由布姫(柴本幸)が病いに倒れた。見舞った勘助(内野聖陽)に『もう長くは生きられぬ』と由布は静かに語る。
晴信(市川亀治郎)を交えての酒の席で、越後と木曽のどちらを先に攻めるかを由布が決めろと晴信は切り出した。由布の意見は木曽攻め。勘助は早速、木曽攻略に向かうことを決める。
出発の日、由布は挨拶に訪れた勘助に、戦から戻ったら嫁を取るよう迫る。これまでリツ(前田亜季)との祝言を頑なに拒んできた勘助だが遂に嫁取りを約束する。
ところが木曽攻めの最中に景虎(Gackt:ガクト)が挙兵し、善光寺平に兵を進めた。勘助は晴信と共に出陣、しかし戦線は膠着(こうちゃく)し対陣は200日に及んだ。これ以上の長期戦を嫌った勘助は雪斎(伊武雅刀)に仲立ちを頼み両軍は和議を結んだ。そして、それが雪斎の最期の仕事となった。
駿河に戻ると病いに倒れた雪斎はそのまま世を去った。同じ年の11月、いよいよ由布に死期が迫っていた。晴信が見守るなか由布はわが子・四郎(池松壮亮)のことを晴信に託し、静かに息を引き取った。何も知らない勘助は再び木曽に向かっていた。木曽を完全に降伏させ、それを由布に報告しようと勇む勘助のもとに悲報が届く。
あらすじ及び写真はNHK大河ドラマHPより。
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ひめしゃまーーー!な由布姫回となりますた。
「もう自分のことはいいから」と勘助の先行きの事を心配する姫。自分の命が残り僅かになり、かなり素直に。最後の最後まで、勘助に対して心配掛けさせたり、ワガママ言ったり、自分に正直な人でした。
柴本さん演じる姫は原作の薄幸さは余り感じられなかったですが、この姫も「生きるために愛し、愛する人の為に生きた」まさしく、“生きた、愛した”だったんだなーって。
戦の音が響く城内で、伝兵衛から姫の死を知る勘助。ここでの無音が何とも痛くて、それから続く幽鬼のような勘助の立ち回り(久しぶりだな~)は益々痛々しい。
来週予告、やつれ加減が凄いです。
第二次川中島も膠着しつつ200日って長っ!
雪斎サマ、実に美味そうに酒かっくらってましたけど、倒れる所なんざ流石でございまする。
葉月… 新たに葛笠ファミリー入り?(笑)
●視聴率●
17.8%