瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

2023年、クリスマスには歌を歌おう♪その4

2023年12月25日 00時00分00秒 | クリスマス
みんな、メリークリスマーース♪♪
聖クリスマスおめでとう♡
今夜はキリスト教的には救い主のイエスが生まれた事をお祝いする日ね!
という訳で、今夜は新約聖書の一書、「ルカによる福音書」の一説を紹介するわ!



御使いがマリヤの所に来て言った。
「恵まれた女よ、おめでとう、主が貴女と共に居られます」
この言葉にマリヤはひどく胸騒ぎがして、この挨拶は何の事であろうかと、思い巡らしていた。
すると御使いが言った。
「恐れるな、マリヤよ、貴女は神から恵みを頂いているのです…見よ!貴女は身篭って男児を産むでしょう!その子を『イエス』と名付けなさい!」



ヨーロッパの名立たる画家がモチーフにしている、「受胎告知」のシーンを書いた一節ね。
「新約聖書」は1~2世紀にかけてキリスト教徒達によって書かれた文書で、「旧約聖書」が救世主イエスが生まれる以前の内容に対し、「新約聖書」はイエスが生まれた後の内容を纏めてるのが相違点。
何故なら「新約聖書」の主な著者が、マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ、計4人のキリスト教徒達だからよ。
教祖であるイエスの死後に、イエスの言行を纏めた文書だから、必然的にイエスが生まれた後の内容になったのね。

挙げた福音書を書いたと伝えられるルカは、キリスト教の使徒であるパウロの弟子とされる人。
ルカの師匠のパウロは、使徒としてキリスト教内で崇敬される人物ながら、イエスの死後に信仰の道に入った為に十二使徒内には入れられないという、何だかちょっと複雑な立ち位置。
「新約聖書」内の著者と伝えられるマタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの4人は、直接イエスに会って教えを訊いた事は無いけど、書いた書はイエスの生涯と教えを解り易く纏めた点から、今日までキリスト教の経典として語り継がれてるわ。
「受胎告知」のシーンなんて絵画や映画や物語や歌に表されてるから、キリスト教徒でなくてもぼんやり映像が浮かんで来るものね。
名文の力って素晴らしいわ!

それじゃあ4夜目のクリスマスソングを紹介——聖クリスマスに歌うに相応しいのは、やっぱり「きよしこの夜(Silent Night)」よね♪
1818年12月24日にオーストリア、オーベルンドルフの聖ニコラウス教会で初演されたという、このクリスマスキャロルの作詞者はヨゼフ・モール、作曲者はフランツ・クサーヴァー・グルーバー。
2人が力を合わせ完成した聖歌はクリスマスキャロルの代表格に登り詰め、2011年にオーストリア無形文化遺産の認定を受けた…名曲の力も素晴らしいわね♪
歌はこちらを参考にしてちょうだい。

今夜の話はこれでおしまい、また明日、一緒に楽しくクリスマスソングを歌いましょう♪



【Silent Night(きよしこの夜)】




Silent night, holy night♪
All is calm, all is bright♪
Round yon Virgin, Mother and Child♪
Holy infant so tender and mild♪
Sleep in heavenly peace♪
Sleep in heavenly peace♪

Silent night, holy night♪
Son of God love's pure light♪
Radiant beams from Thy holy face♪
With dawn of redeeming grace♪
Jesus Lord, at Thy birth♪
Jesus Lord, at Thy birth♪



【訳】
聖し、この夜
星は光り
救いの御子は
馬槽の中に
眠り給う
いとやすく

聖し、この夜
御告げ受けし
牧人達は
御子の御前に
額づきぬ
畏みて

聖し、この夜
御子の笑みに
恵みの御代の
明日の光
輝けり
朗らかに


…メリークリスマス!びょりです。
挙げた日本語訳は由木康氏の作とか。
それと「旧約聖書」はユダヤ教から受け継いだもの、なのでキリスト教からすれば、ユダヤ教は父の教えみたいなものかと。

写真は今年の東京丸の内ストリートに並ぶ1店のクリスマスデコレーション。
こういうイエス・キリストの生誕シーンを再現した人形飾りを、イタリアでは「プレゼピオ」と呼ぶそうな。
イタリアだけでなく、キリスト教国では一般的に見られるクリスマスの習慣で、フランスでは「クレーシュ」、イギリスでは「クリブ」、ドイツでは「クリッぺ」と、各国呼び名は違うが習慣としては同様のものらしい。
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2023年、クリスマスには歌を歌おう♪その3

2023年12月24日 17時09分06秒 | クリスマス
はぁい♪ミス·メリーよ♪
今夜は待ちに待ってたクリスマス·イブねv
クリスマス·イブ、つまり「クリスマス前夜」って意味で、未だ「クリスマス」じゃないのに、何故かクリスマスより嬉しい日…一番楽しいのはイベントの前日って事かしら?
そんなクリスマス·イブに合わせて紹介する3夜目のクリスマス·ポエムは、クレメント・クラーク・ムーア作と云われる「クリスマスの前の晩(The Night Before Christmas)」、或いは「サンタクロースがやって来た(A Visit from St. Nicholas)」のタイトルで知られる作品よ!



それはクリスマスの前の晩、
家中の生き物は鼠すら動かなくなった頃、
靴下は煙突の側に下げられていて、
サンタクロースが来るのを待っていた。

子供達はベッドに寝静まって、
頭の中で砂糖入り菓子が踊っていて、
ママは布を被っていて、
私は帽子を被り、
長い夜の眠りに就いた時に。

突然外の庭で大きな音がしたので、
私はベッドから飛び起きて、
何だろうと思い、
窓の側に行って雨戸を開けた。

降ったばかりの雪の上に月が、
昼間の様に光を投げていた。
すると目の前になんと、
小さなソリと八頭のトナカイが見えて、
御者が元気なお爺さんだったので、
サンタクロースだとすぐ分かった。

鷲よりも早くトナカイ達は飛んで来て、
サンタさんは大声で名前を呼んだ。
「そらダッシャー、そらダンサー、それプランサー、ヴィクセン、行けコメット、行けキューピッド、ドナー、ブリッツェン――ポーチの上まで、煙突の上まで!早く走れ、それ走れ、みんな走れ!」
ハリケーン前に枯葉が舞う様に、
何かにぶち当たるとソリは空へ舞い上がる、
だからトナカイ達は家の屋根の上へ飛んで行った、
おもちゃがいっぱいのソリとサンタクロースを載せて。

私が驚いていると、
屋根の上にトナカイ達がコトコト動いているのが聞こえた。
頭を引っ込めて、
ぐるりと回したら、
サンタさんがポンと煙突を下りて来た。
サンタさんは頭から足まで毛皮の服を着て、
それが灰と煤に塗れていた。
後ろにはおもちゃを沢山背負って、
包みを開く前の行商人の様だった。

目が光っていて、
えくぼが幸せそうで、
頬は紅色で、
サクランボみたいだった。
小さな口を弓の様にして、
顎には雪の様に白い髭を生やして、
歯でパイプをきつく噛んで、
煙が花輪の様に頭を廻っていた。

サンタさんの顔は広くて、
丸いお腹は笑う時に震えて、
ゼリーが入ったボウルの様だった。
可愛く太っていて、
愉快な妖精の様だった。

思わず笑ってしまった私に、
目をウィンクして、
頭を傾げたので、
何も怖くないとすぐ分かった。

言葉は何も言わなくて、
すぐ仕事に取り掛かって、
靴下をいっぱいにして、
くるりと身を回して、
そして指を鼻の脇に置いて、
それから頷いて、
煙突を登って行った。

