宇宙のこっくり亭

意識の覚醒に向かって、精神世界を縦横無尽に語る本格派ブログ!!

2017年、変化が加速する世界

2017年01月28日 | こっくり亭日記

 

「2012年アセンション」の説は空振りに終わったが、アセンションそのものの寿命が尽きたわけではない。むしろ、これからだ。

ていうか、2017年はどうやら、世界が激動の時代を迎えたようだ。

急速なグローバル化が、大きな反動を起こしている。アメリカも中国も、貧富の差が大きくなりすぎて、まるで革命前夜のような社会情勢。アメリカでは、暴言王のトランプ大統領が登場した。中国は、世界中に軍艦を送りこみ、日本やアメリカとの対決姿勢を明確にしている。

かつて、アセンションがブームだった頃は、「アメリカが滅亡することにより、地球人類は新しいステージに上がる」という、政治的な主張をする勢力が登場した。それに対して筆者は、「いや、それは違う。中国が崩壊することにより、地球人類は新しいステージに上がるのだ」という異論(?)を唱えていたものだ(笑)。

まあ、そのことの是非はともかくとして、途方もなく変化が早い時代に突入したのは確かなようだ。

もちろん、こうした政治・経済の変化が、アセンションに直結するわけではない。でも、諸行無常の世の中を見ていれば、物質世界の虚しさに気づき、急速な意識覚醒へと向かう人々が増える。

地球人類の歴史を振り返ると、一万年前の世界は、ほとんど変化しなかった。千年前の世界はゆっくりと変化していた。百年前の世界は、急速に変化していた。十年前の世界ともなると、あっという間に変わる世の中になった。

このような加速が、ますます進行している。それが、2017年の世界。

この調子で変化が加速していけば、やがて、変化それ自体が日常となり、限りなく流動的な世界になってくるだろう。「まだ遠い先のこと」と思っていたことが、予想外に早く到来する。やがて、変化しているのが通常の状態となる。

今までは、「こんな世界がずっと続く」、「自分がこの世からいなくなっても続く」と思いこんでいたことが、次々と、自分が生きている間に崩壊し、消えていくことだろう。

そんな体験が続けば、人々は、「ずっと続くものなど、何もない」と考えるようになるだろう。何事も、「もうすぐ変わる」、もしくは、「もうすぐ無くなる」ということを前提にして考えるようになる。

それは、強烈な信念体系の崩壊をもたらす。

そうなると、どうなるか。おそらく、「この世は共同幻想の産物であり、仮想世界である」ということが、誰の目にも歴然としてくるだろう。

このように、筆者の考えでは、「変化の加速」と「アセンション」には切っても切れない関係がある。それは、表裏一体と言ってよい。 

もともと、アセンションというのは、そういう話だった。「時間の加速」を抜きにしては語れない話だった。「マヤ暦の終焉」とか、そういう都市伝説が後から出て来て、そちらがブームになりすぎたおかげで、話のポイントがズレてしまったのだ。今こそ、原点に戻るとき。

もっとも、現実をどのように解釈しようとも、その現実のほうが、人々の意識より先に変わってしまいそうだが・・・。

(つづく)