2015年7月4日(土) マチネ 東京宝塚劇場 2階 13列 カミテブロック
月組公演。
ロナン・マズリエ=龍真咲、マリー・アントワネット=愛希れいか、シャルル・アルトワ(ルイ16世の弟)=美弥るりか、ジョルジュ・ジャック・ダントン=沙央くらま、カミーユ・デムーラン=凪七瑠海、マクシミリアン・ロベスピエール=珠城りょう、ルイ16世=美城れん、オランプ・デュ・ピュジェ=海乃美月、他。
潤色・演出/小池修一郎、他。指揮=西野淳(にしのさーん、だった)
1780年代後半のフランスでは、栄華を極めたブルボン王朝の支配に陰りが見え始め、重税に喘ぐ民衆らによる暴動が頻発していた。官憲に理不尽に父親を銃殺され土地を奪われたロナンは、いつの日か父の敵を討つことを心に誓い、パリへと向かう。やがて革命家達のたまり場となっていたパレ・ロワイヤルにおいて、デムーラン、ロベスピエール、ダントンらの思想に触れたロナンは、新しい時代の到来に希望を託すようになっていく。
ヴェルサイユ宮殿では、ルイ16世や王妃マリー・アントワネットが、飢えに苦しむ民衆を顧みることなく、華美な生活を続けていた。さらにスウェーデンの将校フェルゼンとの許されぬ恋に身を焦がすアントワネットは、フェルゼンと密会する為パレ・ロワイヤルを訪れる。そこに偶然居合わせたロナンは、アントワネットに随行していた王太子の養育係オランプと運命的な出会いを果たすのだった。二人は次第に惹かれ合うが、対立する立場のロナンとオランプの恋は波乱に満ちたものとなっていく。
一方、革命を阻止しようと画策する王弟アルトワ伯は、密偵を放ち革命家たちの動向を探らせていた。しかし民衆の支持を得た革命家達の理想の炎は次第に激しく燃え広がり、歴史を動かす大きな力となっていく。革命に身を投じたロナンは、1789年7月14日、ついにバスティーユ襲撃に参加するが……。
(あらすじは公式HPより)
友人のゆきさんからチケットを譲っていただき、久しぶりの宝塚劇場へ。2階席は初めて座ったが、傾斜が急で観やすく、ちゃんと銀橋も見えるのね。
フィナーレの大階段の上部が見えなかったりするけど、この見え方でこの値段(3500円!)。なんとコストパフォーマンスの良いことか。
マチネ公演は2階席前方に学生団体(女子高生)。私の後列には何だか解らないけどオヴァちゃんと数人のオヂちゃん団体。何となくイヤな予感がしたら、やはり2幕始めで後列から携帯の着信音はするわ、静かなシーンでイビキが聞こえるわ…
どんなに客席係がラウンドガールのようにお願いしてもダメなのねぇ(-_-)
来年東宝版での上演も決まった「1789」だが、「ベルサイユのばら」+「M.A.(マリー・アントワネット)」+ちょびっと「エリザベート」+なんとなく「ロミオとジュリエット」な感じが ずっと漂っていた。
まぁ私のアタマがだいぶ“腐”で満たされているのは間違いないが(笑)
・「シトワイヤン、銃を持て!」「バスティーユを襲撃しよう!」などのセリフでついつい ベルばら妄想
・ギヨタン伯爵!ここにもいる!ギロチンきたーー(ミニチュアだけどw)
・錠前作りが趣味のルイ16世。イメージはずっと石川禅さん(^_^;)
・アントワネットとルイの息子ルイ・ジョセフ。たしか脊椎カリエスだよね←こんな時にベルばら役立つ。
・ルイ・ジョセフが亡くなって、アントワネットが棺に泣きついてるんだけど、トート閣下はどこにいるのか?と何故か探してしまう自分。
・悪役のルイ16世弟アルトワ伯爵… なのに高嶋兄(オルレアン公)の影がちらつく(笑)
・「テニスコートの誓い」おお、これもたしかベルばらで…(by原作)
とまぁそんな感じですよ…
でもって全体的な感想としては、まず主役のロナンが弱い。平民であるロナン。そして娘役トップはマリー・アントワネット。ほぼ2人は絡まない。
確かにアントワネットは大切な役だけど、この事で2つの主線が出来てしまった。
ロナンとオランプの恋は、いつのまにそんなに発展?
