ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

「世界心理治療学会」で発表した小池能里子からのアドバイス

2015年04月08日 | 世界心理治療学会アドバイス
 ☆ プラス自己暗示の効果 
「思考は現実化する」これはナポレオン・ヒルの有名な言葉だが、わたしは
それを信じて自分でも実践していが、またそれが自分のカウンセリング・ルーム
での指導法「能里メソッド」の中の一つである。
 指導中のクライアントには、心の中にマイナスな状態や、ネガティブなことを
できるだけ考えないようにと、初回の指導時にアドバイスしている。
何故なら、不安感が湧き上がってくると、体も緊張し、呼吸も早くなり、何を
やってもうまくいかなくなる。しかし、不安や緊張のすべてが悪いという訳では
ない、不安があるからこそ、万が一のために保険をかけたり、貯金をしたり
食糧などを備蓄したりするからだ。
 また緊張も同じで、緊張をしないために事前に十分用心するために、失敗を
することが少なくなる。そのため、そんな気持ちがある程度は必要かもしれない
などと、ネガティブな感情のすべてが、悪い訳ではないことも詳しく説明する。
 
 そして、突然どうしようもない不安感に襲われる場合には
「気にしない、忘れる、大丈夫」と、できるだけ声を出して、くり返して
自己暗示する事を勧めているが、無論自分でつくったプラス暗示語でもかま
わない。それらの言葉は、頭で考えて、言葉に出すため、それが耳から入る
ので、潜在意識にだんだん刷り込まれていき、気が付いたら、「心の中に安心感
がしっかり住みついている」結果になる場合が大変多い。
 不安感から解放されただけでも、人生が随分変わってくるはずだと思う。
その次の段階は、何か問題が起きたり、新しい物事に立ち向かうときに
「わたしはいつでも運が良いから、絶対に大丈夫だ」
と同じようにくり返すこも大変役立つ。
   
 無意識(潜在意識)を味方につけるのは、強力な自己暗示や、良いイメージ
だが、それらくり返すことが大変効果的に働くのは言うまでもない。
 大脳は同じ言葉のくり返しに大変反応が良いので、もう一人の自分である無意識
(潜在意識)は、必ず水面下からサポートしてくれ、だんだん運が良くなってくる
のは自明の理だ。これは指導の経験だけでなく、自分自身の日常生活の中でも
このプラスの自己暗示をくり返すと、不安なときや、困った時などにも、必ず
事態が好転して、ほとんどの難関は通り抜けてこられたから。
 ことに悲観的、苦労症、内罰的な対応の持ち主の方に、私はぜひぜひお勧め
したいと思っている。
 


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