はぁい♪ミス・メリーよ♪
テレビを点けたら今年の重大ニュースを振り返っていて、歳末感押し迫って思えるわ。
今年は痛ましいニュースが多かったわね…来年は世界に平和が訪れる事をメリー心から祈ってる!
今夜お話するのは中世ヨーロッパのクリスマスよ!
ヨーロッパのほぼ全域がキリスト教化された中世期で、クリスマスは誰もが欠かせないゆく年くる年恒例イベントになったの。
貴族も庶民もクリスマスの間は一年で一番のご馳走を食べて娯楽に興じたわ。
宮廷ではマスカレード…仮面舞踏会が催され、誰とも知れない相手と昼夜問わず踊り明かしたそうよ。
家畜を何百頭も屠っての大御馳走、仮装、舞踏、博打、これらが王や貴族や僧侶達のクリスマスの愉しみ方だった。
対して庶民も、宮廷の宴ほどではなくても、精一杯のご馳走を用意し、演劇等の娯楽を愉しんだの。
中世の庶民にとって、クリスマスの娯楽といえば、演劇だった。
クリスマスの時期には旅芸人の一座が各所を廻り、無言劇を演じる事で家々からお金や物を貰ったの。
日本の獅子舞の伝統に似てるわね。
劇の内容はイエス・キリストの生誕劇、それから聖ジョージと呼ばれるヒーローが竜やトルコ騎士をやっつけるものが伝統的に選ばれたそうよ。
イエス・キリストの生誕劇は、最初教会の礼拝で行われていたものを、その内に職人組合などがやるようになり、次第に庶民的な内容に変わっていったと云うわ。
その他、聖書には関係無い道徳劇なんかも演じられる様になり、キリスト教化したとは言うものの、中世のクリスマスは古代ローマ時代のサトゥルナーリア祭やユールの祭と変わりないお祭り騒ぎだった。
ところが16世紀頃になって、クリスマスの乱痴気騒ぎに眉を顰める人々が現れてね……この続きはまた明日!
それじゃあ今夜のクリスマスソングの紹介――賛美歌第2編128番、「God Rest You Merry, Gentlemen(世の人忘るな)」♪
イギリス人のウィリアム・サンズが蒐集した、古くからイギリスで歌われてるクリスマス・キャロルの内の1つで、昔はクリスマスに家々を廻る聖歌隊がこのキャロルを好んで歌い、お金や物を貰ったそうよ。
今夜の話はこれでおしまい、また明日、楽しくクリスマスソングを歌いましょう♪
(参考画像)
God rest you merry, gentlemen♪
Let nothing you dismay♪
Remember Christ our Savior♪
Was born on Christmas day♪
To save us all from Satan's pow'r♪
When we were gone astray♪
O tidings of comfort and joy♪
Comfort and joy♪
O tidings of comfort and joy♪
From God our heavenly Father♪
A blessed angel came♪
And unto certain shepherds♪
Brought tidings of the same♪
How that in Bethlehem was born♪
The Son of God by name♪
O tidings of comfort and joy♪
Comfort and joy♪
O tidings of comfort and joy ♪
The shepherds at those tidings♪
Rejoiced much in mind♪
And left their flocks a-feeding♪
In tempest, storm, and wind♪
And went to Bethlehem straightway♪
This blessed babe to find♪
O tidings of comfort and joy♪
Comfort and joy♪
O tidings of comfort and joy♪
But when to Bethlehem they came♪
Whereat this infant lay♪
They found him in a manger♪
Where oxen feed on hay♪
His mother Mary kneeling♪
Unto the Lord did pray♪
O tidings of comfort and joy♪
Comfort and joy♪
O tidings of comfort and joy♪
Now to the Lord sing praises♪
All you within this place♪
And with true love and brotherhood♪
Each other now embrace♪
This holy tide of Christmas♪
All others doth deface♪
O tidings of comfort and joy♪
Comfort and joy♪
O tidings of comfort and joy♪
【訳】
神が歓びをくださるように、御紳士方
狼狽えなさるな
救い主イエス・キリストが
この日生まれた事をお忘れか
我らを悪魔の力から救い出される為に
我らが道を誤り彷徨う時には
慰めと喜びの訪れよ
慰めと喜び
慰めと歓びの訪れよ
天の父なる神から
褒むべき天使が遣わされた
とある羊飼い達に
彼の知らせをもたらす為に
如何にしてベツレヘムに
主の御名によりて神の御子が生まれ給うたかを
慰めと喜びの訪れよ
慰めと喜び
慰めと歓びの訪れよ
「恐れるな」と天使は言った
「怖がる事は無い、
今日、救い主がお生まれになったのだ、
清く輝く乙女から
主を信じるもの全てを
悪魔の力と支配から解き放つ為。」
慰めと喜びの訪れよ
慰めと喜び
慰めと歓びの訪れよ
今こそ主に向かい褒め歌え
この場に連なる皆様方
愛する人と仲間と共に
互いに今こそ抱き合おう
このクリスマスの聖なる季節は
何者にも汚されない
慰めと喜びの訪れよ
慰めと喜び
慰めと歓びの訪れよ
…こんばんは、びょりです。
映画「クリスマスキャロル」だったか?ドケチのスクルージの家に、少年聖歌隊が訪れてこの歌を歌うシーンを観た覚えが有ります。
あとは「ホーム・アローン」とか…結構、映画に登場するクリスマスキャロルのイメージです。
写真は今年のクリスマス、ハウステンボスの場内ホテルの一軒、ホテルアムステルダム内の「ア·クール·ヴェール」レストランに飾られていたクリスマスデコレーションです。
可愛いジオラマで印象に残りました♡
テレビを点けたら今年の重大ニュースを振り返っていて、歳末感押し迫って思えるわ。
今年は痛ましいニュースが多かったわね…来年は世界に平和が訪れる事をメリー心から祈ってる!
