アキバ系ギャンブラーの賭け

ギャンブルで儲けてアニメに貢ぐという崇高(?)な目的のため、ありとあらゆるギャンブルに手を出すギャンブラーの日記

(パチンコ)逃げちゃだめだ?

2008-02-02 19:46:04 | パチンコ
 この日は、エヴァ4こと「新世紀エヴァンゲリオン 使徒再び」を初打ちしました。

 今回はスペックが今までのものと大幅に変わっています。確率が346.8分の1と、SFと比べれば甘くなっているものの、確変65%のうちの実に30%が突然確変となっており、初当たりで出玉のある当たりだった場合、確変突入率は50%と低くなっています。一方、電チューからの入賞については、65%中62%分が出玉のある確変となるため、確変率は約64%に上昇。時短引き戻しについても、同様の抽選確率となるため、時短を含めたトータル連チャン率は約73%にまで上昇します(全ての消化を電チューで行った場合)。単発も増えるが連チャンも伸びるというスペックになっています。
 電チュー入賞分については、1つでもメモリーがあれば、電チュー分の消化が優先されるため、肩チャッカーが締まっていない限り、確変、時短中のほぼ全ての消化は、電チュー分ということになります。電チューメモリーがなくなった時は、デジタル消化時間が多少伸びるため、普通に打っていて途中からヘソ入賞分が消化されることは滅多にありません。ただ、初当たりの終了直後は、電チューメモリーがゼロ(大当たり中一瞬開く電チューに入賞があった場合はこの限りでない)なので、1~2回転はヘソ入賞分が消化されてしまいます。なるべくヘソ入賞分が消化されないよう、大当たり終了後は電チュー開放と同時に打ち出しを開始する必要があります。ミニデジタルは、大当たり中はランプが25往復したら停止するので、大当たり終了後は往復回数をチェックして、停止する直前に打ち出しを開始するのが理想でしょう。また、ミニデジタルのメモリーがない場合は、大当たり終了後も打ち出しを続け、1個以上はメモリーを点灯させる必要があります。
 従って、確変大当たり終了後に、席を立つなど「もってのほか」です。もしヘソメモリーで突然確変に当たった場合は、1500発損したのとほぼ同等の意味を持ちます。確変中の大当たり確率が34.8分の1で、ヘソと電チューの出玉あり確変の差は27%あるため、これを掛け合わせると約129分の1になります。出玉を1500個と仮定すると、ヘソを1回転回してしまうと、電チューを1回転回すのと比べて、期待値で約12個の差があり、メモリー4個で48個の実質損ということになります。まあ、席を立つ人はスペックについて良く知らないと思われるので仕方ないのですが、普通の台(一部除く)でも大当たり終了後に席を立つと、大当たり中に貯まったミニデジタルのメモリーを捨ててしまうことになるので、いずれにしても出来る限りそれは避けるべきです。
 また、今回は上記のようなスペックになったためか、初めて電チューの賞球も3個になりました。その分、電チューが開く時間が長くなり、閉じている時間は短くなっています。3回開放後、次の開放までは少し間隔があるため、止めるならそこで止めるべきなのですが、とにかくメモリーを切らさないことが大事なので、3個以上ミニデジタルのメモリーがある時以外は、打ちっ放しでもいいと思います。
 なお、時短中についても、電チューで回す限り、突然確変は3%しかありません。レイ覚醒モードは、時短中の突然確変からしか突入しないため、それを見るために「できるだけヘソメモリーで消化する」という方法もありますが、もったいないので、私は絶対にしません。

 さて、スペックの紹介が長くなりましたが、ここから実践記です。

 今回は一人打ちでした。大当たり確率が甘くなったとはいえ、いつも打っている機種よりは辛く、更に初当たりの単発が多いこともあって、できれば二人で打ちたかったのですが、都合が付かなかったので仕方ありません。昨年は初打ちで圧勝したエヴァですが、今年はどうでしょうか。

