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外務省での記者会見「全メディアに開放」 岡田外相

2009-09-22 11:18:00 | Nonsense
岡田外相:外務省での記者会見「全メディアに開放」

岡田克也外相は18日の記者会見で、外務省での記者会見について「原則としてすべてのメディアに開放する」と述べ、記者クラブに所属する報道機関以外にも参加を広げる方針を明らかにした。岡田氏によると、対象となるのは「日本新聞協会」「日本民間放送連盟」「日本雑誌協会」「日本インターネット報道協会」「日本外国特派員協会」の各会員と、「外国記者登録証保持者」。また、これらの媒体に定期的に記事を提供する人に限り、フリーランス記者も認めるとした。ただし記者は事前登録を必要とする。(09年9月18日毎日新聞より)

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鳩山内閣の顔ぶれを見て、これまでの大臣就任式とは違う印象がした。選ばれた大臣の顔にこれまでの誇らしげな表情ではなく、真摯な意気込みを感じられた。確かに国民の我々は、彼らとともに未知の世界に入るのことを選択したのだった。私は格別民主党を推奨してきたことがないが、政権交代をしてから目がさめるようなことがあり、政治をおもしろいと感じている。生まれてからずっとほぼ自民党による一党政権が続き、選挙があってもこの国は変わらないというあきらめから、もっと悪くなるという投げやりな気持ちしかもてなかったのに。今年の3月24日、民主党の(当時)小沢一郎代表の記者会見でひとりのフリージャーナリスト、上杉隆氏が発言した。小沢氏が会見をフリージャーナリストや海外メディアにも開放したことに「敬意を表したい」ということだった。これまで知らなかったのだが、民主党は代表、代表代行、幹事長らの幹部クラスの記者会見をフリーランスや海外メディアにも開放してきた。

・・・えっ!!、全く私は無知だった。世界の常識とは逆に、これまで日本の政治=自民党による記者会見は、国内大手メディアで組織する記者クラブに所属する記者のみが出席して自由にインタビューをできたのが現実だったのだ。私たちが新聞などの報道で耳になじんでいた「政治記者」「番記者」というのは、ある種の特権階級に所属している閉鎖的なクラブの記者だったのだ。ご存知のように、日本の政治は長らく自民党の一党支配が続いていた。その一党にずっとはりつく「自民党の派閥記者」と言ったら”花形記者”と想像がつく。派閥の幹部を朝晩ラグビーの試合のように取り囲み、時には赤坂あたりで飲食をともにして人間関係を築いてモノにしたオン・オフレコの話を記事にして、それを私たちは活字で知らされてきた。彼らはやがて、デスク、政治部長と順調に出世して局長や論説委員長を経て役員になり、社内では「政治部支配」を担い、社外では「マスコミ経世会」なるやからもいて影響力を発揮しているそうだ。こうした図式には問題点がある。

私は読売新聞の論説委員長の橋本五郎氏の人情の機微のある記事が好きだが、時々気になるのが慈愛のある橋本氏の人間性が時に大物政治家への熱い心情へと筆が流れることである。まつりごとも人の営みであれば、それ自体番外編として知ることの価値はある。しかし、人情が記者と長らく一党政権が続く政治家の”癒着”にはならないだろうか、という危惧である。風通しの悪さもないだろうか。有力政治家の「本音」、オフレコばなしを探ることに記者生命をかけているうちに、なんとなく肝心の政治・政策の中身よりも、誰が何を画策したのかという物語的な「政局」の方に主軸がうつってきていたのではないだろうか。それで、本物の政治記者と言えるのか。缶ビールを片手にした森喜朗氏の小泉劇場の役者ぶりを報道したメディアにも罪があるが、その名演に酔った国民に罰がくだされた格差社会と貧困の広がりだったと思う。

さて、今後、世界では当たり前の記者会見が実現したらどのように変わるのか。「政策記者」が不足しているという説もあるが、外交、教育などの専門的知識のある政治部ではなく社会部、経済部、文化部の記者や優秀なフリーランスのジャーナリストが専門知識を使って分析と推敲をした記事を読者に提供してくれるのではと期待できる。政局の修羅場を知り尽くした大物政治記者ほど「人の心の機微」や「政治の非合理性」が身についているが、政策に関しては大学院生にも及ばないことが珍しくないそうだ。ようやくプロフェショナルな時代がやってくる。昨夜の「タケシのtvタックル」で若手の自民党議員がいみじくも「自民党総裁選挙でのテレビでの扱いがとっても減った」と嘆いていたが、政権交代を機にメディアも”チェンジ”することが課題である。

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