ラストもあっという間にロナンは騎兵隊の銃に撃たれちまうし…
たしかにイケコ先生が好きそうな作品だなぁ、と思ったけど。
ハナシのスジも盛り上がりに欠ける感あり。
群舞シーンが多く、2階席からの眺めは良かった。ナンバーはかなりポップ。耳残りは少ないけどアイドルちっくな雰囲気も。
アントワネット登場シーンは衣装(装置?)スゴイ(ルーレット盤を模した大きなスカートの裾が盆と共に回る)個人的に“松田聖子”を思い出してしまったw
2幕にはボディーパーカッション(というらしい。STOMPかと思うた・笑)も披露。
銀橋、盆、セリの使い方や場面転換は感心するが、転換時カーテン前の演技中、カーテンに年号と場所が映し出されるのだが、カーテン生地が薄いのでユラユラして見づらいのよ~
宝塚独特のセリフ回しが時々ツボりそう(^_^;) それとカミテorシモテに走りながら去っていく際、かならず別の方向にキラリン目線を置いてから行く、というのも…
そして本編で「革命だー」とか言ってたがラストのフィナーレへ突入すると、キラキラの世界が急に展開して、そのギャップに参る(汗)
トリコロールカラーのロケット、男役さん達の群舞、トップ&トップ娘役のデュエットダンス…
エトワールの歌声。大階段にシャンシャンがゆらめき、ミラーボールが回るなか 羽根を背負ったトップさんが降りてくる…
うーんこれぞ宝塚!どんなに切ない終わりの舞台でも このフィナーレがあればこそ、という凄さを感じた。
月組公演。
ロナン・マズリエ=龍真咲、マリー・アントワネット=愛希れいか、シャルル・アルトワ(ルイ16世の弟)=美弥るりか、ジョルジュ・ジャック・ダントン=沙央くらま、カミーユ・デムーラン=凪七瑠海、マクシミリアン・ロベスピエール=珠城りょう、ルイ16世=美城れん、オランプ・デュ・ピュジェ=海乃美月、他。
潤色・演出/小池修一郎、他。指揮=西野淳(にしのさーん、だった)
1780年代後半のフランスでは、栄華を極めたブルボン王朝の支配に陰りが見え始め、重税に喘ぐ民衆らによる暴動が頻発していた。官憲に理不尽に父親を銃殺され土地を奪われたロナンは、いつの日か父の敵を討つことを心に誓い、パリへと向かう。やがて革命家達のたまり場となっていたパレ・ロワイヤルにおいて、デムーラン、ロベスピエール、ダントンらの思想に触れたロナンは、新しい時代の到来に希望を託すようになっていく。
ヴェルサイユ宮殿では、ルイ16世や王妃マリー・アントワネットが、飢えに苦しむ民衆を顧みることなく、華美な生活を続けていた。さらにスウェーデンの将校フェルゼンとの許されぬ恋に身を焦がすアントワネットは、フェルゼンと密会する為パレ・ロワイヤルを訪れる。そこに偶然居合わせたロナンは、アントワネットに随行していた王太子の養育係オランプと運命的な出会いを果たすのだった。二人は次第に惹かれ合うが、対立する立場のロナンとオランプの恋は波乱に満ちたものとなっていく。
一方、革命を阻止しようと画策する王弟アルトワ伯は、密偵を放ち革命家たちの動向を探らせていた。しかし民衆の支持を得た革命家達の理想の炎は次第に激しく燃え広がり、歴史を動かす大きな力となっていく。革命に身を投じたロナンは、1789年7月14日、ついにバスティーユ襲撃に参加するが……。
(あらすじは公式HPより)
友人のゆきさんからチケットを譲っていただき、久しぶりの宝塚劇場へ。2階席は初めて座ったが、傾斜が急で観やすく、ちゃんと銀橋も見えるのね。
フィナーレの大階段の上部が見えなかったりするけど、この見え方でこの値段(3500円!)。なんとコストパフォーマンスの良いことか。
マチネ公演は2階席前方に学生団体(女子高生)。私の後列には何だか解らないけどオヴァちゃんと数人のオヂちゃん団体。何となくイヤな予感がしたら、やはり2幕始めで後列から携帯の着信音はするわ、静かなシーンでイビキが聞こえるわ…
どんなに客席係がラウンドガールのようにお願いしてもダメなのねぇ(-_-)
来年東宝版での上演も決まった「1789」だが、「ベルサイユのばら」+「M.A.(マリー・アントワネット)」+ちょびっと「エリザベート」+なんとなく「ロミオとジュリエット」な感じが ずっと漂っていた。
まぁ私のアタマがだいぶ“腐”で満たされているのは間違いないが(笑)
・「シトワイヤン、銃を持て!」「バスティーユを襲撃しよう!」などのセリフでついつい ベルばら妄想
・ギヨタン伯爵!ここにもいる!ギロチンきたーー(ミニチュアだけどw)
・錠前作りが趣味のルイ16世。イメージはずっと石川禅さん(^_^;)
・アントワネットとルイの息子ルイ・ジョセフ。たしか脊椎カリエスだよね←こんな時にベルばら役立つ。
・ルイ・ジョセフが亡くなって、アントワネットが棺に泣きついてるんだけど、トート閣下はどこにいるのか?と何故か探してしまう自分。
・悪役のルイ16世弟アルトワ伯爵… なのに高嶋兄(オルレアン公)の影がちらつく(笑)
・「テニスコートの誓い」おお、これもたしかベルばらで…(by原作)
とまぁそんな感じですよ…
でもって全体的な感想としては、まず主役のロナンが弱い。平民であるロナン。そして娘役トップはマリー・アントワネット。ほぼ2人は絡まない。
確かにアントワネットは大切な役だけど、この事で2つの主線が出来てしまった。
ロナンとオランプの恋は、いつのまにそんなに発展?
