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映画『家路』公開初日舞台挨拶

2014年03月01日 22時40分04秒 | ウチノなお仕事

俳優松山ケンイチ(28)が1日、東京・新宿ピカデリーで、映画「家路」(久保田直監督)の初日舞台あいさつに出席した。松山は初日舞台あいさつを行うのは「僕達急行 A列車で行こう」以来2年ぶりということで「映画はホームのように思っていたので、戻ってこられてうれしい」。
撮影のエピソードを聞かれると、内野聖陽とのけんかシーンを挙げ「がたいもいいし、ストイックな方ですから、ホントに殴られたり、首しめられたり、投げ飛ばされたりしたらどうしよう…と。案の定、(内野は)熱が入って、僕は自分の身を守ることで精いっぱいになった。着ているものが全部上に上がって、腹が丸見えになってすごく恥ずかしかった」などと笑わせた。しかし、松山もしゃべりに熱が入り、時間切れ。恐縮しつつも「まだしゃべりたいこと、裏エピソードはいっぱいある」。ほかに田中裕子、安藤サクラが出席。
(日刊スポーツ)

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俳優の松山ケンイチ(28)が主演する映画「家路」(監督久保田直)が1日、封切り初日を迎え、松山のほか、安藤サクラ(28)、内野聖陽(45)、田中裕子(58)らが初日舞台あいさつに登場した。
東日本大震災後の福島を舞台に、故郷を失った家族の再生を描く物語。これまで数多くのテレビドキュメンタリーを手掛けてきた久保田監督の初監督作品で、先月行われた第64回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門に出品され、公式上映され、喝采を浴びた。
映画の舞台あいさつは約2年ぶりとなる松山は「映画をたくさんやってきて、自分としてはホームのように思っているので、こうして初日に帰ってこられて凄くうれしい」と笑顔。「この作品は今を扱った物語で、すごく前向きな作品。そういう作品はすごく大事にしているし、絶対にやりたいと思っているもの。今を生きているからこそ、伝えられるんじゃないかと思っている。福島でもたくさんの出会いがあった。和気あいあいとした現場で、その辺も伝わっていると思う」と作品への思いを続けた。
撮影はオール福島ロケで行われた。松山の母親役を演じた田中は「今思うのは福島への感謝。山積みの問題もある不安な暮らしの中で暮らす福島の方に力を分けてもらった。本当にありがとうございましたと伝えたい」と舞台となった福島への感謝の言葉を繰り返した。
「田んぼでの(兄役の)内野さんとのケンカのシーンがあって、こういうガタイでストイックな方なので、アクション指導の方もいなかったので、殴られたらどうしよう、熱が入って首締められたり、投げ飛ばされたらどうしようって思っていたんです」と兄役の内野にビビっていたことを明かした松山。「実際に内野さんも熱くなってしまったみたいで、気づいたら僕の服が上にめくれて、腹が丸見えになっていたという恥ずかしいことがあった」と苦笑い。さらに「内野さんは方言も凄くて。その土地の独特のテンポまで研究していらして、本当に凄い方だなと」と続けると、内野は「俺ネタやめて」と照れ笑いを見せていた。
(スポニチ)

