チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

優しさ

2009年02月16日 11時16分54秒 | 日記
優しさって何だろう?
文字は人の憂いが分かると書く
友人に優子という人も多い
親は多分
ただ優しいのではなく人の憂いが分かるように
という思いが強くてつけた名前かもしれない

総じて
この名を持つ人は
人に親切で自分を後回しする人が多い
中にはし過ぎる人もいる 

優しくされるのは嬉しい
其の倍をお返ししたくなる

先般
長崎でお世話になった呉服屋の女将さん
「センセイ先日講演のとき生姜糖を飲んでいらしたので」
とわざわざ作ってくださった
しかも
ご本人は体調が思わしくなく
お休み状態でーーー

「由布院の生蜂蜜と無農薬の生姜でつくったの」
「おいしい!」
わが身の不調も省みず
女将さんの人を思いやる心に
体の奥の奥から感動の熱が上がってくる

思わず抱きしめてしまった
愛おしい思い
人を喜ばせるプロですよ

大事に大切に飲んでいますことよ

それよりも何よりも
母が与えてくれた慈愛のような感覚に触れ
この思いをまた誰かにつなげて生きたいと思った

2009年は
人間性の格差が広がるとき
我のない
「相手の気持ちになって」
ということの真価が問われる
まさに
「無条件の愛」
コレはピンク色であらわさられる

そういえば
ホテルの滞在に私はいつも花を飾るのだが
長崎の花屋さんで
ピンクの薔薇を購入したら
藤色のスイトピーをオマケしてくれた
オーラソーマ的に言うと「アクトレス」
無条件の愛と癒しがテーマ
花屋のおにいちゃんたいしたもんやで
コメント
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