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千の天使がバスケットボールする

クラシック音楽、映画、本、たわいないこと、そしてGackt・・・日々感じることの事件?と記録  TB&コメントにも☆

やっぱり炭酸ガスの地球温暖化説は誤り?

2010-01-18 23:13:22 | Nonsense
地球温暖化を疑う私でも、北極のちょっとしたアパート規模の巨大な氷塊が轟音とともに崩れ落ちていく映像を見た時は、思わず一瞬真剣になってしまった。北極の氷がこんな風に次々と溶けていったらやっぱりまずいんじゃない?。視覚的にインパクトを与える数十秒の映像は、科学的な解説よりもはるかに説得力がある。私が見た映像は、二酸化炭素による地球温暖化の「実例」として世界の多くの国で繰り返し放映されてきた。しかし、これは地球物理学の第一人者赤祖父俊一氏によると、異変でもなんでもない、らしい。氷河は文字どおり氷の河で、ゆっくりではあるが水が流れているものだそうだ。08年には、逆に7%も氷河が増大している。しかも、今年の冬の欧州は記録的な大寒波に襲われ、英国では暖房などに用いるガスの供給が途絶える懸念が高まっているそうだ。インドでは寒波で300人以上もの人が亡くなり、フロリダでも農作物に甚大な被害があり政府に支援要請も。日本列島もここ一週間、冷蔵庫に閉じこもっているようにさぶいっ。温暖化なんて嘘でしょっ?
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)による予測は、不正確である。現在、気温上昇は過去10年止まっていて、これは世界で認められる観測事実である。そもそも地球の気候は、人類の活動に関係なく種々の変動を繰り返してきたのだ。

地球温暖化問題の諸説はいろいろあるが、赤祖父氏によると、1980年代に英国の原子力問題、米国や日本の繁栄を制御する目的のためにとりあげられた政治的な問題で、炭酸ガスとは関係がない。”仮説”が”事実”にすりかえられ、政治家、一部学者、官僚たちが大騒ぎをし、映画を製作して、ひとがよい一般市民は炭酸ガスが地球温暖化の原因とすりこまれてきたのだ。数年前、ロンドンのチャンネル4は”The Great Global Warming Swindle”という番組を放映して世界各国で誰でも同時に見られるようにした。赤祖父氏は、アル・ゴア米国元副大統領の映画『不都合な真実』を娯楽映画と言い切る。やっぱり、日本は国際会議で「おだてられ、はめられ、たかられて」、結局「排出権取引」という名目で国民の税金が無駄使いされるだけではないだろうか。発展途上国援助なら感謝され政治的に有利になれるかもしれないが、排出権取引なら罪を犯した賠償金となる。このままでは、日本経済そのものが温暖化ではなく氷河期に突入してしまう。

・わかりやすい田中宇氏の「地球温暖化のエセ科学」

■アーカイヴ
「排出権商人」黒木亮著
地球温暖化説は誤った説?

ベッピーノの再来

2010-01-09 19:00:04 | Nonsense
今からおよそ30年ほど前のイタリアのシチリア島での事件。ひとりの青年が「自殺」した。
ダイナマイトを巻きつけた体は、まさに木端微塵。しかし、人が自ら自殺するのに、わざわざそんな方法をとるだろうか。ダイナマイトを抱えたのではなく、彼は殴られて気絶してダイヤモンドを巻きつけられたのだった。彼、ジュゼット(=ベッピーノ)・インパスタートは、海賊放送局を開設、新聞を発行して権力者たちを追求して糾弾し、マフィアを攻撃した。賢く正義感あふれるベッピーノの勇気ある行動に、マフィア組織は残虐な報酬で報いた。亡くなったのは、小さな村の緊張感が高まる中、父親も何者かに殺され、議員に立候補した彼の最後の選挙演説会の前日だった。朝日新聞主催のイタリア映画祭でもっとも人気が高かったのが、この実在の人物、ベッピーノを主人公にした映画『ベッピーノの百歩』である。マフィアを描いたフランシス・フォード・コッポラ監督の『ゴッドファーザー』は作品としてはとても優れているのだが、少なくとも私の中では、『ベッピーノの百歩』の方がはるかに好みである。

