はぁい♪ミス・メリーよ♪
明日は大晦日、一年経つのなんて当たり前ねえ〜。
今夜のお話は昨夜予告した通り「サンタクロース」について――クリスマスイブが終わったのにって?
国によってはサンタに代わってこれからプレゼントを配るモノが居るのよ!
サンタクロースの正体は紀元270~340年頃の古代ギリシャ人の町ミュラに居た司教「聖ニコラウス」、とよく言われるけど、実はそれ以前から世界中にプレゼントの贈り人が居たのよ。
まだキリスト教がヨーロッパを支配する以前、冬至の頃には来年の幸福を携えて稀(まれ)人が訪れたの。
オーストリアやドイツのシャープ、クランプス、ブットマンドル、北欧のヨール・スヴェン、ユール・キャット、ユール・バック、ユール・プッキ、同じく北欧のユール・ニッセ、ユール・トムテ、イギリスのファーザークリスマス、イタリアとロシアのベファナ、バーブシュカ、そして日本のナマハゲ…稀人は時に動物の毛皮や藁を身に纏い、悪魔の様に恐ろし気な姿をしていた。
シャープ、クランプス、ブットマンドルの様に、村町を練り歩き、人を見付けると枝で引っ叩いたりするから、子供は皆恐れて泣くんだけど、枝で叩かれた者は来年の健康を約束されてるから、大人達は進んで我が子を差し出すのね。
これら稀人は自然の精霊や土地神や祖先の霊が具現化したもので、一年の終わりに森から来年の豊穣を贈りにやって来ると考えられたの。
稀人の多くはキリスト教の洗礼を受けて、一部は聖ニコラウスの従者の形で残されているわ。
聖ニコラウスがプレゼントの贈り人としてメジャー化した理由は、民衆からとても人気が有ったからみたい。
現トルコ、イスタンブール近くのゲミレル島に在る聖堂には、聖ニコラウスの遺骨が埋葬されていて、実在の人物らしいわ。
ただ、民衆に人気が高かった「聖ニコラウス」さんは、ミュラの歴史上少なくとも3人は居て、この内の誰がサンタクロースのモデルの「聖ニコラウス」さんか、はっきりしてないらしいの(汗)。
ちなみにヨーロッパでは12/6を「聖ニコラウスの日」に定めている国が在るんだけど、元々はこの日に子供達へプレゼントを渡していたそうよ。
ところが宗教改革者のルターが「プレゼントはキリスト様から贈られるべき」と唱えた事により、プレゼントを贈る習慣はイエス・キリストの生誕を祝う12/25に移動したの。
それでも聖ニコラウスの民衆人気は途絶えず、今に至るまで子供達にプレゼントを贈り続けているという訳。
ドイツ等では12/6の「聖ニコラウスの日」にも子供達にプレゼントを贈る習慣が残ってる、ドイツの子供達は二度クリスマスプレゼントが貰えるのね、メリー羨ましいわ!
現在のサンタクロースは、世界各地の稀人達の特徴をブレンドし洗練したもの。
モデルの聖ニコラウスはアジア人だったけど、キリスト教の洗礼を受けて北欧ヨーロッパ人に変わった。
1822年、アメリカの学者クレメント・ムーアが「聖ニコラウスの訪い」という詩の中で、「聖ニコラウスはトナカイに牽かれた橇で空を飛びやって来る」イメージを創作――この詩が大反響を受けてサンタクロースのスタイルは大体固まったの。
時が進んで1931年、コカ・コーラ社の冬の販売促進キャンペーン用に、ハッドン・サンドブロムというアメリカの画家が、今も見られるサンタクロースのあの紅白衣装を着せて、クリスマスのポスターを描いた。
広告の力で拡がったサンタクロース像は、今や世界の子供達のヒーローに‼――サンタクロースを自社のブランドカラーで染めるなんて凄いわコカ・コーラ‼
ちなみに「サンタクロース」の名前は、17世紀にアメリカに入植したオランダ人だそうよ。
オランダ語で「サンクト・ニコラウス」を発音したら、「シンタ・クラース」って訛った事で、「サンタクロース」の呼び名が誕生したらしいわ。
それじゃあ今夜のクリスマスソングを紹介するわね——「赤鼻のトナカイ(Rudolph The Red Nosed Reindeer)」♪
クレメント・ムーア博士は、サンタクロース像だけでなく、橇を牽くトナカイ達のイメージも創った。
ダッシャー、ダンサー、プランサー、ヴィクセン、コメット、キューピッド、ドナー、ブリッツェンと、それぞれに名前を付けて8頭のトナカイを生み出したの。
とっても想像力有る方だったのね✨
時が進んで1938年、同じアメリカ人のロバート・L・メイが、娘の為に書いた童話「ルドルフ」を元に、ジョニー・マークスが作詞・作曲した「Rudolph The Red Nosed Reindeer(赤鼻のルドルフ)」が大ヒット。
8頭居たトナカイに1頭加えて、サンタクロースを手伝うトナカイは9頭になった。
後から来た「ルドルフ」は歌の力で一番人気のトナカイに——トップスターは遅れてやって来る、の言葉通りね!
