アキバ系ギャンブラーの賭け

ギャンブルで儲けてアニメに貢ぐという崇高(?)な目的のため、ありとあらゆるギャンブルに手を出すギャンブラーの日記

(中央競馬)認めないのは日本人だけ

2012-02-02 23:05:11 | 中央競馬
 フェブラリーステークスの前哨戦は全て終了しました。平安ステークス、根岸ステークスとも人気馬がコケて、川崎記念の1着馬(スマートファルコン)はおそらく出走せず、これならトランセンドで大丈夫だろうというムードになっています。もしトランセンドを倒せる可能性があるとすれば、東京大賞典僅差2着のワンダーアキュートということになるでしょう。

 で、今回もスマートファルコンについて。

 先日、海外のブックメーカーで、ドバイワールドカップの今のオッズがどうなっているかを調べてみました。その結果は、私にとっても全く予想外のものでした。

 スマートファルコンの、現在のオッズは7倍という高評価なのです。これは、私が調べた6社のもので、1社を除いて全て7倍、そして残りの1社は6倍です。
 1番人気は、ソーユアシンクという馬なんですが、スマートファルコンの人気は概ね2番人気といったところです。

 スマートファルコンは、オールウェザーは走ったことがありません。ですから、ダートのように力を出せる保証がありません。にも関わらずこの評価です。
 なお、去年2着で、オールウェザーで結果を出しているトランセンドは、現在17倍程度なのです。

 ブックメーカーは、リアルにお金を賭けられます。ですから、ここに思い入れは入りません。いや、入らないことはないのですが、それはブックメーカーが会社を置く欧州の国においてです。例えば、F1ではルイス=ハミルトンのオッズは、実力より多少低く設定されているようですが、スマートファルコンにその要素があるとは思えません。従って、これは馬を見るプロが実力を評価して付けたオッズであることは、疑いようがありません。

 つまり、海外のホースマンは、スマートファルコンの実力を認めているのです。地方のレースを不当に低く評価し、スマートファルコンの実力を認めないのは、日本人だけかもしれません。


 なお、今回の主張は「現在で評価されるべきはトランセンドよりスマートファルコンだ」と言いたいのであり、「ドバイではスマートファルコンがトランセンドより先着する」と言い切るものではありません。繰り返しますが、スマートファルコンにとってドバイの馬場が合う保証はどこにもありません。