2014年12月6日(土) マチネ 帝国劇場 1階 S列 46番
ヴォルフガング=井上芳雄、コンスタンツェ=ソニン、ヴァルトシュテッテン男爵夫人=春野寿美礼、アマデ=日浦美菜子、他。
とにかく井上君のヴォルフガングがラストってことで盛り上がっておりますね~
んでもってDVDが発売と!早速予約してきましたよー。劇場で予約する人は現金持っていってねw
今回残念(といっては失礼かも知れないが、初演から観ているモノとしては…)なのはナンネール姉ちゃんが花總まりさんにキャスト替えになったこと。
芳雄ヴォルフ最後は高橋由美子さんが良かったぜいorz
ヴォルフガングの衣装が少し変更になりましたかね?(特に2幕)なにしろ記憶が曖昧ですけど。
コロレド猊下登場シーンが階段から、スライドしつつの平面になりました。階段良かったのにー。山口さんも病気されましたが、快復して良かった良かった。バズーカボイスは若干弱くなった気もしますが、裏地が金色でオモテが赤いマントをバサッと翻すのが似合うお方は、そうはいませんぜ。
馬車シーンは再演される度にどんどんとオモシロシーンに(汗)馬車揺れすぎちゃう?! 「あ、るこ…」ってw
市村さんも入院手術後。息子を想う気持ちがひしひしと伝わってきます。やはり少し抑えめな印象を受けましたが、一日2公演ある時もあるので、お2人方とも大事にして欲しいです。
井上くんは造形が深くなったなぁ、と上から目線(笑) オペラグラスで覗くと、くるくると変わる表情や細かい動きが絶え間なくて、本当のモーツァルトもこんな風だったんじゃないか…と。音楽はどんどん溢れてくるのに上手く表現できなかったり、周りに認めて貰えなかったり、自分とも闘いつつ短い人生を削って燃え尽くしたのかな。
2幕後半の悪夢を見た後からの、何かに取り憑かれたように動き回るシーンは見ていて痛々しかった。
プラター公園の開脚(!)やしなやかなダンスなんかは流石。
ソニンちゃんのコンスが!なんでもっと早くキャスティングしてくれなかったの~~? 少しクセのある歌い方をするけど、表現力が豊かで声量もあり、井上ヴォルフとの絡み具合も良い。特筆は「ダンスはやめられない」こんなにパワフルなコンスは初めてだよー。でもちゃんとヴォルフガングに対する愛情も見えるんだよね。「愛していれば分り合える」の衣装が若干もっさり(笑)だけどスカート可愛い(刺繍が♪)
ヴァルトシュテッテン男爵夫人は香寿たつきさんと春野さんのWキャスト。今回は春野さんでした。高音部分が弱い感も… 私はやっぱり香寿さんの包み込むような歌声が好きですわ~。
花總ナンネールは可もなく不可もなく…(衣装が若干豪華?気のせい??)
アマデの日浦ちゃん。おお今回も美少女ですわー。キリッとしてないとね、アマデは。カテコかわゆす、です♪
セシリアの連れ合い(2幕登場)のトーアバルトがKENTAROさんになった!怖いよーw ヴォルフとコンスがいる部屋に乗り込んできて、「このゴロツキが!」って言うセリフがあるんだけど、トーアバルトの方がどんだけゴロツキなんだよ(笑)とツッコミつつ「サツを呼べ!」のセリフに、さらに“お前の方が逮捕されんじゃんかっ!”とツッコまざるをえない(爆)
吉野さんや阿知波さん他、常連さんは超安定感。はぁぁぁ吉野さん以外のシカネーダーは考えられないぜっ!
この公演はe+の貸切公演だったので、終演後挨拶有り。
ていうかカテコで市村さんが謎のポーズ(どうやらe+と身体で表現したようだが、客席から見ると逆だったw)
そして挨拶カテコで芳雄くんもe+のポーズしてました。
昨日がモーツァルトの誕生日で、明日が芳雄ヴォルフ通算250回公演だそうで、“間に挟まれて何もない”(笑)と井上君の挨拶。
久々の帝劇は落ち着くなぁ~