2017年1月29日(日) マチネ 赤坂ACTシアター 1階 M列 カミテブロック カミテ端
ロミオ=古川雄大、ジュリエット=木下晴香、ベンヴォーリオ=馬場徹、マキューシオ=小野賢章、ティボルト=広瀬友祐、死=宮尾俊太郎、キャピュレット夫人=香寿たつき、乳母=シルビア・グラブ、ロレンス神父=坂元健児、モンタギュー卿=阿部裕、モンタギュー夫人=秋園美緒、パリス=川久保拓司、ヴェローナ大公=岸祐二、キャピュレット卿=岡幸二郎、他。
2011年、
No.355、
No.357と観劇してから久々のミュージカル版ロミジュリ。
今回、新演出になるということで期待していたのだが…
うーん。演出は余り「新しさ」を感じなかった。2040年だかの近未来の設定だったようだが、中途半端なんだよね…
台詞は「尼寺に行くわ」とかそのまま。だいたい、その頃はスマホがまだあるのだろうか?ツイッターも?AEDとか。
『「ロミオがいなくなった、探して」送信。』って説明しすぎな感もあり。
幕開きすぐ、死のダンスで始まるのだが、舞台奥には荒廃した街の映像と、銃声が聞こえて、ちょっと蜷川さんを思い出した。
セットは高さがあるパイプ足場みたいなので、LEDの照明がついて若干どぎつい。衣装も何かな~。特にジュリエット登場の衣装(チュールレースのスカートにスタジャン、ソックスにスニーカー)。
2013年の再演時は観ていないので、初の古川雄大ロミオ。このキャストの中ではちょっとお兄さんかな?
ジュリエットの木下さんは、現役高校生とか!また上手な人 見つけてくるよねイケコ先生。
(あ、ラストのウェディングドレスのデザインが まともになってて良かったw)
短報にも書いたけど、マキューシオの小野賢章くんが、チビルド(2001年)だった知って、本当に衝撃的でした。
広瀬くんのティボルト!いやいや、エリザでシュテファン演じてる場合ぢゃないよね~ 次は絶対エルマーか、もっと大きな役演じられる!
こんなにワイルドだったかw
今回タイトルロールよりも(おい)注目なのはアダルトチームですよ♪
キャピュレット夫人は香寿さんだし、モンタギュー夫人は秋園美緒さん(エリザコンビや!)
乳母のシルビアさんもイイ(衣装、というか無理に太った設定にする必要ってあり?それとも原作がそういう指定なのかな)
若干お笑い担当のサカケン兄さん神父(手を合わせる時は、組んだ方がいいんぢゃね)
モンタギュー卿の阿部さんやら、ほのかにジャベール臭(笑)がする岸さんの大公!
濃ゆい岡さんのキャピュレット卿とかね~
特筆は「死」の宮尾俊太郎さんだよー。手がデカい!トレンチコートと中折れ帽が似合うの何の!熱量を感じさせないダンスに目が釘付け。
ねっとりと纏わり付くような「死」でした。
古川くんとのダンスシーンは、もうトート閣下とルドルフにしか見えない腐なオイラ(^_^;)
霊廟のシーンでも上の十字架の所で踊る宮尾さんばっかり見てる、という(ハーネス着けてるな、とかw)
楽曲はこの上なく好きなんだけど。
演出、正統派に戻しませんかね…小池先生?