数字の魔力

言霊ということが良く分からなかったが
言葉を数字に置き換えたとき
その数字の持つ意味が
言葉をより深いものにしていることが分かる

12345678910百千満
この13の数字に一つ一つの深い意味がある
その意味を理解した上で
言葉を数字に置き換えたとき
初めて言霊の凄さが理解できる

気持ちの良い言葉には
やはり力強い波動が隠されている

昨日
ニッセイの比佐子塾で
「私困ったことないんです。いつもいつもうまく行っています」
というご婦人の顔は
まさしく布袋さんのような福顔
そしてその声にも曇ったところがない

自分自身があるがままに生きていると
こういう人を輩出するのだと思った
ご自分の確認のために出席し
更に強い確認が出来たと喜んでいらした

お名前を数字にしてみたら
やはり財と福が入る名前であった！
これは数秘学ではなく
和数で知ること

それにしても
今日は初夏
紬のきものが暑苦しく感じる

カープ広島 広島カープ

あか、赤、あか
広島市はあか一色
新球場の杮落としでは大敗したものの
二戦目三戦目と完封勝利で町は沸いている

そういう波動がひしひしと伝わってくる
新球場は遊園地のように楽しいらしく
話を聞いているだけで
「私も行きたいな」

セミナーの主宰石田博実さんに
「次回は野球観戦も時間割の中に入れてね」
と頼み込む始末

「カウンターで食事しながらにしますか」
では注文も聞いておきましょう
と気が早い

町の経済効果は新球場から波及するのかもしれない

今年の９星図は
「赤」が中央に陣取っている
赤ヘルはいいかも

今回のセミナーも楽しかった
きもの美人も二人
それぞれのコウデイネートがすばらしい

広島弁はユーモアがあって
場が和む
笑いの耐えない時間は
博実さんの機知に飛んだ広島弁のお陰

ヴィーナスメイクもショートセミナーに急遽入り
参加者全員更に美しくなった
風水を勉強していると
このメイク法よく理解できると思う

落ち込んでいる人
体の調子の悪い人
ビーナスメイクがお味方

お品の良さ

日本で一番お品の良いのは
美智子妃殿下
ご結婚５０周年を迎えられた
特別な家系に嫁がれて
起伏のある人生をお過ごしになっている

週刊誌の記者をしていた頃
皇室写真専門の女性カメラマンがいて
その名も「清宮さん」
清宮貴子内親王と同じ名前なので
男性カメラマンより早く皇室の方に
名前を覚えられた

撮ってきた写真は
白黒は社内の暗室で清宮さんが自分の手で現像をする
早く見たいので
一緒に暗室に入り
伸ばした写真がハイポの中から
だんだん濃くなっていくのを見続けていた