今夜のメリーの話はこれでおしまい!また明日、楽しくクリスマス・ソングを歌いましょう♪
(参考映像)
真っ赤なお鼻の♪
トナカイさんは♪
何時も皆の♪
笑いもの♪
でも♪ その年の♪
クリスマスの日♪
サンタのお爺さんは♪
言いました♪
暗い夜道は♪
ピッカピッカの♪
お前の鼻が♪
役に立つのさ♪
何時も泣いてた♪
トナカイさんは♪
今宵こそはと♪
喜びました♪
真っ赤なお鼻の♪
トナカイさんは♪
何時も皆の♪
笑いもの♪
でも♪ その年の♪
クリスマスの日♪
サンタのお爺さんは♪
言いました♪
暗い夜道は♪
ピッカピッカの♪
お前の鼻が♪
役に立つのさ♪
何時も泣いてた♪
トナカイさんは♪
今宵こそはと♪
喜びました♪
…こんばんは、びょりです。
いや~大晦日近くになっても何もやれてませんよ(汗)。
神よ、明日の大晦日に掃除する暴挙をお許しください💦
写真は2021年ハウステンボスのクリスマスタウンで撮影した物、阿蘭陀坂46でも狙ってるのかな?
明日は大晦日、一年経つのなんて当たり前ねえ〜。
今夜のお話は昨夜予告した通り「サンタクロース」について――クリスマスイブが終わったのにって?
国によってはサンタに代わってこれからプレゼントを配るモノが居るのよ!
サンタクロースの正体は紀元270~340年頃の古代ギリシャ人の町ミュラに居た司教「聖ニコラウス」、とよく言われるけど、実はそれ以前から世界中にプレゼントの贈り人が居たのよ。
まだキリスト教がヨーロッパを支配する以前、冬至の頃には来年の幸福を携えて稀(まれ)人が訪れたの。
オーストリアやドイツのシャープ、クランプス、ブットマンドル、北欧のヨール・スヴェン、ユール・キャット、ユール・バック、ユール・プッキ、同じく北欧のユール・ニッセ、ユール・トムテ、イギリスのファーザークリスマス、イタリアとロシアのベファナ、バーブシュカ、そして日本のナマハゲ…稀人は時に動物の毛皮や藁を身に纏い、悪魔の様に恐ろし気な姿をしていた。
シャープ、クランプス、ブットマンドルの様に、村町を練り歩き、人を見付けると枝で引っ叩いたりするから、子供は皆恐れて泣くんだけど、枝で叩かれた者は来年の健康を約束されてるから、大人達は進んで我が子を差し出すのね。
これら稀人は自然の精霊や土地神や祖先の霊が具現化したもので、一年の終わりに森から来年の豊穣を贈りにやって来ると考えられたの。
稀人の多くはキリスト教の洗礼を受けて、一部は聖ニコラウスの従者の形で残されているわ。
聖ニコラウスがプレゼントの贈り人としてメジャー化した理由は、民衆からとても人気が有ったからみたい。
現トルコ、イスタンブール近くのゲミレル島に在る聖堂には、聖ニコラウスの遺骨が埋葬されていて、実在の人物らしいわ。
ただ、民衆に人気が高かった「聖ニコラウス」さんは、ミュラの歴史上少なくとも3人は居て、この内の誰がサンタクロースのモデルの「聖ニコラウス」さんか、はっきりしてないらしいの(汗)。
ちなみにヨーロッパでは12/6を「聖ニコラウスの日」に定めている国が在るんだけど、元々はこの日に子供達へプレゼントを渡していたそうよ。
ところが宗教改革者のルターが「プレゼントはキリスト様から贈られるべき」と唱えた事により、プレゼントを贈る習慣はイエス・キリストの生誕を祝う12/25に移動したの。
それでも聖ニコラウスの民衆人気は途絶えず、今に至るまで子供達にプレゼントを贈り続けているという訳。
ドイツ等では12/6の「聖ニコラウスの日」にも子供達にプレゼントを贈る習慣が残ってる、ドイツの子供達は二度クリスマスプレゼントが貰えるのね、メリー羨ましいわ!