それからソリに飛び乗って、
トナカイ達に口笛を吹いて、
枯草が舞う様に飛んで行ってしまった。
でも見えなくなる前に、
サンタさんが叫ぶのが聞こえた。
「クリスマス、おめでとう!みんな、お休み!」



1823年12月23日のアメリカ、ニューヨーク州トロイの「センティネル」新聞で発表されたこの詩は、以降のサンタクロース像を決定付けたと云われる程、インパクトが大きいものだったの。
この詩が発表されるまでのサンタクロースは、モデルとされる聖ニコラウス像を引き継ぎ、カトリックの司教が身に着ける様な重々しい長い丈の服を着て、馬車に乗ってる姿で描かれていたの。
ところがこの詩の中のサンタクロースは、8頭立てのトナカイが牽くソリに乗った陽気で太った白髭御爺ちゃん…詩が発表される以前の聖人の像とは正反対、だけどアメリカ人の多くは新しいサンタクロース像を支持し、以降は「クリスマス・イブに、白髭生やした太っちょの御爺ちゃんが、空飛ぶ8頭立てのトナカイのソリに乗って、背中に玩具が沢山入った包みを背負い、家の屋根の煙突から下りて来て、暖炉の側に置いた靴下にプレゼントを入れてくれる」、ファンタスティックなイメージのサンタクロース像が定着したってわけ。
そして1931年、コカコーラ社が冬の販売促進キャンペーン用に、アメリカの画家ハッドン・サンドブロムが描いたポスターを発表。
コカコーラの公式商標カラーの紅白で構成されたサンタの衣装は、ポスターだけでなくテレビCMにも乗って全米中に流され、現在のサンタクロース像が完成したのよ。

聖ニコラウスについては、メリーの過去記事1過去記事2を読んで頂くとして、「クリスマスの前の晩」の話に戻るわね。
「センティネル」新聞に載った当時、詩は無名での発表だったけど、後に作者はコロンビア・カレッジの東洋・ギリシア文学教授クレメント・クラーク・ムーアと判明し、1844年にムーアの作品集に収録されて再版を重ねる程の大ヒットを飛ばし、クリスマスシーズンになるとアメリカ中で朗読されるポピュラーな詩になったの。
…ただ、実は本当の作者はムーアの友人、ヘンリー・リビングストン・ジュニアだって説も有るんですって。

それじゃあそろそろ3夜目のクリスマスソングを発表するわ――日本で「赤鼻のトナカイ」の曲名で知られる「Rudolph The Red-nosed Reindeer」♪
「赤鼻のルドルフ」も今ではクリスマス・イブに欠かせない大スターね!
こちらについてもメリーの過去記事を御覧頂くとして、歌はこちらを参考にしてちょうだい。
ちなみに日本には青鼻のトナカイのチョッパーって漫画キャラが居るわね、今日は彼のお誕生日ですって、ハッピーバースデー♪♪
今夜のお話はここまで…明日の聖クリスマスも一緒に楽しくクリスマスソングを歌いましょう♪



【赤鼻のルドルフ(Rudolph The Red Nosed Reindeer)】




Rudolph the red nosed reindeer♪
Had a very shiny nose♪
And if you ever saw it♪
You would even say it glows♪
All of the other reindeer♪
Used to laugh and call him names♪
They would never let poor Rudolph♪
Join in any reindeer games♪

Then one foggy Christmas Eve♪
Santa came to say♪
Rudolph with your nose so bright♪
Won't you guide my sleigh tonight♪

Then how the reindeers loved him♪
And they shouted out with glee♪
"Rudolph the red nosed reindeer♪
You'll go down in history♪



【訳】
赤鼻のルドルフ、ピカピカのお鼻を持っていた
君も見たら、きっと光ってると思う筈さ
他のトナカイ達は、笑って悪口さえ言っていた
一緒に遊んでさえくれなかった

ある霧の濃いクリスマスイブ
サンタが来て言った
「ルドルフや、その明るい鼻で道を照らしてくれないか?」

仲間のトナカイ達は、ルドルフを見直して
歓喜の中こう叫んだんだ
「赤鼻のルドルフ、お前は歴史に残るトナカイだ!」


…こんばんは、びょりです。
今朝デパートに行ったらケーキを求める長い行列が出来ていて圧倒されました💦
ケーキ屋とチキン屋にとっては稼ぎ時、1年の売り上げの半分をクリスマス分が占めてるんじゃないかと。
今はケーキも高価くて日常的に買う物じゃ無くなりましたからね~。

写真はハウステンボス内のホテルヨーロッパロビーで今年撮影したサンタクロース。
サンタの陽気なキャラクターは、英国伝統のクリスマス妖精「ファーザークリスマス」が由来って説が有ります。
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2023年、クリスマスには歌を歌おう♪その2

2023年12月23日 17時12分39秒 | クリスマス
はぁい♪ミス・メリーよ♪
今年のクリスマス・イブは日曜日!
日本でも花金に当たる12/22からクリスマスムード高まってるでしょうねv
クリスマスの主役と言えば、建前的にはキリスト様だけど、でも本音が許されるならサンタクロースだと思わない?
クリスマスイブから聖クリスマスの朝にかけて、トナカイが牽くソリに乗り世界中の子供達にプレゼントを贈って廻るサンタクロースは、子供達から愛されるヒーローだわ!
でもサンタクロースって本当に居るの?…ニューヨークに住む8歳の少女が抱いた疑問は、ニューヨークの社説で紹介され、書籍化によって世界中に広まった事で、クリスマスのたび反芻される詩文として人々の心に残ったの。

「おじさん、わたしは8さいです。
 おともだちのなかに、サンタクロースなんかいないって言う子がいるのです。
 パパはこう言いました、『ザ・サンにそう書いてあれば、そうだろう』。
 どうぞ、本当のことを教えてください。
 サンタさんはいるのですか?」

1897年にニューヨークに住んでいた8歳のヴァージニアが、クラスの友達と言い争いの末、パパからアドバイスを受けてニューヨークの大新聞「ザ・サン」に投稿した素朴な疑問。
これに対しての新聞社員からの名回答とセットで今も名文として語られる理由は、「サンタクロース」の正体が大人にとっての「理想の大人」だからだとメリー思うの。
子供の味方で、子供に愛される大人。
子供が欲しい物を何でも贈ってあげられる、そういうものに私はなりたい…ってこれは宮沢賢治の詩文だけど。
自分は信じてなくても、子供にはサンタクロースを信じて欲しいと願う大人達の心が、サンタクロースの存在を護り続けているんだとメリー思うの。
ちなみにザ・サンの新聞社員の名回答については、メリーが書いた過去の記事を読んでねv

さて、今夜歌うクリスマスソングの紹介よ!――「サンタが町にやってくる(Santa Claus Is Coming To Town)」♪
今回は記事の雰囲気に寄せて、日本語の歌詞バージョンを紹介するわ。
それじゃあまた明日、楽しくクリスマスソングを歌いましょう♪