その後もイタリアン・マフィアの勢力は衰えず、『ゴッドファーザー』のモデルになったコザ・ノストラ、エンドランゲタ、サクラ・コロナ・ユニタ、カモッラが4大勢力と言われている。その中の「カモッラ」の内実を構成員の実名入りで暴いたルポタージュ「死都ゴモラ」を書いたのが、作家のロベルト・サビアーノ。この本は、約50カ国で1000万部超のベストセラーになっている。読売新聞に、そのロベルト・サビアーノ氏の記事が掲載されていた。彼は、ローマの名門大学で「マフィアの国際犯罪」という特別講座の講師に招かれた。会場は、ジャーナリストや法曹界をめざす若者の熱気に包まれ、作家への人気の高さが窺われる。
その理由に、若者たちが「真実を語り、マフィアに敢然と立ち向かう」作家の姿に希望をみいだす様子からも、歴史と文化、芸術性に富んだ魅力ある国が、不合理なマフィアの存在に疲弊していることが察せられる。実際、カモッラ絡みの殺人は、07、08年だけで146件にもなるという。妻を殺されたロレンゾ・クレメンテ氏は、「死都ゴモラ」によってナポリの実情に関心が高まり、被害者家族にとっては励みとなっていると言う。イタリア言論界の重鎮である哲学者のウンベルト・エーコ氏は、彼を国民的英雄とまで賞賛している。

しかし、ノンフィクション作家として大成功したロベルト・サビアーノ氏の心中は複雑である。カモッラ一家から届いた暗殺予告。一昨年は、未遂におわったが爆死計画も発覚した。(そういえば『ゴッドファーザー』でも若かったアル・パチーノ演じるマイケル・コルレオーネの恋人が乗った車が、爆破される痛ましい場面があった。どうもマフィアは派手な暗殺を好むようだ。)そのため、司法省はサビアーノ氏に「永久保護」を付与することを決定し、24時間警官に付き添われることで命の保護を受けるかわりに、多くの自由を彼は失った。ふらりと散歩にでたり、道端で人と立ち話をすることもできなくなり、彼の人生は、生涯にわたってある種の牢獄で暮らすことと同じようになってしまった。そんな弱冠30歳の若者の夢は、自分の家庭をもつことだ。人としてごく当たり前で、かなえられるべき夢であろう。しかし、それも無理かなと本人は今感じている。
それが、イタリアンマフィアの現実である。

ところで、『ベッピーノの百歩』では、感動的なラスト場面がある。ひとりの友人もこない静まるベッピーノの葬儀場。誰もがマフィアの報復を恐れているのだろうか。いや、街頭には、彼の死を悼み、警察とマフィアを糾弾する長い長い友人たちや町の人々のデモ行列が続いていたのだった。残された友人たちがジュゼット・インパスタート=シチリア資料研究所を設立し、マフィア撲滅運動を続けて、暗殺した犯人ターノ・バダルメンティが起訴されたのは、それから19年後のことだった。

■アーカイヴ
映画『ベッピーノの百歩』

ある訃報

2009-12-09 22:44:20 | Nonsense
11月11日の夕刻、ドイツのあるサッカー選手が猛進してくる列車に自らの身を投げて亡くなった。
遺体は事件の現場となったハノーバー近郊の踏切の近くに自宅をもつ、ブンデス・リーガー「ハノーファー96」のゴールキーパーだったロベルト・エンケ選手。
2007-08シーズンにはチームメイトによって主将に選出されるほど信望もあつかった。2008-09シーズンでは所属クラブが11位だったにもかかわらず、キッカー誌のベストイレブンにも選ばれたほどの実力の持ち主だったそうだ。まだまだ?いやこれからの、選手層の厚いドイツでようやく正ゴールキーパーの座をつかんだドイツの至宝とまでたたえられた32歳の選手。そんな彼が何故サッカーボールではなく、鉄の塊に飛び込んだのであろうか。ドイツ全体が嘆き悲しみに沈みながら不可解なその死を誰もが思った。

3年前の9月、エンケ選手は妻テレーザとの間のひとり娘、2歳のララちゃんを先天性心臓疾患で失った。ご夫婦の心情を想像すると、生まれてからずっと愛娘の容態を薄氷をふむように大切に見守ってきた日々だったのではないだろうか。一日、一日、赤ちゃんの健やかな成長を喜ぶ親としての日々も、夫婦にとっては一般的の親とは少し違っていたかもしれない。深い悲嘆の末、エンケ選手が「うつ」になっていたことは、主治医とテレーザ夫人以外、誰も知らなかった。今年の5月、夫婦は新しくライラちゃん名づけられた二ヶ月の女の子を養女に迎えた。ふたりは、ライラちゃんを掌中の玉のごとく愛情をそそぎ慈しんだ。新しい生命、新しい愛情をかける確かな存在。たとえ血のつながりはなくとも、ライラちゃんの笑顔がどんなにかうつ病に悩むエンケ選手の心を癒してくれることかと思うだろう。

しかし、彼は違っていた。ライラちゃんに深い愛情を感じればこそ、新たな不安に翻弄されるようになった。
再びこの子も失ってしまうのではないかと。
あまりも痛ましい自殺の背景に、サッカーを知らない私でも胸がつまされるようだ。我が国内でもうつ病は増加傾向にある。警察庁の発表によると昨年一年間に自殺した32249人のうち、原因・動機が遺書や関係者の話などから「うつ病」が動機の一つとなった人が6490人にも上る。専門家の間では、10年も前からうつ病対策の重要性が言われているが、いっこうに減る傾向がない。がん予防、がん対策も重要な課題だが、心の病のよい治療方法の確立も急ぐ必要があるのではないか。自ら死を選ぶとは、なんてむごい病なのだろう。