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俳優の松山ケンイチが1日、主演映画『家路』の初日舞台あいさつに登壇した。松山が出演作の初日舞台あいさつに登壇するのは実に2012年3月公開の映画『僕達急行 A列車で行こう』以来、約2年ぶりということで、この日は「時間が空いてしまったけど、いろいろとさせてもらっている中で映画をホームのように感じているのですごくうれしい」と壇上で頬をほころばせていた。ほかに、田中裕子、安藤サクラ、内野聖陽、久保田直監督も出席した。
松山は「この作品は過去の作品でもないし、リメイクでもないし、『今』を扱った作品。『今』を自分が生きているからこそ、何か伝えられるんじゃないかと思って出演した」と出演に至った経緯を明かすと、福島でのオールロケについては「たくさんの出会いがあって幸せだった。農業指導の方の家でロケをしましたが、そこでいただくご飯も本当においしくて、みんなを笑顔にさせてくれた。現場での一つ一つの出来事がこの作品の大切なエッセンスになっていると思います」ときっぱり。
また、田中も「今、思うのは福島の縁、感謝です。息をするのもつらいかもしれない、いろんな問題がある中で、心を開け、許して迎え入れてもらった。仮設住宅での撮影では、おばちゃんたちが夜の撮影でホカロンを差し入れてくださいましたし、自分の着ているちゃんちゃんこを脱いで、かけてもくださいました。福島の人に逆に力を分けてもらった気分です」としみじみ。安藤も「いろんなことを忘れてしまうほど、その時間が楽しかった」と福島での時間を振り返っていた。
久保田監督は「企画を立ち上げて3年かかりましたけど、こんなに豪華なキャストに出ていただいて、一生の運を使い果たしてしまった気がします」と感謝の気持ちを述べると、「福島で撮影していいのかと自問自答しつつも、何度か福島に通い、圧倒的な自然の美しさやそこで暮らす人たちの姿を見て、絶対ここで撮らなきゃダメだっていうふうに思った」とこだわりの一端を明かしていた。
本作は、「ドキュメンタリーでは描けない福島を描きたい」という監督の熱意の下、震災後の福島を舞台に、故郷を失った家族が再生に向かう姿を描いた作品。
(シネマトゥデイ)

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俳優・松山ケンイチが3月1日、主演映画「家路」が公開された東京・新宿ピカデリーで共演の田中裕子、内野聖陽、安藤サクラ、久保田直監督とともに舞台挨拶に立った。
2012年のNHK大河ドラマ「平清盛」に主演した松山にとって、初日舞台挨拶は約2年ぶり。「すんごい、うれしい気持ちでいっぱい。映画をたくさんやらせてもらって、自分の中ではホームだと思っているので、時間は空きましたが幸せです」と満面の笑みを浮かべた。
東日本大震災による原発事故の影響に翻ろうされる家族の姿を描く同作への出演依頼を受けた際、「過去の話でもなく、時代劇でもない、今を扱った物語。今この瞬間を生きている自分が何かを伝えらえるんじゃないかと思った」と述懐。オール福島ロケで行われた撮影でも、「農業指導の方のお宅をお借りして、その方が昼休憩の時に作ってくれるご飯がすごくおいしかった。愛情をかけて作物を育てている、その味が出ていたんだと思うし、それが映画のエッセンスとして伝わるんじゃないかと思う」とアピールした。
さらに、兄役の内野とのケンカのシーンでは、「こういうガタイの人ですし、しかもストイック。熱が入って首を絞められたり、投げ飛ばされたりしたらどうしようと思って、向かっていくというより、自分の身を守る方に気持ちがいってしまった」と告白。母親役の田中との田植えのシーンでは、「手でやるのがすごく大事で、自然と人が通じ合っている瞬間は人間にとって一番幸せな姿。それを家族とできる喜びを感じた」と一気に話した。
そのため、他の登壇者の持ち時間がほとんどなくなってしまい、「あれ? 僕で終わり? すいません」と照れ笑い。それでも、写真撮影後にそれぞれに挨拶の時間があり、安藤は「やっと話せた。内野さんとの、あの濃厚なラブシーンがねえ(本編ではカット)。すごく体がいいし、何とも言えない、いい匂いがした」と暴露。内野も苦笑いしながら「加齢臭じゃなくて良かった」と安どの表情を浮かべていた。
「家路」は、原発事故によって故郷を追われ仮説住宅で暮らす一家のもとに、東京に出ていた弟が帰省してくることによって起こる波紋、そして未来への希望を見いだしていく姿を描く人間ドラマで、今年2月のベルリン国際映画祭でも上映された。この日は全国20スクリーンで封切られ、「まだまだ話したいことはいっぱいある」という松山は田中、久保田監督とともに、福島・ポレポレいわきでの舞台挨拶に向かった。
(映画.com)