ラストもあっという間にロナンは騎兵隊の銃に撃たれちまうし…
たしかにイケコ先生が好きそうな作品だなぁ、と思ったけど。
ハナシのスジも盛り上がりに欠ける感あり。
群舞シーンが多く、2階席からの眺めは良かった。ナンバーはかなりポップ。耳残りは少ないけどアイドルちっくな雰囲気も。
アントワネット登場シーンは衣装(装置?)スゴイ(ルーレット盤を模した大きなスカートの裾が盆と共に回る)個人的に“松田聖子”を思い出してしまったw
2幕にはボディーパーカッション(というらしい。STOMPかと思うた・笑)も披露。
銀橋、盆、セリの使い方や場面転換は感心するが、転換時カーテン前の演技中、カーテンに年号と場所が映し出されるのだが、カーテン生地が薄いのでユラユラして見づらいのよ~
宝塚独特のセリフ回しが時々ツボりそう(^_^;) それとカミテorシモテに走りながら去っていく際、かならず別の方向にキラリン目線を置いてから行く、というのも…
そして本編で「革命だー」とか言ってたがラストのフィナーレへ突入すると、キラキラの世界が急に展開して、そのギャップに参る(汗)
トリコロールカラーのロケット、男役さん達の群舞、トップ&トップ娘役のデュエットダンス…
エトワールの歌声。大階段にシャンシャンがゆらめき、ミラーボールが回るなか 羽根を背負ったトップさんが降りてくる…
うーんこれぞ宝塚!どんなに切ない終わりの舞台でも このフィナーレがあればこそ、という凄さを感じた。
なんとなく雰囲気がわかります。
オヴァちゃんと数人のオヂちゃん団体・・・・・
私、別の劇場で遭遇してますが
デパートかなんかの友の会の観劇かな、という気がしました。
おしゃべりに袋ガサガサにetc と迷惑このうえない。
寝ててくれた方が助かります。
これからもたくさんのレポ、楽しみにしています
主役のロナンが心配です。
加藤君、タイタニックでも主役だったけど群像劇だからって・・・埋もれてたし・・・
アンサンブルさんと一緒に群舞とか広場に集合してワー!とかのシーンで埋もれないか心配です。。。
私もいろんなシーンで色んな事考えて集中できない自信があるよ~
ヅカ劇場、まだ足を踏み入れたことがありまへん・・・wowwowでしかみたことない・・・
羽根とかシャンシャンとかミラーボールとか目線飛ばしとかすごいパワーありそうですね・・・
トップさんばかりが目立つ、という感じの作品ではなかったですが、今の月組がそういう路線のようですね…
もーね、どこから沸いてくるのか(^_^;)
なぜにこの作品なのか…
とりあえず「たからづか観てみんべか」なのか
絶対ガサガサは有るし
たまにカバンに付けた鈴がチリチリ鳴りまくったり
寝ててくれれば良いけど寝息&イビキは…
シアターゴアーばかりが来る所では無いのですけど、茶の間や映画館とは違うのだと一応認識して欲しいです。
今後もレポは観劇後早いうちにUpしたいと思っております。
これからも宜しく御願いします!
>八女様
東宝版…私もちょっと心配です。
あのまま群像劇なのか、さらに脚色されるのか?
まぁ東宝はフィナーレは無いので、その分本編にチカラが入れられるワケで。
でも人数はあんなに出せないですよね。群衆パワーはヅカの人海戦術がモノを言いましたが。
きっと観に来る人達も、色んな演目がチラつくと思いますw
ヅカ劇場は非日常感が帝劇以上ですよー!
一度はぜひ体験してください!
B席なら3500円ですぜ!
ていうかチケット取れねー(-_-)