miniな舞台

観劇記録+日記@不定期更新。俳優・内野聖陽さんを勝手に応援中!時々サカナクション。

今後の観劇予定

直近はナシです… コロナめ!

10連休も あっという間

2019年05月06日 18時36分42秒 | その他いろいろ
10日もある~!とか思っていたら、あっという間に終わったw
ホットヨガ6回、片付け、洗濯、衣替え、不要品売却(は~。切ない)、観劇、観光、あとひたすら運転手(^_^;)

さて、明日から通常営業以上に頑張らないといけませんよorz
そして11日にはまたレミ観に行きますよw
初のナビザーブ貸切公演ですよ!なんで今まで無かったのだろう。
もう濱めぐ姐さんのファンテーヌが楽しみすぎて仕方ない!

レミの後は国立科学博物館で開催中の「大哺乳類展」に行く予定です。
八女姐さんがヒンジ萌ぇしているのを横から見るのです♪
12日は久しぶりにシアターコクーンで「ハムレット」ですぅ~
時間があれば三茶に行って「最貧前線」の本チラシ貰って来たい気分なのですが。

なんやかんやで、すぐ6月が来ます…
内野さんの舞台が始まる!!待っていた2年間。
「最貧前線」は水戸と世田谷パブと、大楽の大和公演に行く予定でおります。
「化粧二題」も含め、どこかでお会いできる皆様、お久しぶりになるかと思いますが、よろしくお願いします。
管理人7.5kg痩せました!(笑)

No.605 「良い子はみんなご褒美がもらえる」

2019年05月06日 17時59分26秒 | 2019年の観劇記録
2019年5月4日(土・祝) ソワレ 赤坂ACTシアター 1階 M列 センターブロック ほぼセンター

アレクサンドル・イワノフ(アレクサンドル、と劇中で呼ばれる)=堤真一、アレクサンドル・イワノフ(イワノフ、と劇中で呼ばれる)=橋本良亮(A.B.C-Z)、医者=小手伸也、サーシャ(アレクサンドルの息子。名前はアレクサンドル・イワノフ=父と同じ名前)=シム・ウンギョン、大佐=外山誠二、教師=斉藤由貴、他。
作=トム・ストッパード、作曲=アンドレ・プレヴィン、演出=ウィル・タケット、指揮=ヤニック・パジェ。

舞台はソビエトと思われる独裁国家の精神病院の一室。
誹謗罪でつかまった政治犯の男(アレクサンドル・イワノフ)と、自分はオーケストラを連れているという妄想に囚われた男(アレクサンドル・イワノフ)。
全く異なる状況、立場で同じ精神病院へ送り込まれた二人。
社会から完全にはみ出している人間を、社会はどう扱うのか…?
(あらすじは公式HPより)



英語の原題であるEvery Good Boy Deserves Favourは、五線譜を覚えるための英語の語呂合わせ。一番下からミ(一点ホ)、ソ(一点ト)、シ(一点ロ)、レ(二点ニ)、ファ(二点ヘ)で、この音は英語ではE,G,B,D,F,つまり" Every Good Boy Deserves Favour "と頭文字を覚えれば、どの線にどの音が引っかかるのか譜読みするときにすぐ思い出すことができます。
つまり私たち日本人が√2の値を「ひとよひとよにひとみごろ」と覚えるような言葉遊び、語呂合わせの一環です。
この語呂合わせのように「社会はそういうものだから、従っていればいいのだ」と教え込まれ、そして何の疑問もなく「社会はそういうものだから」と生活をしている自分たちの姿を想像してみてください。
自由な世界に生きているはずが、実はとても不自由なものに感じられるのではないでしょうか。


と、公式HPでも書かれています。
トム・ストッパードの作品は4作品目なのですが(コースト・オブ・ユートピア、アルカディア、ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ)、どれも難解というか理解するのに時間がかかる作品が多い印象です。

舞台上にはフル・オーケストラの皆様がいて、その手前に階段(5段だった!これ、楽譜を表現しているらしいです)シモテとカミテに見張り台のような階段セット。シモテ側手前には医師の診察室。オケの指揮者が軍服を着ていたのにも意味アリ(と思う)

グレーを基調とした囚人(病人?)服。
看守らしきダンサーさんが7人(これ、音階を表現しているらしいです。ううーん。観る前に知っておけば良かった情報が多すぎる!)