【サンタが町にやってくる(Santa Claus Is Coming To Town)】




さぁ♪ 貴方から♪
メリークリスマス♪
私から♪ メリークリスマス♪
サンタクロース・イズ・カミィン・トゥ・タウン♪

ねぇ♪ 聞えて♪
来るでしょ♪
鈴の音が♪ 直ぐそこに♪
サンタクロース・イズ・カミィン・トゥ・タウン♪

待ち切れないで♪
お休みした子に♪
きっと素晴しい♪ プレゼント持って♪

さぁ♪ 貴方から♪
メリークリスマス♪
私から♪ メリークリスマス♪
サンタクロース・イズ・カミィン・トゥ・タウン♪


さぁ♪ 貴方から♪
メリークリスマス♪
私から♪ メリークリスマス♪
サンタクロース・イズ・カミィン・トゥ・タウン♪

ねぇ♪ 聞えて♪
来るでしょ♪
鈴の音が♪ 直ぐそこに♪
サンタクロース・イズ・カミィン・トゥ・タウン♪

クリスマスイブを♪
指折り数えた♪
幼い思い出も♪ 今宵懐かし♪

さぁ♪ 貴方から♪
メリークリスマス♪
私から♪ メリークリスマス♪
サンタクロース・イズ・カミィン・トゥ・タウン♪


さぁ♪ 貴方から♪
メリークリスマス♪
私から♪ メリークリスマス♪
サンタクロース・イズ・カミィン・トゥ・タウン♪


…こんばんは、びょりです。
写真は今年のハウステンボスのクリスマスタウン(旧ニュースタッド)で撮影した、暁のクライマーもといサンタクロース特攻チーム。
最近はネット上でクリスマスイブから聖クリスマスの朝にかけ、サンタクロースが世界中を駆ける様を追跡していますね。
そこまでやると「信じろ!!」って無言の圧を感じて少し怖いかも💦
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2023年、クリスマスには歌を歌おう♪その1

2023年12月22日 22時29分29秒 | クリスマス

街にクリスマスソングが流れる頃、遠い北の国からやって来る、私の名前はミス·メリー!!
ここを観ている貴方、一年振りね!元気にしていたかしら?
初めて会う貴方には初めましてv
ブログ主はすっかりやる気を無くして留守にしてるけど、私はやる気まんまん!!クリスマスの事ならメリーにお任せよv
今夜からまた十二夜の間、クリスマスについて語りながら、クリスマスソングを楽しく歌うわね♪

今年のクリスマステーマは「クリスマスの詩」――主にマザーグースから採り上げる積りで居るわ。
「マザーグース」はイギリスに旧くから伝わる伝承童謡、日本の文化に例えるなら童唄の様に、親から子供に歌い継ぐ形で現代に残って来たものなの。
今回採り上げる「クリスマスの12日間(The Twelve Days of Christmas)」は、十二夜続くクリスマスに子供が積み上げて遊ぶ数え唄。
日本のクリスマスは12/24のイブにパーティーして、12/25にはすぐさま年越し&正月モードに入るけど、カトリック教徒が多い西欧の国では、クリスマスは12/25の零時に始まり、1/6に日付が変わる頃終わる…その間の十二夜こそ本来の「クリスマス」なの!
「クリスマス」とは「キリストのミサ」を意味する言葉。
だけど実は「クリスマス」の言葉が生まれる以前から、古い太陽が死に新しい太陽が生まれる事を祝う「冬至祭」の形で、12/25前後にお祝いをしていたの。
クリスマスアイテムのツリーにリースにキャンドル、御馳走を食べる習慣も太古の「冬至祭」を起源に持っているのよ!

今日は冬至、古い仕来りに倣えば、今日からクリスマスね。
クリスマスの始まりを祝う意味で、今回のマザーグースの一篇はピッタリだと、メリー思うの。


1)
クリスマスの1日目 恋人は私にくれた
1羽の梨の木に留まるヤマウズラ

2)
クリスマスの2日目 恋人は私にくれた
2羽のキジバト そして、
1羽の梨の木に留まるヤマウズラ

3)
クリスマスの3日目 恋人は私にくれた
3羽のフランスの雌鳥
2羽のキジバト そして、
1羽の梨の木に留まるヤマウズラ

4)
クリスマスの4日目 恋人は私にくれた
4羽のすすだらけの小鳥
3羽のフランスの雌鳥
2羽のキジバト そして、
1羽の梨の木に留まるヤマウズラ

5)
クリスマスの5日目 恋人は私にくれた
5つの金の指輪
4羽のすすだらけの小鳥
3羽のフランスの雌鳥
2羽のキジバト そして、
1羽の梨の木に留まるヤマウズラ

6)
クリスマスの6日目 恋人は私にくれた
6羽の卵を抱くガチョウ
5つの金の指輪
4羽のすすだらけの小鳥
3羽のフランスの雌鳥
2羽のキジバト そして、
1羽の梨の木に留まるヤマウズラ

7)
クリスマスの7日目 恋人は私にくれた
7羽の泳ぐ白鳥
6羽の卵を抱くガチョウ
5つの金の指輪
4羽のすすだらけの小鳥
3羽のフランスの雌鳥
2羽のキジバト そして、
1羽の梨の木に留まるヤマウズラ

8)
クリスマスの8日目 恋人は私にくれた
8人の乳を搾る女中達
7羽の泳ぐ白鳥
6羽の卵を抱くガチョウ
5つの金の指輪
4羽のすすだらけの小鳥
3羽のフランスの雌鳥
2羽のキジバト そして、
1羽の梨の木に留まるヤマウズラ

9)
クリスマスの9日目 恋人は私にくれた
9人の太鼓を鳴らす太鼓打ち
8人の乳を搾る女中達
7羽の泳ぐ白鳥
6羽の卵を抱くガチョウ
5つの金の指輪
4羽のすすだらけの小鳥
3羽のフランスの雌鳥
2羽のキジバト そして、
1羽の梨の木に留まるヤマウズラ

10)
クリスマスの10日目 恋人は私にくれた
10人の笛吹く笛吹き
9人の太鼓を鳴らす太鼓打ち
8人の乳を搾る女中達
7羽の泳ぐ白鳥
6羽の卵を抱くガチョウ
5つの金の指輪
4羽のすすだらけの小鳥
3羽のフランスの雌鳥
2羽のキジバト そして、
1羽の梨の木に留まるヤマウズラ

11)
クリスマスの11日目 恋人は私にくれた
11人の踊る貴婦人
10人の笛吹く笛吹き
9人の太鼓を鳴らす太鼓打ち
8人の乳を搾る女中達
7羽の泳ぐ白鳥
6羽の卵を抱くガチョウ
5つの金の指輪
4羽のすすだらけの小鳥
3羽のフランスの雌鳥
2羽のキジバト そして、
1羽の梨の木に留まるヤマウズラ

12)
クリスマスの12日目 恋人は私にくれた
12人の跳ねてる貴族
11人の踊る貴婦人
10人の笛吹く笛吹き
9人の太鼓を鳴らす太鼓打ち
8人の乳を搾る女中達
7羽の泳ぐ白鳥
6羽の卵を抱くガチョウ
5つの金の指輪
4羽のすすだらけの小鳥
3羽のフランスの雌鳥
2羽のキジバト そして、
1羽の梨の木に留まるヤマウズラ