清宮さんと美智子様は同じ年で
「お品の良さがこうも違うかね」
と後輩の癖して生意気言って
叱られていた

清宮さんは伸長が１６０センチ以上あって
いつも細めのスラックスに
セーターやジャンバーという格好だったが
なかなかの美人で爽やかな先輩だった

美智子様が
妃殿下教育を重ねていくうち
お顔にだんだん覚悟の程が現れ
その様子に品格が漂うのを
すっぱいにおいの中の暗室で見つめ続けた

雨の日も雪の日も
毎日撮影を続ける清宮さんに
美智子様はチョット立ち止まって
ポーズをとるようにもなっていた

もともとのお品の良さに
特別の教育で更に磨きがかかってくる
頭ばかりの教育にはない
心構えの教育がお品のよさを
更に高めるのだと思う

日本の品格は覚悟の程で決まるようだ

花から新緑へ

新緑の力に驚く
花ばかり気になっていたら
なんと公園は新緑のエネルギーに満ち溢れて
樹木そのものに躍動感が生まれている

桜の着物をもう一度くらい着ようかな
と取り出してみると
裾が切れ始めていて
「階段を上るとき見えるからみっともない」
と注意を受け
すぐ洗い張りえ出すことにする

本当は自分で解きたい
解くの大好き人間
其れともう一つ
鯛のうろこを出刃包丁で取るのが好き

丁度編集の江口さんがいらしていて
解く時間に原稿書いたら何枚ぐらい？
と聞いてきた

いまは
次の本の「きもの３６５日」の原稿を書いている
確かに
二時間で解くとしたら
１ケ月分はかけるかもしれないと
小さい声で言う

洗い張りの高橋さん言うには
「縫い目を髪の油にくっつけるとスーと糸が外れるんだよ」
やってみよう
原稿はあとあとーー。

どうして呼び捨て？

七期の会を毎月７日に四谷の飲み屋で開催
聞いてはいたけど
昨夜初参加

七期は高校時代の卒業期
いたいた懐かしい顔が雁首揃えている
あの６０年ぶりの甲子園出場応援感想を聞くつもり

「アア比佐子久しぶりやナー」
と大分弁が飛び交う
「Ｔちゃんは？ｙちゃんは？Ｋちゃんは？Ｔちゃんは？」
矢次早にそれぞれが昔気になった女の子の消息を聞きたがる

唯一私の前に来ていた女子にも
「倭かちゃん」
とチャン付けなのに
何で私だけ呼び捨てなわけ？

とチャコちゃん先生ふくれる

髪を切りすぎているだの
其れがドイツの兵隊の鉄兜に似てるだの
オールバックにした方が若く見えるだの
太っただの

言いたい放題
ところが唯一味方だと思ったワカちゃん
「ヒサコったらね、私の再就職を世話してくれたんだけど」
そのとき
顔は良くないけど声だけの仕事だったらいいと思う
と相手の社長さんに言ったんだって
なんと恐ろしいことをいったんだろう

そして彼女は今では有名な電話相談室の重臣

色が白くて目がキラキラし
とても綺麗、笑顔に邪気がなくて気持ちがいい
美しい歳の重ね方をしていて嬉しい

それにしても
たまにこの会に出ると
旧悪が引き出されて肩がすくむ

呼び捨てされても当たり前か

ところで
「応援団が無くなっていて、現役の学生は応援歌歌えないんだよ」
「応援歌1・2・3まであったよね」
「カツのときによく歌った勝利の歌もあった」
そうだとばかり全員で勝利の歌を斉唱

はた迷惑なのでこの会は客の入りがない夕方から始めるという

今の高校は進学のことばかり考えているらしい

遊んでいても一流大学に受かって
一流の商社や会社に入って仕事をした
ここにいるおじさんたち

今後はこういうおじさんはこの世からいなくなるかも

でもこういうおじさんがＯＢでいたから
億に近い寄付金が集まった

お花見

みんなでお結びや玉子焼きを作り
96歳の皇太后と新宿中央公園でお花見
お重箱は加藤家のものなので
桜が大好きだった母も参加ということになる

芝生の上は
グループがひしめいていて
お弁当を使っている

皇太后は
もう無邪気に喜んでいる
こういう老後はいい
娘のタナカもよく面倒を見ていると頭が下がる

お金持ちの大家の夫人が
ご主人が亡くなった後
子供達にケアーマンションに送り込まれ
「私の人生ってなんだったんだろう」
と鬱に近くなっている

日差しは初夏
こういう日は単を通り越して
薄物でいいように思う

むかし
野山の花見に両親に連れて行かれたとき
母は大島紬を着ていたように思う
大島紬は春の日差しに美しく映える

この六月に出版される
24節気の着物の中に
365日のきもの日記もあって
思い出しながら書いている

パソコンで書いていたら間に合わず
今日から手書き
その前に
花見で一服

いらんことをする

どうしてつまらんことにお金を使うのだろう
何を誇示したいのだろう
宇宙には
そうでなくとも
宇宙ゴミがうようよしているらしい
そこから
何が下りてきているのか
空を見るたびに困惑する

