miniな舞台

観劇記録+日記@不定期更新。俳優・内野聖陽さんを勝手に応援中!時々サカナクション。

今後の観劇予定

直近はナシです… コロナめ!

No.296 「パイレート・クィーン」

2009年12月21日 23時29分41秒 | 過去の観劇記録
2009年12月19日(土) マチネ 帝劇 1階 U列 28番

グレイス・オマリー=保坂知寿、ティアナン=山口祐一郎、エリザベス一世=涼風真世、ビンガム卿=石川禅、ドーナル=宮川浩、ドゥブダラ=今井清隆、他。
脚本=アラン・ブーブリル、クロード=ミッシェル・シェーンベルク、リチャード・モルトビーJr.。音楽=クロード=ミッシェル・シェーンベルク。歌詞=アラン・ブーブリル、リチャード・モルトビーJr.、ジョン・デンプセイ。
翻訳=吉田美枝、訳詞=竜真知子、演出=山田和也、指揮=山口也、他。

16世紀、アイルランドは隣国イングランドの属州に取り入れられ、各部族の争いが続いていた
グレイス・オマリー(保坂知寿)は、族長ドゥブダラ(今井清隆)の愛娘であり、自分も父のように船に乗って大海原に出ることを幼い頃から夢見ていた。そんなある日、一族の新しい軍船『海賊の女王』号の処女航海で、イングランドの戦艦との戦いとなる。船に紛れ込んでいたグレイスは、恋人ティアナン(山口祐一郎)と共に勇敢に戦う。その勇猛さとリーダーシップは海賊たちの尊敬と崇拝を集めこととなる。
一方イングランドは、女王エリザベス一世(涼風真世)の治世。居並ぶ臣下たちは、女王に忠誠を誓い、崇めた。アイルランドの完全征服の使命を受けて、ビンガム卿(石川禅)はアイルランドの地に赴く。
時を同じくして、イングランドの圧政に対して、オマリー一族と仇敵のオフハラティ一族は、娘と息子(グレイスとドーナル)の婚儀で和を図ろうとした。しかしそれは、グレイスにとって、ティアナンとの恋を諦めることを意味した。夫となったドーナル(宮川浩)は、二つの部族を治める野望を抱いていたが、戦いで傷を負い、瀕死のドゥブダラが一族の王に指名したのは、グレイスであった。
時が過ぎ、グレイスは船上で男の子を出産する。グレイスは歌う、「お前は希望、お前は祈り」と。その時、イングランドの軍艦が迫る。降伏しようとするドーナルに対し、グレイスは剣を取って立ち上がる。味方は大いに士気が上がり、ついに撃退する。方やドーナルはビンガム卿に接近し、イングランド兵を使いグレイスを捕獲し、子供を連れ去ろうとする。子供はティアナンが救出したが、グレイスは囚われの身となる。
ティアナンは、ビンガム卿を通して、エリザベス女王に自分の命と引き換えに、グレイスの釈放を請願する。「愛する息子の元に、母親を返してほしい」と。獄につながれても、未だに我を女王と崇めないグレイスの心の支えは、一人の男と息子だったのか?「私に無くて、彼女にあるのは何?」とエリザベスは自問する。ティアナンの請願は認められ、グレイスは解放される。
息子との再会の喜びも束の間、荒れ果てた故郷を目の当たりにするグレイスは、船に乗りこみテムズ川を上る。女王エリザベスのいるロンドンへ。愛する男と故郷を救うために―。
(あらすじは公式HPより)

プリンシパル・キャストの平均年齢高いなぁ~(笑)
そして劇団四季率も高いし…。
海賊の話なので、盆を活かした船の表現は面白かった(装置=松井るみ)。けっこうな早さで回るのね。
目玉とも言えるアイリッシュ・ダンスのシーンですが、ちょっと多すぎるというか長すぎる気もする。本場のアイリッシュ・ダンサー達も招いて本格的。全キャストの努力は良く解った。
流石ホンマモノさんのは、ものすごい早さのステップだし。
だいたい「スペクタクル・ミュージカル・アドベンチャー」って何だよ(爆)

保坂さん、ついに帝劇初進出です。小さい身体ですが歌声も含めて、とても男前w
今井さんが父親役なんだけど、たいして年齢離れてないよな~(^_^;)
祐さま、今回は普通(?)の男性です(妙に若いけどw)。立ち回りも少々。やっぱり笑ってしまう←特に手の動き(ゴメン)。ナンバーの旋律は結構難しいのが多いけど、歌いこなせる所はミュージカル界の帝王とだけ言われるワケだわな。
グレイスとは相思相愛だけど、グレイスは政略結婚でドーナル(セリフだとダーナル)と結ばれてしまうので、星飛雄馬の姉さんみたいに陰から見守ってたり、ちょっと間違えばストーカー?!
涼風さんは、またしても女王役。出てくる度に衣装が違って、ゴーヂャスですた。涼風さんの難点は、セリフがアニメ声になっちゃう所。牢獄に捕らえられているグレイスとのデュエットは良かった。女同士ということで、最後には解り合えちゃうのね。
石川さんは、エリザベス女王の夫の座を密かに狙うビンガム卿。下心ミエミエもちょっぴりカワイイですた。
だいたい涼風・山口・石川と3人が並ぶだけで「M.A.」だし、山口・今井・宮川だと「レミ」だな(笑)
今井さんは1幕でお亡くなり(?)なるのですけど(亡くなるシーンはレミっぽかった)、まぁマント姿が素敵♪族長の威厳が溢れていました。
宮川さんはグレイスの一族とは敵対していた一族。またこのドーナルが、どーしょもないダンナで、酒飲みだわ女癖は悪いわ、しかも丘サーファーならぬ丘海賊(爆)
イングランド軍にグレイスを売り渡したりして、あげくはティアナンに返り討ちされちゃうし。宮川さんて、こういう役多いよなぁ…

オケピは舞台奥にありました。ミュージシャンの方も、ちゃんと衣装着てた。ダンスシーンなどにはヴァイオリンとクラリネット?(またはピッコロか??)の2人が舞台上まで出てきての演奏。
カテコもアイリッシュ・ダンスが盛りだくさんでした。祐サマのブンブンお手振り(笑)

高視聴率の裏側で

2009年12月21日 23時27分37秒 | その他いろいろ
まずは「JIN」最終回、25.3%の高視聴率オメ!でございました。
どちらかと言うと「あの終わり方はナイだろ…」という意見が多数を占めている模様ですね。
ナゾを作りすぎちゃったのも原因の一つでは無かろうかと。
・包帯男は誰なのか
・胎児様腫瘍は何なのか
・なぜ江戸時代にタイムスリップしたのか
・平成22年の十円玉
・未来の先祖は野風なのか
・仁が持ってきた写真が変わったり、無くなったりしたこと
(まだあったかね?)

ドラマ版だけの設定もあり、原作とは違うと知ってはいますが、どう収拾付けるつもりなのだろうか…