2019年5月12日(日) マチネ シアターコクーン 1階 M列 センターブロック カミテより
ハムレット=岡田将生、オフィーリア=黒木華、レアーティーズ=青柳翔、フォーティンブラス=村上虹郎、クローディアス=福井貴一、ポローニアス=山崎一、ガートルード=松雪泰子、ホレイシオ=竪山隼太、亡霊ほか=冨岡弘、ローゼンクランツ=薄平広樹、ギルデンスターン=内田靖子、劇中妃ほか=秋本奈緒美、他。
作=ウィリアム・シェイクスピア、翻訳=河合祥一郎、演出=サイモン・ゴドウィン、美術・衣裳=スートラ・ギルモア、音楽=かみむら周平、他。
何回観てるんだろう「ハムレット」(^_^;)
今回はサイモン・ゴドウィン演出版。
そして岡田将生くんがハムレットって、またチケット取りづらいやつですね…
ぐるぐる回るセットは良かったです。
Yの字みたいになってて、3方向で場面が変わる感じ。中央にはかなり高い塔。
衣装は現代チックで、場面転換時の音楽(かみむら周平氏じゃないすか!)がドラマチックすぎて、2時間サスペンスドラマを見ているような感覚になった。
1幕の終わり方も、最近流行のイイ所で急にCMに入って「続きはCMの後で」のような感じ。
ハムレットが懺悔中のクローディアスを後ろから刺そうとするシーンで終わりになりました…
あ、新しい(^_^;)
全体的に軽めというか…
ハムレットとフォーティンブラス以外が地味っていうかorz
演技はいいけど華って大切だなぁと思うトコロもあり(汗)
そんな中(?)タイトルロールの岡田将生くんは見目麗しいっすね~♪
自殺を図ったことがあるのか手首には包帯が巻かれている岡田ハム(略すなw)
松雪泰子さんとの親子感…(あんまり無いな)
黒木華ちゃんオフィーリア!精神を病み、有名な花を渡すシーンで自分の髪の毛を毟って花に見立て、手渡していく非常にシュールで痛々しい演出になってました…
クローディアス福井さん。もっとアクが強くてもいいかも。それとポローニアスの山崎一さんも(細いからな~。肥ったネズミではないしw)
ホレイシオの堅山くん、レアティーズの青柳くん他初見の俳優さんが沢山。
亡霊登場シーンももう少し重みが欲しい。セリフのテンポが速過ぎるのでは無いだろうか?
まぁ他に観た「ハムレット」の亡霊は平幹二朗さんや國村隼さんだったから(^_^;)
それと意外すぎたロズギル!なんとまぁ夫婦の設定??ギルデンスターンが女性って!(設置が活かされていたかは謎)
フォーティンブラス虹郎くん。赤い衣装 お似合いでした~。やっぱフォーティンブラスにはチカラが無いといけませんてw
そう思うとジョン・ケアード版のハムレットはなかなか凄いなぁと。あのキャスト数だったし、ハムレットとフォーティンブラスが同一のキャスト(=内野さん)だったし!
舞台的にはオフィーリアの葬儀シーンあたりからグッと締まった感あり(@個人的感想)。ラストのフェンシング決闘シーンは本格的で良かったです。
カテコでスキップする岡田くんが可愛かった。