リーダー(親)が導入部を唱えて、繰返し部分を子供達に順番に歌わせ、間違ったら罰ゲームを行うという遊びだったらしいわ。
でも、こういった積み上げ唄は、イギリスよりもフランスで盛んだったんですって。
それにイギリス在来種ヤマウズラには梨の木に留まる習性は見られないとかで、実はこの唄イギリスではなくフランスが出自じゃないかって説が有るの。
伝承唄はミステリーな部分が多いわね。
ちなみに煤だらけの小鳥は「クロウタドリ」を指すと言われてるそうよ。

さて、ここからは恒例クリスマスソングの紹介!
一夜目に紹介するのは、このマザーグースを元にした――「クリスマスの12日間(The Twelve Days of Christmas)」よ♪
マザーグースを下敷きにイギリスで1780年に歌詞が作られ、1909年にフレデリック・オースチンが曲を作ったって云われてるの。
「My true love sent to me」を「真の愛が贈られた」って訳すパターンも有るわ。
歌はこちらを参考にしてね。

それじゃあ皆、また明日も楽しく歌いましょう♪



【クリスマスの12日間(The Twelve Days of Christmas)】



1)
The first day of Christmas♪ My true love sent to me♪
A partridge in a pear tree♪

2)
The second day of Christmas♪ My true love sent to me♪ 
Two turtle doves♪
And a partridge in a pear tree♪

3)
The third day of Christmas♪ My true love sent to me♪
Three French hens♪
Two turtle doves♪
And a partridge in a pear tree♪

4)
The forth day of christmas♪ My true love sent to me♪
Four colly birds♪
Three French hens♪
Two turtle doves♪
And a partridge in a pear tree♪

5)
The fifth day of christmas♪ My true love sent to me♪

Five gold rings♪

Four colly birds♪
Three French hens♪
Two turtle doves♪
And a partridge in a pear tree♪

6)
The sixth day of christmas♪ My true love sent to me♪
Six geese a-laying♪

Five gold rings♪

Four colly birds♪
Three French hens♪
Two turtle doves♪
And a partridge in a pear tree♪

7)
The seventh day of Christmas♪ My true love sent to me♪
Seven swans a-swimming♪
Six geese a-laying♪

Five gold rings♪

Four colly birds♪
Three French hens♪
Two turtle doves♪
And a partridge in a pear tree♪

8)
The eighth day of Christmas♪ My true love sent to me♪
Eight maids a-milking♪
Seven swans a-swimming♪
Six geese a-laying♪

Five gold rings♪

Four colly birds♪
Three French hens♪
Two turtle doves♪
And a partridge in a pear tree♪

9)
The ninth day of christmas♪ My true love sent to me♪
Nine drummers drumming♪
Eight maids a-milking♪
Seven swans a-swimming♪
Six geese a-laying♪

Five gold rings♪

Four colly birds♪
Three French hens♪
Two turtle doves♪
And a partridge in a pear tree♪

10)
The tenth day of Christmas♪ My true love sent to me♪
Ten pipers piping♪
Nine drummers drumming♪
Eight maids a-milking♪
Seven swans a-swimming♪
Six geese a-laying♪

Five gold rings♪

Four colly birds♪
Three French hens♪
Two turtle doves♪
And a partridge in a pear tree♪

11)
The eleventh day of Christmas♪ My true love sent to me♪
Eleven ladies dancing♪
Ten pipers piping♪
Nine drummers drumming♪
Eight maids a-milking♪
Seven swans a-swimming♪
Six geese a-laying♪

Five gold rings♪

Four colly birds♪
Three French hens♪
Two turtle doves♪
And a partridge in a pear tree♪

12)
The twelfth day of Christmas♪ My true love sent to me♪
Twelve lords a-leaping♪
Eleven ladies dancing♪
Ten pipers piping♪
Nine drummers drumming♪
Eight maids a-milking♪
Seven swans a-swimming♪
Six geese a-laying♪

Five gold rings♪
Four colly birds♪
Three French hens♪
Two turtle doves♪
And a partridge in a pear tree♪


…どうもご無沙汰してます、ブログ主のびょりです。
今年は流石にメリーさん来ないと思ったんだけど、しぶといな~(汗)
写真は今年の東京丸の内ビルに飾られたアナ雪クリスマスツリー。
記念撮影待ちの行列が凄かった。
そういう訳で、今年も十二夜の間、ミス・メリーの我儘にお付き合いください。<m(__)m>
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2022年、クリスマスには歌を歌おう♪その12

2023年01月02日 18時17分10秒 | クリスマス
はぁい♪ミス・メリーよ♪
皆と一緒にクリスマスソングを歌うのも今夜で十二夜目…いよいよお別れの時が近付いて来たわね。
振り返れば去年は疫病と戦争のダブルパンチで散々だったわ。
メリーみたいにクリスマスを祝える人が居る一方、病や戦で命を落としてる人が沢山居る。
その理不尽に気付くと、お祝いしてる場合かって、自問を始めちゃうの。
でも人が娯楽を求める気持ちは、何時でも何処でも止められるものじゃないわ。
貴方は「クリスマス休戦」をご存知かしら?
第一次世界大戦中の1914年12/24〜12/25にかけ、西部戦線の最前線で戦っていた兵士達が、互いの国の言語でクリスマスソングを歌っていたのを切っ掛けに、停戦協定を結んで一緒にクリスマスを祝ったってエピソードよ。
「クリスマス休戦」エピソードは、後にキリスト教側の美談として語り継がれ、映画で脚色されたりして真実が見え難くなってしまった。
でも「クリスマス」を共通認識に争いが止まった事実は希望に繋がるわ!
人は誰しも争いを求めてない、人は誰しも娯楽に飢えてるの。
だからちょっとしたイベントを切っ掛けに、戦争が止まる奇跡も時には起こせるんだわ。
「クリスマス」の名が付けられキリスト教化されたものの、根底に潜んでるのは大昔から世界同時に祝って来た冬至のお祭り。
宗教の壁を越えてクリスマスが楽しい理由、解ってくれたかしら?

それじゃあここで2022年度最後のクリスマスソングを紹介――ジョン・レノンの「Happy Xmas (戦争は終った)」♪
今年は皆が争いを止めて楽しいクリスマスを祝えると良いわね。
十二夜のお付き合い有難う!
今年のクリスマスが貴方に善きものを運んでくれるように…A Merry Christmas and a Happy New Year to You!!



【Happy Xmas (戦争は終わった)】




参考映像

「Happy Xmas Yoko!
 Happy Xmas Julien!」

So This is Xmas♪
And what have you done♪
another year over♪
And a new one just begun♪
And so this is Xmas♪
I hope you have fun♪
The near and the dear one♪
The old and the young♪

A very Merry Xmas♪
And a happy New Year♪
Let's hope it's a good one without any fear♪

And, so this is Xmas♪
For weak and for strong♪
For rich and the poor ones♪
The world is so wrong♪
And so happy Xmas♪
For black and for white♪
For yellow and red ones♪
Let's stop all the fight♪

A very Merry Xmas♪
And a happy New Year♪
Let's hope it's a good one without any fear♪

And, so this is Xmas♪
And what have we done another year over♪
And a new one just begun♪
And, so happy Xmas♪
We hope you have fun♪
The near and the dear one♪
The old and the young♪

A very Merry Xmas♪
And a happy New Year♪
Let's hope it's a good one without any fear♪

