アキバ系ギャンブラーの賭け

ギャンブルで儲けてアニメに貢ぐという崇高(?)な目的のため、ありとあらゆるギャンブルに手を出すギャンブラーの日記

(パチンコ)スペック隠し

2023-01-29 14:07:05 | パチンコ
 久々のパチンコについての記事は、12月に導入された京楽の「アズールレーン」です。
 アズールレーンはソーシャルゲームが原作で、アニメは見てました。あまり詳しくはないですが、どうしても「艦これ」と比べたくなる作品で、よくもまあこんなパクリと取られても仕方ないコンセプトのゲームを出したものだと思います。なお、このパチンコはアニメとのタイアップです。

 そして、パチンコの方ですが、スペックが実に分かりにくいのです。
 表面上の確率は通常時46分の1、確変時41分の1となっています。そして振り分けは「7R大当たり時」61%が次回まで継続、39%が時短無しで終了となっています。7Rの出玉は約470個です。次回まで継続の「SS RUSH」に突入すると、大当たり出玉は全て630個。1回は大当たり保証で、それ以降は33.2%が次回まで、66.8%は84回転の時短となっています。
 しかし、普通のヘソの形なのに、この確率で済むはずがありません。そこで出てくるのが「明石ギフト」と呼ばれる2ラウンド当たりで、これに当たると約78個の出玉を獲得して終了です。これが、大当たり確率に含まれるのだろうということは理解できるのですが、京楽のホームページはもちろん、パチマガスロマガの情報(無料版)を見ても、その割合が書いてありません。
 ということで、ネットで他の記事を探してみると、詳細が出てきました。まず、この台は基本的に通常時が「確変潜伏中(時短なし)」という状態です。この場合に、(確変中なので)41分の1を引いた時の振り分けが
 7R確変(RUSH突入)・・・5.3%
 7R確変(潜伏)・・・0.7%
 2R確変(潜伏)・・・91.8%
 7R通常・・・2.2%
 という振り分けです。7Rを引ける確率は合計で約500分の1となります。ネットでは大当たり確率が500分の1とは書けないから、この振り分けを公表しておらず、雑誌もそれに配慮しているのではないかということですが、検定を通したのに、その振り分けを公表できないとはどういう意味かと思います。それならそんなスペックの台を作るなと言いたいです。
 そして、RUSH中の振り分けは33.2%が確変突入で時短は当たるまで、66.8%は通常で時短86回。なお、大当たりの最初のラウンドで、電チュー下のミニアタッカーに入った玉が右に流れたら確変、流れなければ通常ということで、判別が可能です。
 もし時短をスルーした場合には、遊タイムが136回転で発動するため、86回の時短をスルーした後、50回転回すと遊タイム突入という形でRUSHに復帰できます。ただし、この遊タイムは174回転なので、2%ほどスルーして通常時に転落する可能性がああります。
 レアケースとして、7R通常を引いた時には、通常時となるため、136回転当たり(明石ギフトを含む)を引かなければ遊タイムに突入します。また、いずれの状態でも、明石ギフト(2R)を引いた時に、1ラウンド目でわざとアタッカーに玉を入れなければ、強制的に通常時に落とすことができます。ただし、通常時は7R確変(RUSH突入)の振り分けが潜伏確変時よりかなり悪いため、わざと通常時に落とす価値はなさそうです。
 ヤメ時はほぼ気にする必要はありませんが、RUSH終了後はバトルで負ける(明石ギフトを引く)まで打つのは当然として、7ラウンドでスルーした後については、即止めるか、打つなら1回明石ギフトを引くまでは打った方がいいでしょう。

 ということで実践。
 何度か明石ギフトを引いて、そのたびに2Rランプパターンが点灯するのを確認したのですが、何度目かの明石ギフトの時に、7Rパターンが点灯したのを確認しました。すると案の定、キュインチャレンジが発生して無事成功。このパターンはRUSH確定ということです。なお、その後キュインチャレンジは、明石ギフトなしで突入するパターンが多く、その後1度だけ明石ギフト後に発生したこともありましたが2ラウンド点灯で、最初の7Rパターンが点灯したケース以外は全て外れました。ラウンドランプを見ると判別できてしまうので、楽しみたければ見ない方がいいでしょう。
 初めてのRUSHは僅か3連チャンで終了。即、セイレーンの攻撃を食らって通常時(潜伏確変状態)に転落。
 途中から、リゼロ(パチンコ)で人気の先バレモードに切り替えたところ、すぐにけたたましい音が鳴ったと思ったら、順調に展開していき大当たり。これもRUSH突入。今回も結構早めに転落したのですが、残保留4回転で引き戻すことに成功してそれなりに継続(回数は忘れました)。まとまった出玉を確保して一安心です。
 その後は順調に500回以上ハマったのですが、ここで引いた大当たりでRUSHに突入すると、ここでも残保留で引き戻して、トータル31連チャンと噴きました。その後もしばらく打ちましたが、やはり回らないので昼過ぎに撤退。今年は3戦3勝となぜか好調です。

 感想としては、可もなく不可もなしというところです。先バレモードは楽だし、保3バイブもあるので、スマホとかを見ながらプレイするのに最適です。実質的な大当たり確率は500分の1で、RUSH突入率は773分の1なので、普通のフルスペック(320分の1、RUSH突入率50%)の台より厳しいですが、明石ギフトは賞球15個、(2ラウンドで)6カウントですから、玉持ちの足しにはなります。あと、この台で何より気持ちいいのがアタッカーで、文字だけで説明するのは難しいですが、階段状のアタッカーの上で遊んでいる球が全て、一気にアタッカーに吸い込まれる様子は何度見ても気持ちいです。更に、ギリギリ入らなかった球も、次のラウンドでほぼアタッカーに入る(言い換えれば、ラウンド間でアウトにこぼれる球はほとんど発生しない)のも、痒い所に手が届いていると思います。
 攻略としては、通常時は明石ギフトを狙いながらヘソも狙えるので、できる限りメモリーは開けておくこと(とはいえ、面倒なので保3止めくらいでいいと思いますが)。右打ち時は、大当たりの最終ラウンドは、最初の球がアタッカーに到達したくらいのタイミングで打ち出しを止めれば、何個か球を節約できると思います。時短中は、止め打ちする意味はある程度ありそうですが、消化が早いので打ちっぱなしでも構わないような気もします。