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3月1日、松山ケンイチが主演を務める『家路』の初日舞台挨拶が行われ、松山を始め内野聖陽、田中裕子、安藤サクラ、久保田直監督が登壇。約2年ぶりの初日舞台挨拶となった松山が「この作品は『今』を扱った物語。自分が『今』を生きているからこそ、なにか伝えられると思う。そういう作品に出会えたことに感謝したい」と笑顔を見せると、会場はあたたかな拍手に包まれた。
ベルリン国際映画祭での好評も記憶に新しい『家路』は、東日本大震災後、故郷に20年ぶりに帰ってきた主人公と、悲しみの淵から希望に向かう家族の姿を描いた作品。久保田監督は「ドキュメンタリーでは描けない福島を」との思いで本作の製作に挑み、「企画を立ち上げて3年かかった。福島で撮っていいのだろうかという思いもありましたし、何度も挫折しそうな時がありました。無事初日を迎えられて感無量です」と安堵の表情を浮かべた。
オール福島ロケで撮影された本作だが、田中が「いま思うのは福島への感謝。不安な日々のなかで暮らす福島のたくさんの人に力を分けてもらいました。ありがとうと伝えたいです」と口を開くと、安藤も「いろんなことを忘れてしまうほど、現場での時間が楽しかったです」と感謝を述べた。
劇中ではそれぞれに葛藤を秘めた家族を演じた面々だが、この日は和気あいあいと仲の良さを見せつけ、松山が「田んぼで(兄役の)内野さんとケンカするシーンがあって、こういうガタイだしストイックな方なので、熱が入って本当に首をしめられたり投げ飛ばされたりしたらどうしようと思っていたんですが、案の定…」と次々裏エピソードを明かすと、内野が「俺ネタはやめて(笑)!」とツッコミを入れるひと幕も。農業指導の秋元氏との思い出など、「現場での出来事が作品のエッセンスになっている」と話は尽きず、あっという間にタイムオーバー。「まだまだ言いたいことはありますが、今日はこの辺にしておきます!」と、本作に思い入れたっぷりの様子をにじませていた。
また、この日会場で流れていた主題歌「アイニユケル」は、久保田監督の熱望により小林武史がこの映画のために書き下ろした楽曲。劇中ではエンドロールに流れ、Salyuの決意に満ちたのびやかな歌声が本作の「希望」というテーマを押し上げている。PVは映画の内容に合わせて福島・南相馬市にて撮影されたもので、この映画にかかわる人々の「福島の風景」を映しだすことへの思いの強さが伺える。
今年ソロデビュー10週年を迎えたSalyuは、2001年に映画『リリイ・シュシュのすべて』でLily Chou-Chouのボーカルを務めて以降、キャリアの節目ごとに、主題歌という役割以上に映画とリンクした楽曲を贈ってきた。彼女が「小林武史さんとの制作はもう約15年ほど続けさせていただいていますが、具体的な意思を持つ言葉がタイトルと成った作品を頂くのは、これが初めて」と語るとおり、なかでも映画『家路』と「アイニユケル」が特別な関係であることがわかる。
そんなラストシーンについて、内野は「福島の話でありながら、世界中どこでも通用する話になっていると思う。観たあとになにかしら持ち帰っていただけたら」と語ると、松山も「ものすごく前向きな作品。観ているかたがたにもその想い、届くと思います」と力強く口にした。
(Movie Walker)

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俳優、松山ケンイチ(28)が1日、東京・新宿ピカデリーで、主演映画「家路」(久保田直監督)の初日舞台あいさつに出席。初日に立つのは2年ぶりで、「映画は(自分の)ホームのように感じているので、すんごくうれしい」と感慨深げ。
壇上では、兄役の内野聖陽(45)とケンカする場面の裏話を披露。「(内野は)こういうガタイでストイックな方なので、本当に殴られ、投げ飛ばされたらどうしようと思ったら、案の定、(撮影で内野の)熱が入って…」と振り返り、「僕は自分の身を守ることで精いっぱい。気づいたら僕の服が上にめくれて、腹が丸見えになってました」と苦笑い。内野は「パンツまで見えてたよね」と笑わせた。
(サンケイスポーツ)

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はい、ということで(^_^;)
映画「家路」の公開初日舞台挨拶に行ってまいりました。
映画の日ということもあってか、新宿ピカデリーは早くも混雑気味でした。