War is over, if you want it♪
War is over, now♪

「Happy Xmas……!」


【訳】

「ハッピークリスマス、ヨーコ!
 ハッピークリスマス、ジュリアン!」

さあ、クリスマスだ
この1年何をした?
もうこの年も終り
新しい年が今始まったのさ
だからクリスマス
楽しんで欲しいんだ
近くに居る人や親しい人、
お年寄りや若い人と

心からメリークリスマス
そしてハッピーニューイヤー
今年は何も恐れる事無い、良い年であるよう願おうよ

そう、クリスマスが来たんだ
弱い者にも強い者にも
お金持ちにも貧乏人にも
この世界は間違っているから
ハッピークリスマス
黒人にも白人にも
黄色い人や赤い人にも
全ての争いを止めようよ

心からメリークリスマス
そしてハッピーニューイヤー
今年は何も恐れる事無い、良い年であるよう願おうよ

さあ、クリスマスだ
この1年何をした?
もうこの年も終り
新しい年が今始まったのさ
だからクリスマス
楽しんで欲しいんだ
近くに居る人や親しい人、
お年寄りや若い人と

心からメリークリスマス
そしてハッピーニューイヤー
今年は何も恐れる事無い、良い年であるよう願おうよ

戦争を終わりに出来る、もし君が望むなら
戦争を終わりにしよう、今すぐに

「ハッピークリスマス……!」



…こんばんは、びょりです。
今年もメリーさんのお陰で無事にクリスマスが終わった心地です…まだ実際の十二夜は終わってないけど。
メリーさんにしても3年振りの来日という事で、1/6までは日本観光を楽しむとか言ってました。
明日辺り浅草で変な外国人のおば…お姉さんが居たら、それはメリーさんかもしれません。
もしもし私メリーさん、今、あなたの後ろに居るの――想像したら恐いですね💦
兎にも角にも明けて兎年の一年、皆様に幸多からん事をお祈りしていますm(_ _)m
写真は去年の12月に撮影したハウステンボスでの朝日…また今年も初日の出拝むの忘れたんで代わりです💦
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2022年、クリスマスには歌を歌おう♪その11

2023年01月01日 18時56分12秒 | クリスマス
Happy New Year!!
――2023年、明けましておめでとう!!
日本ではコロナ禍以来、初めて行動制限の無い正月を迎えたんですって?
新型コロナの流行は収まってないけど、やっぱり自由って良いわよね!
ワクチン接種したんだし、そろそろマスクからも解放されたいわ!

さて今夜のお話は、クリスマスに食べる物についてよ。
今までもクリスマスの食べ物については何度も語ってるけど、改めてクリスマスの食べ物はどんな物か質問されたら答えられるかしら?
――そう、穀物、そして樹の実、それから動物の肉ね。
要するに大昔に食べた物由来なのよ。
日本では正月にお節料理や餅やお神酒を口にするでしょ?
それら一つ一つにも由来が有って、年の初めに伝統に則った食事をする事で、豊穣と健康と子孫繁栄を祈るの。
ヨーロッパでも日本のお節料理同様に、クリスマスには伝統に則った食事をするのよ。

クリスマスに食べる物といえば、猪肉、豚肉、乾燥した果物、ナッツ類、穀物…飲み物はビール、ワインね。
日本でクリスマスに食べる肉と言えば鶏肉だけど、クリスマスの豚肉はそれ以上に古い伝統を持ってるんですって。
北欧では豊穣の神フレイに猪豚を殺し捧げた伝統から、今でも豚肉を加工したハムを塊で用意するわ。
鶏(鳥)肉を食べる伝統は英米由来で、豚肉よりも比較的新しい伝統なの。
時代が進み近代化が進んだイギリスやアメリカでは、豚より鳥の方が身近な家畜だったんでしょうね。
ナッツ…樹の実は人類が太古から口にした食べ物と解るわね。
果物の中でも、林檎や葡萄は神話に登場するくらい食べ物としての歴史が古いの…だからクリスマスには、干し葡萄や林檎を使った菓子パンや、葡萄から作る飲み物ワインを口にするのね。
ビールは穀物由来、それからパンも!
パンは神に捧げる物として腐らせず(発酵させず)焼いた物――つまりクッキーみたいに硬いパンが、初期のクリスマスパンだった。
それでヨーロッパでは今もクリスマスにクッキーを沢山用意するのね。
あとはドライフルーツやナッツを生地に混ぜた長期保存が効くクリスマスパン、シュトレンパネットーネ等、最近は日本でもクリスマスに売り出すから、知ってる人多いと思うわ。
クリスマスの伝統食には、太古の神が口にした食べ物を一緒に頂き、神が持つ超自然的力を得ようっていう願いが篭められてるのよ。
だから皆、年の終わりと初めには、伝統に則った食事をしましょう!

それじゃあ今夜のクリスマスソングを紹介するわ、イングランド地方伝統ののクリスマスキャロル——「We Wish You A Merry Christmas(おめでとうクリスマス)」♪
今夜のメリーのお話はおしまい、また明日、一緒に楽しくクリスマスソングを歌いましょう♪



【We Wish You A Merry Christmas(クリスマスおめでとう)】




参考映像

We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
And a happy New Year♪

We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
And a happy New Year♪

Good tidings we bring to you and your kin♪
Good tidings for Christmas and a happy New Year♪

Now bring us some figgy pudding♪
Now bring us some figgy pudding♪
Now bring us some figgy pudding♪
And a cup of good cheer♪

We won't go until we get some♪
We won't go until we get some♪
We won't go until we get some♪
So bring it right here♪


We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
And a happy New Year♪

Good tidings we bring to you and your kin♪
Good tidings for Christmas and a happy New Year♪

Now bring us some figgy pudding♪
Now bring us some figgy pudding♪
Now bring us some figgy pudding♪
And a cup of good cheer♪

We won't go until we get some♪
We won't go until we get some♪
We won't go until we get some♪
So bring it right here♪

We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
And a happy New Year♪


【訳】
クリスマスおめでとう
クリスマスおめでとう
クリスマスおめでとう
そして、新年のお祝いも

クリスマスおめでとう
クリスマスおめでとう
クリスマスおめでとう
そして、新年のお祝いも

良い知らせを持って来たんだ、貴方と、貴方の家族に
クリスマスが来たんだ、そして新年おめでとう

早くイチジクのプリンを持って来て
早くイチジクのプリンを持って来て
早くイチジクのプリンを持って来て
それから、ちょっとした御馳走も

食べるまで帰らないよ
食べるまで帰らないよ
食べるまで帰らないよ
ほら、だから早く持って来て


クリスマスおめでとう
クリスマスおめでとう
クリスマスおめでとう
そして、新年のお祝いも

良い知らせを持って来たんだ、貴方と、貴方の家族に
クリスマスが来たんだ、そして新年おめでとう

早くイチジクのプリンを持って来て
早くイチジクのプリンを持って来て
早くイチジクのプリンを持って来て
それから、ちょっとした御馳走も

食べるまで帰らないよ
食べるまで帰らないよ
食べるまで帰らないよ
ほら、だから早く持って来て

クリスマスおめでとう
クリスマスおめでとう
クリスマスおめでとう
そして、新年のお祝いも


…こんばんは、びょりです。
日本のクリスマスケーキは近代からの伝統で、西洋のクリスマスパンに当たる物を挙げるなら鏡餅でしょうね。
あれは長期保存が効くし。
写真はハウステンボスの総合売店で売っていたクリスマスクッキー。
形の可愛さに釣られて買ったら山梨産だった💦
シュトレンパネットーネについてはリンクした別記事もご参照ください。
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2022年、クリスマスには歌を歌おう♪その10