11月15日の日曜日午前10時、ハノーファー・スタジアムは3万5千人観客で満たされた。フーリガンなる言葉もあるくらいの熱狂ぶりも話題のサッカーの試合だが、その日のスタジアムは静まりかえっていた。集まった人々は殆ど喪服。フィールドの中央の台の上には、白い薔薇に囲まれた木製の棺が沈黙している。その棺の中で眠っていたエンケ選手は、やがてララちゃんのお墓の隣に埋葬された。

3年後に村上春樹氏のノーベル賞受賞なるか

2009-11-02 22:32:57 | Nonsense
ノーベル文学賞の選考委員は社会派がお好み、というのは定説。情報誌「選択」によると、スウェーデン・アカデミーの構成要員は、作家や裁判官などの18名。今年度受賞したヘルター・ミュラー氏の「狙われたキツネ」を読むと、受賞ポイントの「抑圧」「越境」「反権力」の三点セットを見事にフル装備している。(ミュラー氏は、87年にドイツへ亡命している。また、彼女自身も主人公の女性教師の友人や生徒と同じように弾圧を受けてきた少数民族出身)

それでは、5月29日に新作「1Q84」が刊行されるや爆発的に売れまくっている我らが候補者の村上春樹氏、ここ数年、今年こそは!と期待が高まっているのだが、いったいノーベル賞受賞を受賞するのはいつか。ノーベル賞の候補者は春までに20名リストアップされ、さらに秋に5名程度に絞られる。どうもこの「20名」に村上氏が入っていることには間違いないそうだ。ミュラー氏の場合は、かねてから資質を認められながら「もう一作読みたい」とまるで日本の芥川賞受賞の見送りと同じ理由でみあわせていたのが、今年、強制収容所体験を書いた「アーテムシャウケル」を発表して、一気に受賞へと実を結んだ。村上氏も同様に「もう一作」という声が選考委員の中で多かったそうだ。今回の「1Q84」の英語版が出版されるのは11年秋。事情通によると12年の受賞が、最もノーベル賞に再接近する年だそうだ。

「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 」「ノルウエイの森」。みんな大好きな小説ですすめてくれた男子とよく「ムラカミハルキ」のことを話題にして熱く語り合ったもんだった。今のノーベル賞候補作家とは路線が違っている初期の作品が好きなので、「アンダーグランド」などのノーベル賞を意識した作品を発表する頃から、なんとなく手にとることがなくなったいった。

今年も10月8日の夜、大磯町の高級住宅地にある村上氏のご自宅には黒塗りのハイヤーが8台も待機していたそうだ。こうした喧騒を嫌う村上氏は数日前には国外脱出をしているが、とりあえず「自宅」に記者たちははりつく。ご苦労なことである。「落選」の情報が入るとまた静かに去っていったとのことだが、スウェーデン紙は文学賞発表前に朝刊で”受賞するであろう”作家のインタビューを掲載するのが恒例で、今年もミュラー氏のインタビューを掲載した。わざわざスウェーデンまで飛んだ日本の某新聞紙の文化部長など、予想した作家がすべてはずれてまことにお気の毒。むしろそんなに騒がなくてもよいのでは、と村上氏のために言いたい。必ずしも作家の作品の価値=ノーベル賞受賞でもない。ノーベル賞を受賞していなくても三島由紀夫のように優れた作家は他にもいる。むしろ作品の価値よりも”権威がつく”ことと”名前が後世まで残る”方に価値があるのではないだろうか。
ちなみに、スウェーデン・アカデミーは売れる作家はお嫌いだそうで、3年後に村上氏が受賞を逃すと「もうない」という、これまた何度も芥川賞候補に挙がりながら受賞する好機を逃すと「もうない」のと同じようだ。ちょっと笑えたのが、「村上氏が消えたら、お次はよしもとばななさんが浮上」というスエェーデン人ジャーナリストの情報に対して「選択」誌の記者のコメントが、「今のノーベル文学賞とはこの程度のもの」だったことだ。

台風18号:首都圏の通勤ラッシュ直撃

2009-10-08 22:46:35 | Nonsense
台風18号は8日の通勤ラッシュを直撃し、交通機関も大幅に乱れた。
JR東日本は、東海道線東京-熱海間のほか、山手線、総武線(東京-千葉)、中央線(東京-高尾)、京浜東北・根岸線(大宮-大船)で運転を見合わせるなど、首都圏で少なくとも25線区で運休するなどの影響が出た。湘南新宿ラインは終日運休を決めた。

