。
天井のセットが神秘的で好きだったんだけど…現在はただ星空が広がってるだけで寂しい限り。
今でも天星占いは行ってるし、占いグッズも幅利かせてるしで、別にそのままで良かった気もするのだが。(笑)



↑そんな訳で、星座ストーンなんてお守りグッズも、未だに売ってます。

牡羊座はラブラドライト(曹灰長石)
牡牛座はアパタイト(燐灰石)
双子座はアイオライト(菫青石)
蟹座はパール(真珠)
獅子座はサンストーン(日長石)
乙女座はゴールデントパーズ
天秤座はピンクトルマリン
蠍座はインカローズ(菱マンガン鉱)
射手座はブルートパーズ
山羊座はタンザナイト(ゾイサイトとも呼ばれる…ほら、セーラームーンに出て来た、和名は黝簾石)
水瓶座はトルマリン(電気石)
魚座はアクアマリン

…が、各星座の守護石だそうな。

自分は水瓶座なので、何とはなしにトルマリンの紹介文を読む。

「マイナスイオンを発生すると伝えられる、心身のリラックスを招くと云われる石」

………どうやら水瓶座は疲れてるらしい。(苦笑)(「電気石」って名前もアレだよな、何か…)

他星座の石は富や成功とか抽象的な幸運を謳ってるのに、水瓶座の石だけがまるで温泉の効能っぽい紹介されてるのは何でやねん?
まぁ実用的で宜しゅう御座いますわな~、そう思っとこう、うん。(苦笑)
けど同じトルマリンでも、ピンクだと違うらしいよ、天秤座の石の紹介見ると。(何故だ)(笑)

リニューアル工事が終了したニュースタッドですが、また少々変ってました。



↑万華鏡ショップ&ベネチアングラス体験工房『カレイド』と言う店が、珈琲館『トレードウィンド』内のショップ跡に入ってたり。(看板が妙に可愛い)
港街に在る手作り硝子工房『ワラキア』の2号店?
未だ品数が少なく仮店舗みたく感じてしまいますが、万華鏡や硝子工芸品は女子供に人気を呼ぶと思うので、これからが楽しみかもしれない。
もっと品のバリエーションが増える事に期待しましょう。



↑元ビネンスタッドに在ったキッズファクトリーが、『Kirara』前の広場に引っ越していたり。



↑その名も『チャイルドキングダム』。
…消えなかったのは嬉しいのだが…微妙に死角になってる場所だと思うので(Kirara目当てで来ないと、先ず気が付かないでしょ)ちょい心配。(汗)
とは言え児童向遊技施設を一区画に集めたのは悪い考えではない…かもしれない。
ミニ観覧車やミニ電車等レトロな遊具は、子供だけでなく大人にも郷愁を連れて来るでしょう。



…上手い事纏まったかなと思った所で【続】。
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