ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

オリエント急行が126年の歴史を閉じた

2009年12月18日 | Weblog
  ☆二回乗った豪華列車
 わたしは幸せなことに、オリエント急行には二度乗車したことがあった。
一度目は区切りの誕生日を、どうしてもベネチュアで迎えたくて、いろいろな
ツアーを探していたら、5つ星ホテルとオリエント急行に乗る旅があり、親友と
喜び勇んで参加した。それなのに、憧れのベネチュアは、雨だったし、ホテルも
ゴンドラもすべてが、わたしのイメージとはまったく違って、とてもがっかり
して悲しかった。そのため、「このネガティブなイメージを払拭するために、もう
一度絶対にベネチュアへ来る」と、親友にも宣言し心に決めた。
 
それから5年後またくしくも、やはり人生の節目の時に、同じオリエント急行
乗るツアーを見つけ、夫とイタリアへ行った。
その時はビジネスクラスで行き、ベネチュアのホテルは五つ星で素晴らしかった。
お天気も最高に良く、憧れだったベネチュアを十分堪能できた。
オリエント急行も再び乗ったが、最高にドレスアップできたのも嬉しかったし
豪華でムードのある個室も素敵だった。また、食堂車のランチも美味しかった。
ベネチュアからローマまで、わずか4時間の旅だったが、十分楽しめたとても
懐かしい思い出だ。
 あのムードがある、歴史的な国際列車が、時代の流れで無くなるのは、本当
に淋しいことだ。新しいものができると、古いものが淘汰されるのは
世の常かも知れないが……
 昨夜はいろいろな思い出が交錯して、なかなか眠れなかった。




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