瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

08年、クリスマスには歌を歌おう♪その10

2008年12月24日 22時26分49秒 | クリスマス
はぁい♪ミス・メリーよ♪
今日は楽しいクリスマスイブ♪
今夜はケーキに御馳走を用意したかしら?
先取りして昨日の内にパーティーを開いた家も在るでしょうね。

ところで貴方は『クリスマスキャロル』という物語をご存知かしら?
1843年に刊行された、チャールズ・ディケンズ作の有名小説よ。

――クリスマスを明日に控えた夜の事、守銭奴な金持ち老人スクルージは、3人の精霊達に導かれて、彼の過去・現在・未来のクリスマスの光景を見せられる。

物欲・金銭欲の浅ましさを戒める、元新聞記者らしい風刺の効いた作品。
作中に出て来る「現在」の精霊の姿は、イギリス伝統のクリスマスに訪れるマレビトをモデルにしたと云われてるわ。
「ファーザークリスマス」と言う陽気な巨人で、これはローマ時代の農耕の神サトゥルヌス(古代ギリシャのクロノスにあたる)が元になったと考えられてるの。

サトゥルヌスは1年に1度蘇り、ローマ全土に富や喜びや平等をもたらした。
古代ローマでは冬至の頃、「サトゥルナーリア祭」という、盛大な祭が行われてたそうよ。
12/17~24迄、人々は大いに食べて飲んで騒いで、1年の終りと来る新年を祝ったのね。
期間中は奴隷にも主人同等の地位が与えられ、全てにおいて無礼講が許されたの。
現代のクリスマスが持つどんちゃん騒ぎなカラーは、このサトゥルナーリア祭から引き継いだものらしいわ。

ファーザークリスマスは、柊や蔦やヤドリギで作った冠を被り、ユールの丸太とクリスマス・パンチを抱えてる。
けど今ではサンタクロースと見分けのつかない姿に変っているそうなの。
本来聖ニコラウスとは起源を別にする、珍しいタイプのキャラだっただけに、勿体無い変化に感じてしまうわ。

といった所で10曲目のクリスマスソングを紹介するわね。
赤鼻のトナカイ「ルドルフ」誕生ソング、元は1939年アメリカのデパートが、店に来た客に配る為に、出版した冊子の中に登場するキャラだったらしいわ。

曲を聴きながら、今日はこれでお終い。
それじゃあ皆、次回も楽しく歌いましょうね♪




                    【赤鼻のトナカイ】


真っ赤なお鼻の♪

トナカイさんは♪

何時も皆の♪

笑いもの♪

でもその年の♪

クリスマスの日♪

サンタのお爺さんは♪

言いました♪


暗い夜道は♪

ピッカピッカの♪

お前の鼻が♪

役に立つのさ♪


何時も泣いてた♪

トナカイさんは♪

今宵こそはと♪

喜びました♪



…本日2度目の更新です。(汗)
毎度ようつべからですが、どうぞ。(→こちら

写真はハウステンボス、フォレストパークに立つツリーの下に居たトナカイ達。
脚の曲がり具合等、中々リアリティ出てると思う。
ここらの紅葉は素晴しく美しかったです。

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