「原始人」といえば、幼少の頃に見たアニメ「はじめ人間ギャートルズ」を連想する。
ナゾの猿人・ドテチンと一緒に、輪切りにした巨大なマンモスの肉をかついだ「はじめ人間ゴン」の姿が、強烈に脳裏に刻み込まれている・・・。
日本人の「原始人」イメージを決定的に焼き付けた作品と言えるだろう。
主人公のゴンよりも、ナゾの猿人・ドテチンの方が印象に残る。
ドテチンは、信じがたい怪力の持ち主。しかも、人間の言葉が分かる。顔はゴリラに似ている。
大昔の地球に登場した、猿人・原人もこんな感じだったのか・・・・。
面白いことに、太古の原人・ネアンデルタール人も、研究者が遺骨を調べた結果、「ものすごい筋肉質で、おそらく怪力の持ち主だっただろう」と言われているらしい。 もっとも、これは厳しい氷河期を乗り切るために、必要な体力だったという説が有力だ。
日本人にとって「原始人」といえばギャートルズの「はじめ人間ゴン」でしょうが、アメリカ人にとって原始時代の原風景になっているのは、映画「恐竜100万年」でしょうな。
原始人と恐竜が戦っているという、創造論者が見たら、泣いて喜びそうな時代考証!!
原始人役のラクウェル・ウェルチは、皮ビキニを着て登場。「今世紀最大のグラマー」と絶賛された。
現在も、「太古の時代、人類と恐竜は共存していた」と主張する人々が後を絶たない。
それには、この映画の影響があると見ていいだろう。映像のパワーは強烈。 美女が恐竜に襲われている姿が、脳裏に刷り込まれる・・・。
このところ、スピリチュアリズムの世界は、ますます「2012年の冬至(12月21日)」一色に塗りこめられてきた観がある。 これは、アースチェンジ、アセンション・・・等、いろいろな名前で呼ばれており、何が起きるかも人によって様々な説があるのだが、「地球に根本的な変化が起きる」ということでは一致している。
ところで、「2012年」はともかく、なぜ「冬至」なのかをご存知だろうか。
冬至というのは、北半球では一年で最も昼が短く、夜が長くなる日である。南半球では逆に、一年で最も昼が長く、夜が短くなる。
それはいいのだが、「冬至」は、地球から見た太陽の位置が、「いて座」と重なる日でもある。もちろん、あくまでも地球の空では、そう見えるという話。「いて座」は、太陽よりも遥か遠くにある・・・・・。
実のところ、この「いて座」は、地球から見て「銀河系の中心」の方角にある。そのため、「いて座」といえば「銀河系の中心」の代名詞だ。
結論を言えば、冬至には、地球から見た太陽の位置が「銀河系の中心」と重なるのである。
つまり、「銀河系の中心 → 太陽 → 地球」が、一直線に整列する日。それが「冬至」なのだ。これは2012年に限らず、毎年そうなる。(*註)
銀河系コアから地球にエネルギーが流れ込むためには、太陽を経由する。どうも、宇宙の仕組ではそうなっているようだ。
では、「2012年」は何を意味するのだろうか。
これについては、「銀河系の中心」のさらに向こう、遥か遠くにある「宇宙の中心」を考えることになる。
「2012年の冬至」は、いつもの冬至とはワケが違う。この日には、「宇宙の中心 → 銀河系の中心 → 太陽 → 地球」という、究極の整列が実現するとウワサされている。
もっとも、これはあくまでも「ウワサ」にすぎない。事実関係を確認しようがない、スピリチュアル情報だからだ。
そもそも、「宇宙の中心」がどこにあるのか、地球人にはまだ特定できていない・・・。
(註 : ただし、銀河中心は、冬至点と厳密に一致するわけではなく、そのすぐ近くにある)。
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