チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

木のビルが世界中に増えている現状

2018年01月14日 17時42分12秒 | 日記
日本では鉄筋コンクリートの建物が次々ににょきにょき立っているけど
実は世界はコンクリートのビルから木のビルに移行している
これは宮大工の方が言う
「コンクリート50年木の建物1000年」
ということがやっと世界に認められているということ

見積もりをすると3割は木の方が安いという
持ちは6倍
そしてあの津波にも、地震にもびくともしない木の家が多かった

いまその木の家創りをもっと丈夫に安く長持ちする技術も完成したらしいが
その方法はイギリスやオーストラリアに歓迎されているという

このことは「循環を尊ぶ」人達が増えてきたのではないかしらん
木くずは燃料になり捨てるところがない

これは着物と全く同じなのだ
着物はまさしく循環の女王
捨てるところはまったくない

日本人は本来「捨てないで有効活用」ということに重きをおいていたと思うし
そういう生き方であった

地下資源を使うようになって大量のゴミが発生
そのゴミの処理にお金が更にかかるという悪循環
この悪循環を何処かで終わらせないと日本は沈没してしまう

木の家に住まうということは
里山を育成し自然と共成することになる
コメント
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