miniな舞台

観劇記録+日記@不定期更新。俳優・内野聖陽さんを勝手に応援中!時々サカナクション。

今後の観劇予定

直近はナシです… コロナめ!

まったく、どんな扱い!

2012年07月02日 22時42分02秒 | ウチノなお仕事
昨日のシルシルミシルさんデー。
2時間スペシャルのワリにスタジオ部分が少なくて、うーん(^_^;)でした。ワイプ画面はいちいち可愛かったけどw


↑レモンスカッシュのゼリー、うま!


↑噛んで食べるタイプのミルキー試食。コメントしましょうねw
 

↑あれ… もう終わりっすか。これ番宣になっているのかorz

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

そして今日のテレ朝ワイドショー達。
もう!ノブりんの話題はいいからっっ! 自局の映画なんだから「臨場 劇場版」の話題をもっと出せぇっっ!
しかもノブりんの去り際にレポーターがアレな質問してたなんて全然知らんかったorz






↑3番組録画して5分に満たないってどういうこと~!
ぷんぷん。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

気分悪い(笑)から昨日のスポーツ報知の記事をUpしておこう。
クリックすると大きくなります。


ふぅ。と思ったら流会員限定の素敵な写真に癒されるw
割○着があんなに似合う男はそうそう居ないよん!

No.388 「コクーン歌舞伎 天日坊」

2012年07月02日 22時14分31秒 | 過去の観劇記録
2012年7月1日(日) ヒルの部 シアターコクーン 1階 O列 1番

法策 後に天日坊=中村勘九郎、人丸お六=中村七之助、猫間光義=市村萬次郎、お三婆/赤星大八=片岡亀蔵、北條時貞=坂東巳之助、傾城高窓太夫=坂東新悟、越前の平蔵=近藤公園、観音院/鳴澤隼人=真那胡敬二、久助=白井晃、地雷太郎=中村獅童、他。
原作=河竹黙阿弥「五十三次天日坊」、脚本=宮藤官九郎、演出・美術=串田和美。

鎌倉時代。木曽義仲が将軍・源頼朝の命令によって討たれた後、都で化け猫騒動が起こる。義仲に娘を嫁がせていた猫間中納言が謀反の疑いを掛けられ自害、その怨霊が帝の愛猫に乗り移っていたのだ。北条時貞と修験者・観音院の力で化け猫は退治された。観音院の弟子、法策は「生き延びよ」という化け猫の不思議な一言を聞く。法策はふとしたことから、飯炊きのお三婆さんの死んだ孫が将軍・頼朝のご落胤であることを知った。証拠の品は頼朝自筆の御書と三条小鍛冶の短刀。拾われた子であり、身元も知れず、親族もいない法策は、ご落胤になりすますことを決意し、お三を殺して証拠の品を奪う。悪事を重ねながら鎌倉へ向かう途中、盗賊・地雷太郎やその女房で女盗賊のお六たち一味と出会い、殺されそうになるが、開き直って、自分の素性と企みを明かし、加担しないかと持ちかける。その時、お六が法策の本当の素性を見抜いた。驚く法策だが、その素性ゆえに盗賊たちも結束し、法策は天日坊と名を変えて、一同は、鎌倉へ乗り込むのだった――
(あらすじはシアターコクーンHPより)

6回目かな(?)のコクーン歌舞伎は145年ぶりとかの天日坊であります!
そして脚本がクドカンですよ。こりゃ観に行かなければ、と。
あの歌舞伎座の迷(?)作、「大江戸りびんぐでっど」のアウェー感… いまだ記憶に残っていますが、やはり渋谷・コクーン歌舞伎となれば話は別。なんだなんだこの面白さ!
キャストも若手中心で、主役は襲名したばかりの勘九郎くん(なんか違和感が・笑)。現代劇組の近藤公園さん、真那胡さん、白井さんらとタッグを組んで非常に良い舞台でした。
セットは小さな小屋組(能舞台っぽい)のが3つほど、黒子さんによって出たり入ったり移動したりしながら、キャストの衣装がこれでもか!とボリューミーで、そのオモチャのような絵面も興味深かったし、音楽がトランペットやエレキギターなどで、立ち回りにはツケ打ちも入りながら異種格闘技というか、ちょっぴり南米な乾きも入れつつ(串田さん演出の「十二夜」を彷彿とさせた)歌舞伎との違和感なし。