2022年12月31日 18時52分53秒 | クリスマス
はぁい♪ミス・メリーよ♪
今夜は一年の締め、大晦日!!
キリスト教の暦名で呼ぶなら「シルヴェスター(ジルベスター)」――これは紀元314〜335年まで在位していたローマ教皇シルヴェスター1世の名前が由来になってるの。
伝え聞くところによると、彼自ら新年の祝祭に自分の名を付けたそうよ。
キリスト教の暦名って殆どが殉教した聖人名で、教皇の名前が付けられてるのは「シルヴェスター」だけなんですって。
由来の教皇はよっぽど自己主張強い人だったのね〜。
一年の節目の大晦日には彼の世の扉が開いて、精霊や亡霊が群れ為し此の世へやって来ると云われてるの。
日本のお盆みたいだって?
昔は日本でも大晦日には地獄の蓋が開いて、魑魅魍魎や亡霊がやって来ると云われていたのよ。
日本で怪談の季節が夏に移動したのは江戸時代以降で、それ以前は冬の方が不思議で怖い話多かったんだから!
雪が積もる寒い国ほど、冬を恐れる気持ちは強いの。
まして北欧の冬は、太陽が一日の殆ど隠れたままだもの。
だから大晦日には冬の魔物を払おうと、花火を打ち上げたり、鐘を煩いくらい鳴らすのね。
鐘といえば日本でも大晦日に撞くわね…あれは百八つの煩悩を祓う為って言うけど、由来を辿ればヨーロッパと同じかもしれないわ。
大晦日には怨霊や精霊だけでなく、祖先の霊も帰って来ると信じられてるの。
ますます日本のお盆に似てるって?
そうね〜、日本に節分って行事が有るじゃない?
あれと良く似た習慣がヨーロッパにも有るんですって。
日本と同じ様に穀物の種を家中に撒きながら、福は家に残れ、魔物は外へ去れ、みたいな呪文を唱えるらしいの。
冬至の頃、魔物達と共に祖先の霊も帰って来るから、家に彼らの為の食べ物を用意して歓待するんだけど、そのまま居着かれては困る…だから冬の終わりには福だけ残して大人しく帰ってくださいってお願いするのよ…ちょっと調子が良い頼み事に思えるかしら?
それはさて置き、日本の節分の「鬼」も、昔は一年の節目に訪れる祖先の霊を指しての呼び方だったかもしれないわ。

大晦日に訪れる魔物達の力で、その夜は不思議な事が起きると言うわ。
それで大晦日には魔物達の力を借りて来る年が幸運かを占うの。
日本でも年の初めに御神籤を引くわね。
所変わっても同じ頃に似た習慣が残ってるなんて不思議だわ。

それじゃあ今年最後のクリスマス・ソングを紹介、大晦日といえばこの歌よね――Auld Lang Syne(オールド・ラング・サイン)♪
言わずと知れた日本の唱歌「蛍の光」の原曲で知られるスコットランド民謡で、歌詞はスコットランドの詩人ロバート・バーンズ作のものが広く知られてるわ。
日本の「蛍の光」は別れや終わりのイメージが強いけど、スコットランドでは年始や披露宴や誕生日等のお祝いに歌われる事が多いんですって。
英米では年越しカウントダウンの際の定番曲で、日本でも紅白の終わりは「蛍の光」で〆るわね。
今年最後のメリーの話を聴いてくれて有難う!
皆、良い年を迎えてね!!



【Auld Lang Syne(オールド・ラング・サイン)】




(参考映像)

Should auld acquaintance be forgot♪
And never brought to mind♪
Should auld acquaintance be forgot♪
And days of auld lang syne♪

And days of auld lang syne my dear♪
And days of auld lang syne♪
Should auld acquaintance be forgot♪
And days of auld lang syne♪


And there's a hand my trusty fiere♪
And gies a hand o' thine♪
We'll tak a cup o' kindness yet♪
For auld lang syne♪

For auld lang syne, my dear♪
For auld lang syne♪
We'll tak a cup o' kindness yet♪
For auld lang syne♪


【訳】
旧き友は忘れたまま、
決して心に戻る事は無いのか?
旧き友も、
懐かしき昔の日々も忘れるべきなのだろうか?

懐かしき昔の日々よ、我が愛しき者よ
懐かしき昔の日々よ
旧き友も、
懐かしき昔の日々も忘れるべきなのだろうか?


この手を取れ、我が信友よ
そして手を貸してくれ
優しさの一杯を交わそうではないか
懐かしき昔の為に

懐かしき昔の日々、我が愛しき者の為に
過ぎ去りし懐かしい昔の為に
優しさの一杯を交わそうではないか
懐かしい昔の為に



…こんばんは、びょりです。
写真はハウステンボス、アートガーデンに建つ観覧車から観た、場内の夜景です。
今年一年留守にして御免なさい(汗)
こんなブログですが、来年も宜しくお願い致しますm(_ _;)m
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2022年、クリスマスには歌を歌おう♪その9

2022年12月30日 17時05分10秒 | クリスマス
はぁい♪ミス・メリーよ♪
明日は大晦日、一年経つのなんて当たり前ねえ〜。
今夜のお話は昨夜予告した通り「サンタクロース」について――クリスマスイブが終わったのにって?
国によってはサンタに代わってこれからプレゼントを配るモノが居るのよ!

サンタクロースの正体は紀元270~340年頃の古代ギリシャ人の町ミュラに居た司教「聖ニコラウス」、とよく言われるけど、実はそれ以前から世界中にプレゼントの贈り人が居たのよ。
まだキリスト教がヨーロッパを支配する以前、冬至の頃には来年の幸福を携えて稀(まれ)人が訪れたの。
オーストリアやドイツのシャープ、クランプス、ブットマンドル、北欧のヨール・スヴェン、ユール・キャット、ユール・バック、ユール・プッキ、同じく北欧のユール・ニッセ、ユール・トムテ、イギリスのファーザークリスマス、イタリアとロシアのベファナ、バーブシュカ、そして日本のナマハゲ…稀人は時に動物の毛皮や藁を身に纏い、悪魔の様に恐ろし気な姿をしていた。
シャープ、クランプス、ブットマンドルの様に、村町を練り歩き、人を見付けると枝で引っ叩いたりするから、子供は皆恐れて泣くんだけど、枝で叩かれた者は来年の健康を約束されてるから、大人達は進んで我が子を差し出すのね。
これら稀人は自然の精霊や土地神や祖先の霊が具現化したもので、一年の終わりに森から来年の豊穣を贈りにやって来ると考えられたの。
稀人の多くはキリスト教の洗礼を受けて、一部は聖ニコラウスの従者の形で残されているわ。

聖ニコラウスがプレゼントの贈り人としてメジャー化した理由は、民衆からとても人気が有ったからみたい。
現トルコ、イスタンブール近くのゲミレル島に在る聖堂には、聖ニコラウスの遺骨が埋葬されていて、実在の人物らしいわ。
ただ、民衆に人気が高かった「聖ニコラウス」さんは、ミュラの歴史上少なくとも3人は居て、この内の誰がサンタクロースのモデルの「聖ニコラウス」さんか、はっきりしてないらしいの(汗)。
ちなみにヨーロッパでは12/6を「聖ニコラウスの日」に定めている国が在るんだけど、元々はこの日に子供達へプレゼントを渡していたそうよ。
ところが宗教改革者のルターが「プレゼントはキリスト様から贈られるべき」と唱えた事により、プレゼントを贈る習慣はイエス・キリストの生誕を祝う12/25に移動したの。
それでも聖ニコラウスの民衆人気は途絶えず、今に至るまで子供達にプレゼントを贈り続けているという訳。
ドイツ等では12/6の「聖ニコラウスの日」にも子供達にプレゼントを贈る習慣が残ってる、ドイツの子供達は二度クリスマスプレゼントが貰えるのね、メリー羨ましいわ!