首都圏の地下鉄でも、地上を走る東京メトロ東西線の東陽町-西船橋間が強風のため、午前7時20分過ぎから運転を見合わせた。各線が快速運転や私鉄への乗り入れを中止。東京都江戸川区の会社員(25)は出勤途中の東西線葛西駅で「8時から2時間以上待っている。晴れ間も見えるので再開してほしい」と困惑した様子だった。
(毎日新聞)

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全く長い旅だった。

ニュースでいつも利用している通勤列車が50%の稼動を知り、青空がのぞきはじめた7時頃に自宅を出て、地元の駅から電車に乗り込む。予想外に順調、しかもすいていてこの分なら8時には出社できそう、、、と「ヒューマン ボディ ショップ」を読み始めたら、とある駅で突然、強風のために運休。「風がやむまで動きません!」ときっぱり駅員さんのアナウンスが繰り返し聞こえてくる。(ちょうど読んでいた部分は次の内容である。1976年に米国の中流家庭のグリーン夫人がAB型のRhマイナスという珍しい血液を売ってえた年間7000ドル以上の報酬に対して、売血している会社への交通費、医療保険代を必要経費として税金から控除すべきだと国税庁を相手に訴えた結果、審判所は彼女は事実上生産物である血液の「工場」であり、かつ「貨物車」であると、食事代も商品製造のための経費と認めた。)

ただのB型女の私の血液はグリーン夫人のような商品価値はないが、資本主義社会の中ではこのか弱き?肉体と頭脳はわずかな賃金をえるための商品であり、私はその大切な「商品」をカイシャに移送するための「貨物列車」でもある。ちと、高級車とは言いにくいが。。。こんな交通網が大混乱のさなかに、一番出社できそうにない最も遠方の無人駅!!からやってくる女性が、一番のりで早朝出勤していたそうだ。多分、始発電車に乗ってきているのだろう。格別、重要な会議がわるわけでもなく、管理職でもないのに。私がいつもかなわないと思っているのが、このKさんである。どんなに大変な時も感情的になることもなく、シュレッターの紙が一杯になると、私なんぞ無理やり押し込んでしまったりするのに、彼女は8時半に私が出勤した時にはもうひと仕事をして袋を入換え掃除までしていたりする。成果がめだつ仕事は自分をアピールするためにこなすが、雑務や誰でもできる雑用はしらん顔をする人もけっこういる。気立てもよくて、話しも楽しく、見た目もなかなかよい。私のとってもお気に入りの女性である。

ところで思い出したのが、我が高校の個性溢れる教師たち。ストがあろうと、台風があろうと、誰も休まず遅れず授業開始のベルとともに教壇にたっていたあの方たちのことだ。電車が止まっているのに、なんでいるんだーーーっ!休講をあてこんで、のんびり登校してきた私はたまげた。仕事に対する気構えが違うのである。どんな仕事であろうと、責任と真摯な取組みは苦労が伴ったとしても自分自身の価値をあげると思う。たとえ誰からも評価されなくとも、ついでに昇給や賞与に反映しなくても!(←多少、やけ気味な声)結局、苦難の旅路の果てにたどりついたのは、なんと11時半。およそ4時半近い長い旅だったのだが、もっと早く家を出ればよかったと後悔した。台風で出社が遅れるのは仕方がない、誰もがそう思うだろう。でも、もう少し早く家を出ればまにあっていたのに。だからこんな私は、Kさんには当分かなわないと感じている。

石原都知事の無駄な野心に使われた税金150億円

2009-10-06 22:20:55 | Nonsense
2016年夏季オリンピックの開催地は、ブラジル・リオデジャネイロに決定した。一方、東京は2回目の投票で落選した。招致関係者らからは、「残念」という声が上がった。
JOC(日本オリンピック委員会)招致委員会・小谷 実可子理事は「これだけやって勝てなかったら」と話した。
高橋尚子さんは「ずっと東京でオリンピックっていうことを夢見て、わくわくしながらやってきたので、ものすごくショックです」と話した。
東京は、2回目の投票で落選した。
石原都知事は2日夜、現地で悔しさをにじませ、自身の責任問題にも言及した。
石原都知事は「結果として、こういう形に終わったということは、非常にまあ、無念ですな。残念です。言っておきますけど、わたしはこれで都知事を辞めることは絶対ございません」と話した。一行は3日に帰国の途に就き、4日に会見が予定されている。
また、都庁には、職員のほか、これまで招致活動にかかわってきたアスリートや政財界の関係者など、およそ500人が集まり、投票結果を待ったが、東京の落選が伝えられると、大きなため息が漏れた。


