チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

冬至ですね

2017年12月22日 16時15分09秒 | 日記
今日は夜が一年で一番長い日
そして一日一日と太陽の日差しが伸びてくる
冬至の日は一陽来復早稲田の穴八幡宮神社は大勢の人達で賑わっている

この一陽来復の御札の話を聞いたのは
オバキュウが人気になり始めた頃の我孫子不二雄さん

彼は十二社池の下の交差点のところにあるビルの2階が作業場だった
挿絵家と若手漫画家たちが所属していた「ポロリーズ」という野球チームがあり
中野の哲学堂でよく試合をしていた
監督である挿絵家のモデルをしていたので
試合後の接待にまだ学生であったチャコちゃん先生は同級生とともに駆り出され
楽しい時間を過ごした(なんとおばQちゃんはこの中のひとりと結婚したっ!)


チャコちゃん先生も十二社に引っ越してからは面白いから度々仕事の邪魔をしに行っていた
そうしたら「ぱーまん」という漫画に
とても意地悪なちゃこちゃんとして登場させられ
大抗議をしたらこの穴八幡の一陽来復の御札のことを教わった

「これを貼るとねジャラジャラ天から大判小判が降ってくるようになるんだよ」
彼はその頃本当に売れ始めていたので
すわ
とばかりに冬至の日に穴八幡宮へ急いだものである
たしかにご利益はあったように思う
数年続けている内婦人誌のお正月の巻頭ページを必ず任されるようになり
本も出版した

最近はもう人が多くて行ってられない
節分までの間に御札をいただけばいいと言われているのだが
やはり冬至の日にいただくのが筋だと固く思う茶kちゃん先生ではある
コメント
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