宇宙のこっくり亭

意識の覚醒に向かって、精神世界を縦横無尽に語る本格派ブログ!!

レーガン大統領も語っていた、宇宙人の脅威(?)

2013年10月30日 | UFO
アメリカでは、UFOと宇宙人に関する話が、日本よりもずっと社会に浸透している。アメリカ政府に対して、情報公開を要求する声も強い。
 
最近は、オバマ大統領が記者会見で、「ついにディスクロージャーか!?」と思わせる話を切り出したあげく、最後は「今のは冗談」というオチがつく・・・という一件があった。
  
でも、80年代のレーガン大統領は、かなり本気で宇宙人を語っていたようだ。

レーガンといえば、ソビエト連邦のゴルバチョフ大統領とともに、画期的な核軍縮交渉を実現した人。当時は、第二次世界大戦の直後から始まった米ソ超大国による東西冷戦が、地球の国々を二大陣営に分けて、何十年も続いていた。どちらの陣営も、地球人類を何十回も絶滅できるほどの、膨大な核ミサイルを保有していながら、さらに軍拡競争を続けてた。

レーガンは、その東西冷戦を終わらせた人。歴代のアメリカ大統領の中でも、ワシントンやリンカーンなどとともに、5本指に入る歴史的人物と評価されている。

そのレーガン大統領が語ったところによると、


>「これだけは、皆さんに言っておきたい。私はよく、どこかに地球を脅かす惑星でも現れたら、この地球上の国々は仲良く協力しあってゆけるのになあ、と思うんですよ」。(毎日新聞 1986年4月24日 朝刊)


これは、東京サミットの前に行われた記者会見での言葉。でも、ここだけでなく、レーガンは世界のアチコチで、この手の発言をしていたようだ。


>「われわれは、当面の対立が頭を離れず、しばしば全人類がどれほど団結するものかを忘れてしまう。おそらく、われわれは、自分たちのこの共通のキズナを認識するために、外部宇宙からの脅威を必要とするだろう。

>私はときおり、外の世界からの異界の勢力の脅威に直面したら、われわれが世界中で抱いている相違などは、消えてなくなるだろうと思う。

>しかも私は、異世界の勢力はすでに、われわれの間に存在するのではないかとも思う。戦争と戦争の脅威に増して、人々の普遍的熱望と相いれないものがあるだろうか。

(1987年9月21日 国際連合の国際フォーラムでの発言)


これだけなら、単なる感想というか、客観的なコメントにすぎない。だが、レーガンは、東西冷戦も大詰めだった頃の、ソ連との丁々発止のやり取りの中でも、この「宇宙人の脅威」にたびたび言及していたという。

1987年に発行された「今日のソ連邦」という機関紙(?)には、こう書かれている。


>ジュネーブ会談(レーガン大統領とゴルバチョフ大統領)で、アメリカ大統領は、もし地球が異星人の襲来に脅かされることがあれば、アメリカとソ連はこの攻撃を撃退するために力を合わせるだろうという考えを述べているのだ。


このジュネーブ会談は、東西冷戦を終わらせる上で大きな意義があった。レーガン大統領は、そこでも「異星人の襲来」に言及していたというのだから、オドロキだ。

それだけでなく、レーガン大統領は、当時は世界的な有名人だったソビエト連邦のシェワルナゼ外相とも、昼食をしながら、このような会話を交わしたという。


>シェワルナゼとの昼食の終わり頃、レーガンは、「もし世界が、地球外からの脅威に直面したら、どんなことが起こるだろう?」と、声に出して自問した。「アメリカとソ連は手を結ぶと思いませんか?」。

>そうです、とシェワルナゼは、きっぱり答えた。「そうなれば、われわれは国防相どうしを会わせる必要もなくなります」と述べている。

(1987年10月11日発行の『ザ・プレインディーラー』)


このように、複数の確かな記録により、レーガンとゴルバチョフによる超大国同士の歴史的な和解交渉の場においては、「地球外からの脅威による、地球人の団結」という言葉が、大マジメに交わされていたことが明らかになっている。

もちろん、あくまでも「もしも・・・」の話ではあるんだけど、それにしたって、これが東西冷戦を早く終わらせようという、大きな原動力になった可能性は十分にある。

ひょっとしたら、これが両・超大国の首脳たちに東西冷戦の終結を急がせたのかもしれない。
 
一方、あれから30年たっても、まだ冷戦が終わらないのが東アジア。まったく、いつまでたっても反日デモを放置して、首脳会談にすら応じないような、どこかの国の政府にも、この姿勢を学んでもらいたいものだ・・・。


(引用部分は、森脇十九男『UFO公式資料集』より)