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関係者500人の落選の報に接して思わずもれてしまったため息の本音は、いったいなんだったのだろうか。本気で2016年に東京オリンピックが実現すると思っていたのだろうか。今回の招致についてはあまり関心がなかったのだが、ブラジル・リオデジャネイロが立候補していると聞けば、治安面など諸々不安は残るとはいえ、オリンピックの理念を考えればほぼ間違いなく南米初になるブラジル・リオデジャネイロで決まりと誰もが思うだろう。オリンピックに対する理念などさらさらなく、経済的な効果ねらいが露骨にわかる東京オリンピックは、新興国ブラジルの南米の熱気にかなうわけがない。
68年の東京、88年のソウル、08年の北京での開催とくれば、アジア圏での次のオリンピック開催はおよそ20年先のハナシ。ブラジルでは招致運動の役者として、サッカーの神様ペレがやってきたぞ。それに比較して、日本のスポーツ選手はあまりにも小粒。日本人の金メダル選手が何人集まっても、ペレひとりの威光には及ばない。

しかし、最初から「招致は不可能」と知事もJOCの関係者もわかっていたと聞けば、何故、東京都民の税金150億円も投じてふってわいたかのような招致運動をこれまでしていたのか。東京都民の関心も低く、私の周囲の中でも唯一関心を示すのは、東京オリンピック実現によって経済的なメリットをえられる企業の方だけだった。一般都民のもりあがりにも欠けていた。かっての敗戦から復活した世界中の青空を集めた「東京オリンピック」は日本の国民にとって大きな価値と意義があったけれど。たとえ落選しても都民に何かを残せたとしたらそれはそれで有意義だったかも知れないが、150億円の大金は招致活動と称する石原都知事の1泊10万円の高級ホテル代を含めた招致委員会の海外旅行の費用、接待費やプロモーションビデオなどの広報活動費で消えていった。タレントを使った宣伝を、せめて保育園の建設費に投じることができたならば、もっと都民は暮らしやすくなっただろうに。

日本一多忙な鳩山首相も、たった5分間のプレゼンテーションの演説のためだけにコペンハーゲンまでとんぼ返りをした。これまでさんざん民主党をののしってきた石原都知事が鳩山首相に演説を要請したのも落選の共同責任を負わせるつもりであり、欠席したらそれこそ鳩山首相がこなかったから、と敗因の責任をおしつけられただろ。5分の演説は、鳩山氏にとっては狡猾な石原氏からもたらせられた苦渋の選択だったとも言えよう。しかもそれだけではない。石原氏はこれまで皇室を「考える必要のない関心の外」と書き、宮内庁の行事の新年祝賀会や国賓歓迎の宮内庁晩餐会などの招待も殆ど”関心の外”なのか欠席している。それはそれで首尾一貫していたはずなのに、「皇太子を東京オリンピック誘致の顔に」と執拗に要求してきた。スポーツの祭典も、政治や商業利権と無縁でありえないのはこれまでの歴史が示したとおり。難色を示す宮内庁長官や東宮大夫をいかにもこの人らしく「木っ端役人が決めることではない」と居丈高に罵倒したそうだ。
都議会民主党が昨年夏、「『皇太子が日本のために一席弁じてもらうことに反対する人は誰もいない』等の知事の発言は、皇室を政治利用し、オリンピックに関する一切の議論を封殺するがごとき危険な側面をもつ」と申し入れたのは当然である。本当に政治的野心と利己的な石原都知事には、責任という言葉を知らないのだろうか。

外務省での記者会見「全メディアに開放」 岡田外相

2009-09-22 11:18:00 | Nonsense
岡田外相:外務省での記者会見「全メディアに開放」

岡田克也外相は18日の記者会見で、外務省での記者会見について「原則としてすべてのメディアに開放する」と述べ、記者クラブに所属する報道機関以外にも参加を広げる方針を明らかにした。岡田氏によると、対象となるのは「日本新聞協会」「日本民間放送連盟」「日本雑誌協会」「日本インターネット報道協会」「日本外国特派員協会」の各会員と、「外国記者登録証保持者」。また、これらの媒体に定期的に記事を提供する人に限り、フリーランス記者も認めるとした。ただし記者は事前登録を必要とする。(09年9月18日毎日新聞より)

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鳩山内閣の顔ぶれを見て、これまでの大臣就任式とは違う印象がした。選ばれた大臣の顔にこれまでの誇らしげな表情ではなく、真摯な意気込みを感じられた。確かに国民の我々は、彼らとともに未知の世界に入るのことを選択したのだった。私は格別民主党を推奨してきたことがないが、政権交代をしてから目がさめるようなことがあり、政治をおもしろいと感じている。生まれてからずっとほぼ自民党による一党政権が続き、選挙があってもこの国は変わらないというあきらめから、もっと悪くなるという投げやりな気持ちしかもてなかったのに。今年の3月24日、民主党の(当時)小沢一郎代表の記者会見でひとりのフリージャーナリスト、上杉隆氏が発言した。小沢氏が会見をフリージャーナリストや海外メディアにも開放したことに「敬意を表したい」ということだった。これまで知らなかったのだが、民主党は代表、代表代行、幹事長らの幹部クラスの記者会見をフリーランスや海外メディアにも開放してきた。