現在のサンタクロースは、世界各地の稀人達の特徴をブレンドし洗練したもの。
モデルの聖ニコラウスはアジア人だったけど、キリスト教の洗礼を受けて北欧ヨーロッパ人に変わった。
1822年、アメリカの学者クレメント・ムーアが「聖ニコラウスの訪い」という詩の中で、「聖ニコラウスはトナカイに牽かれた橇で空を飛びやって来る」イメージを創作――この詩が大反響を受けてサンタクロースのスタイルは大体固まったの。
時が進んで1931年、コカ・コーラ社の冬の販売促進キャンペーン用に、ハッドン・サンドブロムというアメリカの画家が、今も見られるサンタクロースのあの紅白衣装を着せて、クリスマスのポスターを描いた。
広告の力で拡がったサンタクロース像は、今や世界の子供達のヒーローに‼――サンタクロースを自社のブランドカラーで染めるなんて凄いわコカ・コーラ‼
ちなみに「サンタクロース」の名前は、17世紀にアメリカに入植したオランダ人だそうよ。
オランダ語で「サンクト・ニコラウス」を発音したら、「シンタ・クラース」って訛った事で、「サンタクロース」の呼び名が誕生したらしいわ。

それじゃあ今夜のクリスマスソングを紹介するわね——「赤鼻のトナカイ(Rudolph The Red Nosed Reindeer)」♪
クレメント・ムーア博士は、サンタクロース像だけでなく、橇を牽くトナカイ達のイメージも創った。
ダッシャー、ダンサー、プランサー、ヴィクセン、コメット、キューピッド、ドナー、ブリッツェンと、それぞれに名前を付けて8頭のトナカイを生み出したの。
とっても想像力有る方だったのね✨
時が進んで1938年、同じアメリカ人のロバート・L・メイが、娘の為に書いた童話「ルドルフ」を元に、ジョニー・マークスが作詞・作曲した「Rudolph The Red Nosed Reindeer(赤鼻のルドルフ)」が大ヒット。
8頭居たトナカイに1頭加えて、サンタクロースを手伝うトナカイは9頭になった。
後から来た「ルドルフ」は歌の力で一番人気のトナカイに——トップスターは遅れてやって来る、の言葉通りね!
今夜のメリーの話はこれでおしまい!また明日、楽しくクリスマス・ソングを歌いましょう♪



【赤鼻のトナカイ(Rudolph The Red Nosed Reindeer)】




参考映像

真っ赤なお鼻の♪
トナカイさんは♪
何時も皆の♪
笑いもの♪

でも♪ その年の♪
クリスマスの日♪
サンタのお爺さんは♪
言いました♪

暗い夜道は♪
ピッカピッカの♪
お前の鼻が♪
役に立つのさ♪

何時も泣いてた♪
トナカイさんは♪
今宵こそはと♪
喜びました♪


真っ赤なお鼻の♪
トナカイさんは♪
何時も皆の♪
笑いもの♪

でも♪ その年の♪
クリスマスの日♪
サンタのお爺さんは♪
言いました♪

暗い夜道は♪
ピッカピッカの♪
お前の鼻が♪
役に立つのさ♪

何時も泣いてた♪
トナカイさんは♪
今宵こそはと♪
喜びました♪


…こんばんは、びょりです。
いや~大晦日近くになっても何もやれてませんよ(汗)。
神よ、明日の大晦日に掃除する暴挙をお許しください💦
写真は2021年ハウステンボスのクリスマスタウンで撮影した物、阿蘭陀坂46でも狙ってるのかな?
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2022年、クリスマスには歌を歌おう♪その8

2022年12月29日 17時46分02秒 | クリスマス
はぁい♪ミス・メリーよ♪
クリスマスが終わって寂しい気分で居る貴方!
前にも言ったけど、本来のクリスマスはまだまだ1/5の零時まで続くわよ!!
メリーのクリスマスに纏わる話だって、まだまだこれから!!
今夜の話は昨日の続きで、クリスマスの乱痴気騒ぎに眉を顰める者現る!!――ってとこから始めるわ!

キリスト教徒により古代の冬至祭がイエスの誕生日に変えられ、「クリスマス(キリストのミサ)」と呼ばれる様になっても、異教時代の派手な祝宴は変わらず続けてた。
飲んで食べて歌って仮装して踊って夜遅くまでの乱痴気騒ぎ、偉大な教祖様の誕生日を祝う日に不真面目だ!!――って真面目なキリスト教徒はクリスマスの馬鹿騒ぎを非難したの。
16世紀にキリスト教会の堕落を憂いたマルティン・ルターらが宗教改革を開始、新教プロテスタント派は「クリスマスは静かに祈りを捧げる日」であると訴えた。
英国王チャールズ一世が処刑され共和制を敷いたイギリスでは、1647年にクリスマスの祝宴禁止の発令が出されるも、これに多くの国民が反発して暴動が起こり、1660年の王政復古に繋がったと云われるわ。
とはいえ厳格なキリスト教徒は、国からクリスマスの祝宴が再び認可されても、自分達が信じる教義に則り質素に過ごしたそうよ。
意外に思うかもしれないけど、アメリカでは19世紀半ばまでクリスマスの祝宴を違法と定めていた国が少なくなかったんですって!

宗教改革者のマルティン・ルターは、「サンタクロース」の存在もお気に召さなかったみたい。
ルターが居た時代には、サンタクロースの前身と言われる「聖ニコラウス」が、お供を引き連れ子供達にプレゼントを贈る習慣が根付いてた。
けれど彼は、「善きものは全てイエス・キリスト様から贈られるべき」と考え、「聖ニコラウス」を消そうとしたの。
ルターの尽力により、プロテスタント圏のオランダ等では、姿の見えない「サンタクロース(聖ニコラウス)」が、プレゼントを投げ込む習慣が生まれたわ。
詳しくは「ユール·クラップ」についての記事を読んでね♡
祝宴もサンタクロースも、愉しみはなかなか消せないものね。
だって楽しみ無くして人は生きられないもの!
次回はクリスマスのビッグスター「サンタクロース」について、更に深く語るわよ!!

