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JAXA
はやぶさ君が、長い旅を終えて、地球に帰還した。
7年前に日本が打ち上げた小惑星探査機「はやぶさ」は、プラネタリウムや科学館で大人気になり、いまや「はやぶさ君」と呼ばれている。
遠く離れた小惑星イトカワに着陸して、詳しく現地調査した。遥かなる、宇宙ロマン。その結果は、小惑星の形成過程を考える上で、まったく新しい知見をもたらした。日本の惑星探査では初めて米科学誌「サイエンス」から特集号として発表されたというから、日本の宇宙技術も誇るべき水準に達したと言える。
民主党政権は、事業仕分けで惑星探査機の予算をメチャクチャに削ってきたのだが、この大成功に、菅直人首相は強い関心を示しているという。東工大出身ならではの、技術魂を目覚めさせてくれるか?(笑)
通信途絶してから、だいぶたった後で奇跡的に再発見されたり、燃料漏れやバッテリー放電などの致命的な故障が遠隔操作で修理されたり、しまいにはエンジンが停止したり・・・。苦難の旅路はプラネタリウムやTVでも取り上げられ、感動を呼んだ。最後は、砂漠大陸のオーストラリア上空で大気圏突入し、燃え尽きた。
惑星探査で、着陸した探査機が、離陸して地球に戻ってきたのは初めてだ。小さな探査機が離陸できたのは、重力がほとんどない、小惑星ならではのこと。大きな惑星から飛び出すためには、地球から打ち上げるときと同様、ロケットが必要になる。もっとも、その分、着陸するのが奇跡的なまでに難しかったわけだが・・・。小惑星の砂を回収してきた可能性もあるので、調査分析が注目される。もっとも、小惑星の砂から、ナゾの伝染病が発生、地球人類滅亡・・・てなことにならなければよいのだが(笑)
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