・・・えっ!!、全く私は無知だった。世界の常識とは逆に、これまで日本の政治=自民党による記者会見は、国内大手メディアで組織する記者クラブに所属する記者のみが出席して自由にインタビューをできたのが現実だったのだ。私たちが新聞などの報道で耳になじんでいた「政治記者」「番記者」というのは、ある種の特権階級に所属している閉鎖的なクラブの記者だったのだ。ご存知のように、日本の政治は長らく自民党の一党支配が続いていた。その一党にずっとはりつく「自民党の派閥記者」と言ったら”花形記者”と想像がつく。派閥の幹部を朝晩ラグビーの試合のように取り囲み、時には赤坂あたりで飲食をともにして人間関係を築いてモノにしたオン・オフレコの話を記事にして、それを私たちは活字で知らされてきた。彼らはやがて、デスク、政治部長と順調に出世して局長や論説委員長を経て役員になり、社内では「政治部支配」を担い、社外では「マスコミ経世会」なるやからもいて影響力を発揮しているそうだ。こうした図式には問題点がある。

私は読売新聞の論説委員長の橋本五郎氏の人情の機微のある記事が好きだが、時々気になるのが慈愛のある橋本氏の人間性が時に大物政治家への熱い心情へと筆が流れることである。まつりごとも人の営みであれば、それ自体番外編として知ることの価値はある。しかし、人情が記者と長らく一党政権が続く政治家の”癒着”にはならないだろうか、という危惧である。風通しの悪さもないだろうか。有力政治家の「本音」、オフレコばなしを探ることに記者生命をかけているうちに、なんとなく肝心の政治・政策の中身よりも、誰が何を画策したのかという物語的な「政局」の方に主軸がうつってきていたのではないだろうか。それで、本物の政治記者と言えるのか。缶ビールを片手にした森喜朗氏の小泉劇場の役者ぶりを報道したメディアにも罪があるが、その名演に酔った国民に罰がくだされた格差社会と貧困の広がりだったと思う。

さて、今後、世界では当たり前の記者会見が実現したらどのように変わるのか。「政策記者」が不足しているという説もあるが、外交、教育などの専門的知識のある政治部ではなく社会部、経済部、文化部の記者や優秀なフリーランスのジャーナリストが専門知識を使って分析と推敲をした記事を読者に提供してくれるのではと期待できる。政局の修羅場を知り尽くした大物政治記者ほど「人の心の機微」や「政治の非合理性」が身についているが、政策に関しては大学院生にも及ばないことが珍しくないそうだ。ようやくプロフェショナルな時代がやってくる。昨夜の「タケシのtvタックル」で若手の自民党議員がいみじくも「自民党総裁選挙でのテレビでの扱いがとっても減った」と嘆いていたが、政権交代を機にメディアも”チェンジ”することが課題である。

■こんなアーカイブも
世界で最も長い就職試験

『Amakudari The Hidden Fabric of Japan's Economy 』

2009-08-24 22:20:59 | Nonsense
衆院選:期日前投票1.5倍 有権者の関心高く
総務省は24日、衆院選の期日前投票について、19日から23日までの5日間で305万5634人に達したと発表した。前回05年の同時期(201万4072人)と比べると1.52倍に伸び、全有権者の2.93%(前回は1.96%)がすでに投票した。各党が政権交代の是非をかけて激しい選挙戦を繰り広げる中、有権者の関心の高さがうかがえる結果となった。(09年8月24日毎日新聞)

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今度の日曜日は選挙だ!
「日本の未来が危ない」なんちゃってるんだ。ここまで危機的状況にしたのは、当の自民党ではないかっと言いたい。「自民党は雇用を守ります」そんなそらぞらしい嘘の宣言、もう誰も信じないと思うが・・・。報道によると民主党の有利が伝えられている。民主党がよいというよりも、国民の怒りが反自民党の流れとして民主党支持にまわているのではないだろうか。

その鳩山民主党は、日本政府の「大掃除」を公約に掲げているのだが、官僚の「天下り」、特殊法人へのスライドや「渡り鳥」(別名、高給鳥」といった不透明で腐敗したムダだらけの自民党利益誘導政治を大掃除してきれいにする予定である。我々の税金も、本来使うべきところへ、必要な人々の手元に届く前に、官僚の中間搾取といううきめにあっている。これらの高給鳥は、最近では世間の批判を避けるために退官後すぐに民間企業に天下りをしないで、特殊法人という止まり木で一旦羽を休めてから民間の役員へと飛び立つ迂回型に習性が変化しているという。そんな日本の「Amakudari」を米国の社会学者、外国人の視点で記されたのが本書である。