自分はオーケストラを連れている、と言い張るイワノフ。一方アレクサンドルは政府に対する反逆で同じ病室(?)監獄(?)に入れられる。
この二人が(いや、アレクサンドルの息子を入れれば三人が)同じ名前なのもミソなんだと思う…

もしかして自分もアタマの中にオーケストラいるかな~とか思う時もあるが(^_^;)
まぁイワノフほどではない。
オーケストラ=社会の秩序の象徴らしい。(「らしい」多いなorz)
和を乱すモノは排除される傾向にある現代だから、この作品を今観るというのも良いのではないかな。
このタイトルの「良い子」も、言うこと聞いて大人しくしてれば…って事だし、「ご褒美」も和にハマっていれば良いこと(?)あるよ~って暗に圧をかけられている感じ。
イワノフの発言に面倒くさくなって、「オーケストラはいる!」と叫んでしまう医師や、その上司である大佐の言うことには何の意見を挟むことが出来ない体勢。
また大佐の登場シーンがねぇ~。白飛びするくらいの神々しい照明と音楽…
「天才」と呼ばれている大佐だけど、結局病院(いや、監獄か?)内でアレクサンドルにハンストで死なれては困るので、とらえどころのない質問を双方にして出してしまうんだな。

サーシャが歌う歌も、音階に意味があるらしく(^_^;)自分は解らなかったけどw
「パパ、言うこと聞いて…楽になるから」とか「お願い、嘘ついて」とパパの意思を曲げてでも出てきて欲しい息子の願い。
堤アレクサンドルの憔悴加減が凄い。
イワノフの橋本くん初見。難解な戯曲でしたが頑張っていました。橋本くん目当てのジャニーズファンも沢山いましたが、こういう作品に触れて、他の演劇にも興味持ってもらえたらいいなぁ~と思います。
小手さんの医師がいいキャラしてますw

ダンスがコンテンポラリーだったし、なんだか観劇後はアタマウニになってました…
ラストでアレクサンドルが見えないオーケストラの指揮台に立った意味とか、色々友と語り合いながら劇場を後にしました。
トム・ストッパードって深いわ~

No.604 「レ・ミゼラブル」

2019年05月06日 17時15分58秒 | 2019年の観劇記録
2019年5月4日(土・祝) マチネ 帝国劇場 2階 F列 シモテブロック シモテ端





ジャン・バルジャン=佐藤隆紀、ジャベール=上原理生、ファンテーヌ=知念里奈、エポニーヌ=屋比久知奈、マリウス=内藤大希、コゼット=生田絵梨花、テナルディエ=斉藤司、マダム・テナルディエ=鈴木ほのか、アンジョルラス=小野田龍之介、ガブローシュ=坂野佑斗、他。
指揮=森亮平。

令和一発目の観劇はレミ。しかも一般参賀の日に重なるなんて運命的(?)でしょうか…
劇場周辺は少しザワついていたものの、劇場内はいつもの感じでしたw

今回の注目はシュガーバルジャン、リオ・ウエハラのジャベ、テナ斉藤さん。
あ、その前に。前回の記念公演の時の感想にも書いたのだが、全体的にタメが少なくて、すぐに次のシーンに移ってしまい、あっという間に終演…という感じ。
それとバリケートは前のが好きだったと改めて思う次第です、はい。

シュガーバルジャン、歌いいです!囚人の時のヅラがアフロパーマみたいで微妙ですが(^_^;)
「彼を帰して」染みたわ~
ラストシーンも染みたわ~
リオジャベが濃い!目が!ずっと見張ってるのか?くらいなメヂカラ!
歌の方は少し癖があるかな~と。
斉藤さんのテナは、まだ硬い。歌は普通に聴けるレベル(また上から目線。さーせん)ですが、動きと表情が硬いです。

他は、すでに知念ファンテはアウトオブ眼中になってて、もういいかな~とか
屋比久ちゃんのエポも癖強め。
内藤くんのマリウスは遠目で観るとうっすら山崎育三郎くんor泉見洋平くんを彷彿とさせるけど、歌声は弱め。
生田ちゃんのコゼット、姉さん女房かw
小野田アンジョ。うう…歌はいいですよ。歌は。
ビジュアルって大事なのね…orz
結婚式のシーンで、舞台奥で白いカツラかぶって小芝居している小野田くんと上原くんばかりチェックする自分でしたw

2階最シモテ端だと、「ラブリィ・レイディ」の時のカモメの声とか、バリケードの銃撃音や、「学生達よ良く聴け~」とか、思わぬ所から音がするので結構びっくりする(笑)