 初当たりはすぐにやってきました。
 122回転目。予告が何もない状態からモノリスが全点灯。雑誌にはリーチ確定と書いてありましたが、左は1で停止したのに、右は3くらいからスローになりました。あれ?これってリーチ確定じゃないのかなと思って見ていると、右は5で止まり、中は3で停止しました。文字通り、突然確変となりました。
 ここからは電チュー消化になるため、連チャンを期待したのですが、見事に単発。時短もスルーしてしまいました。嫌な感じですが、当たり方があっけなかったので、まあ出玉が増えて良かったということにしておこうと割り切りました。

 案の定出玉は全て飲まれて追加投資。確率線も越えてしまい、テンションが下がってきた536回転目(時短含む)。警報音が鳴り、「パターン青」を期待したものの、ミッションに突入。ちょっとだけ期待が高い3分ミッションですが、大したことはありません。それでも、僅かな期待にかけて見ていると、出たミッションが「サービスしちゃうわよん」。エヴァ3でも見たことがありませんでした。当然当たって確変。しかし、次は通常で終了。

 322回転目。全て飲まれる寸前、リラックス系ステップ5のロングバージョン。初号機リーチで当たり。ただし単発。

 全部飲まれ、更に追い金。698回転目。「パターン青」から出てきたのはゼルエル。前作では初号機リーチでしたが、今回の初号機リーチはサハクィエルに変わっているため、まさか出てこない使徒が出てきた(つまりプレミア)かと思いましたが、ストーリー系で、誰が攻撃するか分からないリーチの敵がゼルエルでした。レイ群からゼルエルのリーチに。しかし、戦ったのは初号機(3機攻撃ではない)。これは条件ハズレプレミアでしょうか。
 しかし、派手だった割に単発。

 やっぱり飲まれ、投資は5万円に迫る勢い。5万円使って出なければと「逃げかけて」いた503回転目。5分ミッション中、まさかの「ミッション追加」。追加されたミッションのリーチがかかって大当たり。しかし、3のミッション中、8が追加されたので、これは通常確定かと思っていたところ、7セグに出た表示は「上、左上、右下、点なし」というもの。これは、電チュー入賞からの大当たりの場合、確変であることを確認していたので、或いはどちらも同じ7セグを使っていれば、これも確変なのではと期待していました。しかし9ラウンドを通過。ピンクレディーのように、使い分けているのかなあと半ば諦めかけていたところ、大当たり終了後に警報音が鳴って昇格。ハマっているだけに、本当に嬉しい確変でした。
 これが6連チャンまで伸びてくれて、リタイアは免れました。

 171回転。回転中いきなりブラックアウトすると、デモ映像が流れた後、新生モードに突入。突然確変の10%とのこと。当然、確変に入る以上の特典はありません。しかもあっけなく単発終了。

 196回転。タイトル予告「マグマダイバー」。これは弐号機リーチなので、あまり期待できないところ、背景予告出現。これは少し期待できるかと思っていると、何とシンクロリーチへ・・・。これは条件ハズレプレミアなのかと考えてしまいましたが、背景からシンクロになった時点で大当たりです。再び6連。

 246回転。セリフ予告で、今回よく喋るようになった加地さん出現。ボタンを押すと・・・正直、良く覚えていません。あまりに衝撃的だったので・・・。確か、画面いっぱいに「暴走?」という文字(白文字黒バック)が出て、初号機が吠えたように思います。そして、1,3,5が並び暴走モードへ・・・。2連。

 これでほぼチャラになったなあ。もう9時だし、後1箱くらい入れて帰ろうかと思った346回転目。この日初めて、セリフがつながりました。アスカが「何でエヴァに心が~~」というセリフの後、ミサトが「今は敵に専念して」という感じのセリフ。初号機リーチとなり大当たり。単発でしたが、なんでこんなにサクサク引けるんでしょう・・・。
 更に、時短中7回転で格納庫演出が・・・。当然確変。ただし、2連で終了。合計3連チャン。

