宇宙のこっくり亭

意識の覚醒に向かって、精神世界を縦横無尽に語る本格派ブログ!!

過去の記憶をクリーニング ~ ホ・オポノポノ

2009年03月29日 | 精神世界を語る
   
なぜ、これほど「過去の記憶」はジャマなのか。
 
その理由についても、簡単な解説が付けられている。
 
人間の顕在意識の奥には、潜在意識がある。さらにその奥には、「超意識」がある。この超意識は、「神聖なる知能」と一体化しているという。
 
この「神聖なる知能」は、全知全能の存在。なんでも知っている。ここから無限のインスピレーションが降りてくれさえすれば、何も問題は起きない。「神聖なる知能」は、過去の悪い記憶を、すべて消してくれる。あらゆる歪みを元に戻し、本来あるべき、悦びに満ちた世界を実現してくれる。
 
問題は、「神聖なる知能」が、何かにジャマされて、その全知全能ぶりを発揮できないことにある。ジャマしているものがあるばっかりに、神聖なる知能との円滑なコミュニケーションが図れずにいるのだ。

いったい、何がジャマしているのか。

「インナーチャイルド」が暴れてジャマしている、ということだ。

ホ・オポノポノでは、顕在意識を「ウハネ」(母)と呼び、潜在意識を「ウニヒピリ」(インナーチャイルド、内なる子供)と呼ぶ。

インナーチャイルド(潜在意識)は、あらゆる不幸の元凶である「過去の記憶」のデータを、膨大に蓄積している。

「インナーチャイルド」(内なる子供)は、愛情が不足していると、鳥カゴの中のインコみたいに大騒ぎして暴れる。インコなら単にバタバタ、ピーピーとうるさいだけだが、潜在意識の場合は、ネガティブな記憶を増幅させて、周囲の世界にどんどん不幸な出来事を現実化させるから困ったものだ。でも、インコと同様に、愛情をもって接すれば、カゴの中でおとなしくなる。 
 
つまり、「内なる子供」(潜在意識)が暴れないよう、なだめることさえ出来れば、現実の不幸は消滅するということだ。
 
この、なだめる作業こそが、「過去の記憶のクリーニング」というわけ。

インナーチャイルドをなだめるのは、簡単だ。「四つの言葉」を心の中で唱えればOK。

その四つの言葉とは・・・

“Thank you”,“I'm sorry”,“Please forgive me”,“I love you”・・・

だという。

日本語にすれば、「ありがとう」、「ごめんなさい」、「許してください」、「愛しています」・・・ということになる。

個人的には、やはり英語の方がシックリくる。これは、日本人的な「私が悪うございました・・・」といった情念の世界ではなく、もっとクールでドライな印象だからだ。それこそ、「呪文を唱える」という感じ。もちろん、深く反省して悔い改めるのなら、それはそれで結構なことだが、単に呪文のように唱えるだけでもOK。
 
これらは自分の内なる「インナーチャイルド」を可愛がって、暴れないようになだめるための魔法の言葉。「愛しています」というのは、自分自身の潜在意識を愛するのである。すべてが自分の内側にある以上、自分自身に向かって言葉をかけるというのがミソだ。
 
そして、悔い改めて許しを乞い、無の境地になる。そうすれば、神聖なる知能がインスピレーションを下ろし、ネガティブな記憶を消去してくれる・・・。