…といったところで今夜のクリスマス・ソングを紹介――「Santa Claus is coming to town(サンタが街にやって来る)」♪
ヘヴン・ギレスピーが作詞した元歌は、サンタクロースの陰と陽を感じさせる深い歌詞。
元々のサンタクロースは今みたいな好々爺じゃなかったのよ…その辺りも次回改めて話すとして、また明日、メリーと楽しくクリスマス・ソングを歌いましょう♪



【Santa Claus Is Coming To Town(サンタが街にやって来る)】




参考画像

You better watch out♪
You better not cry♪
Better not pout, I'm telling you why♪
Santa Claus is coming to town♪

He's making a list♪
And checking it twice♪
Gonna find out Who's naughty and nice♪
Santa Claus is coming to town♪

He sees you when you're sleeping♪
He knows when you're awake♪
He knows if you've been bad or good♪
So be good for goodness sake♪

You better watch out♪
You better not cry♪
Better not pout, I'm telling you why♪
Santa Claus is coming to town♪

Santa Claus is coming to town♪



【訳】

気を付けるんだ
泣くのはダメ
ふくれっ面もダメ
何故かって?
それはサンタが街にやって来るからさ

サンタはリストを作って
2回もチェックしてる
誰が良い子か悪い子かを
サンタが街にやって来る

君が寝てる間もサンタは見てる
君が起きてる時も知ってる
良い子か悪い子かをみんな知ってるんだ
だから良い子にしていなよ!

気を付けるんだ
泣くのはダメ
ふくれっ面もダメ
何故かって?
それはサンタが街にやって来るからさ


…こんばんは、びょりです。
アメリカの歴史を大雑把に語るとプロテスタントが宗教的な対立を切っ掛けに新大陸へ渡った事から始まりますからねえ。
しかし現在移民大国で知られるアメリカには様々な宗教を信じる人々が居て、その為「メリークリスマス」ではなく「ハッピーホリディ」なる挨拶の方がポピュラーになりつつあるとか…宗教上の対立って厄介だね。
写真は2021年に撮影した、長崎ハウステンボスのクリスマスタウン。
もしかしたら日本の方がアメリカより「メリークリスマス」って自由に言えるかもしれない。
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2022年、クリスマスには歌を歌おう♪その7

2022年12月28日 17時13分38秒 | クリスマス
はぁい♪ミス・メリーよ♪
テレビを点けたら今年の重大ニュースを振り返っていて、歳末感押し迫って思えるわ。
今年は痛ましいニュースが多かったわね…来年は世界に平和が訪れる事をメリー心から祈ってる!

今夜お話するのは中世ヨーロッパのクリスマスよ!
ヨーロッパのほぼ全域がキリスト教化された中世期で、クリスマスは誰もが欠かせないゆく年くる年恒例イベントになったの。
貴族も庶民もクリスマスの間は一年で一番のご馳走を食べて娯楽に興じたわ。
宮廷ではマスカレード…仮面舞踏会が催され、誰とも知れない相手と昼夜問わず踊り明かしたそうよ。
家畜を何百頭も屠っての大御馳走、仮装、舞踏、博打、これらが王や貴族や僧侶達のクリスマスの愉しみ方だった。
対して庶民も、宮廷の宴ほどではなくても、精一杯のご馳走を用意し、演劇等の娯楽を愉しんだの。
中世の庶民にとって、クリスマスの娯楽といえば、演劇だった。
クリスマスの時期には旅芸人の一座が各所を廻り、無言劇を演じる事で家々からお金や物を貰ったの。
日本の獅子舞の伝統に似てるわね。
劇の内容はイエス・キリストの生誕劇、それから聖ジョージと呼ばれるヒーローが竜やトルコ騎士をやっつけるものが伝統的に選ばれたそうよ。
イエス・キリストの生誕劇は、最初教会の礼拝で行われていたものを、その内に職人組合などがやるようになり、次第に庶民的な内容に変わっていったと云うわ。
その他、聖書には関係無い道徳劇なんかも演じられる様になり、キリスト教化したとは言うものの、中世のクリスマスは古代ローマ時代のサトゥルナーリア祭やユールの祭と変わりないお祭り騒ぎだった。
ところが16世紀頃になって、クリスマスの乱痴気騒ぎに眉を顰める人々が現れてね……この続きはまた明日!

それじゃあ今夜のクリスマスソングの紹介――賛美歌第2編128番、「God Rest You Merry, Gentlemen(世の人忘るな)」♪
イギリス人のウィリアム・サンズが蒐集した、古くからイギリスで歌われてるクリスマス・キャロルの内の1つで、昔はクリスマスに家々を廻る聖歌隊がこのキャロルを好んで歌い、お金や物を貰ったそうよ。
今夜の話はこれでおしまい、また明日、楽しくクリスマスソングを歌いましょう♪



             
【God Rest You Merry, Gentlemen(世の人忘るな)】




参考画像

God rest you merry, gentlemen♪
Let nothing you dismay♪
Remember Christ our Savior♪
Was born on Christmas day♪
To save us all from Satan's pow'r♪
When we were gone astray♪

O tidings of comfort and joy♪
Comfort and joy♪
O tidings of comfort and joy♪

From God our heavenly Father♪
A blessed angel came♪
And unto certain shepherds♪
Brought tidings of the same♪
How that in Bethlehem was born♪
The Son of God by name♪

O tidings of comfort and joy♪
Comfort and joy♪
O tidings of comfort and joy ♪

The shepherds at those tidings♪
Rejoiced much in mind♪
And left their flocks a-feeding♪
In tempest, storm, and wind♪
And went to Bethlehem straightway♪
This blessed babe to find♪

O tidings of comfort and joy♪
Comfort and joy♪
O tidings of comfort and joy♪

But when to Bethlehem they came♪
Whereat this infant lay♪
They found him in a manger♪
Where oxen feed on hay♪
His mother Mary kneeling♪
Unto the Lord did pray♪

O tidings of comfort and joy♪
Comfort and joy♪
O tidings of comfort and joy♪

Now to the Lord sing praises♪
All you within this place♪
And with true love and brotherhood♪
Each other now embrace♪
This holy tide of Christmas♪
All others doth deface♪

O tidings of comfort and joy♪
Comfort and joy♪
O tidings of comfort and joy♪


【訳】

神が歓びをくださるように、御紳士方
狼狽えなさるな
救い主イエス・キリストが
この日生まれた事をお忘れか
我らを悪魔の力から救い出される為に
我らが道を誤り彷徨う時には

慰めと喜びの訪れよ
慰めと喜び
慰めと歓びの訪れよ


天の父なる神から
褒むべき天使が遣わされた
とある羊飼い達に
彼の知らせをもたらす為に
如何にしてベツレヘムに
主の御名によりて神の御子が生まれ給うたかを

慰めと喜びの訪れよ
慰めと喜び
慰めと歓びの訪れよ


「恐れるな」と天使は言った
「怖がる事は無い、
 今日、救い主がお生まれになったのだ、
 清く輝く乙女から
 主を信じるもの全てを
 悪魔の力と支配から解き放つ為。」

慰めと喜びの訪れよ
慰めと喜び
慰めと歓びの訪れよ


今こそ主に向かい褒め歌え
この場に連なる皆様方
愛する人と仲間と共に
互いに今こそ抱き合おう
このクリスマスの聖なる季節は
何者にも汚されない

慰めと喜びの訪れよ
慰めと喜び
慰めと歓びの訪れよ



…こんばんは、びょりです。
映画「クリスマスキャロル」だったか?ドケチのスクルージの家に、少年聖歌隊が訪れてこの歌を歌うシーンを観た覚えが有ります。
あとは「ホーム・アローン」とか…結構、映画に登場するクリスマスキャロルのイメージです。
写真は今年のクリスマス、ハウステンボスの場内ホテルの一軒、ホテルアムステルダム内の「ア·クール·ヴェール」レストランに飾られていたクリスマスデコレーションです。
可愛いジオラマで印象に残りました♡
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