上映後約10分後に、マスコミ各社が入ってきまして、司会のミンシルさんが登場して挨拶が始まりました。
写真は上の各社さんのをご覧いただき(笑)挨拶内容も上記な感じでございますw

いやぁ(*^_^*) ナマはええのー。
内野さんは精悍な感じで素敵でございました。

1回目の挨拶では松山くんが熱く語ったので他の方の挨拶が慌ただしくなってしまうという…
あ、それとですね。マイクは1人1本あげようよ!!
安藤サクラちゃんはずっと持ってるし(マイクコードをぐるぐる巻いたりして、手持ちぶさたか?)、内野さんの所のマイクも余り動かず(^_^;)
松山くん・田中さん・久保田監督の3人で1本のマイクを回していたのが多かったような。

松山くんは内野さんのストイックさ、方言への取り組みに「凄い!」を連発してました。
役者バカだからねー。うん。
田中裕子さんの言葉も染みましたね。
他の共演者の挨拶もそうでしたが、撮影に関わって下さった福島の方々への感謝の言葉が沢山溢れていました。

安藤サクラちゃんが面白くてw 言葉が上手く表現できないと、ボディランゲージで手が動きまくってました。それを眺める他の人々…って感じ。
発言一つ一つもなかなか個性的でした。
1日目の時に、内野さんとの車中ラブシーンで、「内野さん脱ぐと凄くて、汗凄いのに いい匂いがしてたんですよ!」と言うと、我々内野ファンの妄想が暴走(笑)
ど、どんな匂いなんだ!! 嗅いでみたいぜー。

続く2回目(2回見ちゃいました)では上演前の挨拶ということもあって、ネタバレ気味なものは無かったです。
またここで安藤サクラ発言が暴走w 松山くんと内野さんは「動物っぽい」しかも「頂点にいる」けど「2人とも別の動物って感じ」と。うん、何となく理解できる…かも。

内野さんも黒いハンカチ(タオルかな?)で汗を拭き拭きしてました。それを「ふふ」って感じで見つめるサクラちゃんの顔も印象的。

肝心の映画の感想をば。
娯楽映画ではありません。ハデなシーンもありません。淡々と描いています。
福島の自然は美しく、静かに胸が熱くなります。

誰もいない故郷へ帰ってきた次郎。突然出会った同級生の北村と一緒に、バイクで町中へ向かう道中。
あの日の前まで、普通に暮らしてきた人々の営みがそのままに、封印されたように残っている商店街。
愛情を込めて育てられた稲の苗。
少しボケてきた母と2人で向かう家への道。
雨が降る中の田植え。ただ風の音と、鳥の鳴き声だけ。
閉鎖的な町で、父の体面の為や家を継ぐこと、田畑を守ること――
兄弟と母・登美子はどこの地方でもありうる家族像かも知れません。

登美子を演じた田中裕子さん、流石の演技力。何の特徴も無い家々が並ぶ仮設住宅で、自分の家が何処なのか分からなくなってしまうシーン。孫娘も見失って、必死に探す。やがて見つかって魂が抜けたように安心する表情が記憶に残っています。
総一の妻・美佐のサクラちゃんはある意味達観してるかも。嫁姑関係が悪くなくて良かった(^_^;)
内野さん演じる総一の閉塞感。やり場のなさ。弟への嫉妬。父への確執。義母との関係性。妻への愛とヤキモチ。色々な面を繊細かつリアリティ溢れる演技で演じていました。オクラホマミキサーが踊りたいぜw
松山くんは自然体ですねー。次郎もまた達観しているなあ。そういう人は強い。
彼と母なら 静かに自給自足で暮らしていけるだろうなぁというラストでした。

また皆さん方言が凄くて。時々聞き取れない事も。思わず下にテロップ欲しいわーと思いました(^_^;)
ご飯(白飯・お漬け物・味噌汁)がとっても食べたくなります。ロウソクの灯り一本で、暗がりの中黙々と食事のシーンがあるのですけど、美味しそうなんだわ!!

いい映画です。
沢山の人に見ていただきたいと今日の挨拶でも皆さんおっしゃっていたので、こんな片隅のブロガーも協力を惜しみませんですよ!