宇宙のこっくり亭

意識の覚醒に向かって、精神世界を縦横無尽に語る本格派ブログ!!

ワンダラーは、地球で進化する

2009年12月04日 | ワンダラー ~ 宇宙人の魂を持つ人々
       
現代の地球には、大勢のワンダラーが転生している。これは、数字の上からもナットクできることだ。地球には現在、60億人を超える人類がいる。古代や中世とは、人口がケタ違いもいいとこ。全員が、地球の古代や中世に転生履歴を持っているとは考えにくい。宇宙からの転生者ばかりでなく、いまだ人間としての生を送ったことのない、発展途上の魂も大量に生まれていると推測される。今の地球はまさしく、カオス状態だ。
 
ワンダラーの人数は、「一億人」とも言われる。実際にはそこまで多くないにしても、かなりの数におよんでいるのは確かだろう。
 
そもそも、どこまでが地球土着の魂で、どこからが宇宙の転生者なのか、その線引きだって微妙なところなのだ。それは、日本人も遠い祖先をたどれば皆、どこかの時点で大陸や南洋諸島から渡ってきた人々だというのに似ている。結局、古参なのか、新参なのかの違いでしかない。
  
宇宙各地を渡り歩いている、時空の旅人みたいなワンダラーもいるという。地球のような惑星に来ては、意識進化を手助けする、ヘルパー専門のような意識存在だ。まるで、流しのギタリストみたい。近い将来、地球人類の意識進化が実現した暁には、地球からもそういう存在が出て行くことだろう。

ワンダラーは、「地球の意識進化を助けるために来ている」とよく言われる。・・・といっても、、地球人を指導しに来たわけではない。中にはそんな宇宙指導員(?)もいるのだろうが、大半のワンダラーにとっては、地球での人生を生き抜くだけでも大変なことだ。でも、難しい第三密度から第四密度への移行期を乗り切るためには、第四密度またはそれ以上の経験者が、どうしても、それなりに集まる必要があった。こればっかりは、それに合った意識の持ち主をある程度はそろえておかないと、どうにもならない。こうして集まった人々は、この時期が終われば、また地球を去っていく。
  
せっかく、地球で生き抜くすべを身につけつつあったのに、終了するのはもったいないかもしれないが・・・(笑)。
 
ラー文書によれば、ワンダラーにとっても、地球での人生は、大きな意識進化のチャンスだという。
 
「ワンダラーは、もし忘れることなく奉仕に献身するならば、高次密度の触媒力の、はるかに青白い領域におけるより、ずっと急速にプラスとマイナスに分極化するだろう・・・」。(ラー文書の一節、出典は『アセンション版・宇宙人の魂を持つ人々』)
 
ここでいう「青白い」(イーティオレイティド)というのは、弱々しい日ざしの中で育ったモヤシとか、そういう植物や人間を意味する言葉。つまり、地球に来る前のワンダラーは、優しい環境に慣れきった、「モヤシのような人」(?)。地球生活は、モヤシを鍛えて強くする、鉄火場修行というわけだ。
 
「これ(地球上で得られる速習効果)は、第三密度の集中的な人生体験ともろもろの機会による。それゆえプラス指向のワンダラーは、わざわざ忘却する危険を冒してまで、他人に愛をまき散らして奉仕する。その忘却が打ち破られた場合、第三密度における触媒力は、もっと高次の調和した密度でも見られないほど効果的にワンダラーを分極化する量になるだろう」。(同上)
 
「ラー文書」において、第三密度から第四密度への意識進化とは、「プラスとマイナスへの分極化」を意味する。プラスとマイナス、ポジティブとネガティブへの分極化だ。ポジティブとは、大いなるすべてとの合一を目指して、愛と調和の道を目指す統合指向のこと。ネガティブはその逆で、大いなるすべてとの合一に背を向け、自力を強めていく分離指向の道だ。
 
通常、「意識の進化」といえば、ポジティブ側に特化していくことを意味するのが普通なのだが、「ネガティブな意識進化の道もある」とするのが、ラー文書の際立った特徴。

ラーによれば、第四密度の意識段階に達した世界では、ポジティブ・サイドの人間と、ネガティブ・サイドの人間にハッキリと分かれる。第三密度では、この両者が混ざり合って渾沌(こんとん)としている。どちらを選ぶかは、人それぞれの自由。意識が進化するにつれて、どちらかに特化していく。
 
例えて言えば、人間もアカチャンの頃は男女の見分けがつかないが、成長するにつれて、「男は男らしく、女は女らしく」という具合に分極化していくようなものだろう。それと同じように、意識の進化もまた、ポジティブとネガティブへの分極化という道すじをたどる。
 
ネガティブな第四密度の進化段階に達したネガティブETたちは、「オリオン・グループ」と呼ばれる勢力を形成しており、銀河の各地でポジティブ勢力とシノギを削っている。地球にも盛んに干渉してきているという。
  
今は、地球人たちと同様、たまたま地球に居合わせたワンダラーたちにとっても、急速に分極化が進む絶好のチャンスというわけだ。「地球に来る前はポジティブ側だったのに、地球暮らしを通じて自我に目覚めた結果、ネガティブ側に回って意識進化を再開した」というようなワンダラーも出てくるだろう。昔はいい人だったのに、成長してからダークサイドに回ったという、スターウォーズのダースベーダーみたいなタイプ(笑)。
 
ワンダラーにとって、地球での人生はまさしく試練となる。愛と知恵にあふれた世界からの訪問者にとって、この競争的環境に調子を合わせて生きてゆくのは、容易なことではない。でも、それも遠からず終了だ。まもなく、地球人類の意識が変わり、それに伴って地球環境も変容する。
  
これが地球での生の総決算であることは、ワンダラーにとっても変わらない。マンデルカー博士も、これが、われわれにとって「地球での最後の生」であることを強調する。いわく、

>世の中のワンダラーたちの大半について言えば、あなたたちはほどなく帰郷することになる。意外なほど早く、この地球での人生は夢となり、一連の鮮明な経験は、長いこと知らずにいた大きな意識の中に、たちまち溶け込むだろう。
 
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