miniな舞台

観劇記録+日記@不定期更新。俳優・内野聖陽さんを勝手に応援中!時々サカナクション。

今後の観劇予定

直近はナシです… コロナめ!

No.106 「レ・ミゼラブル」

2005年05月04日 23時10分37秒 | 過去の観劇記録
2005年5月1日(日) 帝国劇場 2階 E列 48番

ソワレは久しぶりかな。帰るのに時間が掛かるので、なかなか観られません。でも山口バル&岡ジャベが観たくて頑張りましたw

バルジャン=山口祐一郎、ジャベール=岡幸二郎、コゼット=河野由佳、マリウス=泉見洋平、エポニーヌ=新妻聖子、テナルディエ=徳井優、マダム=瀬戸内美八、ファンティーヌ=マルシア、アンジョルラス=坂元健児、他。指揮=井村誠貴。

2003年8月以来の山口バルジャン。最近は山口さんの公演はなかなかチケット確保が難しいです…
レミコンを経て歌い方が大分変わったようですね。良い意味での「力が抜けたかな?」でもバズーカボイス健在の所もあり。「語るように歌う」感じになりました。
2幕目最後の「コゼット、言う通りに 生きて、生きてみよう…」の後にガクッときて、それから いますぐ天に召されるような弱々しい歌い方に涙ボロボロな私でした。「彼を帰して」のソフトな歌い方(まるで我が子に語るように!)も良w
岡ジャベ。今日は力が入っている!山口さんとの対決シーンや、「星よ」も捨てがたいけど、やっぱり「自殺」。髪もいつもより早めにほどけて、顔にかかったりしましたが、そこはプロ。難なくよけておられました。
泉見マリウス。いまだにトゥイを引きずって観てる私…(オイ)はかなーい感じがしました。
新妻エポ。「恵みの雨」で泣いてしまった~(T_T) なんでも血糊をつけているのは新妻さんだけだとか。もっと良く観ておけばよかった!
徳井テナ。前回よりも歌が上手くなった。「この家の主」では袖舞台も使ってる。なによりもアドリブが面白い(笑) 「正直者の手相」って(^_^;) でもそれに対する山口さんの「おサルさんみたいに小さくてカワイイ手相だけれども、お気持ちは立派です!」って長いお返しが(ここで結構 笑いとっていました)
バルジャン邸襲撃シーンの細かい動きとか、結婚式の時にマダムのスカートに隠れる所とか、やってますなー
マルシアさんも前より良くなってます! もう死んじゃうシーンの儚い感じが涙涙。
坂健アンジョ!やっぱりアツイよー(*^_^*) ついていきますぜ、アニキっっっ

今日は客席がすごく熱心だったのか、なんだか盛り上がっておりました。いつもと違うところで拍手が起きたり。そして舞台の流れがとても速く感じて(いつもと同じなんだけど)、あっという間に終わりました。
カテコも盛り上がり! 岡さんは上着を脱いできました。
リトコゼ、リトエポ、山口、岡、徳井(笑)で手を繋いで、凸凹な感じも素敵~♪
最後は山口&岡に手を繋がれたリトコゼの3人で深々とお辞儀をしたり、柱の影にかくれて顔だけ出してみたり、カワイイ! こんなカテコ、楽しか~!!

No.105 「ルル~破滅の微笑み~」

2005年05月04日 22時45分36秒 | 過去の観劇記録
2005年4月17日(日) 世田谷パブリックシアター 2階 A列 38番

昨年末、劇団☆新感線の舞台で気になった秋山奈津子さん主演の舞台、という事で観にいった。

秋山奈津子、増沢望、みのすけ、岸博之、石橋祐、まるの保、小田豊、根岸季衣、浅野和之、古谷一行。演出=白井晃、美術=松井るみ、振付=井手茂太、音楽・映像=nido(古谷健志、上杉俊佑、吉川寛、武田真治)

千秋楽だったため、開場を待っていると演出の白井さんが入られました。席について開演を待っていると、白井さんは舞台を録画すべくビデオカメラのチェックなどされていました(*^_^*)
白井演出は「ファウスト」に続き2作目。白井さんらしいというか、映像と音楽と振付が一体と化したのがお気に入りらしく、今回の舞台もnidoが音楽・映像を担当しています。
でも映像の使い方なんかは「ファウスト」の方が良かったなぁ~ ただし床に映像、これは良いかな。
セットチェンジでカーテン等が斜め上から降りてくるとか、全員で椅子を動かす、とか見せていたり。
振付も「ファウスト」はコンドルズの近藤良平さんだったのですが、今回の井手さんのは、私には、あまりにも意味不明すぎて理解できません(^_^;)

秋山さん、キュートな感じ。悪女、というより、欲望や思ったことをそのまま言葉や行動に移してしまう女。欲望を振りまきながら、男達(一人女性…)を破滅へと導いている。そして男共は欲望に打ち勝つことはできないのねぇ~
スリップドレスやセクシーな衣装もお似合いなスレンダーボディ☆ ちょびっと歌もありました。
古谷さん、さすがシブイ雰囲気w やっぱり舞台を締める。最後のジャック役はヤバイ匂い。
増沢さんは、古谷さんの息子役。意思が弱いなぁ~(笑)
ルル以外は何役もやられているし、ストーリーが少し難しいので、アタマが理解するのに一生懸命で、疲れました。

何人もの男を破滅へと導いたルルが、最後には娼婦として街角に立ち、男達を養う始末。客として切り裂きジャック(古谷さん)が来て、ジャックはルルを殺害、ルルの下腹部を切り裂き、持っていってしまう…
なんだか最後はショーゲキ的な結末で、暗い終わりだ(T_T)