空を空で置いておくことはできないのかしら
あの空から
将軍様を讃える歌を全世界に流すというセンス
そこまで自分勝手に牛耳るか

そのへんな波動に犯されたらーー
おもうだに恐ろしい
失敗してよかった

開発のお金で
みんなにおいしいものを食べさせておあげ
そのほうが世界平和だよ

花見客1000人余

新宿中央公園
昨夜そぞろ歩きで夜桜を楽しもうと
セキドと出かけたが
人人人
はみだしたグループが道路を占領し
スムーズに歩けない

会社のグループが多く
上司とおぼしき紳士達は
盛んに若い人たちをはやしている
みんなおお張り切り

桜はまだ7分咲きだが
木の数が多いので見ごたえがある

東京は川の土手に桜の木が多いが
其れは堤防代わりに
八代将軍吉宗公が桜の木を植えたのだそうだ
とセキドから教わった

チャコちゃん先生こういうのが好き
ハードなことをしながら
ソフトを楽しめる
これぞ粋人の考えることだに

食事が終わり
もう一度公園にはいると
席は乱れ
多くの酔っ払いが
グループの垣根を越えて騒ぎまくっている
その張本人は
大体年配の上司らしき人たち

若手は
ニコニコ笑って
遠巻きにその姿を眺めている

今日は東京友禅の熊崎和人さんのところへ
行く予定で
途中アマリにも桜が美しく
その桜を追っているうちに
道に迷い
15分で行ける所
一時間以上もかかってしまった

携帯電話に現れる万歩数が
1万歩を超えていた
こんなに歩くことはないので

おかげさま
桜のお陰

事務所に戻ったら
管理人室の警備の神戸さんが
薔薇の枝の誘導を手伝ってくれる
上手なのでお任せして
私は枝の整理をしていたら
うっかり葉っぱのある枝まで切り落としてしまう

「大丈夫今は勢いがあるからまた枝はでますよ」
と慰めてくれる

庭仕事の楽しい季節だ「清明」

やる気

盛岡から戻ってみたら
都庁近辺の街路樹のところに
20016年オリンピック開催の旗がはためいていた
シンちゃんやる気ね

五色の御旗
聞くと一晩の内に付けられたようだ
オリンピック景気を呼び込みたいのであろうか

でもから騒ぎの後のむなしさは
不景気風より重症
重い

この五色旗だけではなく
ときどき
都庁舎も五色に染まる
それはそれでねずみ色のビルが彩られるのだから
美しく見えるがーー

都庁の展望台に行くと
五輪に関してはもっと直接的
本当にやる気なのね

五輪といえば
フイギヤーの眞央ちゃん
世界選手権では残念！
あの圧倒的な負けん気のパワーには
大和撫子は太刀打ち難しい
同じ年ならなおさら

負けん気に向かわないで
優雅さをもっと全面的に出したらいい

東京オリンピックも
日本を再認識する会になるのなら
大賛成

これから毎日
五色の旗の下を歩くんだよ
チャコちゃん先生達は

きものの行列でもしますか

春雷

昨夜は予報どおり大雨
しかも
春雷が轟いて
冬と春の間をしっかり区別したような
しかし
今日は北風

咲き始めた桜は
もう一度頭をすぼめた様だ

それにしてもこの中央公園
桃花は今盛り
白、濃い紅ともに麗しい
しかもその際に菜の花が咲いている

旧のひな祭りが3月29日だったので
桃の花はその日に合うように咲く
当方はその日までお雛様を飾り
次の日加奈子が慌てて片付けていた

だけど
花屋ではもう桃の花は販売していない
公園から頂こうかと思ったが
最近警備員の目が煩く出来ない
なんだかへんだよ太陽暦

春雷は虫起こし
通常は啓蟄の頃に大騒ぎするのに
今年は遠慮してか春分後
だけど春だ春だと嬉しくなる

若芽が勢いづき
大地が活動する

桜の花のきものを着て
春を迎えよう

春雷やカフエオレにも震え来て