と言っても、私は未読。(全く語学力の貧困を後悔する。アマゾンのなか見検索で読むとそれほど難しくないようだが。)雑誌「選択」で連載されている「本から見る地球」で本作をとりあげていたので興味があったのでご紹介まで。

そもそも「天下り」という言葉を最初に世に送り出したのは作家で社会評論もしていた内田魯庵で、1902年に「社会百面相」で使用して以来、すっかり日本の社会になじんでしまった。しかし、それが官僚機構に巣づくりをしたのは、38年の国家総動員法で、勇退する高級(高給?)官僚の鳥たちの再就職先を確保するのが、各省の事務次官と官房長の主な御仕事となってしまった。特殊法人へのスライドは、財務省、経済産業省、農水省が最も多い。関西空港などの80年代の「民活」は、理念はともかく官僚機構の影響力を拡大する効果があったため、官僚や族議員には評判がよかった。確かに官僚はとても優秀だし、実際の給料のわりには猛烈に働くのだから、定年後の天下りでようやく帳尻があうとも聞く。そして、「選択」の記事によると「天下り」ネットワークは、官僚機構が政治や経済秩序の安定と組織防衛のためのシステムとのこと。公共事業とともにそのシステムは日本にしっかり根付いている。

しかし、米人ジャーナリストのアレックス・カーはこう断言もしている。
「日本の硬直した官僚制が90年代の”日本の失敗”をもたらした」と。
今の政府に、私たちは信頼をおけるかと問うたら、少なくとも私ははっきり「NO」である。ここまで政府とその機構に不信感を抱かせてしまったのでは、もはや長年のムダと埃を一掃すべく「大掃除」をしたいと思うではないか。

『Amakudari: The Hidden Fabric of Japan's Economy』   
Richard A. Colignon Chikako Usui

About the Author(アマゾンより)⇒
Richard A. Colignon is Associate Professor, Department of Sociology and The Center for Social and Public Policy, Duquesne University. He is the author of Power Plays: Critical Events in the Institutionalization of the Tennessee Valley Authority. Chikako Usui is Associate Professor, Department of Sociology, Graduate Program in Gerontology, and Center for International Studies, University of Missouri-St. Louis.

■怒りのアーカイブ
「補正予算案:予定通り13日衆院通過の方針」

中国の国家大劇場と聴衆のマナー

2009-07-26 12:04:12 | Nonsense
「共産党一党独裁の矛盾を富で穴埋めすることですり替えた中国共産党の力は恐るべきものです」

calafさまのこの言葉を実感したひとつの舞台が、昨年の北京オリンピックではなかっただろうか。人口13億人、国家GDP世界第三位のマスの力を誇示する演出に、我家の爺さんもどきもがぬかされたようだった。この北京オリンピック開催にあわせ、天安門広場にある人民大会堂の裏に完成されたのが国家大劇場。高さは46.68メートル、周長は600メートル以上で、シェルの表面には、18,398枚のチタンのメタルプレートと1,226枚を超える乳白色ガラスを組み合わせた三日月上半球体構造である。外観が「プトレマイオスの地球儀」にようなドームは、周囲の人口湖に映えると卵型になりよりいっそう調和を感じられる。内部はオペラ、管弦楽、京劇などの多目的ホールに仕切られているそうだ。建築費総額は、50億元(約750億円)。中国資本で国内に建設した最も金をかけた建築物である。この前衛的で壮大な建物を写真で観ただけで、”中国の富”が輝いているかのように思える。この建物の前で労働者がホームレスのように休憩していた写真さえ見なければ。

この国家大劇場でピアノ・コンサートを聴きにいかれた精華大学の招聘教授である紺野大介氏の感想が、「選択」に掲載されているエッセイ「あるコスモポリタンの憂国」で綴られていた。
ピアニストは、11歳で北京中央音楽院に入学、94年ハーグ国際ピアノコンクールで二位に入賞しデビューしたトウタイハン(杜泰航)。最初の曲は、ガルッピのピアノソナタ、続いてアルベニウスの「スペイン組曲」。演奏がはじまるやいなや、周囲への遠慮も配慮もなく、遅れてきた観客が木製のフロアを鳴らすハイヒールの音とともにやってきたそうだ。後半のドビュッシーがはじまると突然コンサートホールの背面に縦8メートル×横10メートルほどの巨大な白い布が垂れ下がり、音楽にあわせて動画が映し出された。この辺の事情は、まだ発展途上国として仕方がないとピアニストと紺野氏に同情する余地はある。しかし、人間の習い性として音楽よりも関心が視覚がとらえる映像に移るものだ。10数名の者がこの映像を携帯カメラで写し始めた。
驚いたのは、このマナー違反に不快感を感じた一部の”良識がある”方たちの反応だ。その携帯カメラ小僧たちをいさめるために、それを阻止しようと赤色のレーザーポイントを携帯用ディスプレイをめがけて様々な角度から発射。ランダムに乱れるレーザーポイントは、巨大画面や果てにはピアニストの顔も直撃(命中?)したという。