「自分は誰なのか」というアイデンティティーを探し求める、孤児の法策の物語。
そりゃあんな風におババに言われたら、ねぇ(笑)→お三婆・亀蔵さん怪演ww
勘九郎くん、ますます声も顔もお父さんに似てきたなぁ。若いから動けるよな~ 若いっていいよな~(汗)
主要キャストは皆、歌舞伎でお馴染みの「実ハ」ばっかりで、本当は誰なんだよ~!と軽い突っ込みを入れたくなるし、源氏だの平家だの木曾義仲だの、“あれ、誰と誰が仲間だったかな~”みたいなw
三津五郎さんの息子さん・巳之助さんの、KYキャラもハマっていた♪
近藤公園さん・真那胡さんも馴染んでたな~。
白井さん最初解らなかった(だって首回り中心にすごいアンコ巻いてるし!)
獅童くん、ガキ大将っぽいw(本家歌舞伎だとちょと…な感じも、コクーン歌舞伎ならバッチリね)

ラストの大立ち回り、セットも何もなくて、黒い壁に黒子さん、奥にはやはり黒子の衣装を着た8人のトランペッター。
なんかCGかアニメを観ているような気分になり、見逃すまいと まばたきするのが惜しい。

セリフにもクドカンらしく「まぢかよ!?」「キターーー」「遅刻」なんて現代語も沢山。

こちらも沢山の立ち見客。
うん、これなら納得。

こういう作品に出会えるから観劇って止められなくなるんだよな~(笑)

No.387 「薮原検校」

2012年07月02日 21時58分51秒 | 過去の観劇記録
2012年6月30日(土) ソワレ 世田谷パブリックシアター 1階 I列 5番

野村萬斎、秋山菜津子、浅野和之、小日向文世、熊谷真実、山内圭哉、たかお鷹、大鷹明良、津田真澄、山崎薫。
ギター=千葉伸彦。
原作=井上ひさし、演出=栗山民也。

「おれはもっともっとやりてえことがあるんだ。この世の中を登れるところまで登ってみてえのさ。…盲がどこまで勝ち進めるか、賭けてみるんだ。悪いがおめえが邪魔なんだよっ!」
親の因果で盲に生まれたその男、盗み、脅し、殺人、悪の限りを尽くし、エドの盲人にとっての最高位、検校にまで登りつめた。これは稀代の大悪党、杉の市のちの二代目薮原検校の一代記。
(あらすじはこまつ座HPより)

前に蜷川幸雄演出・古田新太主演版で観劇して以来の薮原検校。
前楽ソワレということもあって、立ち見も沢山出て大盛況だった。
ひとりの女性客が、笑いのタイミングが皆よりズレていて、しかも結構大きな声で「やめろよ~」とか言っていて、萬斎さんの近しい人なのか凄いファンなのか知れないが、少し興ざめ。

栗山演出の方がスタイリッシュと言おうか。確かに猥雑でグロいのだけれども、蜷川さんとはまた違う表現で、世田パブの舞台の方が狭いのもあったのか、とてもコンパクトにまとまっていたと思う。

萬斎さん、こんな役も出来るんですね~! いやもう「早物語」の凄いこと! 森進一のパロも含め(笑)身体能力も素晴らしいので、いろいろな姿勢やら動きやらで存分に楽しみましたです。杉の市の髪型って地毛ですかね…(オペラ使わなかったので解らなかった)
主に語りの浅野さん演じる盲太夫… これまた軽妙で良し。2幕半ば、ギターの千葉さんとシモテ側でおにぎり食べてましたw
小日向さんも流石ですね。塙保己一の飄々とした雰囲気も良かったし、1幕前半 杉の市の父親役(魚が!!)とか歌もありーの!
熊谷さん、山内さん、たかおさん、大鷹さん等 こまつ座の常連組も安定感あり。

ギター千葉さんの演奏も見事だった(蜷川さんの時よりは三味線ぽく聞こえなかったけど…)