宇宙のこっくり亭

意識の覚醒に向かって、精神世界を縦横無尽に語る本格派ブログ!!

すべての原因が、自分にある ~ ホ・オポノポノ

2009年03月28日 | 精神世界を語る
      
ホ・オポノポノでは、すべての不幸の原因が、過去の記憶にあると考えている。
 
もちろん、記憶といっても、表面意識にある思い出ばかりではない。潜在意識にある記憶の方が、遥かに大きい。もちろん、記憶にない幼少期のことや、過去世における記憶も含まれている。さらに厄介なことには、「人類の集合意識」みたいなものとも、つながっているようだ。
 
現実の世界で起きている「不幸な現実」は、すべての原因が、自分の潜在意識の中の「過去の記憶」にある。
  
自分の頭痛や腹痛の原因が、自分の記憶にあった。これは、分からないでもない。だが、驚いたことに、他人の病気までがそうだというのだ。

たとえば、足の悪い老婆が、ヒューレン氏に悩みを相談したとする。この場合、老婆の足が悪い原因はなんと、ヒューレン氏の潜在意識の中にある。ヒューレン氏は、それを見つけて、クリーニング(記憶を消去すること)すればいい。そうすれば、老婆の足が悪い原因が消去される。つまり老婆は、足が良くなる。

ホ・オポノポノでは、「すべての責任は自分にある」と言っている。もっとも、これは「私が悪うございました・・・(泣)」というような、日本人的な「反省」とは、大幅にニュアンスが異なる。それは、自分の潜在意識の中に、すべての原因があるということだ。自分がそれをクリーニングしさえすれば、原因が元から断たれて、不幸がなくなる。

自分はもちろん、他人の不幸までも、自分自身のクリーニングによって消すことができる。不幸が続くのは、自分がクリーニングせず、記憶を放置しているのが原因。このため、ホ・オポノポノを体得した者は、すべての責任を100%引き受け、ひたすらクリーニングし続けなければならなくなる・・・。
  
「人間は、カルマを背負って、この世に生まれてくる。カルマを解消することが、人生の目的なのだ」と、しばしば言われる。ここで言う「カルマの解消」も、ヒューレン氏に言わせれば、「過去の記憶のクリーニング」の一環。クリーニングは、人生の目的。人は、このために生まれてくるという。

来日したヒューレン氏は、靖国神社の前を通って、多くの戦没者の霊を見かけた。自縛霊と化した人々も、ヒューレン氏によってクリーニングされたという。
 
さらに、いろんな人から悩みの相談を受けた。相談を受けたヒューレン氏は、前もって原因をクリーニングしておく。実際に相談を受ける頃には、既にクリーニングが終わっている。悩みのタネが元から断たれているので、ホントは、もう相談を受けるまでもない。一応、ポーズとして面談はするらしいのだが・・・。

なんでもかんでも、クリーニングし続ける。それが、ホ・オポノポノを体得した者の宿命。
 
(つづく)