2014年4月20日(日) マチネ 新国立劇場 オペラパレス 3階 4列 4番
●ファスター
音楽=マシュー・ハインドソン、衣裳=ベックス・アンドリュース、照明=ピーター・マンフォード、振付=ビントレー。
今回初演となる『ファスター』は2012年のロンドン五輪の開催を祝して作られたビントレー振付作品で日本初演となります。タイトルは五輪のモットー「Faster, Higher, Stronger(より速く、より高く、より強く)」に因んでおり、ダンサーが、そのスピード、力強さ、そしてスポーツマンシップを表現します。またダンサーとアスリートたちに共通する精神性に注目した作品でもあります。音楽はビントレー振付作品『E=mc2』を作曲したマシュー・ハインドソン。2012年6月の英国での初演は大きな反響を呼びました。
●カルミナ・ブラーナ
音楽=カール・オルフ、装置・衣裳=フィリップ・プロウズ、照明=ピーター・マンフォード、振付=ビントレー、指揮=ポール・マーフィー、管弦楽=東京フィルハーモニー交響楽団。
ソプラノ=安井陽子、テノール=高橋淳、バリトン=萩原潤、合唱=新国立劇場合唱団。
運命の女神フォルトゥナ=米沢唯、神学生1=奥村康祐、神学生2=福田圭吾、神学生3=福田雄大、恋する女=小野絢子、ローストスワン=本島美和、他。
『カルミナ・ブラーナ』は中世ドイツ世俗歌曲集の世界と英国ポップ・カルチャーを融合させたセンセーショナルなバレエで、新国立劇場で2005年に初演、10年にも上演、大きな話題となりました。オルフ作曲のカンタータにのせて、運命の女神に翻弄される3人の神学生が世俗の欲望に飲み込まれていく様を描いています。ソリスト歌手3名と迫力の合唱によるドラマティックな音楽とビントレーのエネルギッシュで 洒脱な振付との融合は、忘れられない舞台経験を約束します。
ていうか何で急にバレエなんだろ?って感じですが(笑)
バレエを観に行くというよりは、「カルミナ・ブラーナ」をナマで聴きたい!という不純な(?)動機からです。
新国立劇場には中・小共に馴染みがありますが、オペラパレスに入るのは初めて。
なんだか雰囲気が違う… バレエを習っている感じの女の子やら、着物姿やドレスの女性、結構男性も多かったし、外国の方もいらっしゃいました。
ロビーではシャンパンやらオサレな軽食など。
観に来ている人は案外フツーの人が多かったですが。
劇場内は広くてドアが沢山あり、解りづらくて思わず係員さんに聞いてしまったし(^_^;)
オケピが広いな~ ミュージカルとは違ってフルオーケストラが入る大きさ。
「カルミナ」ではこのオケピに合唱団(60人くらいかな?)とソリスト3名が入るんだから、狭いのなんの!
ちゃんとバレエ観るの、実は2回目位なんですわ。
最初の作品「ファスター」はオリンピックがモチーフ。広い舞台を駆け回り、フェンシングやら新体操やらシンクロやらと色々なスポーツ競技が取り上げられています。
バレエといっても様々なスタイルがあるのねぇ。初心者丸出し(少し眠気がw)
そしてカテコで急にブラボーが沢山かかり、おおっ!でした。ミュージカルやストプレだと基本掛け声ナシなのでね。
カテコ自体も結構アツイ。ストプレ見慣れていると、千秋楽かよっ!という位の盛り上がりでした(いつもこんな感じなのでしょうか…)
「ファスター」は40分位。休憩25分をはさんで、いよいよお目当ての「カルミナ・ブラーナ」へ。
運命の女神に弄ばれる神学生たち。衣装も運命の女神=フォルトゥナは赤or黒い超ミニのワンピ、靴はハイヒールという!神学生を色々な遊びにさそうヤロー共はなんかヤンキーちっくな衣装や髪型。女性陣は下に肌色の衣装(ハダカっぽい柄。ワハハ風ではない・笑)をつけた上にスケ感溢れる衣装を。
非常に面白い舞台構成でした。ダンサーの方々の躍動感溢れる踊りと曲が相まって、ワクワクしました。
3階の上の方で、チケット何と4200円と破格(?)
ですが今後オペラパレスには ほぼ行かないだろうなぁ(笑)