我が国の聴衆は、その国民性からおとなしすぎると揶揄されたこともあったが、今では日本人聴衆マナーは世界一と欧米の一流演奏家から認められている。海外の演奏会に行ける機会はめったにないが、国内のコンサート会場に度々足を運んだきた者としてその言葉はお世辞ではないと思う。サントリーホールのスタッフの方たちの接客は、最高クラスであろう。実に感謝している。ピアニストのウタイハンさんが前半の演奏がおわり、舞台から退場する時に、無数の短冊状壁面の設計のため出口を捜す様子に会場から爆笑されるという一幕もあったそうだ。こんな様子を芸術家のちょっとしたお茶目さにかえる微笑ではなく、”爆笑”で返す観客の心情とはいかがなものか。そして紺野氏はドアのノブがないモダンな設計にも原因がありと感じられているようだが、そもそも日本のそれなりの会場でプロが演奏する場合、自分でドアを開けることもなく、楽屋に戻る位置までさがるととまるで神に導かれるかのように阿吽の呼吸で自然に出口が開くものだ。

大劇場の設計については、事前に世界の著名な建築家のコンペが行われ、実は最も評価が高かったのが日本が誇る磯崎新だった。どの思想にも左右されないそれぞれの固有の政治、社会、文化に深く触れる建築芸術に、審査中の中国の専門家たちは磯崎氏の設計を熱望した。しかし、抗日色の強い江沢民の判断で欧州の建築家が指名された。さんざん対日感情をあおっておいて日本人に依頼をするのは難しいのか、共産党一党独裁の政治的判断とやらか。この建物だけに関しては、なかなか素晴らしいではないかと私なんぞ思うのだが、このエリアは周恩来首相が「将来国民が西洋音楽の教養を身につけるように」と用意された地域であるが、景観にそぐわないと評判は悪いそうだ。
建築物の評判はともかく、中身も大事。経済的に中国人が日本人に追いつくには50年かかるという報告書が、中国社会科学院で公表されている。政治の矛盾をそらすかのように富でりっぱなハコを造っても、マナー、もっと言ってしまえば道徳観はそう簡単に日本に追いつけそうにもない。

■こんなアーカイブから
民主化よりも富豪の道?「ポスト天安門世代」
中国大使党の活躍

生物学五輪、日本人初の金 千葉県立船橋高の大月さん

2009-07-22 22:29:04 | Nonsense
茨城県つくば市で世界の高校生221人が生物学の知識を競った「国際生物学オリンピック」で18日、千葉県立船橋高校3年の大月亮太さんが、成績上位10%に与えられる金メダルを獲得した。生物学五輪での日本人の金メダル受賞は初めて。成績は221人中の6位。金メダルは計23人に授与された。
ほかの日本人参加者、灘高(兵庫県)2年の中山敦仁さん、桜蔭高(東京都)2年の谷中綾子さん、同3年の山川真以さんの3人はいずれも銀メダル。

同日の表彰式で司会者から名前を呼ばれると、大月さんは青い法被に鉢巻き姿で舞台に登場。ひときわ大きく響く拍手の中、笑顔で金メダルを首にかけてもらった。
大月さんは「先生方への感謝の気持ちでいっぱい。昔から生物系の学者になりたいと思っていた。金メダルが取れて、本当に生物って楽しいなと再認識した」と話した。

国際生物学オリンピックは、1990年に旧チェコスロバキアで始まり、今回で20回目。各国の代表生徒は14日と16日、実験と理論の2種類の試験に挑んだ。受験者全体の上位10%に金、それに次ぐ20%に銀、さらに30%に銅メダルが授与された。


(2009/07/18 共同通信)
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高校生の理系離れが懸念されている今の時代、喜ばしいニュースが飛び込んできた。日本人で初めて金メダルを受賞した大月さんは、半被姿にねじり鉢巻となかなかお茶目な扮装で、早速、新聞などの”顔”に登場されていた。マイクを持ってインタビューに応えている姿の写真も掲載されていたのだが、親指と人差指でつまむようにマイクをもっている手つきが、ビーカーをもつ手つきそのまんまなのがちょっと笑えた。指導された先生方の生物のセンスが抜群で、金メダルをとるなら彼との予想に見事にこたえた。
「生物って楽しい。」
そんな受賞の喜びの感想も高校生らしい素直さに好感がわく。受験に特化した中高一貫の有名な私立高校ではなく、公立の高校生が金メダルに輝いたのも、なんだか嬉しい。

■アーカイブ
・試験問題掲載サイト→Challenge2009