現在のサンタクロースは、世界各地の稀人達の特徴をブレンドし洗練したもの。
モデルの聖ニコラウスはアジア人だったけど、キリスト教の洗礼を受けて北欧ヨーロッパ人に変わった。
1822年、アメリカの学者クレメント・ムーアが「聖ニコラウスの訪い」という詩の中で、「聖ニコラウスはトナカイに牽かれた橇で空を飛びやって来る」イメージを創作――この詩が大反響を受けてサンタクロースのスタイルは大体固まったの。
時が進んで1931年、コカ・コーラ社の冬の販売促進キャンペーン用に、ハッドン・サンドブロムというアメリカの画家が、今も見られるサンタクロースのあの紅白衣装を着せて、クリスマスのポスターを描いた。
広告の力で拡がったサンタクロース像は、今や世界の子供達のヒーローに‼――サンタクロースを自社のブランドカラーで染めるなんて凄いわコカ・コーラ‼
ちなみに「サンタクロース」の名前は、17世紀にアメリカに入植したオランダ人だそうよ。
オランダ語で「サンクト・ニコラウス」を発音したら、「シンタ・クラース」って訛った事で、「サンタクロース」の呼び名が誕生したらしいわ。
それじゃあ今夜のクリスマスソングを紹介するわね——「赤鼻のトナカイ(Rudolph The Red Nosed Reindeer)」♪
クレメント・ムーア博士は、サンタクロース像だけでなく、橇を牽くトナカイ達のイメージも創った。
ダッシャー、ダンサー、プランサー、ヴィクセン、コメット、キューピッド、ドナー、ブリッツェンと、それぞれに名前を付けて8頭のトナカイを生み出したの。
とっても想像力有る方だったのね✨
時が進んで1938年、同じアメリカ人のロバート・L・メイが、娘の為に書いた童話「ルドルフ」を元に、ジョニー・マークスが作詞・作曲した「Rudolph The Red Nosed Reindeer(赤鼻のルドルフ)」が大ヒット。
8頭居たトナカイに1頭加えて、サンタクロースを手伝うトナカイは9頭になった。
後から来た「ルドルフ」は歌の力で一番人気のトナカイに——トップスターは遅れてやって来る、の言葉通りね!
今夜のメリーの話はこれでおしまい!また明日、楽しくクリスマス・ソングを歌いましょう♪
【赤鼻のトナカイ(Rudolph The Red Nosed Reindeer)】
(参考映像)
真っ赤なお鼻の♪
トナカイさんは♪
何時も皆の♪
笑いもの♪
でも♪ その年の♪
クリスマスの日♪
サンタのお爺さんは♪
言いました♪
暗い夜道は♪
ピッカピッカの♪
お前の鼻が♪
役に立つのさ♪
何時も泣いてた♪
トナカイさんは♪
今宵こそはと♪
喜びました♪
真っ赤なお鼻の♪
トナカイさんは♪
何時も皆の♪
笑いもの♪
でも♪ その年の♪
クリスマスの日♪
サンタのお爺さんは♪
言いました♪
暗い夜道は♪
ピッカピッカの♪
お前の鼻が♪
役に立つのさ♪
何時も泣いてた♪
トナカイさんは♪
今宵こそはと♪
喜びました♪
…こんばんは、びょりです。
いや~大晦日近くになっても何もやれてませんよ(汗)。
神よ、明日の大晦日に掃除する暴挙をお許しください💦
写真は2021年ハウステンボスのクリスマスタウンで撮影した物、阿蘭陀坂46でも狙ってるのかな?