今夜お話するのは中世ヨーロッパのクリスマスよ!
ヨーロッパのほぼ全域がキリスト教化された中世期で、クリスマスは誰もが欠かせないゆく年くる年恒例イベントになったの。
貴族も庶民もクリスマスの間は一年で一番のご馳走を食べて娯楽に興じたわ。
宮廷ではマスカレード…仮面舞踏会が催され、誰とも知れない相手と昼夜問わず踊り明かしたそうよ。
家畜を何百頭も屠っての大御馳走、仮装、舞踏、博打、これらが王や貴族や僧侶達のクリスマスの愉しみ方だった。
対して庶民も、宮廷の宴ほどではなくても、精一杯のご馳走を用意し、演劇等の娯楽を愉しんだの。
中世の庶民にとって、クリスマスの娯楽といえば、演劇だった。
クリスマスの時期には旅芸人の一座が各所を廻り、無言劇を演じる事で家々からお金や物を貰ったの。
日本の獅子舞の伝統に似てるわね。
劇の内容はイエス・キリストの生誕劇、それから聖ジョージと呼ばれるヒーローが竜やトルコ騎士をやっつけるものが伝統的に選ばれたそうよ。
イエス・キリストの生誕劇は、最初教会の礼拝で行われていたものを、その内に職人組合などがやるようになり、次第に庶民的な内容に変わっていったと云うわ。
その他、聖書には関係無い道徳劇なんかも演じられる様になり、キリスト教化したとは言うものの、中世のクリスマスは古代ローマ時代のサトゥルナーリア祭やユールの祭と変わりないお祭り騒ぎだった。
ところが16世紀頃になって、クリスマスの乱痴気騒ぎに眉を顰める人々が現れてね……この続きはまた明日!
それじゃあ今夜のクリスマスソングの紹介――賛美歌第2編128番、「God Rest You Merry, Gentlemen(世の人忘るな)」♪
イギリス人のウィリアム・サンズが蒐集した、古くからイギリスで歌われてるクリスマス・キャロルの内の1つで、昔はクリスマスに家々を廻る聖歌隊がこのキャロルを好んで歌い、お金や物を貰ったそうよ。
今夜の話はこれでおしまい、また明日、楽しくクリスマスソングを歌いましょう♪
【God Rest You Merry, Gentlemen(世の人忘るな)】
(参考画像)
God rest you merry, gentlemen♪
Let nothing you dismay♪
Remember Christ our Savior♪
Was born on Christmas day♪
To save us all from Satan's pow'r♪
When we were gone astray♪
O tidings of comfort and joy♪
Comfort and joy♪
O tidings of comfort and joy♪
From God our heavenly Father♪
A blessed angel came♪
And unto certain shepherds♪
Brought tidings of the same♪
How that in Bethlehem was born♪
The Son of God by name♪
O tidings of comfort and joy♪
Comfort and joy♪
O tidings of comfort and joy ♪
The shepherds at those tidings♪
Rejoiced much in mind♪
And left their flocks a-feeding♪
In tempest, storm, and wind♪
And went to Bethlehem straightway♪
This blessed babe to find♪
O tidings of comfort and joy♪
Comfort and joy♪
O tidings of comfort and joy♪
But when to Bethlehem they came♪
Whereat this infant lay♪
They found him in a manger♪
Where oxen feed on hay♪
His mother Mary kneeling♪
Unto the Lord did pray♪
O tidings of comfort and joy♪
Comfort and joy♪
O tidings of comfort and joy♪
Now to the Lord sing praises♪
All you within this place♪
And with true love and brotherhood♪
Each other now embrace♪
This holy tide of Christmas♪
All others doth deface♪
O tidings of comfort and joy♪
Comfort and joy♪
O tidings of comfort and joy♪
【訳】
神が歓びをくださるように、御紳士方
狼狽えなさるな
救い主イエス・キリストが
この日生まれた事をお忘れか
我らを悪魔の力から救い出される為に
我らが道を誤り彷徨う時には
慰めと喜びの訪れよ
慰めと喜び
慰めと歓びの訪れよ
天の父なる神から
褒むべき天使が遣わされた
とある羊飼い達に
彼の知らせをもたらす為に
如何にしてベツレヘムに
主の御名によりて神の御子が生まれ給うたかを
慰めと喜びの訪れよ
慰めと喜び
慰めと歓びの訪れよ
「恐れるな」と天使は言った
「怖がる事は無い、
今日、救い主がお生まれになったのだ、
清く輝く乙女から
主を信じるもの全てを
悪魔の力と支配から解き放つ為。」
慰めと喜びの訪れよ
慰めと喜び
慰めと歓びの訪れよ
今こそ主に向かい褒め歌え
この場に連なる皆様方
愛する人と仲間と共に
互いに今こそ抱き合おう
このクリスマスの聖なる季節は
何者にも汚されない
慰めと喜びの訪れよ
慰めと喜び
慰めと歓びの訪れよ
…こんばんは、びょりです。
映画「クリスマスキャロル」だったか?ドケチのスクルージの家に、少年聖歌隊が訪れてこの歌を歌うシーンを観た覚えが有ります。
あとは「ホーム・アローン」とか…結構、映画に登場するクリスマスキャロルのイメージです。
写真は今年のクリスマス、ハウステンボスの場内ホテルの一軒、ホテルアムステルダム内の「ア·クール·ヴェール」レストランに飾られていたクリスマスデコレーションです。
可愛いジオラマで印象に残りました♡