miniな舞台

観劇記録+日記@不定期更新。俳優・内野聖陽さんを勝手に応援中!時々サカナクション。

今後の観劇予定

直近はナシです… コロナめ!

TW+deep sea(どんな組合せ?)

2013年07月07日 22時21分08秒 | その他いろいろ
世田谷パブリックに行ったので、「TRUE WEST」のチラシがあるかな~と思っておりましたら。
入場時に貰うチラシ束にも無いし、ラックにも無くて。
でも2階ロビーのラックに1枚だけ かろうじてありました。
仮チラシですけど。


はやく本チラシ欲しいなぁ~
なんて思ってたら、早くも ぴあで最速先行が始まったぞい!

※いつのまにか演目の「(仮)」がなくなってた~

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

結局観劇前に新宿に行きまして、コニカミノルタプラザで開催中の「超・深海展」に行きました。
無料ですので、そんなに期待して無かったです、はい。
まぁあんなモノでしょうか。無料ですから。
懐中電灯を片手に暗闇の中を進み、壁のパネル写真を照らして、若干萌えました(笑)
しんかい6500の模型やら、深海生物の標本とか、それと場内で流れていた映像が!やっぱりDVD買ってくれば良かったかな~

でもこの本買ってしまったわ。


今日はしょこたんこと中川翔子ちゃんのトークショーがあるっていうので、しょこたんファンの人がチラホラおりました。

あとは科博の「深海展」にいつ行くかですね… 今でしょ!(^_^;)
めちゃ混みらしいじゃないですか~
グッズ売り場の原寸大ダイオウイカぬいぐるみがツイッター等で評判のようです。20万円ですと!

こんなに深海ファンがいたのかね…
チミ達は「にわか」ファンかね…
NHKでダイオウイカの放送があったからかね…
と 問いたいorz

No.419 「ドレッサー」

2013年07月07日 21時46分12秒 | 過去の観劇記録
2013年7月7日(日) マチネ 世田谷パブリックシアター 1階 P列 32番

座長=橋爪功、ノーマン=大泉洋、夫人=秋山奈津子、アイリーン=平岩紙、オクセンビー=梶原善、マッジ=銀粉蝶、ジェフリー・ソーントン=浅野和之、劇団員=本多遼、長友郁真。
作=ロナルド・ハーウッド、演出=三谷幸喜。

第2次世界大戦下の英国。空襲が激しさを増す中、とあるシェイクスピア劇団の楽屋では、「サー」と呼ばれる老座長(橋爪功)が、折からの空襲と戦時下の心労で心神喪失気味……。
その上、戦時下にあっては、若い俳優もいなくなり、手持ちのコマはわずかな人数の厄介者揃い。
座長夫人(秋山菜津子)やベテラン舞台監督(銀粉蝶)は公演中止を主張するが、長年「サー」に献身的に仕えてきた付き人・ノーマン(大泉洋)は、今夜の演目『リア王』を何とか開幕させようと、甲斐甲斐しく「サー」の世話をやきながら、叱咤したり、なだめたり、激励したり、と奮闘努力を惜しまない。
果たして、今夜の舞台の幕は上がるのだろうか?!ノーマンは「サー」を舞台に送り出せるのか?!
(あらすじは公式HPより)

久々の世田谷パブリック。カミテのハジの席だったけど後ろだったので良く見えた。
2幕、約2時間40分(休憩15分)。

セットはサーの楽屋が主で、ときどき舞台裏になる。楽屋の後ろには廊下があって、そこを浅野さん演じるジェフリーが行ったり来たりするだけで何だかおかしいw
それと赤いベルベットのカーテンが、とっても良い雰囲気を出していた。

橋爪さんの舞台は初見だけど、まず登場してすぐの、あの下着姿が(爆)なんかカワイイ(笑)
ラクダ色のロンパースみたいなww
なのにリア王を演ずるべくメイクをし、ヒゲとカツラを付け、ロンドンブーツな上げ底靴を履き、衣装を身に纏うと、そこには威風堂々たるリア王が出現する!これはこれは。秋山さん演じるコーデリアとの、何とサマになることよ!マヂで橋爪さんのリア王観たい、と思った。
ていうかリア王なのに顔を黒塗りにしてオセローかよっ!っていうシーンがあったり、まぁ他のシェイクスピアの台詞がちりばめられていて、芝居好き(シェイクスピア好き?)には堪らないかも。

戦時中で思うように芝居も出来ず、自分も老境にさしかかりスランプのサー。
わがまま気まま… 妻にあたり、付き人兼衣装係のノーマンにあたり、はては公演中止か?という寸前。
やっとのコトで幕が開いたものの、登場シーンで中々出ていかないで、観ているこちらも何故か気を揉む(開演なんて だいたい5分押しは当たり前だしなー)
お客が数人でも、解ってくれる人が1人いればいい… なんかそういう台詞にグッとくる。
またこの劇中劇「リア王」が結構豪華で。声の出演だけだけど、段田安則さん・高橋克実さん・八嶋智人さんだよ♪
2幕後半の、リア王終演後のシーンは切ないなー。でもさー。ノーマンのこと、少しでもどこかに書いておいて欲しかった。
ああいう人生の終わり方、憧れる(はた迷惑だけどw)

大泉さんのノーマンは、複雑な心境を見事に演じきった。それとスゴイ量の台詞。
サーのこと、メンドクサイ、わがままな老人と思う一方、俳優として尊敬していて、サーのお世話をすることが自分の生き甲斐で。
彼が「自分の友人の話ですが…」とサーに話すのだけど、この“友人”って自分のコトだよね~。

秋山さん演じるサーの妻も、正妻の立場には無いという まぁ良くある(?)感じですが、なんやかんや言っても愛してる、のかな。
それと平岩紙ちゃんカワユシ! サーがまた、アイリーンに色目使ったりして、このイケズ…(^_^;) アイリーンの方もサーを踏み台にしようと野心があったみたいだけど。あわよくば自分が夫人の立場に…って感じで。
梶原さんのオクセンビーは反政府主義なのかな? サーとはちょっと距離があるみたいだけど、困っていると演劇人の血が騒いで、ついつい雷の効果音を担当してしまう。
マッジの銀粉蝶さん、キリリとした舞台監督でした。若い頃はサーに ほのかな恋心♪(ていうかサーは気が多いのね)
ジェフリーの浅野さん!またオイシイ役を(笑)ビール コップ半分で酔っぱらうんですか(^_^;) 「リア王」の道化役、なかなかでした。

1幕最後のノーマンの挨拶。さらに2幕中盤のサーのカーテンコールなどは赤い緞帳を降ろして幕前で演じて、我々観客が劇中劇の本当の観客のような趣向がこらしてありました。