きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影

「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

家庭用の火災報知機つけていますか?

2009-01-27 22:22:46 | 日常生活
火災報知器つけていますか?
2年後(2011年)、全住宅(賃貸も)設置義務付け
火事を早く発見、逃げ遅れを防ぐ

各地で住宅火災が相次いでいます。就寝中など、火災に気がつかずに逃げ遅れるケースが目立っています。そこで威力を発揮するのが住宅用火災警報器。2年後にはすべての住宅に設置が義務付けられます

◆逃げ遅れ57%
火災は例年、火気を使う機会が多い冬季から春先にかけて多くなっています。年明けから太平洋側を中心に空気が乾燥していることもあって、火災が相次いでいます。
しかも、住宅火災による死者数は2003年以降5年連続して1000人を超えるかつてない高水準です。このうち約6割が65歳以上の高齢者です。
亡くなった経過をみると、07年では、逃げ遅れが56.6%を占め、最も多くなっています。そのなかでも「発見が遅れ、気づいたときは火煙が回り、すでに逃げ道がなかったと思われるもの」が21%を占めています。火災に気づかず逃げ遅れることによって犠牲になるケースが多いことがわかります。
米国や英国などでは、すでに住宅に火災警報器の設置が義務付けられています。日本でも2006年に消防法が改正され、住宅用火災警報器の設置が義務付けられました。まず同年6月から新築住宅に、既存の住宅についても、2011年度までに市町村条例で義務付けられます。すでに4割の自治体で義務化されています。ただ、普及率は35%(消防庁調べ)です。


【逃げ遅れが以外に多いようです】

◆寝室は煙式を
消防庁によると、住宅用火災警報器などの設置により死者数は三分の一程度に減少しています。
「就寝中、1階の電気ストーブが出火して警報器が鳴り、すでに黒煙が充満していたが、119番通報して、家族全員助かった」「2階で就寝中、1階で警報器が作動。コンセントから出火していたため、消火器で消した」など、警報器の効果が寄せられています。
「寝室には煙式のものを」と話すのは財団法人日本防火・危機管理促進協会の井澤成男さん。火災警報器には大きく分けて煙を感知する「煙式」と熱を感知する「熱式」があります。ほかにもガス漏れなども感知すする機器などを取り付けることにより、音以外の警報も可能です。電源には、電池タイプと家庭用電源タイプがあります。
「感度やブザーの音量などが省令などの基準に合格したNSマーク(日本消防検定協会の鑑定合格証)付きのものを購入してください」と井澤さん。寝室と、2階に寝室がある場合は階段にも必要です。角には空気がたまって煙はとどきません。取りつける位置は壁から60センチ以上離します。
エアコンや換気扇の吹き出し口からは1.5メートル以上離します。

【そう言っても、家のどこに取り付けたら効果的か】


◆点検を忘れずに
「費用は1個4,000~5,000円です。私たちは地域の自治会などでの共同購入を勧めています。安くなります」(井澤さん)。
茨城県大子町では、消防団が中心となって共同購入を推進。消防団員が取りつけ作業もし、普及率は一昨年末(2007年末)で約50%に。悪質な訪問販売の予防にもなっています。
設置後のケアも必要です。電池交換を忘れずに。「阪神大震災の起きた1月17日や関東大震災の9月1日にちなんで17日や1日を定期点検日と決めて警報器のテストをしてみては」と井澤さんはアドバイスします。



【製品の紹介】

ちなみに、僕の住んでいる賃貸マンションは業者が2004年12月に業者負担で台所と寝室にそれぞれ火災報知機を設置してくれました。電池は5年保障のリチウム電池です。今年の12月が電池交換期日のようです。

お風呂の炊きすぎで、お湯を沸騰させてしまった時も、この火災報知機が水蒸気を感知して作動しました。
やはり、必要なもののようです。

【ホーチキ SS-2LF(生産終了品)】
【しんぶん赤旗日刊紙より転載】
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