 この時短が終わって、すぐに止めました。

 ということで、最後の確変でプラス域に浮上してくれました。惨敗決定寸前での巻き返しでプラスに持って行けたのですから、大勝ちに近い嬉しさです。ただ、一人打ちのリスクをもろにかぶったような展開で、或いは二人打ちならもう少し現金投資が少なく済んだのではないかという気持ちもあります。とにかく今月は調子が悪かったので、プラスに向いただけでも御の字です。

 感想です。
 スペックは変わっても、エヴァはエヴァです。今回も、昔のエヴァを何度も打っている人は、そんなに違和感なく楽しめるでしょう。2下段、4上段のリーチが鉄板とか、今までの常識が概ね通じるようです。
 突然確変の割合が多かった分、突然確変への入り方もバラエティに富んだものになりました。今回3回入りましたが、3回とも違ったパターンで突入しました。色々な形で突然確変が期待できるのは、飽きずに楽しむ上でいいことだと思います。
 また、今回は今までの「シンジ予告」「アスカ予告」に加え、「レイ予告」まで加わったので、或いは擬似連予告が基本の台になるのかと心配しましたが、今回の実践では、確変中も含め「シンジ予告」が1回出ただけ(しかも1回で終わった)でした。周りを見ても、擬似連に突入するケースはほとんど見られず、今回も1発勝負の感が強いです。これはいいことだと思うし、回転数も稼げます(今回の実践でも、通常時に限って2347回転回りました)。別に擬似連が嫌いなわけではないですが、エヴァまでそれに傾倒する必要はありません。ただ、ステップ1からステップ3~5に飛ぶ演出が今までと比べ出やすくなったようで、その分期待度は下がります。ステップ1がショートで消えたのに、ボタンでセリフが発せられた場合は、かなりの確率で飛びます。とはいえ、ほとんどステップ3~4なので、5になった場合は期待できるのではないでしょうか。こちらに関しては、正直どうでもいい演出だったので、構わないと思います。また、5に飛ぶケースは少なかったので、これはそれなりに期待して良さそうです。
 パトライトについても、今回の実践では(大当たりに関しては)ほとんど回らなかったし、回っても確変中だったことについては、好感できました。これが多くなると、むしろ回ってないことがリーチの信頼度を下げることもあるため、大当たり告知は控えめにするべきです。ただ、音に関しては、京楽のキュインや、アクエリオンのピキピキピキピキーンと比べると、多少インパクトに欠けると思います。
 一方、何より気になったのは時短中。時短中は、突然確変の可能性がほとんどないため、その分演出の変更が行われているのですが、なぜかメモリーがあるのにステップ1(リツコ)のショートが出ることが多く、それでほとんどはリーチにもならずに終わってしまいます。好意的に見れば、「電チューメモリーを貯めるための時間稼ぎ」と取ることもできますが、今までは(メモリーがある時は)ステップアップが始まっただけで、リーチ確定(スーパーの可能性大)だったため、正直イラつきます。通常時に関しても、ミサトの部屋などに移行した時はメモリーの状況に関わらず消化が長くなる仕様になっています。まあ、こちらは最後まで即リーチ(おそらく大当たり確定)の期待を最後まで持てるという意味では、まだいいのかもしれませんが・・・。

 まとめると、まあ期待通りだったと思います。とはいえ、回れば打つ、回らなければ打たないというスタンスはいつも通りです。個人的に、アニメのエヴァはそんなに好きじゃないし、昨年一番勝たせてもらってもDVDを買う気にならないくらいなので、負け覚悟で打つようなことは絶対にありません。

 写真は、確変確定の格納庫背景です。この写真は残念ながら確変中のものですが、本文にもある通り、時短中にも出ました。