チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

経て絽の着物

2014年09月06日 09時30分44秒 | 日記
今年は「もう最後になるかもしれません」
と経て絽の白生地を沢山送って下さった白生地屋さんがあった
ホントウにどっさりと

元々経て絽が大好きなチャコちゃん先生
すっかり嬉しくなり
しかも在庫なのであちらも生産時の値段で言いといってくれる

たぶんこんな形の白生地が日本全国にたくさんあるに違いない
しかも最近の白記事より遙かに糸の質も良い
かすかに黄変はしている物の
逆に化学物質を生地に与えてないことが安心

多くの方々は白生地を苛性ソーダ-で真っ白く仕上げ
染めむらのないように気を遣う
「染めむらができないように細心の注意をして染めるから腕が上がるのでしょう?」
とチャコちゃん先生は思う

誰が染めても斑がないと言うことであれば素人でもできると云うことだ

さて経て絽の着物はいつまで着られるのか
と言う問題になる
ここのところにわかに寒くなっているが
チャコちゃん先生はいつも「彼岸」までと思ってきている

昔の人は云いました
「暑さ寒さも彼岸まで」
経て絽は透け感がないのでこの時期まで着られるのでしょう
コメント
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