2013年12月22日(日) マチネ 日生劇場 2階 F列 15番
エドモン・ダンテス/モンテクリスト伯=石丸幹二、メルセデス=花總まり、モンデゴ=岡本健一、ヴィルフォール=石川禅、ダングラール= 坂元健児、女海賊ルイザ=彩吹真央、ファリア神父=村井國夫、船主モレル=林アキラ、ジャコポ=岸祐二、アルベール=大川勇、ヴァランティーヌ=ジェイミー夏樹、他。
原作=アレクサンドル・デュマ、脚本・歌詞=ジャック・マーフィ、音楽=フランク・ワイルドホーン、演出=山田和也、指揮=西野淳。
19世紀初頭、フランス皇帝ナポレオンがエルバ島に流された頃。
港町マルセイユで育った航海士エドモン・ダンテスは瀕死の船長を救うためエルバ島へ上陸する。
だが、それは宿命的な上陸だった。
マルセイユでは、今まさにエドモンと婚約者のメルセデスが婚約披露宴を行っていた。
メルセデスの従兄であるフェルナン・モンデゴは、エドモンの友だったが彼を憎んでいた。
モンデゴはメルセデスを手に入れるため、会計士のダングラールと共謀し、エドモンを罠にはめる。
検事のヴィルフォールは、ナポレオンの手紙の相手が自らの父と知り、謀反罪をでっち上げ、エドモンを獄に幽閉する。
牢獄でエドモンは、無実の罪で投獄されていたファリア神父に出会い、脱獄の機会を共に狙う。
そして、財宝を手に入れたエドモンはモンテ・クリスト伯と名乗り、復讐を開始するが…。
(あらすじは公式HPより)
「モンテ・クリスト伯」がミュージカルに!って聴いた時、ぜひ内野さんにダンテス/モンテ・クリスト伯を!!と勝手に熱望していましたが、石丸さんでしたorz
でもねー。実際にこの作品を観て。ストーリーが薄くなってしまって、せっかくの壮大な物語が活かしきれていないので、内野さんじゃなくて良かった、と思ったのも事実。ですが。ぜひとも内野さんにマントを着ていただくような役をやってほしい!と石丸さんがマントを翻すたびに思ってしまった腐なアタマです(笑)
やはりミュージカルとなるとナンバーがあるわけで、色々な話題を詰め込むわけにはいなくなる。
ダンテスとメルセデスの婚約パーティーとか長すぎる!ルイザが女海賊になっちゃってる!!ヴァランティーヌのソロって要るの?とか(爆)
んーでも悪役三人衆(モンテゴ&ヴィルフォール&ダングラール)のノリノリ悪役キャラっぷりは歌声も力強くて良かったです!
これぞワイルドホーンという曲調もあり、石丸さんだからか時々「ジキル&ハイド」っぽいようなw
だいたい伯爵、ついさっきまで復讐だ!!と叫んでいたのに2幕後半はモンテゴに「復讐は良く無い、何も生まない」って言うなよ!
メルセデスも何故にエドモンと?ハッピーエンド??
ファリア神父の登場シーンは少し笑い担当…になってました。
ジャコポの岸さんが何気に活躍。
影コーラスが分厚くて聞き応えあり。
やたらグルグル回るセットと、暗転多し。映像使いもあり(2階席からは少々見づらい)
石丸さんも「半沢直樹」で知ったヒトが舞台観に来たら驚くんだろうなぁ。
そう言えばこの作品…『倍返しだ!』状態じゃね?
花總まりさん!いつ以来なんだろう。拝見するのは。まだ衣装は自前なんだろうか…(謎)
カテコで石丸さんが投げキスして客席が盛り上がっておりました。
久々の日生劇場。なぜか安心するw
ホワイエの天井って、あんな素材だったのか記憶が薄れています…