宇宙のこっくり亭

意識の覚醒に向かって、精神世界を縦横無尽に語る本格派ブログ!!

ネガティブな意識進化とは

2011年04月20日 | 精神世界を語る
 
ポジティブな意識進化の道とは、「大いなるすべて」もしくは、「一なるもの」に向かって統合されていくプロセス。

これに対して、ネガティブな意識進化の道とは、「永遠に存続する自分の魂」にこだわり、「魂修行」を通じて自力を無限に強化していこうとする方向を意味する。

「分離主義者」と言ったほうが分かりやすいのに、なぜ、あえて「ネガティブ」と呼ぶのか。そこにはやはり、「一なるものへの統合を拒否する人々」という、否定的なニュアンスがある。

現在の地球のような第三密度の世界では、この両者が混ざり合っていて区別がつきにくい。でも、これから第四密度へと地球が進化するにつれて、ポジティブ側では「一なるもの」に向かっての統合がだんだん進んでくる。そうなると、統合を拒否して「永遠の輪廻転生」を続けようとする人々の存在が、イヤでも浮き上がってくることになる。

「一なるもの」への統合の引力は強烈だ。バラバラだった個々の自我を、渦潮のように回転しながら巻き込んでいく。今は自力で立っていられても、次第に強さを増してくる「統合」の渦に巻き込まれずにいるのは難しい。そんな中で、「かけがえのない、自分の魂」を守り続けるためには、必死で踏ん張って抵抗しなければならなくなる。

かくして、ネガティブな分離主義者たちは、統合を拒否して戦う、レジスタンス闘争をせざるを得なくなる・・・ということらしい。今は自覚が乏しくても、ネガティブな意識進化の道に入った人々は、いずれそういう対応を迫られることになる。

もっとも、「チャネリング界の聖典」こと「ラー文書」によれば、ネガティブな道を通って第四密度に進化するのは、非常に難しい。それこそ、ジンギスカンやラスプーチンのような、常人とはかけ離れた超人的なネガティブパワーの持ち主でなければ無理みたいだ。ますます強さを増してくる「統合」の渦に背を向けて抵抗し続けるためには、そのくらいのパワーがいるということだろう。

単に「自己愛が強い」という程度じゃ無理みたい。そういう人は、ネガティブな第四密度(4D-negative)に入ることはできない。じゃあ、どこに行くのか。「第三密度でやり直し」というのが、その答になる。今の地球と同じような、第三密度で輪廻転生を続ける。慣れ親しんできた環境で「魂修行」をずっと続けられるのだから、本人の希望に最もかなっていると言えるだろう。

とはいうものの、4Dネガティブの勢力は、自陣営への取り込みを図るべく、地球人に積極的なアプローチを続けている。「アナタは永遠に存続する不死の存在だ。もうすぐ、神の声が聞こえるようになる。アナタ自身が生成途上の神なのだ」・・・といった、甘美なささやき。自己愛をくすぐる、心地よい誘惑だ。信者がどんどん集まってくる。

しまいには、「もうすぐ天変地異が起きて、地球人類は激減する。生き残ったわれわれは、それを機に飛躍的な霊的進化を遂げるのだ」というような危険思想を唱えだすこともあるから要注意。これは大げさでもなんでもなく、実際にそういうケースが少なくない。

かくして、第三密度ではポジティブとネガティブの両サイドが入り混じって雑居している。水面下では、激しい綱引きが行われている。それが、第四密度に至ってクッキリと分かれる。今こそ、分かれ目。いざ、さらば・・・といったところだろう。